ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2021.09.25
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横断して行く旅は、ひとがもつ飽くなき衝動だろう。リーダーが、出来て消えて、更に新しいリーダーが

出来る。それもいつか消えねばならない。過去は消えなければ、新しい事態に向かうことができないから

だ。そうして人類は旅を続けたのだろう。そういう民が、あちこちにいて、ヒトは、世界に拡がっただろう。

私たちは、過去を捨ててきたが、ことばと文字を残している。そして、恐らく、それさえ過去の遺物になる

に相違ない。多くの国境がなくなり、言語が整理され、あらゆる無駄が減少してゆくだろう。

もう私たちには、想像もできない世界になることだけは確かだろう。私たちは、「ヒトとは、生まれ、生殖

し、移動して、死ぬ」というルールを守って生きて来たが、それが、永遠だとは思っていない。然し、果たし

てそうでなくなった、人類は、今と同じ人間だろうか。更に、行き着く先は、炭素だろうか。少なくとも

リセットされたヒトは、もうヒトではないだろう。地球でのニッチもいずれ失うに違いない。

Oral History は、そのことを教えてくれているように思う。







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最終更新日  2021.09.25 13:25:06
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