ゆらおう

ゆらおう

Passage

あこがれの場所までまだ遠く
長くわだちが続いてる
ときおり吹く砂まじりの風に
細い影が揺さぶられる

あの日の友の呼び声が
聞こえては消えてゆく

遠い昔に交わした約束を
心の隅に置いたまま
過ぎて行くありふれた日常の
ささいなことを気にしている

振り返って目をこらしても
ここからは遠すぎて

流れてく雲の途切れた先に
ずっと消えずあの星があるなら
その果てに夢を見続けること
僕はまだできるだろうか

錆びついて誰も乗ることのない
車の横を通り過ぎる

いくつかの叶わぬ願いが
ぼんやりとなびいてる

いつかどこかで僕が疲れ果てて
一人立ち尽くしてしまった時に
何に思いをゆだねればいいのか
今はまだわからないけど

流れてく雲の途切れた先に
ずっと消えずあの星はあるから
その果てに夢を描き続けて
僕はまた歩き始める


write by 山崎将義



9枚目のsingleの曲で、アルバム「SHEEP」に入っています。
ちょうどまさよし君がアメリカのミシシッピーに行ったころの情景が描かれている曲だと思います。

私はアメリカには行ったことはなくても、貧しいアフリカへ行った。
そのときに見た、どこまでも続く道と満天の星空を思い出します。


いつかどこかで僕が疲れて果てて
一人立ち尽くしてしまった時に
何に思いをゆだねればいいのか
今はわからないけど


ここの部分は今の私に合っている歌詞です。
でもこのあとに、


流れてく雲が途切れた先に
ずっと消えずあの星はあるから
その果てに夢を描き続けて
僕はまた歩き始める


東京では見えない星だけれど、
アフリカで見たあの星たちに願いを込めて
私は夢を描き、歩いていきたいと思うのです。


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