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誰にでも、分かりやすい言葉で書かれています。 その分、読んだ人がどう感じるのか それぞれが、何を感じて、これからどう行動していくのか。 色々な情報があふれている中で、 何を信じたら良いのか分からない時があります。 偽(にせ)のじじつと本当のじじつを見極めることが大切です。 どうしたら、見極められるのかな? 残念ながら にせものを指さして「ここに じじつが いるじゃないか」と うそをつく人もいます。 でも 「じじつをちゃんと見て、真実を知りたい」 そう思う人がいる限り 本当のことを消し去ることは出来ない。 じじつは じじつ、ほんとうのことだから。 じじつは じじつ、ほんとうの ことだよ ちいさな かなしい じじつの おはなし [ ジョナ・ウィンター ]
2023.01.19
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今月のおはなしの集まりに行ってきました。 参加者が、順番に一人一話語りました。 今回のおはなしの備忘録です ①鬼の小づち(日本の昔話) ②なら梨とり(日本の昔話) ③マメ子と魔物(イランの昔話) ④三枚のお札(日本の昔話) ⑤ルンペルシュティルツヘン(グリム) ⑥月を射る(中国の昔話)★ケラ担当 「秋」という季節だからか、今月は日本の昔話が多かったです。 特に、次回の打ち合わせもなく、その日にそれぞれのお題がわかるので、 行ってみないと、誰が何を語るのか分からないおはなし会というか勉強会? 日本は四季が豊かなので(最近は、秋と春が短い?) お話の中にもしっかりと季節が描かれている物が多いと感じています。 例えば今回の「なら梨とり」のなら梨。私たちが食べる梨より、 小さい実の山に自生する梨だそうで 山梨とも言われるのかな?そんな小さい梨が、ざらんざらんとなるのは、 やっぱり秋ですね。 「三枚のお札」は小僧さんが、栗を拾いに山へ行くお話。やっぱり栗拾いは秋です。 今回私は、「月を射る」という中国の昔話を語りました。 太陽だけがあって、月も星もなかった世の中に、月と星がどうやって出来たかという天地創造のお話。 私はいつも月が綺麗に見える、秋の季節に語りたくなります。 11月、12月に5年生で語る予定なので、ちょっと早めに練習を始めて、語らせてもらいました。 他にも「鬼の小づち」は、ちょっと面白かった。 一般的な昔話は子どものいない おじいさんとおばあさんが、子どもを欲しがり授かるというパターンのお話が多いと 思うのだけれど、これは逆。ひとりぼっちの子どもが、おじいさんとおばあさんを欲しがるというお話。 「マメ子と魔物」は、聞いていて楽しくスカッとするお話。マメ子に元気をもらいました。 「ルンペルシュティルツヘン」は、こびとの名前なんだけど、このヘンテコな名前を当てると言うお話。 ルンペルシュティルツヘンは、日本語にすると【がたがたの竹馬こぞう】と訳されるんだとか。なんか可笑しいですね。 今回も、たっぷりとお話を楽しむことができました。
2022.10.22
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来月、素話のおはなし会を計画中です。 毎年夏に行っている、「夏の夜のちょっとこわ~いおはなし会」です。 今回は、たまたま、日本のおはなしが集まったので 「夏の夜のちょっとこわ~い日本のおはなし会」ということになりました。 今のところの予定としては だいくとおにろく 猫の踊り 三まいのお札 食わず女房 以上の四話です。 他には、ちょっとこわい絵本の紹介なども・・・。 今日は絵本を色々みながら、紹介する絵本を検討・・・。 その一部です。 まだまだ、色々あるんでしょうね。最近絵本はあまり読んでいなかったので、久しぶり色々な絵本をみることが出来て楽しかったです。
2022.06.25
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あけましておめでとうございます。 昨年は10年ぶりに、楽天ブログを再開することが出来ました。 これは、わたしにとっては大きな決断でした。 やっぱり、おはなしや絵本について、思ったことを表現したいという 気持ちが、心の奥でずっとあるんだと思います。 訪問して下さる方々に、感謝、感謝です。 ありがとうございます。 十二支のお節料理/川端誠/子供/絵本【1000円以上送料無料】 あなたの干支は? 年末のお節料理作りには、 干支で役割分担がされています。 ◎ねずみは家のそうじと正月のかざりつけのかかり ◎丑は米や野菜の材料を選んで運ぶかかり ◎寅ほうぼうの国から珍しい食べ物を集めるかかり ◎うさぎは器や箸や重箱を選んで揃えるかかり ◎龍は一年中お天気の様子を見てくれていたから、かかりはナシ (えっ~) ◎へびは献立のかかり、新しい料理を加えます ◎馬は料理道具のかかり ◎羊は下ごしらえのかかり、出汁をとったり、皮を剥いたり ◎猿は料理のかかり、献立にしたがって腕を振るいます ◎酉は盛り付けのかかり ◎戌は年越しそばのかかり ◎イノシシは、最後の後片付けのかかり みんなで協力して、準備をして、お正月を迎える。 しんしんと雪が降る大晦日の夜。 一夜あければ、お正月。 きれいに準備の整った部屋に、晴れ着を着て、楽しそうな十二支たち。 今年も良い年になりますように・・・。 さて、わが家のお節料理は・・・ 誰も手伝ってくれないから、ひとりで頑張りました。 みんなで協力していた、十二支たちがうらやましいぞ。 ぽつり、ぽつりの更新ですが、 よろしければ、今年もお付き合いいただけると嬉しいです。 どうぞ、よろしくお願いします。 十二支のお雑煮 [ 川端 誠 ] 十二支のおはなし (えほんのマーチ) [ 内田麟太郎 ]
2022.01.01
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子どもが小さいとき、何度も繰り返し読んだ絵本。 ウクライナ民話の「てぶくろ」 てぶくろ ウクライナ民話 (世界傑作絵本シリーズ) [ エウゲーニー・M・ラチョフ ] おじいさんが森で落とした手袋のなかへ ねずみ かえる うさぎ きつね おおかみ いのしし くま ・・・と、たくさんの動物たちが、入っていきます。 初めは、いいのですが、 そのうち、手袋の中は満員、ぎゅうぎゅう詰めになっていきます。 絵がとても素敵です。 それぞれの動物たちが身につけている、洋服や帽子、小物など 見ていると、とても楽しい気持ちになります。 会話とともに、それぞれの動物たちの性格や特徴まで伝わってくるようです。 手袋もどんどん変わっていきます。 初めはただの手袋だったのに、はしごがかかり、土台が出き、 玄関、窓、呼び鈴、と何やら家のように変化していく様子も見ていて飽きません。 こんな素敵な絵を楽しめる絵本だけれど、ぜひとも、語りでもやってみたいと思って 5年ぐらい前から、冬になるとおはなし会で語るおはなしの一つです。 きれいな言葉を身体の中にいれて、声に出すととても気持ちが良く、心が洗われるようです。 機会があったら、ぜひ見て欲しい絵本です。 冬つながりで、こんな絵本もすてきです。 きらきら [ 谷川俊太郎 ] たくさんの雪の結晶の写真が出てきます。 みんな違う、同じ形はありません。 でも、みんな六角形。 不思議な世界が広がります。 谷川俊太郎さんの言葉もきらきら光っているようです。 おはなしを語ることは、私のライフワークのひとつ。 ずっと続けているボランティアです。 ボランティアと言っても、自分のためでもあるから続けられているんだなぁと思います。 わたしにとっても大事な時間なのです。
