カップ麺 (醤油1~15) (975)

○ 「カップヌードル」(日清)


 カップ麺のパイオニア。よくぞこの世に送り出してくれました。感謝、感謝の一品です。

 もう何も語る必要はないでしょう。

 この商品はマイナーチェンジとかしてはいけません。

 このスタイルをずっと貫き通して欲しいですね。

 ちなみに具は肉、卵、エビ、長ネギの4種類。実は結構豪華な具なのです。

 麺の方は平型めんの柔らかい麺。一口食べるとホッとする美味しさです。

 子供の頃からお世話になっている一品。人生最後の日にも是非食べたいですね。


カップヌードル1



カップヌードル2



カップヌードル3





○ 「激めん」(まるちゃん)


 スープはオーソドックスな醤油味。しつこくなくあっさりとしています。

 ただ、最初から胡椒が入っているので小さい子供は嫌がる可能性があります(激めんの「激」は胡椒が入っているからです。たぶん。おそらく。きっと。)。

 具は、ワンタン、メンマ、なると、長ネギの4種類。

 特にメンマはレトルトとなっており、味は抜群です。

 一方、売りのワンタン。美味しいのですが個人的にはもう少しコシがあっても良いような気がします。

 麺は昔ながらの柔らか麺。

 全体的には可もなく不可もない。ベテランのサラリーマンといった感じの一品です。
















○ 「大吉」(エースコック)


 まず、蓋を開ける前に「おみくじ」と出会えるのが最大の特徴。

 「大吉」が出たら1000円の図書カード(昔は現金)をもらえるようです。

 私は何度も何度もこの「大吉」を食べましたが一度も「大吉」が出たことありません。「本当に当たりが入っているの?」と疑っちゃうくらいに。

 本体の方はオーソドックスな醤油味。醤油のパンチが効きすぎて出汁の風味が消えているのが残念。ちなみに胡椒をお好みで入れることが出来ます。

 具は焼豚、たまご、ナルト、長ネギの4種類。最大のウリである焼豚は3センチ四方とやや小さめ。味はベーコンのような感じです。

 麺はカップ麺としてノーマルタイプ。可もなく不可もなくといったところでしょうか。

 ラーメンよりもおみくじの方が気になる一品。チャーシューをもう少し大きくしてくれるとインパクトが出てくるような気がします。
















○ 「カップヌードル きのこバター醤油風味」(日清)


 お湯を注ぐ瞬間からバター醤油のとても良い香りが漂ってくる一品。

 カップや蓋の色合いから判断すると秋限定商品のようです(カップに「秋便り」と書いてありました)。

 具はしいたけ、ヒラタケ、たまご、鶏肉、赤ピーマン、長ネギの6種類。

 バターにドンピシャのしいたけやエノキの醤油漬けで使われているヒラタケを入れているところが良いですね。

 また、カップヌードルといえばおなじみのたまご。これがバター醤油と良い感じに絡み合っています。

 麺はカップヌードル定番のものを使用。やはり、カップヌードルはこの麺に限ります。

 秋限定商品にしておくのは勿体ない一品。レギュラー商品に昇格させてあげれば良いのになと思いましたよ。
















○ 「麺づくり 鶏ガラ醤油」(マルちゃん)


 見た目はバリバリの正統派の醤油ラーメン。

 お湯を注いで4分後、蓋を開けた瞬間に鶏ガラの良い香りが漂ってくる一品です。

 スープは脂と醤油のバランスがとても良く、美味しくいただくことができます。

 具は海苔、メンマ、なると、長ネギの4種類。海苔の存在が正統派のイメージをさらに強くしています。

 麺はノンフライの細麺タイプ。コシはまあまあ、スープとよくからむのでこの手の麺は結構好きですね。

 いろんなアイデアが詰まっている製品が多い中、このような正統派の存在は嬉しいものです。

 老若男女、誰からも好かれるだろう。そんな一品と感じました。















○ 「わかめ メンマ・しょうゆラーメン」(エースコック)


