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こんにちは、坂本です。変化の時代。先が見えない時代。そんな"いま”の時代に親である私たちができること。それについて今日はお話ししたいと思います。■10年先も後悔しない家庭学習メソッド───────────────────────────いま、中学受験がさらに過熱しています。時代の不透明さ、先行きに不安を覚える保護者が少しでもよい学校に行かせておきたい、学習環境の良い私立に、と考えているからです。以前は入るのが易しかった私立中学もレベルが上がり、どんどん入りにくくなっています。全体的に難化傾向にあるため、中学受験を考えているご家庭にとってはここ数年は厳しい入試になることを覚悟しておきましょう。しかし、先行き不安だから私立へ、進学校へという選択は果たして正しいのでしょうか?・・・もちろん悪くはありません。でもここには大きな落とし穴がすっぽりと空いていることを知っておかなければなりません。ここを意識していないと、将来の就職時、社会人になってから大きな苦労をすることになります。当たり前ですがよい大学に入れたとしてもそこに幸せはありません。でもこの落とし穴を意識しておけば、未来はとても豊かにそして楽しく、希望のあるものに変わっていきます。■これからの時代に求められるもの───────────────────────────私は「まなぶてらす」の代表を務めていることもあり、250名を超える先生たちといっしょに仕事をする機会があります。日々、さまざまな仕事をだれかにお願いし、チームワークで複数のプロジェクトを進めています。私自身、社会人になって23年経ちますので、会社にパソコンがあまり普及していない時代も、普及してからの時代も、そしてテレワーク時代についても知っています。仕事の仕方は大きく様変わりしてきましたがその中でも、変わらないものが1つあります。それは、「得意な人に、仕事を振る」ということです。この傾向は現在は、より顕著になってきています。いまでは、社員が育つまで(得意になるまで)待ってくれない時代です。最初から、一芸や二芸に秀でた人物を求める傾向にあるのです。その人に得意分野、強い分野がなければ、どんなに基礎能力が高い人でも、活躍できない。仕事もあまり振られず、あまりだれかの役に立てないことになります。たとえば、動画編集の仕事を振るときも、得意な人に振りますよね。それを、君は東大生で基礎能力がとても高いからきっと動画編集もうまくできるはずと仕事を振られることはありません。就活の場面でも、「私の出身大学は○○大学です」「苦手科目も克服して、主要5科目まんべんなくできます」そう言っても、ああ勉強がんばったのね。それで君は何が得意なの? と言われてしまいます。いくらよい大学に入れても、仕事をする上では、残念ながらほとんどプラスにならないのです。しかしここで、「私は○○が得意で、小学生時代からこんな活動を 続けていまではこのようなレベルの作品も つくれるようになりました。 また、△△が大好きで、相当熱い思いを持っています。 将来は多くの人に役立つ△△を使ったサービスを つくりたいと考えています。」と言うとどうでしょうか?こちらの方が魅力的に見えませんか?ここには勉強ができるできないはほとんど関係がありません。そこにあるのはその人の「得意なもの」と「熱い思い」です。とはいえ、もちろん勉強は大切。なぜ勉強をするのか?それは<自分の見える世界を広げ、深めるためです。>これについてはまた別の機会でくわしくお伝えしたいと思いますが、勉強はとても面白いものですし、学力が伸びることで深く考えられる力がつき、興味関心の幅が広がり、多くの人の役に立てる人間になれる「土台」ができます。だから勉強は大切。でも勉強はあくまで「ベース」でしかなくて、将来仕事をして世の中の役に立つためには、「勉強ができる」だけでは、不十分なのです。これからの時代で活躍するためには、ハッピーな人生を送るためには受験勉強をしているだけではダメ。何か1つでも2つでも、・好きなものを追求(追究)する・得意な分野をどんどん伸ばすそうした活動を小学校のうちから少しずつでも取り組む必要があるのです。しかしこれは子どもにはイメージできないもの。だから親が意識しておかなければならないのです。勉強も自分なりのペースで進めながらお子さんの好きな分野、得意分野を大きく伸ばして、それを"得異分野”にまで引き上げることが重要なのです。1流でなくても1.5流や2流でいいのです。所属するチーム内や組織内で、「○○といえばこの人」と想起されるレベルでOK。パソコンについてならそれなりに詳しい、暗算の素早さだったらあまり負けたことがない、人を笑わせることが好きだし得意だ、マインクラフトでつくった建築物をスゴイと言われた、何でも自分で創作・発明するのが好き、料理の腕がいい、家族につくってあげるのが大好き、こうした得意なこと、好きなことがあれば、それを親がサポートして伸ばしてあげてください。得意分野が増えれば増えるほど、まわりの人に教え、感謝される機会が増えます。自分もまわりの人の笑顔を見て、感謝の言葉を聞いてハッピーになれます。さらに、そこから世の中の人に役立つ商品やサービスにつながる可能性だってあるのです。10年先のための家庭学習メソッド。それは、子どもの"得意”と"好き”の芽を大きく伸ばすこと。そう私はおもうのです。坂本 七郎追伸:最後になってしまいましたが・・・本日、私の新刊、『小学生のための「家庭学習」の教科書』が発売されました。 Amazon https://amzn.to/3wnYkH1楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/17140407/今回お伝えした内容のほかにも、10年後を考えたときに、子どもに身につけたい力について書いていたり、・学習習慣を身につける具体的ステップ・自学自習に役立つおすすめ市販問題集の紹介・息子を育てたときの失敗談などについて解説しています。また、本の中では、具体的に子どもの得意分野をどうやって伸ばしていくのかについても触れています。ぜひ、手に取って読んでみてください。感想等もおまちしています!