2021.12.19
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とおい とおい 南極に あおいろのペンギンが うまれました。 見たことがないものを受け入れることは ペンギンの世界でも大変なようです。 「ほんとうにペンギン?」 あおいろのペンギンは 他のペンギンがすることは全部しました。 得意でもないことも頑張りました。 それでも、色が違うだけで 他のペンギンは離れていきました。 あおいろペンギンはひとりぼっち・・・。 違うことは悪いこと? 違うと仲良くなれないの? 本当は、ひとりひとりみんな違うんじゃないの? 全くみんなが同じなんてことはないでしょ?! そんなことが、ふと頭に浮かびました。
2021.07.15
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前回紹介した『The Colors of Us』について 英語は、昔から全然苦手なのに 英語の絵本(ペーパーブック)を取り寄せて どうするの?って感じなのですが ・・・。 でも紹介してもらった絵本が とても色鮮やかで、元気が出そうで ついつい惹かれて・・・しまいました。 その時の説明と分かる単語を拾ってみると 7歳の女の子レナ。 アーティストであるママから 「赤、黄色、黒、白を混ぜ合わせると、ちょうどいい茶色になる」と言われます。 「ちょうどいい茶色ってどういうこと?茶色は茶色でしょ」とレナは思います。 そこで二人は出かけて、色々な友達に出会います。 ソニアの肌は、ピーナッツバターのようなイエローブラウン。 イサベラは、チョコレートブラウン。ルーシーは桃のような褐色。 はちみつ色、赤茶色、ココアブラウン、ゴールドブラウン。 ジンジャー、チリパウダー、ココナッツ、コーヒー・・・。 たくさんの色が想像で膨らみます。 言葉を聞いただけでもなんだか楽しくなります。 そして絵を見ると更に楽しく、明るい気分になります。 家に帰ったレナは、色々な茶色でみんなを描きました。 茶色は茶色でもみんな違う茶色。みんなそれぞれきれいな色。 この絵本を紹介してもらったときに、 今はクレヨンや色鉛筆での「はだいろ」はないと聞きました。 自分が子どもの頃や、自分の子どもが小学校に入ったときはまだ「はだいろ」と表記されていたように思います。 今は違うということを、私、恥ずかしながら全然知りませんでした。 いまの子どもたちには、「うすだいだい」とか「ライトオレンジ」の方がなじみがあるのですね。 ちょっと調べてみました。 三菱鉛筆uniによりますと2000年9月の生産から「はだいろ(肌色)」の呼称を「うすだいだい」に変更しました。「はだいろ」の呼称は、人の肌の色へ固定観念を与える可能性があると指摘されていたことから、市場の混乱を避けるため、株式会社トンボ鉛筆、株式会社サクラクレパス、当社の3社で協調し、一般的でわかりやすく、語感がよく、色を連想しやすく、日本人に馴染みやすく、他の業種にも混乱を来たさない、などという点から、和名「うすだいだ い」、英名「Light Orange」への変更を決定しました。「うすだいだい」に決まった経緯当時、財団法人日本色彩研究所では「はだいろ」に「Light Orange」を併記しており、また、「Light Orange」は「あんず色」「とうもろこし色」「はだいろ」を含む広範囲をカバーする色名でした。この「Light Orange」を和訳すると「浅いだいだい」となりますが、「浅い」と言う表現は色名表示に馴染みにくい点を考慮し、「うすだいだい」の呼称を採用しました。 と書かれていました。 時の流れを改めて感じました。
2021.03.21
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昨日ふらっと立ち寄った本屋さんで見つけて購入した本です。『おりがみ通信』(パッチワーク通信社)折り紙って指先を使うので、高齢者の方にもいいと思うんですよね。でも「子どもっぽい」っていうイメージもあります。いかに子どもっぽくなく、素敵な雰囲気にするか・・・。あまり複雑で難しくてもダメなので、簡単に出来ることもポイントです。この本の中に、【おりがみモザイク】というのがあってこれは、使えそう・・・。あれこれ眺めて、アイディアを練っています。『あーといってよ あー』ちいさいかがくのとも(福音館書店)絵本をみながら、みんなで一緒声をだす本ですかね(笑)。音が目に見えるように、絵になっています。「あー」と言ってもいろいろな「あー」があります。上を向いた「あー」下を向いた「あー」口をたたきながらの「あー」は「あわわわわー」とくすぐったい感じ。胸をたたきながらの「あー」は「あ~あ~あ~」と振るえる感じ。長い、短い、とんだり、はねたり。のびたり、ちぢんだり、はやく、おそく。おおきい、ちいさい。いろんな「あー」を身体で感じる。なんかねぇ・・・発声練習に使えそうな絵本です。いろんなものから、アイディアのヒントをもらっています。
2009.03.29
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絵本ではないんだけれど、読んだらすごくあったかい気持ちになりました。小学3年生のつぐみはおじいちゃんとよく行く山で≪われ様≫というちっちゃいおじいちゃんの神さまをありじごくから助けてあげます。お礼にわれ様から【1日だけ、なんでも願いが叶うありがた~いどんぐり】をもらいます。有効期限は3年間。みなさんだったら、何を願いますか?このどんぐりの使いかたがね、とてもいいのです。人はひとりではない。人はつながってるんだね。自分のことだけを考えるよりこのつながってるという気持ちをもてることがしあわせなのかもしれない。よかったら、読んで見てください。
2008.10.11
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今夜の【夜のおはなし会】で、4歳の男の子が今一番気に入っている絵本を読んでくれました。4歳で読めちゃうってこともすごいと思うんだけどまたこの絵本が、妙にツボにはまってしまって・・・。きもカワイイって、こんな感じ?子どもって、こういうの、きっと好きだろうなって思う。こんな絵本です・・↓みんなのこびと図書館で借りなくっちゃ・・!と思ったらえ~っ、ないじゃん。リクエストします!