 具を売りにしたカップ麺のパイオニア。

 亡くなった石立鉄夫さんのCMでお馴染みのカップ麺です。

 しつこくないあっさりとした醤油スープがノーマルちぢれ麺とよく絡みます。

 具はわかめ、メンマ、コーン、ゴマの4種類。主役のわかめはタップリと入っています。

 そして、何が嬉しいってコショウが別袋で入っているということ。

 大人と子供。どちらの世代でも好き嫌いなく食べられます。

 カップヌードルに続くくらいのロングセラー商品。食べて納得の一品です。















○ 「麺職人 鶏だし醤油」(日清)


 一見して「これは裏切らないだろう」と思わせるような風貌。

 通常より1分多い4分という待ち時間がとても長く感じました。

 鶏だし醤油を確認するためにスープを一口。脂の量も丁度良くとても美味しくいただきました。

 ただ、海苔を入れる前にいただきたかったです。海苔を入れると海苔の出汁が結構効いているのですよね。

 具は海苔、なると、メンマ、長ネギの4種類。個人的には海苔よりもチャーシューが欲しかったです。

 麺はノンフライの中細麺。麺のコシもまあまああって醤油味にはピッタリの麺だと思いました。

 正統派の醤油味を楽しむにはお勧めの一品。ただ、海苔を入れる前にスープを味わってください。
















○ 「ワンタンメン しょうゆ味」(エースコック)


 可愛いブタさんが目印。パッケージも真っ赤なのでとても目立ちます。

 中味の方もとってもカラフル。特にブタさんのカマボコが可愛いですね。

 具はワンタン、カマボコ、キャベツ、ニンジン、コーン、長ネギの6種類。とても豪華です♪

 ウリのワンタンは柔らかくて中味が出てしまうことが多いのですが丸ごと一つ食べることが出来たら最高に美味しいです。

 スープは割としょっぱめなので気持ちお湯を多めに入れた方がいいような気がします。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。たくさんの具が麺と絡むので美味しくいただけます。

 目で楽しめて味で楽しめる。大人も楽しめるし子供も楽しめる。バラエティ豊かな一品ですね。

















○ 「サッポロ一番 しょうゆ味」(サンヨー食品)


 袋麺で一時代を築いたサッポロ一番シリーズ。そのカップ麺バージョンです。

 袋麺では野菜をトッピングして食べてくださいといったことをアピールしていましたが、カップ麺バージョンは初めから野菜盛りだくさんです。

 具はキャベツ、ニンジン、コーン、チンゲンサイの4種類。長ネギが入っていないのは残念ですが、その分、チンゲンサイが活躍しています。

 チンゲンサイはしょうゆ味にピッタリなのですよね。この具でとろみがついていたらもっと良かったのかも。。

 スープは袋麺のDNAを引き継いでインスタントらしい味わいがしますね。

 麺はノーマル麺。具が麺に絡んできて一口一口楽しめますよ。

 袋麺の印象が大きい一品。しかし、カップ麺としても満足の出来。最後まで具だくさんなのが魅力的ですね。















○ 「しょうゆヌードル」(西友)


 どう考えても元祖をパクった一品。

 まあ、真似をしても構わないのですが、はたして何処まで真似できているのか。興味津々でしたよ。

 お湯を入れて3分。蓋を開けてスープの香りを嗅ぎます。・・・元祖とは明らかに違う香り。元祖にチキンラーメンが混ざっている?

 スープを一口。出汁よりも醤油の味が強いですね。もう少し出汁を強く押した方が良かったのかなと。

 具は肉、エビ、タマゴ、ネギの4種類。味わいは良いのですが、エビがメチャ小さい。探すのが大変でしたよ。

 麺は元祖に似ているのですが、堅さが違いますね。元祖の方がちょっと柔らかい感じです。

 やはり、全体的に物真似といった印象は強いですね。美味しいのですが、元祖と比較すると・・・・・改良の余地ありです。
















○ 「夜鳴き屋 飛騨高山 しょうゆ」(エースコック)


 見た目からしてツウ好み。「本当のラーメンを知らない奴は食わんくてもいい!」といった声が聞こえてきそうです。

 お湯を入れて3分。液体スープを注ぐとちょっと不思議な香りが漂ってきました。

 変な臭いとは違いますよ。和風出汁と中華出汁が混ざったような。なんとも表現しがたい香り。

 そんなスープを一口。ラーメンのスープというよりどちらかと言えば「つゆ」に近い味。

 香りのイメージよりも癖が無く美味しくいただくことができますね。

 具はチャーシュー、メンマ、長ネギの3種類。麺はノーマルよりちょっと細め。あくまでもスープにかけているというのが伝わってきます。

 全体的に落ち着いた味わいのある飽きの来ない一品。見た目以上にツウ好み。間違いありません。



飛騨高山醤油1



飛騨高山醤油2



飛騨高山醤油3




○ 「カップスター」(サンヨー食品)