2022/06/15
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こんにちは、坂本です。久しぶりのメルマガですね。今日は子どもの幸せにつながる大事な視点について書いていきます。・子どもをどう導けばいいか迷っている・中学受験や大学受験を考えているそんな方に知って欲しい内容です。■ 一斉授業で失われるもの─────────────────────────学校の授業を思い出してみてください。ほとんどの学校は、いまでも一斉授業がおこなわれています。全員が黒板の方を向いて先生の授業を聞くというスタイルです。最近ではタブレットやPCを使って授業をおこなう場面も増えてきました。集団授業は全員が同じ内容を一斉に学ぶので、生徒によっては、「授業に付いていくがやっと」という子もいれば、「簡単すぎて授業が退屈」という子もいます。あるいは、「他に学びたいことがあるのになぁ」という生徒もいることでしょう。集団授業はひとりひとりの学習進度や学び方に合わせられないので、効率の悪い学び方でもあるのです。少し厳しい言い方をすれば、時間を浪費する授業です。もともと集団授業というのは【全員で同じ方向を向いているとき】に、効果を発揮する学びのスタイルです。たとえば、将来の夢が全員 医師で、医学部受験を目指しているという集団に授業をするなら一斉授業のスタイルがベターです。なぜならこれが一番効率が良いから。(学力別クラス編制も必要になります)しかし、学校に通う生徒は、十人十色。意欲も夢も意識もみな異なります。そんな中で、一斉授業をするのは限界があるのです。そこで最近進められているのが、【探究型の授業】です。子どもたちひとりひとりの興味関心に合わせてそれを深掘りしていくスタイルの授業形態。1クラスあたりの人数も少なく、先生は、その子の学習の仕方をサポートしたり、新しい課題を与えたりします。その子に何かを教えるティーチングはしません。コーチング、あるいはアレンジをする役割です。こうした教育がもっと広がっていけば、ひとりひとりが自分と向き合い、意欲を持って学び、自分が活躍できる、貢献できる未来が描けるようになるのではと思います。■ 学校の選び方、それで大丈夫?学校選びは重要です。選ぶ基準としては、いろいろありますが、代表的なものは以下の5つです。(1)偏差値(難易度、人気度)(2)教育理念(3)校風や伝統(4)部活動(5)通学時間この中でも、偏差値が大きな選択基準としている人も多いのですが、今後は<その学校の授業スタイル>にも注目してほしいと思います。先ほど探究型の授業を紹介しましたが、ひとりひとりに向き合い個性や強みを高める土壌がある学校かどうか。ここがとても重要になってくると思っています。これからの時代のキーワードです。基礎学力もしっかりつけさせながら、子どもたちが自分の好きなことを見つけたり、興味のあることを深掘りする機会を与えてくれる。まわりの先生たちが支援してくれる。そうした学校を選ぶことをオススメします。偏差値はそこまで高くないけど、そうした取り組みを推進していて中高生のうちから驚くような活躍している、そんな学校が増えていくと思います。これからは「何についてどこまで深く学んできたのか」「得意分野は何か」「まわりの人や社会に対して、自分の得意分野を活かして、 こんな貢献をしてきた」といった面がより評価、求められるようになるでしょう。また、そうした得意分野での貢献をしてきた人は、自分の成長を求め、幸せを感じることができます。ぜひ、偏差値だけにとらわれない学校選びをしてみてください。■家庭でも、得意を伸ばしてくださいすでにお気づきの人もいるかもしれませんが、先ほど紹介した【探究の授業】は、家庭でこそ、進めやすいことでもあります。自分の子が、何が得意で、何が苦手なのか。そのあたりに気付いている方も多いと思います。パズルが好きな子にはどんどん与えればいいし、勉強が得意な子、好きな子はどんどんやればいい。読書、電車、組み立て、細かい作業、絵を描くこと、プログラミング、ピアノ、英会話、おしゃべり、運動が得意などなど。勉強があまり得意でなくても全然問題なし!得意な面を、さらに伸ばしてあげてください。子どもも楽しく、夢中になって学んでくれます。苦手なことを克服するよりも、得意なことを通して、苦手が自然と薄れていく。