(そば その12)

○ 「江戸そば カマボコ追加」(日清)


 お湯を入れるだけで手軽に作ることができるのに、こだわりの素材を使ったおつゆを楽しむことができる日清の江戸そばからカマボコが加わったバージョンの登場です。

 パッと見た瞬間に何が変わったのかがよく解らないので同時発売の京うどんとともにスルーしそうになりましたが、しっかりとカマボコが加わって華やかさが増しました。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。和風だしの香りとともにシイタケの香りがあり、さらに天ぷらの香ばしさも漂ってきて食欲をそそられました。

 早速、おつゆを一口いただきます。焼津加工鰹節と瀬戸内産いりこだしに加えて丸大豆醤油100%ということで舌だけではなく視覚から旨さが伝わってくる感じです。

 具は天ぷら、シイタケ、カマボコ、長ネギの4種類となっており、天ぷらはおつゆに浸った美味しさを楽しむことができ、カマボコはもちっとした食感となっています。

 麺はスナック麺タイプの蕎麦麺となっており、気持ち的に蕎麦の風味を感じることができ、柔らかいのですが天ぷらとおつゆがしっかりと絡むので最後まで美味しいです。

 こだわりのある風味豊かなおつゆと天ぷらの香ばしさを心地よく楽しむことができる一品。カマボコは風味に影響しませんが見た目的に良い雰囲気となりました。



江戸そば カマボコ追加1



江戸そば カマボコ追加2



江戸そば カマボコ追加3










○ 「大人のこだわり だし香るそば」(マルちゃん)


 大人がこだわることは人によってさまざまなものがありますが、このカップ麺は塩分を30%カットしたという健康に気遣う大人のこだわりとなっています。

 そして、塩分以外にもこだわりがあるのが特徴。だし感を楽しみたいときには鰹節を先に入れ、香りを楽しみたいときは鰹節を後に入れるといったこだわりがあります。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜるとともに、このカップ麺のネーミングがだし香るそばということで鰹節を最後に入れて香りを楽しむようにしてみました。

 まずは、おつゆを一口いただきます。鰹節を後入れにしたということで香りが良く、見た目よりもサッパリとしていて醤油の濃さもそれほどでもないので飲みやすいです。

 具は油揚げ、麩、鰹節、長ネギの4種類となっており、油揚げは小ぶりなのですが味わいはとてもジューシーで、麩はツルッとした舌触りで熱々な感じも楽しめますね。

 麺はノーマルタイプでややちぢれた蕎麦麺となっており、おつゆの味付けが控えめになっているので蕎麦の風味をしっかりと堪能することができるといった感じです。

 あっさりとした味付けのおつゆだからこそ蕎麦の風味の良さを感じられるといったことを思わせてくれる一品。身体にも心にも優しい、そんなこだわりのある一杯です。



大人のこだわり だし香るそば1



大人のこだわり だし香るそば2



大人のこだわり だし香るそば3









○ 「味の殿堂 きざみ揚げそば」(日清)


 激安の殿堂でお馴染みとなっているドン・キホーテと即席麺のパイオニアとして君臨している日清の共同企画カップ麺である味の殿堂。今回はきざみ揚げそばです。

 鰹といりこのだしが効いたつゆということで、おつゆにこだわりがあるような雰囲気が漂っています。味の殿堂と称するくらいの美味しさになっているのか注目です。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。鼻を近づけると解るくらいの控えめな和風だしの香りとともに、蕎麦らしい風味というのも漂ってきました。

 早速、おつゆを一口いただきます。サッパリとした口当たりとなっており、書いてあるとおり鰹といりこのだしがしっかりと効いているのが解る味わいとなっています。

 具はきざみ揚げ、天かす、長ネギの3種類となっており、たっぷりと入っているきざみ揚げはおつゆが染みて美味しく、長ネギは大きめに切ってあるので甘さが良いです。

 麺はスナック麺タイプの蕎麦麺となっており、このタイプの麺としてはしっかりとした食感があるとともに、蕎麦の風味というのも伝わってくる美味しさとなっています。

 おつゆのだしと蕎麦の風味とともに旨味が染みたきざみ揚げの美味しさを楽しむことができる一品。手軽に楽しめるわりには本格的なだしの味わいとなっています。



味の殿堂 きざみ揚げそば1



味の殿堂 きざみ揚げそば2



味の殿堂 きざみ揚げそば3










○ 「スーパーカップ 鶏南蛮そば 鶏油香る旨つゆ」(エースコック)


 美味しくてお腹も満足することでお馴染みとなっているスーパーカップの冬の顔の一つである鶏南蛮そばが新たに鶏油香る旨つゆとしてリニューアル登場しました。

 登場するたびに美味しくなっているような気がしますが、今回もかなり期待しています。風味豊かなおつゆといただく太めの蕎麦の味わいはどんな感じなのでしょうか。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜてから最後に七味をかければ完成。鶏と和風だしが混ざった香りとともに七味の良い香りもしてきました。

