ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2021.10.28
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るために必要とされるらしい。老化すると脳が硬直化し、昼間の刺激的な出来事を避けるよう


になり、新しいことを学ぼうとしないからだという。定着させるための睡眠時間は要らなくな


り、減少する。



所謂「離脱体験」にしろ、「超常体験」にしろ、脳機能の変調や錯覚の所産だ。科学的に証明


できる。宗教体験にしても、仏教やキリスト教で共通するのは、30日間くらい断食して、瞑


想をした時に顕れると言う。体験者の脳の中の内部モデルが完成しており,栄養不足に陥り、


脳への血流不足により脳内物質の状態が混乱し、脳機能が変調を来たしているのだ。外界への


運動指令、感覚入力が遮断され、実体験は内部モデルをリアルな夢のシュミレーションに移行


するという。脳がつくりだしたイメージは、あの「マトリックス」を思い出す。



ひとは、自分の生活を守ろうとする。それは、本能だろうか。危機に直面して慄き恐れる


のは自分の生命の危機を感じるからだ。


昆虫には、「フィードバック制御」しかない。危機を乗りこえる為に進むか、障害物を避ける


だけだ。高度な意思決定や感情の形質はない。



然し、果たして人間は脳システムに見合うような能力を発現しているだろうか。高度な振舞い


が為されているだろうか。



脳が作り出したシステムは、まだそのパワーは暗闇の中を彷徨い続けている。





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最終更新日  2021.10.28 23:08:42
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