そのような方向でお子さんを導いて上げてください。お子さん「らしさ」の柱を立てて、さまざまな体験をとおして、伸ばしていくのです。皆さんの子育て、学校選びの参考になれば幸いです。ありがとうございました。坂本 七郎追伸:そろばんの自学自習用の問題集を作りました。『珠算能力検定・珠算検定試験問題集 1級・準1級・2級・3級』(日本能率協会マネジメントセンター刊・まなぶてらす編著)https://amzn.to/3v8mO4Z(10月29日発売)そろばんの学び直し、検定受検にチャレンジしたいという方におすすめの内容になっています。そろばんを動画で学べるのが特徴です。そろばん解説動画一覧はこちらそろばんは、算数を得意にし、数の概念を学べる非常に優れたツールです。私もそろばんを習っていましたが、未だに頭のなかで暗算をして、さまざまな計算に役立てています。■発行:株式会社ドリームエデュケーション■坂本運営のオンラインスクール「まなぶてらす」 質の高い250名超の講師陣から好きな先生を 選んで24時間365日レッスンを受けられる。 勉強と習いごとのレッスンを1か所で受けられる 総合型オンライン家庭教師サービスです。
2021/10/14
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こんにちは、坂本です。いつも読んでくれてありがとうございます。遅ればせながら、うちの息子(小5)が「サクラサク中学受験」を始めました。 はじめ、サクラサクの冊子を読んでもらい、合格マップを見せると、興味津々。 合格マップを厚紙で補強し、シールを用意し、勉強をスタートさせました。 ごほうび欄には、「馬車道(洋食レストラン)に行く」「グリルK(ハンバーグレストラン)に行く」という食いしん坊の彼らしい^^目標を設定して。 毎日、(おいしいハンバーグを想像しながら?)楽しそうに勉強をして、シール貼りをしています。 サクラサクを始めてからは、声をかけなくても、自分から勉強を始めることが多くなり、何をやるかを聞いてくることもほぼなくなりました。サクラサクは、合格マップを見れば、何をやるべきかがすぐにわかるからです。 勉強でとても大事なのは、・やること(教材)が明確になっていること・勉強の進め方(勉強法)がわかること・ごほうび(目標)が段階的に設定されていること・シールを貼るといった楽しみがあること・自分のがんばりを見える化し、達成感があることです。 このすべてを、1本のカリキュラムの中で、実現しているのが、サクラサクシリーズです。 あとは本人に、・中学受験をする・苦手を克服したい・定期テストでよい点をとりたい・高校受験で志望校に合格したいといった気持ちさえあれば、自分からどんどん勉強するようになります。 サクラサクを与える最良のタイミングは、本人が勉強をする必要性を感じているとき。 「何をどう勉強すればいいかわからない」「このまま勉強していっても、ダメな気がする」そうした壁にぶつかっているときがオススメです。サクラサクを手渡したあとの勢いが変わります。 親子でいろんな話をして、お子さんの気持ちをぜひくみ取って上げてください。 ■サクラサク中学受験をプチリニューアルしました 息子のサクラサクの学習サポートをしていますが、その中でいくつか気付いたことがあります。 「国語の漢字、理科、社会の シールがなかなか貼れない。。。」 そばで見ていて、そんな不満を感じました。そこで、合格マップをA4 2枚→A4 3枚に変更しました。プチ改善、プチ リニューアルですね。 サクラサクを実践中の方は、新しいマップに変えるだけでも、お子さんの実践を後押しできると思います。ぜひ導入してみてください。 ※サクラサク中学受験の参加者は、 特典ダウンロードページに行くと新版マップが手に入ります。 第二ステージについても更新済みです。 ----- 早いもので、もうすぐ冬休み。今年は、コロナの影響もあるので、自宅でゆっくり過ごす方も多いのではないでしょうか? 今から冬休みの計画を立てて、充実した冬休みを過ごしてください。 念のため、サクラサクのリンクを貼っておきます。・サクラサク中学受験Jr.(現小1〜小3向け)・サクラサク中学受験(現小4〜小5向け)・サクラサク高校受験(現小6〜中3向け) いまが始め時だ!