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こんにちは、坂本です。いつもありがとうございます。今日は、中学受験を目指して日々がんばっている親子に向けて、私の気づきをシェアしたいと思います。非常に大切なポイントが書かれていますので、ぜひ熟読下さい。■見えてきた、中学受験「合格者の共通点」とは?今年もありがたいことに、たくさんの合格報告をいただいています。お母さん、お父さんからのメールを読んでいますと、ある共通点があることに気づきました。ここで紹介するのは、『サクラサク中学受験』を活用し、週1程度の通塾、あるいは通塾なしで志望校に合格した子どもたちの事例です。彼、彼女らが最低限の通塾で、志望校に合格できた理由。そこには、5つの重要なポイントがありました。それが以下の「5つの意識」です。1.家庭学習の補佐として塾を使いこなす 軸足はあくまでも家庭学習。 家庭学習で分からなかった問題や家ではフォローできない 苦手分野などを、ピンポイントで塾にサポートしてもらう。 つまり、塾をうまく使いこなせるかがポイントになります。2.いま必要な勉強は何かを考えながら実行すること 1番とも関連していますが、塾のペースに飲まれてしまい、 いまやるべきことが見えなくなっている子どもたちが多くいます。 今、お子さんにとっていちばん必要な勉強は何なのか? そうした自問自答を親子でしていくことが、確実な学力の 成長につながるのです。3.時間の使い方を工夫して遊びと勉強のメリハリを付けること 時間の使い方がうまくなれば、必ず成績は伸びます。 「計画を立てて勉強をおこなう」という習慣を身につけることが その第一歩となります。 やはり、自学自習力を身につけた人が合格しています。 サクラサクでも計画の立て方は紹介していますが、できればより くわしい解説のある拙著『小学生の学力は計画力で決まる!』 を読んで、計画の立て方と、親のフォローの仕方を学んで下さい。4.基礎力が身についたら、志望校の入試問題で合格点が 取れればよいという潔さ(模試の成績は関係がない) 志望校合格者の小6時点での模試の成績を見ていくと、 決して順風満帆な成績ではないことに気づきます。 「模試の評価=合否の可能性」とは限らないのです。 大切なのは、志望校の入試問題を親子で研究し、 その傾向に合わせた学習をしていくこと。 志望校の「入試問題で」合格点を取ることなのです。5.基礎からの積み上げを意識していること。 基礎の積み上げなしに、合格はあり得ません。 「塾のペースについていくのがやっと」これでは成績は伸びません。 子どもひとりひとりに合った、学習のペースというものがあります。 そのペースを親が把握してあげ、子どものペースで学習を 進めていくこと、自信を積み上げていくことが大切なのです。 基礎がしっかり身につけば、後半一気に伸びていきます。いかがでしたでしょうか。以上5つの意識が、最重要ポイントだとお考え下さい。現在塾に通い、成績が伸び悩んでいる人も、いまならまだ間に合います。勉強のやり方・進め方を変え、お子さんに合った、勉強法を見つけていきましょう。応援しています。坂本 七郎より追伸:今日書いた「5つの意識」は非常に重要です。プリントアウトをして、壁に貼っておいて欲しいくらいです。ではまた何かシェアしたい話があったときは、書きたいと思います。 発行:ドリームエデュケーションhttp://www.dreameducation.co.jp
2013/02/28
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こんにちは、坂本です。中学入試は終わりましたが、高校入試はこれからが本番です。一人でも多くの合格者を出すために私から受験生に最後のアドバイスを。読者の方からこんなメールが届きました。<ある受験生の親御さんからの質問>> 県立の過去問は去年の分しかやっていないようです。> あと2週間ですが、まだまだやりたい勉強がある場合、> 過去問はあまり時間をかけなくてもよいのでしょうか。> それとも時間がなくても、しっかり取り組んだ方がよいのでしょうか。<坂本からの回答>■過去問をやる意味結論からお話ししましょう。私の回答としては、今からでも過去問を、最低3年分はやるべきです。~~~~~~~~~~~~~~~~~質問者のお子さんは、1年分しか過去問をといていない。となると、入試傾向や難易度はぼんやりと分かっていると思いますが、本番であせらず問題を解けるレベルまでには至っていないと考えられます。さらに、残り2週間の時間を考えると、勉強できる範囲は限られてきます。捨てるべき分野の見極め、自分がいますぐ取り組むべき分野を見つけ、入試問題に慣れるためにも、最低3年分は過去問を解くべきなのです。まだ過去問をあまり解いていない受験生はすぐにでも問題を解き、何に集中すべきかを決めて下さい。■過去問をとくときの心構えさらに、もう1つアドバイス。過去問演習をするときの心構えというものがあります。それは、時間内に、最大の点数を取ろう~~~~~~~~~~~~~~と意識しながら問題を解くこと~~~~~~~~~~~~~~です。たとえば、特に数学にあてはまりますが、過去問を解くときには、・得意な分野、簡単そうな問題から解いていく・問題を解き始めて、答えが出るまでに時間がかかると 判断した問題は後回しをする。・終了5分前までに全問目を通して、ミスをしたかもしれない 問題を見直しする。(ミスをしたかも知れない問題には 問題を解きながら印を付けておくこと)そんなルールを事前に決めてから過去問演習に取り組むのです。時間内で最大の点をとること。それをミッションに、取り組んでみてください。こうした意識を持って過去問をとく人、意識を持たずに過去問をとく人とではそれはそれは大きな差が生まれます。「過去問は5年分やれ」「10年分やれ」だとか「くり返せ」とかいろんな意見がありますが、いちばん大切なのは、【どんな心構えで過去問を解くか】ここに尽きるのです。このブログを読んでいるあなたは、ここを知っているだけで、他の受験生と差が付けられます。過去問演習で大切なポイント。1.時間を測って過去問を解く2.時間内に最大点がとれるよう工夫する(上記参照)3.マル付け後、自分が集中すべき分野を絞り込む4.入試までの残り時間をすべてそこに投入する5.本番では2で練習した通りにやればよい最後の最後まで粘る、粘る、粘る。毎日、少しずつで良いので出来る問題を確実に増やしていくこと。これが出来た人が合格します。応援しています。坂本より追伸:おまけのアドバイスを。たとえば、国語の「作文」。ここは正直あまり対策できていない、そんな受験生は多いのではないでしょうか。作文は配点も高く、事前に少し対策するだけでプラス2,3点は稼ぐことができる分野です。おすすめテキストは、こちら。・高校入試ぶっつけ入試作文(文英堂)ポイントがコンパクトにまとまっているので、2,3時間活用するだけでも数点が伸ばせます。ぜひ取り組んでみてください。■発行:株式会社ドリームエデュケーション
2013/02/18
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