 早速、おつゆを一口いただきます。口に含んだ瞬間に鶏の風味が広がり、和風だしと本格的な醤油の風味が合わさったような味わいで見た目よりも味付は濃くないです。

 具は鶏肉、カマボコ、長ネギの3種類となっており、鶏肉は胸肉のような淡白な味わいとなっているのでおつゆとよく合う感じで、長ネギは甘さと風味を楽しめますね。

 麺はスナック麺タイプを太めにしたような蕎麦麺となっており、ちぢれていることによりおつゆと鶏油の風味がよく絡み、蕎麦の風味もよく伝わってくる美味しさです。

 鶏と七味と和風だしが合わさった風味豊かなおつゆと食べごたえのあるお蕎麦の組み合わせを楽しむことができる一品。まさに寒い季節にピッタリの一杯となっています。



鶏南蛮そば 鶏油香る旨つゆ1



鶏南蛮そば 鶏油香る旨つゆ2



鶏南蛮そば 鶏油香る旨つゆ3










○ 「和風の花道 小えび天そば」(サンヨー食品)


 和の味わいの特徴的なところがしっかりと詰め込まれているような雰囲気が漂っている和風の花道シリーズから香ばしい小えび天が入っている小えび天そばの登場です。

 だしにこだわり、そばに技あり!彩り具材がうれしい、これぞ定番の味。といったことが書いてあります。まさに花道のように注目される美味しさとなっていそうですね。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。鰹だしと小えびが合わさった良い香りが漂ってくるとともに、タマゴとカマボコの彩りの良さが伝わってきました。

 早速、おつゆを一口いただきます。スッキリとした口当たりとなっており、鰹だしが効いているというのがよく解るとともに醤油が主張しすぎないので飲みやすいです。

 具は小えび天、カマボコ、タマゴ、シイタケ、長ネギの5種類。小えび天はタップリと入っているので香ばしさを満喫することができシイタケは旨みが凝縮されています。

 麺はスナック麺タイプのように柔らかな蕎麦麺となっており、このタイプにしては蕎麦の風味がよく伝わってくる感じとなっているので美味しくいただくことができます。

 小えび天の香ばしさと出汁がしっかりと効いているおつゆの美味しさが心に残るような一品。まさに和風の良いところが縦型カップにビッシリト詰まっている感じです。



和風の花道 小えび天そば1



和風の花道 小えび天そば2



和風の花道 小えび天そば3










○ 「ほくほくの コロッケそば」(マルちゃん)


 駅にあるような立ち食い蕎麦屋さんでは蕎麦やうどんだけでなく、それと一緒にいただくトッピング的な惣菜としてコロッケが置いてあることがあります。

 そのコロッケが入っている蕎麦がとうとうカップ麺となって登場。その名もほくほくのコロッケそばなのですがお湯を入れただけで本当に出来上がるのかが気になります。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。鰹だしのとても良い香りが漂ってくるとともに、大きなコロッケが目の前に現れて食欲をそそられる感じですね。

 早速、おつゆを一口いただきます。スッキリとした口当たりで、香り同様に鰹だしが効いているのがよく解り、醤油の濃さも絶妙な感じとなっているので美味しいです。

 具はコロッケ、ワカメ、長ネギの3種類となっており、目玉のコロッケは大きくておつゆを吸い込んで柔らかくなっていますが、ホクホク感もしっかりと残っています。

 麺はノーマルタイプの蕎麦麺となっており、柔らかさの中にもコシの強さというのが伝わり、思ったよりも蕎麦の風味というのを感じ取ることができるが良いと思います。

 ジャガイモの美味しさと食感を楽しめる大きいコロッケが間違いなく印象に残るような一品。お湯を入れただけなのに普通に美味しいコロッケをいただけましたね。



ほくほくの コロッケそば1



ほくほくの コロッケそば2



ほくほくの コロッケそば3










○ 「どん兵衛 天ぷらそば 鰹だしのきいた東仕様」(日清)


 長きにわたって愛され続けているどん兵衛シリーズには東日本と西日本のおつゆに違いがあります。その違いを食べ比べてみようということで東西食べ比べの登場です。

 今回は天ぷらそばの鰹だしのきいた東仕様ということでいつも味わっているおつゆなのですが、西仕様との違いを改めて確認するためにもじっくりと味わってみたいです。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてスープが溶けるよう軽くかき混ぜてから天ぷらを乗せれば完成。鰹だしと天ぷらが合わさった香りが漂ってきて食欲をそそられました。

 早速、おつゆを一口いただきます。スッキリとした口当たりで鰹だしの風味が口一杯に広がるとともに、適度な醤油の濃さと絶妙な甘さが美味しさを後押ししています。

 具は天ぷら、長ネギの2種類となっており、天ぷらはエビの風味を堪能することができ、後乗せなのでサクサク感とおつゆに染みこませたしっとり感を同時に楽しめます。

 麺はストレート系の蕎麦麺となっており、鰹だしに負けることのない蕎麦の風味があるとともに、時間が経っても柔らかすぎることのないコシのあるものとなっています。

 鰹だしと醤油の風味と旨味を堪能することができるおつゆと天ぷらの旨さを楽しむことができる一品。昔から慣れ親しんでいる味わいにホッと心が落ち着きました。



天ぷらそば 鰹だしのきいた東仕様1



天ぷらそば 鰹だしのきいた東仕様2



天ぷらそば 鰹だしのきいた東仕様3










○ 「どん兵衛 天ぷらそば 昆布だしのきいた西仕様」(日清)