2008.03.28
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今週、来週、再来週と5~6年生で読もうと思っている絵本です。なんだか、絵本ネタアップするのすごい久しぶり~な感じです。『綱渡りの男』モーディカイ・ガースティン(小峰書店)ニューヨークの世界貿易センターのツイン・タワーと言えば飛行機が激突して、崩れていく恐ろしい映像が目に焼きついています。その貿易センターのツイン・タワーが完成する直前の1974年8月。なんとビルとビルの間に綱を張り、綱渡りをした男がいた!!夜、建設中のビルの中に労働者の格好をして仲間とともにもぐりこみ一晩かけて、綱を張る。黒いシャツとタイツに身を包んだい大道芸人、フィリッププティ。朝になり、朝日のあたるタワーに張った地上400メートルの綱の上。8メートル半あるバランス用の棒を持ち、進みだす。これまでの僕の人生はこの日のためにあったんだ・・これをするために。ドキドキ★ハラハラ、すごい迫力です。高いところが苦手な私は、絵本だというのに読みながらクラクラしそうです。これはホントに実際にあった実話。そんなことが33年前あったんですね。そんなツインタワー。今はもう、ありません。
2007.05.28
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最近読んだ 木村信子さんの詩集『時間割にない時間』この中から一つ紹介します。ちょっとこわいな~と思った、面白い詩です。となりの客はよく柿食う客だとなりの客はよく柿食う客だとなりにはよく客がある柿食いにくる客があるとなりの客はよく柿食う客だとなりにはよく客があるとなりの柿はよく客食う柿だ今日もまた客がひとりはいったままだとなりの柿はよく客食う柿だおはなし会でも使えるかな?でもよ~く練習しないと、口がまわらないな。
2007.04.11
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前に、テレビで見てずーっと気になっていた絵本。地元の図書館にはなくて、リクエストしていたら、図書館が購入してくれました。『わたしから、ありがとう。』中島啓江/原案 河原まり子/作・絵(岩崎書店) 歌手・中島啓江さんの実話だそうです。子どものころ、学校でいじめられていた啓江さんをこころ優しく包んでくれたお母さん。そのお母さんが教えてくれた魔法の言葉『ありがとう』ももちゃんが引っ越す日自分をいじめた子にもプレゼントを渡して「ありがとう」を伝えなさいと言うおかあさん。そう言ったお母さんもすごいけど、いやだ、いやだと思ったのに、がんばって「ありがとう」を言ったももちゃんはもっとすごい。がまんして、頑張って・・。そしたら自然に口から「ありがとう」があふれた。ももちゃんは、きっと少しだけ変わったんだ。今のいじめは、複雑で簡単なことではないのでしょう。でもこの絵本では、あきらめないこと信じることが書かれているような気がします・『ありがとう』はやっぱりすごい。『ありがとう』をどんどん伝えていこう・・。
2007.03.11
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デイで仕事をしていると、利用者さんの手をとることが多いです。歩行や車の乗り降りの介助などは、自然に手をとりますし、「寒い、寒い」とおっしゃる方には、手を握ってさすったりね・・。散歩の時にも腕組んだり、手をつないだり。『ハルばぁちゃんの手』山中恒=文 木下晋=絵(福音館書店)ハルばぁちゃんの人生が、手と一緒に流れていく。生まれたての赤ちゃんの手・・・あやとりをする手・・・かごを編む手・・・悲しくて顔をおおった手・・・生活のために働く手・・・盆踊りを踊る手・・・ケーキを作る手・・・月夜に舞う手・・・手と一緒に過ごしてきた日々。手にはハルばぁちゃんの歴史があった。利用者さんにも女性だけど、とても筋肉質な腕と手を持つ方がいる。その方は、元気だった頃パン屋さんだったそうだ。一所懸命パン生地をこねていたんだろうな・・。いつもおしゃれで素敵な指輪をしている方。「お勤めしてたころに買ったのよ」とうれしそうに話してくれた。私の手は、これから何をしていくんだろう・・と思う。
2007.02.24
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ずっと気になっていた【気になる日本の木】シリーズの一冊。『 春の主役 桜 』ゆきのようこ・文 早川司寿乃・絵(理論社)最初から、うっとりしてしまうような美しい素敵な絵本です。桜は、毎年春をしっかり感じさせてくれるお馴染みの木です。でも、知らない事もいっぱいあって・・・。桜の花の色彩や咲き方もそれぞれなんですよね。天狗さんと柴犬(?)くんが日本中の桜を案内してくれます。桜の花が花ごと落ちているのはヒヨドリさんのいたずら?桜前線は、江戸時代に生まれたんだよ。そしてソメイヨシノという種類の桜を元にしたものなのです。ソメイヨシノは、エドヒガンとオオシマザクラの雑種だってこと。桜前線は南から来るわけではない不思議。昔は桜といえば、ヤマザクラをいったんだよ。奈良県吉野山にたくさんあるよ。北の方ではオオヤマザクラが遅い春を告げるんだって。オオヤマザクラはエゾヤマザクラ、ベニヤマザクラとも呼ばれてるよ。沖縄では一月に桜が咲き始めるんだって。沖縄のお花見はカンヒザクラという桜。ソメイヨシノは沖縄にはないんだって。カンヒザクラは元は台湾、中国南部の桜で古くから沖縄に植えられてきたそうです。ソメイヨシノの親になったエドヒガン。エドヒガンはとっても長生きです。岐阜県には、エドヒガンの『薄墨桜』があります。樹齢1500年。何度も枯れそうになったけど多くの人たちの努力で毎年花を咲かせてるんだ。1500年なんて考えられないくらい昔からだ・・。なんだかこの絵本を見ていたら、早くお花見したくなっちゃったよ。今年は暖冬だから、桜前線も早くやってくるのかな? 2年前の桜・・・。
2007.02.11
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明日は、新しい年になって初めてのよみきかせの日です。何がいいか、考えていたのだけどこの時期ぴったりの科学絵本に決めました。『しもばしら』野坂勇作・さく(福音館書店)私の住む地方は、日本でも暖かいほうで雪も年に数回降るぐらいです。それでも1月2月に、霜柱を見る事ができます。子どもの頃は、見つけるとうれしくて、手にとってみましたね。土でどろがついているのに、いっぱい集めたりもしました。で、最後はさくさく踏んだり・・・ね。なんか楽しかったです。そんなしもばしらのお話です。はーちゃんは寒い朝、「さっく すっく さっく すっく」という不思議な音に気がつきます。「何か地面から生えてるみたいだ」そっと触ってみます。「ひゃー、つめたい」おばあちゃんと一緒にしもばしらたんけん。しもばしらってどうやってできるんだろうね?おばあちゃんが家の冷蔵庫でつくるしもばしらの作り方を教えてくれました。身近な自然の不思議を知る絵本。楽しいなって思います。
2007.01.10
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今年はあったかい冬になるのかな?なんて思っていましたがやっぱり少しづつ寒くなってきました。先日、何年かぶりにベージュの毛糸の手袋を購入しました。なんだか、こんなことで手袋をはめるくらい寒い日が来るのがちょっとだけ楽しみになりました。夏以来、おはなしを覚えることから離れていました。小学校のよみきかせでは、語っていましたが、これは前に覚えたおはなしばかり。新しいおはなしに挑戦する余裕がありませんでした。でもそんなことばかりも言っていられません。12月には地元の図書館で≪冬の夜のおはなし会≫の予定があります。素話ばかりのおはなし会です。「何のおはなしにしよう~?」と考えていましたが、『てぶくろ』にしようと思って、只今練習中です。福音館書店の絵本からなのですが、これが「おはなし」に向くのかどうかはちょっと分かりません。でも子どもたちが小さい時から何回も読んできて好きなおはなしなので、やってみようと思ったのです。今週から、小学校でもするつもり・・・。どんな感じになるのか、今から楽しみです。
2006.11.27
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前にトップの≪私の本棚≫で紹介したちょっとレトロな感じの高部晴市さんの絵本です。『(続)ことわざの えほん』西本鶏介/編・文 高部晴市/絵 よく聞くことわざが楽しい絵で描かれています。例えば・・・あたま かくして しり かくさずおにの めにも なみだにがした さかなは おおきいとんで ひにいる なつのむし 分かっているようで難しい解説も、とても分かりやすく書かれていてます。なんと、使い方の例題もあり!です。子どもにもいいけど大人のちょっとした読み物にもいいのでは?と思いました。
