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2010.12.11
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私に欠けているのは、私は何をなすべきか、ということについて私自身に決心がつかないでいることなのだ。(略)
私にとって真理であるような真理を発見し、私がそれのために生き、そして死にたいと思うようなイデー(理念)を発見することが必要なのだ。


「ギーレライエの手記」セーレン・キルケゴール



セーレン・オービエ・キェルケゴール(S?ren Aabye Kierkegaard)
デンマークの哲学者。実存主義の創始者。ヘーゲル哲学やデンマーク教会を痛烈に批判した。
「世界中で最も多量のインクを使った人」といわれている。『実存への3段階』が有名。
代表作『あれか、これか』『反復』『死に至る病』等。(1813年 - 1855年)


冒頭の言葉の後にこう続ける。

いわゆる客観的真理などをさがし出してみたところで、それが私に何の役に立つだろう。
哲学者たちのうちたてた諸体系をあれこれと研究し、求められればそれについて評論を書き、
それぞれの体系内に見られる不整合な点を指摘しえたにしたところで、何の役に立とう



確かに、哲学の学派・体系などどうでもいいし、客観的真理より自己にとっての真理がすべてだ。



人間の真の生き方に到達する道を、3段階に分けて考えている。




1.「美的段階」
欲望のままに快楽を追う生き方。
快楽が人生の目的。全ての人間は退屈であり、気を紛らすのは人間の宿命だとする。

しかし、すべての欲が満たされるはずはなく、やがて絶望する。
人は快楽では真の幸福は得られない。


2.「倫理的段階」
欲を抑え、道徳的に生きる生き方。
人生の意義は責任と義務を負って生きることにあるとする。
(1.)の審美的人生は、所詮退屈しのぎで、そこに待っているものは虚無でしかない、
一方(2.)の倫理的人生は現実に足をつけたものである。


自分の悪が見えてくる。
その結果、罪悪感が深まり、またもや絶望する。


3.「宗教的段階」
人間を超越した絶対者の力によってしか幸福にはなれない。
不完全で、有限な人間の内側を探しても、絶対者は存在しない。

だから、信仰の決定的飛躍によってのみ絶望からの救済は得られると確信する。




三段論法的でわかりやすい。
代表作で挙げた『死に至る病』の正体がこの“絶望”のこと。

無宗教で楽観主義の私自身としては、(2.)の段階で充分だのだが・・・・

それこそ人間が完全ではなく無限でもないことをそのまま受け入れてしまえばいい。
自分が完全な善ではないからといって絶望することはない。
純粋というか真面目過ぎ!と思うのだがどうでしょう?

でもこれが彼自身のみつけたイデー(理念)だったんでしょうね。

キルケゴールは客観的な真理というものを否定していた。ということは、
この『実存への3段階』だって誰にとっても正しい真理だとは思っていなかったはず。


あなた あなた がそれのために生き、そして死にたいと思うようなイデー(理念)を発見することが必要なのだ。

ということでしょう!

真理とか理念というと大袈裟に聞こえるかも知れないが、
理想とする人生や生き方、こうなりたいという人間像を発見するだけでも素晴らしい!












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Last updated  2010.12.11 13:19:43
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