ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2023.04.26
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一葉「塵中につ記」より、

「・・・かひなき女子の、何事を思ひ立ちたりとも及ぶまじきをしれど、われは一日の安きをむさぼりて、百世の憂を念とせざるものならず。かすか也
といへども、人の一心を備へたるものが、我身一代の諸欲を残りなくこれになげ入れて、死生いとはず、天地の法にしたがひて働かんとする時、大丈夫
も愚人も、男も女も、何のけじめか有るべき。笑ふものは笑へ、そしるものはそしれ、わが心はすでに天地とひとつに成ぬ。わがこころざしは、国家の
大本にあり。わがかばねは野外にすてられて、やせ犬のえじきに成らんを期す。・・・。」

碌に教育を受けていない一葉が、明治の世で、女流小説家になろうと決意し

たのは、数えで20歳の時である。過酷な環境と貧困と偏見が渦巻く時代に

ここだけが陽光が射したように輝いている。やがて金子みすずも生まれてい

る。

どこかでみた詩を思い出す。


・・・

ではさやうなら仏さま

地獄は

一定わたしたちのすみかださうでございますから


思えば、わたしたちの目は何ものも見えていない節穴だろうか。見ようとし

ないだけなのだろう。我ことの悩みや哀しみの涙で溺れようとしているだけ

なのだろう。

どこが痛いとか、苦しいとか、メランコリーだとか、何だとか、いう前に

することをして、ひとりの人間として、立ち上がりたい。





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最終更新日  2023.04.26 01:46:09
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