



人間が言語を使い始めたのは、まだ新しい出来事だと言われる。
人間には、もともと言語を処理する能力はなかった。
だから人間は、脳の中の古い部品を材料して組み立てて「言葉」を使っている確率が高い。
古い部品とは、知覚、記憶、概念化等である。言葉にするには、これらの部品をインテグ
レートできるハイスピードのコンピュータが必要だ。
然し、もう子供は耳だけで言葉を覚えてしまう。読み、書きする必要もない。まだ複雑な
プロセスを経なければ、翻訳できないのは、人間の持つ後進性に根差しており、まだ進
化の過程にあるだろう。
言語を使うことは、もう人間に不可欠な道具であり、手放すことはできない。
ことばで理解し合う事は、まだ脳内の古い部品を使わなければならず、厄介であるが、手
強い試練が必要だ。それなしには国際社会で相互理解はできないからでもある。