おはなしのトンネル

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2005.12.09

本当に普通のお宅でした。
二間続きの和室にストーブ。
ストーブの上にはやかんがシューシュー蒸気をふいていて・・・。
部屋の隅には、お布団がたたんであって。

座卓に集まってみんなが座って、座卓の上にはおせんべいと緑茶。
語り手は低いイスに腰掛けて・・。
５０代６０代が中心で、あと８５歳のおばあちゃん・・。
その中では私が一番若いかな？
集まったのは９人でした。

１.≪詩の朗読≫『 こどもの詩 』より

２.≪語り≫ とうふとこんにゃく

３.≪語り≫ 赤鬼エティン

４.≪絵本≫ 文字のない絵本

５．≪エッセイの朗読≫『しあわせのねだん』より　
想像力１０００円

６.≪絵本≫ おばあちゃんの時計

なんだか、不思議なおはなし会でした。
今まで私か知っているのとは違ってた。
何が？って書くのは難しいんだけど・・・。
読み手が読んでいる時、合間に感想なんかが入るんですよね。
さすがに、語りのときはなかったけど・・。

子どもの詩は、新聞投稿された秀作をあつめたもの。
ありのまま、感じたままの子どものつぶやきなんだけど
「詩人だな～」と思わせる素直な詩を５～６編紹介してくれました。

『文字のない絵本』は、宮川ひろさんの実話。
おばあさんが孫に語るおはなしです。
「私が子どもの時は絵本なんてなかった」
自然の風景が文字のない絵本だったのです。

エッセイの朗読は、初めて聞いた。
でも朗読した方がとても楽しそうにされていたので
このお話が好きなんだなと伝わってきた。
大人のおはなし会には結構面白いかもと思いました。

『おばあちゃんの時計』は、絵がとてもキレイな絵本。
時計なんかなくたって時間の流れは、自然が教えてくれるのです。
こんな大きな時の流れに身を任せたら、
すべてが変わって見えそうです。

*　　　*　　　*　　　*　　　*　　　*　　　*　　　*　　　*　　　*

私の『赤鬼エティン』
今日の語りは、昨日の語りと変わりました。
生きものだなぁと思いました。
昨日は子どもの目にどんどん引っ張られて、
テンポアップの語りになったと書きましたが、
今晩は、なぜかとてもゆったりな感じになりました。
自分では、同じようにやってるつもりなのに
そこの空気でかわるんですかね～。
語りはあまり聞いてない方多かったみたいで、
なれていない大人のかたは、語り手を見ないんですよね。
下を向いていたり、目を閉じていたり・・。
正直、難しかったです。
でもいろいろな場所でチャンスを頂いて、良い勉強になりました。

違う年代の方とおはなしをするのも
いろいろな見方に触れることが出来てよかったです。
半年に１度ぐらいの割合でやってるようで、
また次回できれば参加させていただきたいと思いました。

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Last updated 2005.12.09 22:32:29
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