2006.11.23
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先日、ねこにゃ~☆さんのところで紹介されていた絵本です。即買っちゃいました!!ひざを寄せて読む「わたし大好き」の絵本はアルツハイマー病、認知症、その他物忘れの激しい人ともっと親密なふれあいをもちたいと願っているご家族や介護者にぜひ使ってみて欲しいツ道具(ツール)です。と書かれています。著者もこれは特別な絵本です・・・・自分たちから次第に遠ざかっていく大切な人を夫、妻、息子、娘がつなぎとめる力になってくれるでしょう。と記しています。『わたし 大好き』リディア・バーディック作/ジェイン・フリーマン絵みらい なな訳/小澤 勲監修 (童話屋)この絵本はわたしは、****************が大好きです。繰り返し繰り返し出てきます。例えばわたしは 顔を お日さまに向けるのが 大好きです。わたしは 自然の中を ドライブするのが 大好きです。わたしは ラジオをつけて 音楽をきくのが 大好きです。わたしは あなたのとなりで この絵本を 声にだして読むのが 大好きです。たくさんの大好きが溢れています。どの私もとても楽しそう・・・・。自分の好きなことを考えるのって、うれしいですよね。この絵本は著者が、認知症になったお母さんの介護をされている時に考案し創った絵本だそうです。それぞれの人に好きなものがあります。自分の好きなものの話を、好きな人と語る時間は良い時間です。そんな時間を1日のうちで少しでも持てるといいなぁ。子どもたちとのよみきかせとは違う絵本の読み方。ひざを寄せて読みあうということ。絵本にはいろんなよみかたがあるんだなぁと思います。
2006.11.20
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今年の夏、おはなし100祭の企画夜の図書館で「ちょっとこわ~いおはなし会」で次男が語った『魔女のシチュー』の絵本版のような本です。『魔女ひとり』ローラ・ルーク作 S.D.シンドラー絵金原瑞人訳 (小峰書店)絵がとってもしゃれています。数え歌のようになっていて、おはなしがすすんでいきます。魔女は、みんなからいろんなものをもらいます。のらネコ にひきから・・魚の骨かかし さんにんから・・小鳥の爪ゴブリン?よにんから・・にょろにょろむしドラキュラ ごにんから・・真っ赤な血ミイラ ろくにんから・・きたない蛾フクロウ ななわから・・がらがらへび etc・・・それらを混ぜて、シチューのしたく。みんなであつまり、不気味なシチューにしたづつみ。【さあ どうぞ】あなたは食べられますか?
2006.11.12
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地獄の大王【えんま】にはおっかさんがいません。でもでもいつもまぼろしにみていたのです。(・・・・おっかさん)そのまぼろしのおっかさんにそっくりなばあさんがえんまのところへやってきました。えんまはなんとかばあさんを助けたいと思いましたが・・・『えんまとおっかさん』内田麟太郎/山本孝(岩崎書店)えんまもおっかさんには弱いんだなぁ~・・・。なんとか、おっかさんそっくりなばあさんを助けようとする。だがばあさんは、ひとごろしのぬすっと。えんまの目は涙でウルウル。思わず手をあわせ、あみださまにお願いする。なんとかこの世に戻ったばあさんは一言。「えんまか。ありゃあ、みかけだおしのさびしんぼうよ」最後のうれしそうなえんまに「良かったね」っていいたくなります。≪内田麟太郎さんと山本孝さんのコンビの絵本≫
2006.11.11
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のーみんのぴこさんのフリーページで紹介されていたさいとうしのぶさんの絵本『十二支のかぞえうた』図書館で借りてきました。前から気になっていたので・・・。年末が近づいてくると、なぜだか十二支が気になります(笑)。来年は次男が年男・・いのししですね。1月1日1じにねずみがもちたべたいくつたべた?2月はうし3月はとら・・・・と十二支たちが順番にその月にちなんだ食べ物をたいらげていきます。時計をさがして、食べ物を数えていろいろ話をしながら楽しめそうです。「かごめかごめ」のメロディー♪で口ずさみながらページを進めていけますよ。最後にメロディーの楽譜がついています。
2006.10.29
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だいぶ髪が伸びた息子たちを床屋へ連れて行き待っているあいだ、本屋さんでしばし立ち読み・・・。で、見つけたのがこの絵本。手のひらサイズの小ささに、500円というお値段。『どっちがへん?』岩井俊雄 (紀伊國屋書店)文字はなくて、左右に同じ様な絵がかいてあるんだけどよく見ると(よく見なくても)どっちかが変なんです。なにやら使い道がありそう?とお買い上げ。あともう一冊、前から欲しいなと思っていた本です。いろいろなものが出版されているようだけど一枚一枚の写真に癒されるこの本に決めました。『千の風になって』原詩/作者不明日本語詩/新井満(講談社) たまには外食でもと、夕方家族4人で回転寿司へ。前に来たときより、息子たち食べる食べる・・・食べまくるぅ~。そんなに慌てなくても。ゆっくり食べようよ。長男22皿、次男16皿。これって食べ過ぎ?普通?行くたびに、金額がどんどん増えるぅ~。成長期なんだから減るよりいっかと思いつつため息がでてしまいました(笑)。
2006.10.15
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家族で楽しく季節の行事のヒントがたくさん詰まっている絵本です。『「和」の行事えほん(春と夏の巻)』高野紀子 (あすなろ書房)季節の行事も由来や意味が分かれば、もっと楽しめる!?例えば8月のページ・・・≪葉月≫≪月見月≫≪燕去月≫ともいうんですね。なんか、意味があって素敵な呼び方だなって思います。お盆ってなあに?どんなお供えがあるの?お盆のお料理って?盆踊りのはなぜやるの?精霊流し、送り火って何?今月の花や旬の食べ物8月の気象や時候などなど・・・いつでも近くに置いておきたい絵本になりそうです。秋と冬の巻はこれから発売みたい・・。早く見たいなぁ。
2006.08.22
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最近の次男はなぜかいつも怒っています。確かに≪金管部活≫≪プール≫≪スポ少の野球≫≪友達との遊び≫毎日めいっぱい、フル活動です。疲れているのかな?でもそんなに怒んなくてもいいのに・・・。そんなに怒るようなこと言ったっけ?やたらと機嫌が悪いときが多いように思う今日この頃です。反抗期なのかな?『ライラはごきげんななめ』アレクサンダー・スタッドラー作 セーラー出版今日紹介するライラもご機嫌が悪いです。妹にお気に入りの服を汚されたり、学校で隣の子が読書感想文に金ぴかの星をもらったのにライラは「もっとがんばりましょう」だし。ライラは、学校帰りのバレエのレッスンへ行くのにもとっても不機嫌です。「わたし、やめるから」「これが最後のレッスンになるわ」でもでも、先生の方がうわてでした。先生のライラへの言葉が笑っちゃうぐらいおもしろいしやるな~って感じなんです。表情もね・・・。どうしたわけだか・・・おどればおどるほどしあわせな気持ちになってきました。いつの間にかライラは今まで週1回だったレッスンを週2回にお願いしちゃうんです。思春期の子の気もちが良く表れているような気がします。
2006.08.21
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本日二件目です。しばらくは、先日のかん子さんのブックトークから私の気になったものを紹介していこうと思っています。金曜日のブックトークで、どうしても欲しいなと思って楽天ブックスから早速注文した本。本日到着!!さすがですね。早い!まだ2日しかたってないのに・・・。『実物大 恐竜図鑑』(小峰書店)もうすごい迫力。恐竜好きの子にぜひぜひ見て欲しい。 でも図鑑といっても、恐竜時代の地球の様子や恐竜たちの歴史その他の情報も満載だから大人でも満足の一冊だと思います。11年前、2~3歳で恐竜博士だった長男に見せてあげたかったなぁ・・。きっと大喜びしたに違いない。今見せたら、どんな反応なんだろう・・?