 長きにわたって愛され続けているどん兵衛シリーズには東日本と西日本のおつゆに違いがあります。その違いを食べ比べてみようということで東西食べ比べの登場です。

 今回は天ぷらそばの昆布だしのきいた西仕様ということで味わう機会がなかなかありませんが、せっかくの機会ということで東仕様との違いをしっかりと確認してみます。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてスープが溶けるよう軽くかき混ぜてから天ぷらを乗せれば完成。昆布だしだと鰹だしよりも香りは控えめなので天ぷらの香りが強いです。

 早速、おつゆを一口いただきます。スッキリとした口当たりで昆布だし特有の旨み成分をしっかりと味わうことができ、醤油が控えめなのであっさりとした後味ですね。

 具は天ぷら、長ネギの2種類となっており、鰹だしよりも昆布だしの方が天ぷらの香ばしさが出ているような感じがします。また、おつゆが染みた方が味わいが良いです。

 麺はストレート系の蕎麦麺となっており、蕎麦ならではの風味の良さを楽しむことができるとともに、コシが強いので時間が経っても美味しくいただくことができます。

 昆布だしの旨みとあっさりとした味付けを楽しむことができるおつゆが印象的な一品。鰹だしも良いのですが、天ぷらには昆布だしの方が相性が良いような気がしました。



天ぷらそば 昆布だしのきいた西仕様1



天ぷらそば 昆布だしのきいた西仕様2



天ぷらそば 昆布だしのきいた西仕様3










○ 「和風の花道 冬限定 けんちんそば」(サンヨー食品)


 和の味わいの特徴的なところがしっかりと詰め込まれているような雰囲気が漂っている和風の花道シリーズから、冬限定として発売されているけんちんそばの登場です。

 だしにこだわり、そばに技あり!ゴマ油が隠し味の醤油仕立て、これぞ冬の味。といったことが書いてあります。寒い冬にピッタリの味とはどんな感じなのでしょうか。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。魚介だしの香りとともに野菜の甘い香りが漂ってくるといった感じで、とても健康的な雰囲気が伝わってきました。

 早速、おつゆを一口いただきます。サッパリとした口当たりで魚介だしだけじゃなく昆布だしの味わいもしてくるとともに醤油の味付けもしっかりしていて美味しいです。

 具はサトイモ、ゴボウ、ニンジン、長ネギの4種類となっており、サトイモはツルツルとした舌触りとホクホク感がありゴボウはおつゆの出汁としての存在感もあります。

 麺はスナック麺タイプの蕎麦麺となっており、柔らかいのですが蕎麦の風味をきちんと確認できるとともに、おつゆや具材と一緒にいただくと美味しくいただけますね。

 体に優しい野菜がたっぷり入っていて蕎麦の風味もしっかりと満喫することができる一品。寒い冬に欠かせない鍋をいただいているような気持ちになれる一杯です。



和風の花道 冬限定 けんちんそば1



和風の花道 冬限定 けんちんそば2



和風の花道 冬限定 けんちんそば3










○ 「富良野 麓郷名店の味 小野田そば」(とかち麺工房)


 各地域で名店と言われているラーメン店の味わいを忠実に再現していることでお馴染みとなっている名店の味シリーズから富良野麓郷名店の味小野田そばの登場です。

 昔ながらの小さなおそば屋さんでいただける手打ちそばを店主監修のもとで再現したということです。カップ麺でもなかなか出会えない一杯なので食べるのが楽しみです。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて特製スープを入れてよくかき混ぜてからレトルト具材を入れて最後にスパイスをかければ完成。スパイスの唐辛子が大きいのが特徴です。

 早速、おつゆを一口いただきます。さば節だしということで味わいが良く、シイタケのエキスが染みているのがよく解る美味しさで濃すぎない醤油加減も良い感じです。

 具はチャーシュー、唐辛子、長ネギの3種類となっており、蕎麦なのに大きなチャーシューが入っているのが意外で、その味わいはレトルトということで本格的ですね。

 麺は氷結乾燥ノンフライの蕎麦麺ということで、蕎麦の風味がカップ麺の常識では考えられないくらいにあるとともに、コシがあるので喉越しの良さを満喫できます。

 蕎麦とおつゆの風味の良さと手打ち麺らしい食感を楽しむことができる一品。自宅に居ながら本格的な蕎麦を味わうことができる数少ない一杯と言って間違いありません。



麓郷名店の味 小野田そば1



麓郷名店の味 小野田そば2



麓郷名店の味 小野田そば3

















































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