頭痛、肩凝り、首・腕の痛み、むち打ち症、顎関節から来る問題
腰痛、椎間板ヘルニア、下肢・膝の痛み、坐骨・大腿神経から来る痛み
自律神経失調症、胃弱、内臓機能低下虚弱体質、高低血圧、生理痛、側彎、疲労、健康増進、スポーツ障害その他
しかし、カイロの本当の価値は症状の改善だけではなく、病気の予防や健康増進にあります。
特に長寿社会における老人の健康管理、ストレス社会における心身の緊張緩和などにも優れた効果を発揮します。
病院では異常なしと言われたがまだ痛む、スポーツのし過ぎや運動不足で体調がおかしい、年をとって将来の体調が不安だなど、半健康な人が増えています。
その多くは長年の重力の負担に耐えてきた筋肉・骨格の悲鳴に聞こえます。
カイロプラクティックは安全で効果的な治療法ですから、出血性・発熱性の怪我、ガン、感染性疾患、高熱、器質的疾患の進んだ場合を除き、老若男女が安心して受診することができます。
カイロプラクティックは基本的に様々な症状に対応致しますが、肉体は個人的に違いがありますので、それぞれの症状に応じた対応をしなければなりません。
内臓諸器官や手足の神経は、全て脊椎から出ている脊髄神経によって支配されています。
その為に脊椎のゆがみや骨の損傷、骨の病変により、神経が脊椎から出てくる椎間孔という出口が狭まり、手足や内臓等の神経系の異常が起こって来たりする事があります。 勿論それに関連して、筋肉や靭帯が影響を受けてくる痛みもあります。
カイロプラクティックが脊椎の調整をするのは、これら筋肉・骨格に関係する神経系を正常にさせることで、その結果、病気を予防し、体を健康にさせるためのものです。自然治癒力をつけさせるためです。
ところでお客さんは結構,健康に対して自信過剰・過信されている人が多いように見受けられます。
ご本人が 「それほど 自分の症状は 大した事がない」 と思っておられるようですが,そうでないケースが見受けられるのも事実です。
しかしそれは 本人が 原因になっている症状を 知っていながら放っておいて、結果的に強く傷むまで そのままにしている場合に多いケースなのです。
その時までに 本人が何らかの予防的防衛をしておれば、そこまでは至らなかっただろうという人が 殆どではないでしょうか。
この 「予防をする」 事の大切さを啓蒙し、施療体験をして頂くことが、我々カイロプラクター及びカイロプラクティック学問の使命です。
カイロプラクティック治療は神経系の快復と共に、筋骨格系の筋肉・靭帯の緊張を取り除くためにも、また動きずらい関節が与える筋肉や靭帯への影響を、少しでも小さくして行く目的があります。
また重篤な症状でない限り、検査をした後、カイロ施療が行なえると判断出来た時だけ、カイロ施療を行ないます。
カイロプラクティック適応症でない限り、カイロプラクティックを行うことは当然あり得ません。 あくまで 「適応される方のみに行う施療」 です。
何でもかんでも強制的にカイロプラクティックをすることはしません。
また、手技で行う矯正的カイロプラクティックだけがカイロの技術ではありません。
だからといって、電気治療で誤魔化しているような 好い加減なものではありません。
それゆえ、お客さんの状態に適応した方法を採用して行きます。
逆に言えば 色々な検査や調査を行わなければ、その施療は問題があると言えます。
そしてただ単に 「骨盤がズレてますよ」 「背骨が歪んでいますね」 「手や足がこんなに長さが違いますよ」 というような 患者さんが判断し確認できないことを言ってしまう治療所では問題があるでしょう。
それを客観的に証明できる器具を持っていれば別ですが、それでも十分証明するには 患者さんの理解が必要に成ります。それを患者さんに証明できない方法でしか提示できなければ、それは客観的な証明にはならないと思います。
我々は化学的検査は出来ませんから、それ以外の検査で証明して行かなければ成りません。
それを学習しているのが、専門のカイロプラクターです。
そしてその学習した学問を基本にし、施療技術が向上されて来ます。もちろん専門のセミナーを通じて、技術開発が行なわれていることもあります。
ですから100人のカイロプラクターが居れば100の技術があると言われるのも事実だと思います。
また特殊専門的な検査が、患者さんに理解されにくい部分があるのも事実です。
また患者さんが検査の全てを理解できるものであるとは限りません。
数字で表せられない検査結果もあるからです。
ですから、患者さんが安心し、納得され、受診出来るようになればいいですね。
そのために資格のあるカイロプラクターは、患者さんの身になって、その問題を考えながら その症状の改善に努力をされているはずです。
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