2006.08.20
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先日のかん子さんの絵本講座。最近、ねこや犬が出てくる絵本が多いとか・・・。そう言われれば、私たちにとって一番身近な動物ですよね。そのとき紹介されていた本の一冊です。ねこ好きの方、いかがかしら?表紙からインパクト大です。『ねこのせんちょう』 マドレーヌ・フロイド 作 (セーラ出版)【せんちょう】は川のすぐそばにすんでいるねこです。寝ること、食べること、からだをきれいにすることが大好き。でも他にも好きなことがある。月明かりの晩、せんちょうの後をついていってみましょう・・。星空のした、手と手をかさねたほほえましい姿にきっと会えるでしょう・・・。
2006.08.20
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★赤木かん子さんの絵本講座★2005年~2006年に出版された絵本から、かん子さんが選んだ100冊をそろえ、ブックトーク三昧のひとときでした。いや~すごかった。かん子さんがポケットマネーで購入した絵本がずら~り。どれもこれも、あれもこれも手に取ってみたい本ばかり。その中で、私が興味を持った絵本・・・。表紙見ただけでもワクワクするでしょ!?『ぼくは ざりがに』『つのとはさみ』 『地球のてっぺんに立つ!エベレスト』 『進化のはなし』『実物大恐竜図鑑』『きょうりゅうのおおきさ』 『生命の樹チャールズ・ダーウィンの生涯』『レイチェル』 『ライラはごきげんななめ』『はらっぱカップ』『ぎゅうぎゅうかぞく』 『俊寛』『義経千本桜』『耳なし芳一』 ふ~っ・・・。まだまだたくさんあるんだけど・・・。少しづつ読んでいきたいな。
2006.08.18
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最近出版された絵本のようです。印象的な表紙にとても心が惹かれました。『ヨンイのビニールがさ』ユン・ドンジェ作 キム・ジェホン絵 ピョン・キジャ訳(岩崎書店)ヨンイの持っている緑色のビニールがさ。決して立派なかさではない。雨の中、出会った少女ヨンイとものごいのおじいさん。誰も知らない、小さな秘密の交流・・・・。絵がすばらしい・・・。絵本を読んでいる間、降っている雨の音がずっと聞こえた。途中、地面に雨が降りしきる場面。5ぺージにわたり、自分のこころとヨンイのこころが一緒になったような気がしてドキドキした。言葉も少なく、色も地味。でもすごい。≪ヨンイの勇気とやさしさ≫≪おじいさんの感謝の気持ち≫多分・・・いつまでも忘れられない絵本。
2006.07.13
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蒸し暑いです・・・。みなさんのところは、どうですか?今日は、高部晴市さんの絵本です。私が最初に高部さんの絵本にあったのは、この本でした。 『やまのじぞうさん』たかべ せいいち (架空社)色目はちょっと地味~な感じなんだけどでっかいおじぞうさんがいいなぁと思って手にとってみました。色合いがなんだか、日本的で落ち着いた感じでいい。山の上にいるでっかいじぞうさん。春にはビューボー大風にさらされ熱い夏にはカンカンデリデイお天道様にてりつけられ秋は秋でビューボーザッザザンザン大風と大雨ださぶい冬には雪やコンコンのさむさその山のふもとに住むやさしい村のしゅうは「ふもとでゆっくりしてくだされ」と言う。でもじぞうさんが山の上にいるのは、ちゃんと意味があったんだよ。そうとは知らない村のしゅうは、しつこく何回も言ってじぞうさんを怒らせちまった。おこったじぞうさんは、となりのとなりのそのまたとなりの山へいっちまった。そしたら、たいへんな事になっちまったのさ。じぞうさんや村のしゅうの表情がとってもユーモラスで楽しい絵本です。この本もレトロな雰囲気がいっぱいです。 『うちのとうちゃんうちのねこ』ねこ嫌いのとうちゃん、でもねこを飼うことになってしまった。ある日とうちゃんとねこがふたりでお留守番することに・・・。さてどうなるかな?ちゃぶ台、ビンビール、黒電話、おひつ、昔のラジオなど子どもの頃の風景?にタイムスリップしちゃいそうです。トップにもきんぎょのアカちゃんのシリーズを紹介してま~す。
2006.07.11
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「とうさんは、今夜おまえにすまないという気持ちでいっぱいだ・・」の書き出しで始まるお話。言わなくてもいいことまで言ってしまって、子どもの寝顔を見ながら、ごめん・・と思ったことが何回もありました。子どもが大きくなった今でも、時々は思います。『むすこよ』小長谷昴平・文/福田岩緒・絵/W・リビングストン・原作(いのちのことば社フォレストブックス)親にとっては、誰でも経験があるちょっと切ないおはなし。子どもは、すばらしい。気づいてるつもりではいるのだけど・・。反省する点は多い。まだまだ未熟な親だから。親も親になるために、多くを子どもから教えてもらうんだね。* * * * * * * * * * *午後から三者面談。「むすこよ」の気持ちを心に留めながら・・。でも一気に現実を突きつけられそうですわ。理想と現実・・。どう折り合いをつけていくかが課題です。はぁ~あ・・・。
2006.07.07
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絵は・・・見るもの。でも、音や声だって聞こえてくるんだね。そんな絵を集めて、いろんな音に耳をすませてみようか・・?『きこえる きこえる えのおと えのこえ』長谷川摂子 構成・文(福音館書店)このシリーズは、何冊か見たことあるけど、なかなか面白いと思う。この絵本も1月、2月、3月・・・・と、その季節の絵が順番に出てきます。雨がふる音。風がわたる音。水がゆれる音。ガラスのつぶやき。 とろりんこ ぷわりんこ るわ~ん ゆよよ~ん ぽっつん、 ぴっとん、 ぽつん、 ぽととん しぱ ぱしゃ しゃばばば ふるりろ ふるりろ しゃろ りろりろりろ テレ テレ テレ プパーパーいろんな音や声が、あるんだね。耳じゃなくて、こころで聴くんだね・・・。
2006.07.03
