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2010.12.12
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自分がどうなりたいか、まず自分自身に問え。 
しかる後、しなければならないことをせよ。



エピクテトス



エピクテトス(Επ?κτητο?, 55年 - 138年)
古代ギリシアのストア派の哲学者。奴隷階級出身。奴隷からは開放されるがその後追放。
亡命先で哲学の学校を開く。この学校は皇帝ハドリアヌスも訪問するほど有名になる。

※ストア派・・・厳格な禁欲主義を説き、ストイックの語源となる。
感情からの解放(理性主義)。
あらゆる感情から解放された状態を魂の安定とし、最善の状態として希求する。

その理想としてよくソクラテスの最期が挙げられる。
怒らず、悲しまず、ただ当然のこととして現実を受け入れ行動することを理想とする。
以前登場してもらった、 哲人皇帝マルクス・アウレリウス も暴君ネロの幼少期の家庭教師として
有名なセネカもこの学派。(セネカは後に暴君化したネロの暗殺計画に加担した為自害) 



感情から開放された状態を目指す考え方は、奴隷として生きたエピクテトスにとっては、
ピッタリと符合するものだったのだろう。こんなエピソードが残されている。



エピクテトスの足が不具になった故事として次のような記述もある。
ある日、主人がエピクテトスを虐待して脛をねじったので、
エピクテトスは物柔らかに「そのようにしては私の脛は折れてしまいましょう」と言ったところ、

これにエピクテトスは従容として「だから私は脛が折れると言ったではないですか」と述べたという。



「許してください!」と言えばなんて事のないことだっただろうが、
こんな事を涼しい顔で言われたら折る気などなかったものでもカッとなる。笑

もっとも、

哲学者ではない奴隷の時代のエピクテトスがこんな態度で入られたのか?と疑問が残る。
おそらく彼の考え方を紹介する為、寓意的な意図で創作したお話しだろう。


エピクテトスの考え方、私は基本的には好き。
何年か前に大ヒットし、私の大好きな本でもある、 『7つの習慣』 (スティーブン・R・コヴィー)
の大部分が彼の思考に負っているのではないかと思わせる。
ただ、先程基本的にと言ったのは、あまりに禁欲的な所が気に掛かる。


例えばこの部分。
自然の意志というものは、私たちが区別をしない物事から学ぶことができる。
この教えの例として、お気に入りのカップが壊れた時のことを、隣人の事として聞いた場合は
平静に受取る事ができるのだから、自分の事となった場合でもそうあるべきだ。という。

まぁ、その通りでしょう。うんうん。

この考え方をより重要なものに応用しなさい。
誰かの子どもや奥さんが亡くなった場合だって、人は必ず死ぬという事は分かっている。
「人の命とはそういうものだ」と言えない人はいないだろう。
それなのに、自分自身の子どもや奥さんを亡くしたなら、嘆き苦しむ。
しかし私たちは、このような出来事に対して、同じ事が他人に起こった時とまったく
同じ気持ちでいなければいけない、ということを忘れてはいけない。



えぇ~~!言いたい事は分かるけど・・・・・
感情のないロボットじゃないんだからさ。そうはいかんでしょ!
悲しみを克服するために役立つならこういう考え方もありなのかな、とも思うが、
特に悲嘆に暮れているわけではない、平常な心ではこの説は違うような気がしてならない。
みなさんはどうでしょう??

より詳しく知りたい方は『The Enchiridion』を邦訳しているサイトを見つけたので
そちらで読んでみて下さいませ。 エピクテトス 『生きる手引き』 (The Enchiridion by Epictetus)



そんなちょっと付いていけない部分は若干あるが、大いに勉強させられる人。
冒頭の言葉は肝に銘じたい!

自分がどうなりたいか、まず自分自身に問え。 
しかる後、しなければならないことをせよ。




このブログの趣旨として考えていたところとドンピシャ!
改めて正面から問われてズドンと来る。

この問いと行動が合わさって初めて成果となる。
行動する事が大事!



エピクテトスによる他の言葉もどうぞ


自分に欠けているものを嘆くのではなく、
自分の手元にあるもので大いに楽しむ者こそ賢者である。




きみが第一になすべきなのは、人生の途上において出会う物事について、
それがきみの「権内」にあるのか、それとも「権外」にあるのかを吟味することだ。
そして、きみはきみの「権内」にある物事のみを相手にするがよい。
「権外」のことをいちいち思いわずらうのは詮ないことだ。



これなんか、本当に『7つの習慣』の肝の部分。







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Last updated  2010.12.12 14:25:33
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