なんとかなるさっ!

天国からの電話


もちろん夢でだが・・・

私は、仕事でトラブッていた。
契約途中のお客様をほったらかしにしていた。
誰かに後を引き継いでもらわなくちゃ・・・連絡しなくちゃ!
と思っていたら電話が鳴った。
「もしもし・・・」?
懐かしい声である。
「パパ?!」
「うん」
「どこにいるの?」
「家にいるよ」
・・・・
その後が思い出せない。
パパの背後から電話の音がして
「ちょっと、まってて。切らないでまってて」
とパパが言ったのに
私はトラブッているのが気がかりで、電話を切って
仕事の電話をしてしまった。
そこで目が覚めた。
パパの声が聞けたのはうれしかったが
(また私は、仕事を優先してしまった・・・・)という
罪悪感・・・・
夢でまで・・・
私は、最低な妻だ。

夫が死んでしまったのも、神様が私に罰を与えたのだと思う。
自分のことばかり考えて、夫の体調も気がつかなくて。
あの日・・・私がちゃんと起きて駅まで送って行ったなら
夫は死ななかったんじゃなかろうか・・・

夫は、電話で何が言いたかったんだろう


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