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今日は、最近購入した本を紹介します。リンクしているつうちゃんこと杉浦つかさんが描かれた『Sweet NICOZY』杉浦つかさ (株式会社かんぽう)つうちゃんのサイトニコじいみたいに、いつもニコニコ笑顔でいたいな。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇『THE ANIMALS』駒形克己(偕成社)カードが8枚。最初はカードを閉じて見て、カードを広げると「あれあれあれ~」別の世界が見えてくる。小さい子のおはなし会で使えるかな?◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇前から欲しいと思っていた絵本。『光の旅かげの旅』アン・ジョナス (評論社)表紙を見ても分かるように、モノトーン・・・。行きは光の旅、最後までいったら本をひっくり返してかげの旅。えっ!さっきの絵が違ってみえる。ちょっと大人なさかさま絵。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇これも前から欲しかった・・。オークションでゲット!!『きゅうりさん あぶないよ』スズキコージ (こどものとも・福音館書店)きゅうりさんそっちへいったら あぶないよねずみがでるから延々このセリフが続きます。セリフは一緒だけど、変わっていくんだなぁ・・・・。気づくかな?最後はすごいきゅうりさんになってるよ。これじゃあ、わかんないよね。気になる人は、見てみてください。 今日、母と一緒に映画を見てきました。いろいろ考えさせられる映画でした。明日の記憶
2006.06.30
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絵本ではないんだけれど・・・すぐ読めちゃうよ。『口で歩く』丘 修三・作 立花 尚之介・絵(小峰書房)まずは、最初の前書きの部分にひかれた。人はひとりで生きているのではありません。だれひとりとして 意味のない人は、いない。だれひとりとして 価値のない人は、いない。タチバナさんは20代、寝たきりです。でも天気の良い日は、大きな車輪と小さな車輪のついたベットでお散歩します。どうやって?口でね、道行く人に声をかけて押してもらう。その中でいろんな人に出会うんです。いろんな人に・・・。タチバナさん、何にもできない?人にやってもらうばかりで迷惑?そうなのかな?読み終わった後、前書きの言葉が、更に更に心深くに響きます。
2006.06.25
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今日、本屋さんで見つけた絵本。最近出版された本のようです。『くだもの だもの』 いしづちひろ/山村浩二(福音館書店)タイトルを見ればなんとなく分かる?言葉あそびのような絵本。短い文に、愉快な絵がとっても楽しげです。買おうかどうしようか迷ってたら時間になってしまって、家に帰ってやっぱり「欲しい!」って思ったらまた買いに行こうと思ってその時は買わずに帰りました。う~ん、まだ迷ってます。駒形克己さんの本も注文しちゃったしなぁ・・・・。
2006.06.21
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ガソリンスタンドにある自動洗車機。洗ってるところをくるまの中から見てみたいってず~っと思っていた。そんなこと、思うのって私だけじゃないよね。『くるま あらいます』 サンドラ・スティーン&スーザンスティーン/文G.ブライアン・カラス 絵 石津ちひろ 訳(BL出版)お父さんとお昼を食べに行こうとしたら、バシャ!バッシャーン!くるまは、どろまみれ!まどをしめてエンジンきったらなかへどうぞでも車の中にいたら・・・・潜水艦でうみのそこへ・・・まどからみえるのは、あわだらけのうみタオルでできた巨大なたこのあし?大きなてのひら・・きっとモンスターのて。かいそうだらけ・・・ゴーゴーすごいあらし!おおなみ~。すいてきのダンス。無事にでたら、ぽたぽたしずくをふきとってごらんの通りぴっかぴか!ますます、想像をかきたてられてしまったよ。* * * * * * * * * * * * * * 日記記入率、只今68パーセントです。最近かなりのスローペース更新です。みなさんのところへ遊びにいったり、コメントを書いたりがなかなかできなくてごめんなさい。無理をせず、楽しみながら続けたいと思っていますのでご勘弁を!
2006.06.11
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明日読もうと思っている絵本。いわしくん菅原たくや (文化出版局)ひさしぶり、図書館で借りてきました。はっきりとした太い線の絵にシンプルな文章。ゆっくり読んでも2分はかからない。でもでも、命はつながっているっていう大きなメッセージが込められいるように思います。もうすぐプール開き・・。そんな季節に読みたくなりました。でも、ちょっと短いかな?お話と組み合わせても、時間があまっちゃうかも!?なぞなぞでもやろうかな?
2006.05.31
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大きな大きな男の子。十日で一さいぐらい・・・ひと月で五さいぐらいの子どもの大きさ・・一年がすぎるころにはアボジ(おとうさん)やアモニ(おかあさ)より大きくなって・・・『このよで いちばん 大きな男の子』ぶん・キム セシル え・クォン ジェリョン やく・かみや にじ(少年写真新聞社)みんなと違うというのは、なかなか大変です。それでも自分の出来る事をやって村の人たちとしあわせに暮らしました。朝鮮のおはなし。最後に朝鮮の風習やハングル語がえがかれています。雨上がり。羽衣ジャスミンの香りにむせ返るようです。シランの濃い紫色が緑に映えています。ちょっと忙しくしていたら、いつの間にか、エゴノキの花も咲きだしました。 ほっとします。自然に感謝です。
2006.05.21
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いよいよ明日からよみきかせが始まります。私が行くのは、ピッカピカの1年生です。1年生にとっては、初めてのよみきかせ。なんか、勝手に責任感じて、ちょっと緊張しています。≪楽しい時間だな≫って思ってもらえたらいいな。おはなし1話と絵本1冊、時間があれば手遊びを入れる予定です。絵本は何にしようか、いろいろ迷ったんだけど言葉が楽しいこの絵本にしようと思っています。『めの まど あけろ』谷川俊太郎 ぶん 長新太 え(福音館書店)朝から寝るまで様子が、楽しい遊び歌風に書かれています。調子も良くて、歌いだしちゃいそうです。なかでも私が好きなのはこれ!たらこ かずのこ さかなのこだんごの きなこは だいずのこたけのこ たけのこ なめこは きのこたまご かまぼこ れいぞうこしょくごは いちごか おしるこかいたずらっこは はらっぺここういうのは声に出すと面白いよね。新しい方も明日は見学に来て下さる予定です。さぁ・・どんなスタートになるかな?
