


ひとは失意のうちに死ぬのか。
(失意)disappointment; despair; a broken heart;
《フォーマル》 loss of hope; 〈不遇〉 bad [《口語》 hard] luck; 《フォーマル》 ill fortune; 《フォーマル》 adversity
失意の境涯にある 《フォーマル》 be in adverse circumstances
この社会では、到る所に失意が溢れ、大きな口を開けてひとびとを引き摺りこもうとしてい
る。いつかはその時が来るだろうか。そのための宗教かも知れない。自分の心を奮い立
たせなければ、この試練を乗り越えられない。日々目にしているものは失意の時を迎えた
人たちの話ばかりだ。身近な人たちが、失意がなく逝ったといえるだろうか?それは到底
いえないだろう。病に倒れ、悲しみの中でこの世を終わっている。そうでないひともいるの
は、確かだろうが、それは稀有なことだ。したいこともせず、忍耐に耐えて一生を終えただ
ろう。その憎悪さえ知らないのは、無情だろうか。知らぬが仏で生きてもいる。活きている
時間を無駄にしてはいないか。失意に負けてはいないか。問うのは日々の中にある。