ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2022.01.29
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稚内港。






生物は前を向いて生きている。過去を振り返るのは人間だけだろう。それが人間を賢くもしたが、絶望さえ持つにいたる。人の人生は悲劇になり易いが喜劇で終わる。肯定し、否定し、肯定できるかだ。否定のままでしかない人生は悲しい。「平家物語」の根幹は「哀れ」のようだ。「軍記」としての特色でもある。人生を軍記のようにおもうのだろう。


 ・歳をとると自分の過去を振り返ってみようとする誘惑から逃れられなくなり、そしてそれゆえに「哀れ」の感情を生んでもいる。それが自然でもあるのだろう。ひとも植物のように枯れて散るための準備が要るのだろう。前を向いて倒れるか、後ろを向いて死ぬか、人生の肯定か否定か、それは個人の問題でしかない。人間も生物であり、生きることに目標も、肯定も否定もない。


 ・へ2・・・真面目に考えることは、人間の形質だが、それがどこまでできるかでもある。自由の本質を維持することは簡単ではない。そして前がどこにあるかだ。





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最終更新日  2022.01.29 05:24:11
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