2006.05.10
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ロングセラーの代表のような絵本なんですね。私は、大人になって出会いました。『もりのなか』 の続編。『また もりへ』マリー・ホール・エッツ /まさき・るりこ やく(福音館書店)地味~っていうのが第一印象・・(笑)。でも、その中にたくさんの宝物がつまってる。『もりのなか』で一緒に行進した動物たちが「ぼく」を待っていてくれた。今からみんなで得意なことのうでくらべをしようと・・・。ひとりひとり得意なことを披露していく。すべてに「よろしい、なかなか よろしい」と答えるとしとったぞう・・。(そうだよ。それぞれみんないいところがあるんだから・・)(一番なんて決められないよ)と心の中で私は思う。それを素敵に裏切ってくれた結末。「ぼく」が一番になったんだ。動物たちは、花輪をあんで頭にかぶせてくれたよ。みんながそう思った「ぼく」の一番・・。迎えにきたおとうさんだってそう思った。森の動物たちには、できない「ぼく」の一番。わたしたちも、もっと大切にしなくっちゃ・・。見返しの絵もいいの・・。「ぼく」は心で見てるのかな?
2006.04.05
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いろいろ考えさせられる絵本かもしれない。お母さんが夕ごはんを作っている。その間、お父さんにお話をねだるバベタ。お父さんとお母さんとバベタの家族のはなしを語りだすお父さん。『夕ごはんまでの五分間』プロハースコヴァー作/ポコルニー絵(偕成社)バベタは、お父さんの本当の子どもではない。バベタがお腹にいた時、ブラジルへ行ってしまった本当のお父さん。泣きじゃくるお母さん・・。そんなお母さんを密かに愛していたお父さん・・。バベタの父親になるのに何の抵抗があるでしょう。ー世の中に、父親はひとりしかいませんかなぁ? 父親なんて山ほどいますがなあ。ーそんな紳士の言葉。理解と愛情によって結ばれていれば、それも立派な家族。血のつながりだけでなく、もっと自由にオープンに・・。そんな家族もあることに、今さらながら気づきかされます。そして産まれたバベタは目が見えなかった。でもバベタは「あたし、見ようと思えばなんでも見えるの。」と言う。家族のあり方や障害などちょっと思いテーマを含んだ物語なのに大げさでなく、さらっと、それでいて何か心に残してくれるように思います。お母さんの「お夕はんですよ」の声に家族の現実の・・・優しい時間が流れだします。
2006.03.30
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前の日記で紹介した『畑のキャベツ』が載っているおはなし集です。(畑のキャベツは1に入ってます)おはなしかごさんの出版物です。ストーリーテリングや語りと言うよりは、お母さんと子どもがおはなしで楽しく遊ぶというような感じかな?おはなしの最後に、子どもに問いかけたり、一緒におはなしを作ったりするものもあります。今さらですが、子どもが小さい時に出会っていればよかったなぁ・・なんて思ちゃいます。どんなおはなしが入っているか、少しタイトル紹介しますね。◆小さな小さな話◇小さい自動車、中くらいの自動車、大きな自動車◆おばけ◇秋の葉っぱ◆不思議なろうそく◇子守唄◆おなかがすいたなetc・・・土曜日が楽しみです。
2006.03.30
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今週土曜日、図書館でのおはなし会のお手伝い。年に2~3回当番が回ってくるんだけど、前回、前々回と都合が悪く欠席したため久しぶりです。土曜日3時からの時間帯は、親と赤ちゃん&未就園児の親子連れ園児、小学生などいろんな子が来てるから、何をやるか、なかなか難しいところがあります。今回私がおはなし、友人は、わらべ歌他の方々が絵本or紙芝居担当になりました。多分小さい子が多いだろうとの予想でお話は『畑のキャベツ』に決定!小学生低学年までならいけるかな?私が気に入ったくらいだから、お母さん方にも楽しんでもらえるかな?と思います。『畑のキャベツ』ってこんなおはなし昨日から練習始めました。楽しく出来るといいなぁ・・・。* * * * * * *春キャベツをいっぱいもらいました。春キャベツって美味しいね。キャベツ食べて頑張るぞ!
2006.03.28
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今週金曜日は、毎月恒例の夜のおはなし会。今月は『金の髪』(おはなしのろうそく19)に挑戦の予定です。3月の小学校でのよみきかせは、絵本だったので、ストーリーテリングは、約1ヶ月ぶりになります。すこし感覚があくと、なんだか緊張しますね。いきなりおはなし会で語るのは、ちょっと不安な気がしたので友人に聞いてもらいました。友人宅へいくと息子さんと友だちがいたので、聞き手は3人です。やっぱり、家で一人で練習しているのとは、空気が変わります。「完璧!」と思っても、飛ばしちゃうとこあり、集中切れるとこありほんとに、難しいです。でも一生懸命聞いてくれる子の姿に励まされるんですよね。真剣に聞いてくれてる子がいるから、最後まで語れるんだな~と思いました。語りは、絵は助けてくれません・・・。だからイメージが浮かぶように語らないと・・・。厳しいです。おはなし会やよみきかせで語る前に、誰かに聞いてもらう場が、たくさんあればいいのだけれど・・。やっぱり、ちょっとここが不安かな?っと思ったとこがそのまま出てしまう感じです。今日のように、1度聞いてもらうと人前で自分がどうなるのかよく分かります。こういうことが大事なのかな?と思います。今日の反省を踏まえて、後3日がんばろうっと!!
