ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2023.02.27
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<作品> 「闇への書」、「闇の書」

・レジュメ3部梶井ノート第9帖・「冬の日」・心 中

・前回の「冬の日」のフォロー説明。
・レジュメは、大学院の資料。
・「冬の日」梶井の構想の特徴。楽に書いてはいない。中々先に進めないでいる。苦悩している。<7>が削除されている。構想ノートと作品との間に混淆がある。
・妹の死・・・梶井は引きずっている。<7>作品にはない構想があった。梶井は、いいわけやごまかしができなかった。・・・モラルがある。感覚派的側面がある。
・梶井は、知識ではない感覚優位。こだわりがある。感覚に拘りをもつ。新感覚派・・・梶井は真の意味で。
・平気・・・感覚がない。手続きに参加しているだけ。伊丹「お葬式」と同じ。
・一般人は平気である。わかっていない。
・「冬の日」重要な作品。転換点。この作品で梶井がわかるようになる。以下の作品は、梶井の台所事情を書いている。それまでの彼の作品は梶井の言いたいことではない。

・知識と感覚の違い。
・書いてあることを信じてはならない。妹の私に平気であったことに正直に拘り続けている。梶井の複雑な心理。一般には、理解することが難しい。

・「心・中」・・・川端「心中」を主題とするヴァリエイション

・梶井が下記作品の中で説明している。草稿・・・構想段階にある作品である。
・川端「心中」・・・拘りが「冬の日」になっている。時空を超えている。
・「ある」のに見えない。共通するものがある。梶井の川端「心中」のパクリ。頭の中にあるもの。気づかれないように書いている。
・中也「冬の日」
・「何をしに自分は来たのだ・・・」。繰り返す。リフレイン。
・凧・・・
・中也の「帰郷」の存在。

「闇への書」

・梶井は無題。編集した。此処で説明し「蒼穹」では省いている。
・日記の中の作品として書きためられた構想。メモ。
・作品と日記ノート(公表していない)の中で繋がり反復がある。作家の内面の混淆がある。
・「蒼穹」などの草稿として。
・テキストでは編集している。削られている個所がある。
・みえないものほうが素晴らしい。

芭蕉    霧時雨不二見ぬ日ぞ面白き



・兼好・・・花はさかりに月はくまなきのみ見るものかは
・「月」は、当時は不吉なものとされていた。平安期。
・西行・・・それまでの「月」に対する常識ではない。
       願はくば花の下にて・・・望月のころ。

・空を見ている。
・日向へ寝転べばそこは常に海の突角だった。「蒼穹」説明の省略。
・説明したくない・・・知識だから。客観性がある。
・感覚は説明し難い。空が、海に見えてくる。雲が船になる。

・「二」空欄。(付け加えられた。編集された)
・視覚と聴覚。



「闇の書」

・日記メモの第11帖。(昭和2年)
・遺稿。
・母の変貌。昔の母の姿。想像している。
・谷崎「母を恋ふる記」・・・イメージ。夢の世界。若い母。
・母に対する想い。母子関係の複雑。
・ルナール「にんじん」
・潜在的要素がある。母に対して、屈折した感情をもっている。
・「あの道を歩いていこう」
・道・・・モチーフが梶井にはある。別の道ではない。
・前の梶井ではない。他人の目を気にしない。母の言葉。
・最後で心境が変わる。母と子。説明が省略されている。母より自分に傾斜している。母と自分との違い。自分は、闇の中から見ている。母は反対からみている。
・一対一 母と自分。向き合うべき相手として見ている。
・何故、若い母なのか?
・蒼穹に関係している。闇の絵巻に関係がある。





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最終更新日  2023.02.27 09:41:40
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