 カップヌードルシリーズに追いつけ追い越せという意気込みで世に出てきたカップスター。

 今でも第一線で活躍しているのは嬉しいですね。・・・・・残念。はずれか。

 お湯を入れて3分。蓋を開けるとまさにスナック麺的な香りが漂ってきます。

 スープの味も香りそのままの味。やはり、伝統の味。これはこのまま変えることなく突き進んで欲しいものです。

 具は肉、エビ、タマゴ、カマボコ、長ネギの5種類。それぞれが結構大きいのでしっかりと味わえます。

 麺はちょっと細めの柔らか麺。スーッと口の中に吸い込まれていきます。

 ライバルに勝るとも劣らない、元祖の時代を生き残った一品。これからも長生きして欲しいですね。


カップスター1



カップスター2



カップスター3




○ 「宮崎チキン南蛮風味ラーメン しょうゆ味」(サンヨー食品)


 宮崎の郷土料理をラーメンにアレンジしたという一品。

 その料理を知っている人はどのように変わっているのか期待大。何も知らない人はどんな味なのか食べる前からドキドキものです。

 お湯を入れて3分。醤油ラーメンっぽくない香り。

 スープを一口いただいてみるとそのことがよく解りました。ちょっと酢が入っているのですね。結構美味しいかもしれません。

 具は鶏肉、キャベツ、赤ピーマン、長ネギの4種類。ずっと唐辛子だと思っていた赤い物体。食べてみたらピーマンの味がしましたよ。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。可もなく不可もなく、まあ、こんなものでしょう。

 宮崎の郷土料理をラーメンに。正直、どの辺が宮崎なのかはよく解りませんでした。宮崎の郷土料理自体を知りませんから。


宮崎チキン南蛮1



宮崎チキン南蛮2



宮崎チキン南蛮3




○ 「とろみ広東麺 しょうゆ味」(明星)


 広東麺。本格中華がたった4分で味わえることができる。そんなことを思って食べてみることに。

 液体スープを入れてよ~くかき混ぜると醤油とほんのりお酢の香りがしてきました。食欲をそそりますね。

 スープを一口。とろ~っとしたスープがとてもまろやかで美味しいです。味の濃さも丁度良い感じ。

 具は肉、チンゲンサイ、タマゴ、ニンジン、キクラゲ、長ネギの6種類。見た目がとても華やかです。

 麺はちょっと太めでモチモチとした食感があってとても美味しく感じます。

 特にとろみのあるスープとの相性はバッチリ。麺とスープを同時に味わうことができるといった感じです。

 普通の醤油ラーメンと異なり、しょっぱさが全くないスープ。しっかりと味わっていただきました。



とろみ広東麺1



とろみ広東麺2



とろみ広東麺3





○ 「チキンラーメン」(日清)


 直ぐ美味しい、凄く美味しいのチキンラーメンのカップ麺です。

 このカップの形状でスープやかやくの袋が入っていないのはとても珍しいですね。

 お湯を入れて3分。独特のスープの香りがとても心を落ち着かせてくれます。

 そのスープを一口いただくとさらに心が落ち着きますね。なんというか、アロマ的な感じ。本格的なものも良いのですがやはり懐かしさも大切です。

 具は鶏肉、タマゴ、長ネギの3種類。鶏肉は胸肉の美味しさがきちんと出ていてタマゴはふわっとしていますよ。

 麺はスナック麺。麺自体に味が付いているのでどの部分を食べても味は同じ。カップ麺の中ではトップクラスの柔らかさなのですが、これもチキンラーメンの特徴です。

 老若男女問わずお薦めの一品。赤ちゃんの離乳食にも良いかもしれません。あっ!ベルマークが蓋に付いているので忘れずに切り取ってください。



チキンラーメン1



チキンラーメン2



チキンラーメン3









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