家庭学習コンサルタント 坂本七郎のブログ

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坂本七郎 プロフィール


家庭学習コンサルタント
ドリームエデュケーション代表
オンライン家庭教師「まなぶてらす」主宰

1977年生まれ。群馬県太田市出身。

塾講師や家庭教師など5000人以上の学習指導の経験から「家庭学習」こそが学力アップのカギであることを確信。
全国の小・中学生とその保護者に、中学受験・高校受験に向けた家庭学習のアドバイス、親子の関わり方について教えている。

また、受験や習い事など各分野のプロから自由に学べるオンライン専門の家庭教師「まなぶてらす」を運営。24時間365日、世界中どこからでも質の高い教育が受けられる環境を整えている。

主な著書に、ナツメ社から『マンガでわかる!中学生からの最強の勉強法』、大和出版から『小学生のための「家庭学習」の教科書』『小学漢字1026が5時間で覚えられる問題集』、『出る順「中学受験」漢字1580が7時間で覚えられる問題集』、『漢字が好きになるドリル』シリーズ(いずれも大和出版)などがある。

ドリームエデュケーションHP

オンライン家庭教師まなぶてらす

坂本七郎への問合せはこちら

Archives

2024/11
2019/09/26
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こんにちは、坂本です。
いつも読んでくれてありがとうございます。

今日のテーマは
「子どもが勉強を始めるきっかけ」です。

子どもが机に向かう”きっかけ”はどう
作ればいいのか。

ここに日々悩んでいる方もいるのではないかと思い、
私の今までのサポート経験からのアドバイスを書きました。


ぜひお子さんの家庭学習のサポートに
お役立てください。

■声がけをしないと子どもは勉強をしません
──────────────────────────────────

「どうすれば、いつになったら子どもが
 自分から勉強を始めるようになるんだろう・・・」


私たちは自分から勉強をはじめてくれることを待ちます。


きっといつか自分から行動してくれる。

そう考え、信じているのです。


しかし、実際はどうでしょうか?

いつもスマホやゲームにかじりつき、
声をかけても宿題もせず、毎回、2度、3度と声をかけて、
(ときには「何度言わせるの!!」と怒って)


ようやく(渋々)机に向かっているような状態ですよね。

一度や二度ならいいのですが、
毎回となるとさすがにもう面倒だから声もかけたくない、

勝手にしなさい! となってしまいます。。。

でもここで1つ、
はっきり言っておきましょう。


それは、

 子どもは、声をかけないと
 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 自分から勉強を始めない。
^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^

という事実です。

自分から机に向かえる子というのはレア、
ごく少数であることを知ってください。

ほとんどの子は自分で勉強が始められないのです。

ではどんな子が自分から机に向かえるのでしょうか?

それは、

勉強に対して前向きで、自己肯定感があり、
勉強に対して自信がある子です。

ね、そんな子なかなかいないでしょ^^

具体的には、

・毎日の学習メニューが決まっていて、
・自力で問題を解くことができ、
・解説を読んで理解できる土台がある

これが第一条件。


そしてさらに、勉強をしたことに対して、
親がしっかり偉いね、スゴイね、と褒めてくれること。

そうした条件をクリアしていくことで、
だんだんと自分でできるようになっていくものなのです。

しかし、そもそも学習メニューが決まっていて、
何時から勉強を始めると決まっていても、

「勉強をスタートさせる」

その一歩を踏み出させるのに苦労しているという方は
多いのではないでしょうか?

声をかけるのは 悪いことではありませんが、
これが毎日となると母も疲れちゃいますよね。

で、何か良い方法はないかということで、
「声かけストレスを軽減する
オススメの便利ツール」
3つを紹介したいと思います。


■勉強を始める”きっかけ”をつくる3つの方法
──────────────────────────────────

お母さんの声がけをちょっとラクにさせる
便利グッズを紹介したいと思います。

人はものごとをはじめるときに、
何かのきっかけや合図があると はじめる心の準備ができます。


例えば学校であれば、
チャイムという仕組みがありますよね。

この仕組みと同じものを自宅で再現すれば良いのです。



母のお叱りよりも、合図なら、子どもも
自分から
机に向かおうという気持ちを引き出しやすいです。

ではご紹介しましょう。

1つ目は、一番手軽な方法。
スマホのアラーム機能を使います。


平日は18時から勉強を始めるのであれば、
月曜~金曜の18時にアラームが鳴るようにセットしておきます。

子どもと一緒にアラーム音を決めて、
これが鳴ったら勉強を始めようねと伝えておくのです。

スマホのアラーム機能は、だれでも持っているので
手軽に設定できます。

ただ、バイブレーション機能にしておくと
聞こえないというデメリットがありますので、
その点は気をつけてください。

2つめは、Google HomeやAmazon Echoのような
スマートスピーカーを使う方法です。

「OK、Google。月曜から金曜の夜6時にアラームをセットして」
と言えば、設定完了です。

その時間になるとアラームが鳴るようになります。とても便利です。
ただ、こちらも設定する音量が小さかったり、ネット接続不良時には
音が鳴りませんのでその点は注意が必要です。

Google Home mini

https://search.rakuten.co.jp/search/mall/Google+Home+mini/ ​​

Amazon Echo dot
https://amzn.to/2kWzVGJ

そして最後3つめ。

この中では一番アナログですが、
いちばんのオススメの方法です。

チャイム機能付きの時計を利用します。

Amazonなどでも「チャイム 時計」で検索するといろいろ出てきます。
(ネットでは6千円〜で売られています)

チャイム付き時計一例  https://amzn.to/2kWBPXT
(少し大きめサイズですが、音も大きめで良いです)

学校で鳴るあの始業チャイムも設定できますが、
家での学習に使うには、それ以外のメロディーで
登録しておくとよいです。

こちらはネットの環境がなくてもメロディを鳴らす日時を
細かくプログラムできます。設定も簡単です。

なので、勉強開始の合図だけではなく、
習いごとの時間、塾の時間などの リマインドとしても使えます。

-----


以上、3つの方法をご紹介しました。


学習開始時間が決まったのに、
なかなか机に向かわない、母も声掛けに疲れた、
そんなときは、こうした方法を試してみてください。


読者の皆さんのなかで、この方法は効果があった、
きっかけづくりにとてもオススメというものがあったら
ぜひ私にも教えてください。


良い意見はメルマガ内でも取り上げていきたいと思います。

それではまた次回。


家庭学習コンサルタント
坂本 七郎






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Last updated  2019/09/26 11:26:54 AM
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