2006.03.20
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先日行ったおはなしを楽しむ会 。その時、語られた「いっすんぼうし」のおはなし。ほんとに小さいころの記憶だけだったので、鬼が3匹(?)出てくるということに驚いた。で、ずっと気になっていて、絵本が見たいなと思っていた。語られていたのは、この絵本から・・。『いっすんぼうし』いしいももこ・ぶん/あきのふく・え(福音館書店)中を見たら、いました。いました。へ~・・赤鬼、青鬼、黒鬼がいました。いっすんぼうしは、3匹の鬼をやっつけていたんですね~。知っているつもりでも、ほんとは知らないこともいっぱいあるんだな。来年度は、自分たちの住む国の昔話や民話をもっと知りたいし、子どもたちにも読みたいなって思っています。
2006.03.17
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科学絵本って発見がいっぱいです。大人だから知ってるつもりでも「へ~っ、そうなんだ」って・・。だから好きなんだけどね。トップでも紹介してま~す。『たんぽぽ』 甲斐信枝 作・絵(金の星社)~○~。~☆~。~○~。~☆~。~○~。~☆~。~○~。~☆~たんぽぽの≪へ~っ≫ことし最初のたんぽぽは、そ~っと地面にくっつくように、おそるおそる小さくひらく。だんだん、暖かくなると、たんぽぽは、安心して背を伸ばす。そして大きな花を得意そうににらく。周りの草がのびるとたんぽぽもお日様にあたりたくてどんどん伸びる。周りに草がないと地面いっぱいに葉を広げ、体中でお日様を浴びる。雨の日、たんぽぽは、寒そうにそっと半分だけ花をひらく。みんな開いているのに、体をよこにしたまま寝たままのたんぽぽそれが何日かして背たかく起き上がった。緑のほっぺを膨らめて・・・・。用心深くゆっくりひらく。一日かけてゆっくりと・・・。真っ白ピカピカの綿毛。綿毛を飛ばしたたんぽぽは、次の仕事にとりかかる。仕事を終えた茎は静かに枯れる。そして、真ん中からは、つぎつぎ新しい葉っぱが葉を広げ前より大きくどっしりと・・。次のたんぽぽの準備をする。~○~。~☆~。~○~。~☆~。~○~。~☆~。~○~。~☆~あ~早く、たんぽぽに会いたくなったよ・・。去年は雑草と一緒にうちの庭にも咲いたっけ。今年もきっと咲いてくれるよね。明日1年生で読もうと思っています。
2006.03.08
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この時期、鬼の本はもう図書館には少ないかもしれませんね~。よみきかせをされてる方が借りてしまっているのではないかしら?読みたいな~と思っていた本をなんとか、ネット予約入れててゲット。『だんだんのみ』 長谷川摂子・文 福知伸夫・絵 (岩波書店)昔話は、なるべく語りで耳からのほうがいいかなぁと思うのですが・・。この話のもとは、「セツブーン」というのだそうですが、まだお目にかかったことがありません。ちょっと調べてみたら、この本に載っているらしい。『5分で語るむかし話ワールドへようこそ!』 末吉正子また、一度読んでみたいです。で、絵本の話に戻ってこの『だんだんのみ』今の時期にちょうどいい絵本です。タイトルの『だんだんのみ』は、だんだん呑みこんでいくってこと。何を呑みこむかって?それはそれはすごいです。ある日、ととさまは急に腹が痛くなった。どうしたらいいか?かかさが、「お寺のおしょうさんに聞いてみな」と言ったのでお寺へ行って聞いてみた。そしたら、おしょうさんは・・・。ととさが、呑み込んだものは・・・かえる・・へび・・きじ・・りょうし(えっ人間!?)・・鬼・・さすが、昔話。もう大胆不敵です。最後はどうなるかは読んでみてくださいね。「てのひらむかしばなし」シリーズなので本のサイズが、ちと小さい。でも力強い版画で色もはっきりしているので、思ったより分かりやすいんじゃないかな?今週1年生に読んでみようと思っています。
2006.01.30
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『償い』 作・さだまさし 絵・おぐらひろかず (サンマーク出版)胸がつまる想いです。涙があふれて、あふれて・・・。人間は、過ちを犯す生き物です。生きていれば、いろいろなことが起こり人を傷つけてしまったり、間違うことだってある。そのとき、どう対処するかで、その人の本質が試される。でも取り返しのつかないことをしてしまったら・・・。このおはなしは、さだまさしさんが歌い続けている歌。実際にあったおはなしだそうです。ほんの一瞬の油断だったんだろうか。ゆうちゃんは、交通事故を起こしてしまう。たった一度の大きな過ち。「人殺し あんたを許さない」被害者の奥さんの足元で、大声で泣きながら頭を床にこすり付けるだけだった。そのあと、ゆうちゃんは人が変わったように働いて、働いて・・・償いきれるはずはないがせめてもと、毎月あの人へ仕送りをする。事件から7年目に初めてあの奥さんからゆうちゃん宛てに手紙が届く。ゆうちゃんは、泣きながらその手紙を抱きしめる。ありがとう。あなたの優しい気持ちはよくわかりました。どうぞ送金はやめてください。あなたの文字を見る度に主人のを思い出してつらいのです。あなたの気持ちはわかるけどどうか、もうあなたご自身の人生をもとに戻してあげてほしい。と・・・・・。絵が、心象風景というのかな。こころの中の風景のようで、ずーんと響いて伝わってきます。誠心誠意、償うゆうちゃん。それを、許そうとする被害者の奥さん。どうして、こんな悲しいことが起こってしまったんだろう。交通事故は、一瞬ですべてをなくしてしまうのです。私もハンドルを握ります。安易に握ってはいけないと思います。だれだって、ゆうちゃんになる可能性はあるのです。ゆうちゃんや奥さんのような想いをする人をこれ以上作ってはいけないと思うのです。
2006.01.24
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『きょうというひ』story and pictures by Arai Ryojiまず、表紙がいいなぁ・・・。地がシルバーで雪の結晶が舞っています。そして帯で隠れちゃってるけど、中央に揺れるろうそくの炎。表紙を開けると、またシルバーの世界に白のレース模様・・・。「きのうの よる ゆきが ふりました しずかに しずかに ふりました」 そして、きょうというひが始まります。きょというひのために、いろいろな準備。きょうを大切にする気持ちが伝わってきます。きょうというひをてらすため ロウソクに火を灯します。そして外の冷たい空気の中、雪で小さな家をつくります。中にソウソクがはいるくらいの・・・たくさん たくさん 作ります。出来た家にロウソクを灯します。小さな灯りがチリチリ揺れます。消えないように・・・消えないように・・・消えないように・・・消えないように・・・空を見上げて祈ります。きょうというひの ちいさないのり。たくさんのソウソクのいのり。この絵本を見た人のこころにも小さな光が灯るといいなぁ・・。消えないように・・・。消えないように・・・。広い世界に広がっていきますように。
2006.01.15
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図書館で面白い本見つけたよ!世界のなぞかけ昔話・・。詳しくは、また追記しようと思いますが、とりあえず本画像をアップしておきます。 『どうしてかわかる?』『あたまをひねろう!』『やっとわかったぞ!』 ≪はじめに≫の部分には、お話をよく聞いて(自分で読むなら、しっかり読んで)、できごとをおもいうかべてごらん。そうすればきっとわかるよ。とあるけれど、結構むずかしいです。裏表紙には、≪10歳以上のみんな≫と書かれています。かなりの注意力が必要かも。だから、真剣に考えちゃいます。一話、1~3分ぐらいの短いおはなしに謎が・・・。お話の最後は、「わかるかな?」の問いで終わっています。『どうしてかわかる?』は14の話が入っています。●部屋いっぱいの造花のなかから、ほんものを見分けるには?●少年のお金を盗んだのは?●自分が食べたマメをたった一言で、自分が盗んだのではないと思わせるには?●二人のお父さんと二人の息子、魚釣りで一人一匹ずつ釣れたのに魚は全部で三匹、なぜ?などなど・・・・私は、『どうしてかわかる?』は14話中6話正解、『あたまをひねろう!』は15話中5話正解でした。(この正解率はどうなんだろう?誰か、挑戦した人いたら教えてね)ちょっとあまった時間に読んでも楽しいかもしれませんね。考えて、たねあかしの時間をいれても一話5分もあれOKです。注意深く聞かないと謎が解けませんから、真剣です。なんたって、お話の中にヒントがありますから。最後には、どこからとったお話か出典も記載されています。グリムや、世界の民話、イソップなどです。興味を持ったお話はそちらの方も読んでみるといいかもしれませんね。『やっとわかったぞ!』は、図書館に蔵書がないようなのでぜひリクエストしよっと!!
2005.12.21
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