


和白干潟には、もう渡り鳥の渡りが始まっている。これから寒くなるに従って、野鳥の数も増えてくるので、風が冷たくなるが、見る楽しみがある。バード・ウオッチャーもカメラを持ってきていたようだ。干潟は野鳥の餌の宝庫であるとともに、自然の浄化もしてくれる。荒っぽい埋め立てが博多湾でもされてきた。湾内の土砂を掘りそれを埋立て利用して、その大きな穴が酸欠で腐敗して拡がっているという。それで今度はその穴を埋め立てるそうだ。何のことはない。掘って埋め立てる。仕事を増やすだけではない。自然を破壊している。そんなことをしている。人工島も、どんな影響が生態系にあるか、実証されるのはこれからである。諫早湾の埋め立てにしろあとからでは遅い。研究者の力が弱過ぎるのではないだろうか。知的社会が活かされる社会でありたいものだ。