平日だというのに10人ほどがたむろしています。カゴ師(にわか)が半分、サーフトローラー(にわか)が半分ほどです。カゴ師のほとんどが弓角下げたロッドを置いているところが無節操ですが・・(苦笑) 散歩に来ていたシーバス夫婦のカタワレ(奥さん)が居たので様子を聞いたら「台風後の荒食いを期待して、早朝からごった返していたそうな・・。でも何も釣れず9時には帰りだした」とのことです。海はべた凪です。ナブラは全く見えません。う~ん・・駄目・・・なのかなぁ?? とりあえず支度をして様子見です。キャストして引いている時に、フライの辺りで「モワン!」と何かが反応します。「???」 しばらくたって・・・・フライを追う姿が!出た!乗った! とりあえず30cmのヒラソウダ1匹確保です。それまで釣れずにまったりしていた周りでは一斉に投げる投げる! みんなスカです。(そりゃそうだ・・・) またしても静まり返る海・・・・・。2度目の回遊もひっそりと来ました。相変わらずナブラはありません。フライを追うものの寸前で喰わず・・。今度は黙っていました。だって「来た!」っていうと、周りがうるさいし。3度目の回遊もひっそりと・・・で、またしても30cmのヒラソウダ1匹確保です。またまた沸き返る周囲(苦笑)
実は先日も来て、2バラシで終わっていたので、どうにかタタキにありつけます。釣ったら即エラと腸を抜いてバケツの海水で血抜きしてからクーラーに。これで激旨タタキの準備完了です。その代わり、処理中に群れが移動しちゃうので連続ヒットはありません。
ソウダガツオには「マルソウダ」と「ヒラソウダ」がいます。ヒラソウダは写真のように、頭部付近から始まった鱗のある部分が体の1/3ほどのところ(↓のあたり)で急激に細くなっているのが特徴です。マルソウダは緩やかに細くなり尾ひれまで伸びています。ヒラソウダは本ガツオより旨い!という人も少なくありません。マルソウダは・・・血合いが多く、いまひとつです。
ヒラソウダ1匹は、その日の晩のおかずと化しました。もちろんタタキです。3枚におろし表面を炙ったら氷水で締めてザク切りして出来上がり。ニンニクと長ネギのみじん切りと醤油で頂きます。今回は柚子の絞り汁も加えましたが、これまた絶品!出来立て柚子胡椒でも美味い!!
丸1日たった10日の夕食にはカルパッチョにしてもらいました。それでも処理がよかったので市販のカツオのタタキより新鮮です。これも激旨でしたよ~
中骨などのアラは、富士吉田の味噌でアラ汁です。さすがに良い出汁がでます。身はパサパサになりますが、汁だけは絶品!
まだまだ、食べたいソウダガツオ。まだ釣れるかなぁ・・・・・・。
ちなみに、誰も釣れない状態でも、必ず釣る僕でありますが(9日もそうでしたが)、その秘訣をお教えしますと
1、なるべく軽い錘で飛ばす。(僕の場合、重くても15号まで。20号以上などは、狭いポイントでは言語道断。着水音のデカサで魚が散ってしまいます。同じ理由でスキップバニー系もよくありません。風さえ無ければ8号で十分。)
2、リーダーは一ヒロ。(にわか組は短すぎ。過去に自分でも試しましたが釣果が雲泥の差)
3、しつこく投げて魚を散らさない。周囲で投げまくりだしたら僕は休憩に入ります。投げ続けるのがいい・・と勘違いしている輩が昨日も居たし)
4、ナブラは当然のこと、微細な水面の変化も見逃すべからず。だからべた凪の日を狙うのです。しかも移動は早いので想像力を使って移動先と思われる辺りを狙うべし。(ナブラが見えていないんだか気が付かないのが多すぎ!だから投げる方向がめちゃくちゃ!)
5、今頃のソウダの常食は4cmほどのカタクチイワシなのでこのサイズのものなら弓角だろうとフライだろうと、多分スプーンでも釣れる筈です。サイズとメタリックな輝きさえあれば・・。
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