と思った人は、試してみてください。 お子さんのサクラサクの実践を応援させていただきます。 家庭学習コンサルタント坂本 七郎追伸:最近は息子に勉強を教えることは ほぼなくなり、自学自習の習慣が身についてきているのだなとうれし・さみしい気持ちです。 しかし一方で、週に2回、「まなぶてらす」のレッスンを受講しています。受講しているのは、そろばんと歴史(記述式)です。自学自習では補いづらい部分を、まなぶてらすでカバーしています。外部の先生を上手に使うことで、親ではなかなかサポートできない部分が補えるんですよね。とても助かっています。親子の関係だと、聞いてくれない話も外部の先生からだと、素直に聞いてくれるものです。 年末年始(12/30〜1/3)にも授業をしているので、「時間もあるし、受けさせてみようかな」という人は、ぜひ試してみてください。(自宅受講なので感染症リスクもなく安心です) よい先生との出会いがあれば、嬉しく思います。 <お知らせ:講師募集>まなぶてらすでは、勉強を教えてくれる先生も随時募集しています!オンライン指導が初めての方でも大丈夫です。採用基準は厳しいですが、まなぶてらすで教えたいという人はこちらからエントリーしてください。子どもたちの学びの環境を、より良いものにしていくため、来年も気を引き締めてがんばっていきたいと思います。 ■発行:株式会社ドリームエデュケーション・ホームページ・坂本運営のオンライン家庭教師「まなぶてらす」 https://www.manatera.com 200名のプロ講師から選べる!体験可。 先生も随時募集中です。
2020/12/29
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こんにちは、坂本です。読者の方から次の質問がありましたのでお答えしたいと思います。 新小6です(入試まであと1年)。過去問を親のみ見始めていますが、難関中学の算数は全く解ける気がしません。相応に算数は出来ていますが、おそらく一問も出来ないのではと現時点では思ってしまいます。これらを解ける子供達は本当に特別な能力の持ち主なのでしょうか? あの難しい問題がどうしたら解けるのかを考えると、 1.小さい頃からそういう問題をたくさん解いて、特別な能力に育った。2.才能がもともとある子で、普通の子では厳しい。3.普通の子でも相応に徐々に難しい問題を解いていくと、あるタイミングで 出来るようになる。4.問題が難しそうに見えても、ある事に気がつけば難しく無いものが多い。 (ある事に気がつくのには相応の訓練が必要だが) ご質問に対しての答えとしてはその中で言うと「3」です。 難関中学の算数の問題を解くのに大事になるのは、基礎力と思考力(ねばり強さ)です。 応用問題は基礎の複合問題ですので、一行問題のような基礎問題が素早くできるようにならないと時間内に問題を解くことができません。 また一方で、思考力(ねばりづよさ)は、毎日1問程度でよいので、考えさせる良問を解くか、パズルのようなものを解いていくことで伸ばしていく必要があります。 基礎力の積み上げによって解法の糸口を見つける力を育て、ねばり強さによって難問を解く力を伸ばしていく。 これによってだんだんとむずかしい問題にも挑戦していけるようになります。 片方だけではダメで、両面の力を伸ばしていくことが、とても大切です。 以上、参考にしてください。 坂本
2020/02/17
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こんにちは、坂本です。週末、都内のカフェでちょっとした仕事をしていたときのことです。となりのカウンターに小学生親子がいました。PCで仕事をしているお母さんの横で小学2、3年生くらいの男の子が勉強をしています。男の子は、塾の宿題なのか、図形の面積の問題を解いていました。わからない問題があると、お母さんに聞いてお母さんが解き方を説明するという形で勉強を進めていました。お母さんも適宜ほめながら教えていて、塾講師の経験者なのか、教えるスキルもある方でした。はじめは子どもも素直に説明を聞いていて、がんばっているなぁと感心していました。 ■ところが・・・ところが1時間を過ぎたころから、案の定、子どもの集中力が落ちてきて、ダラダラと勉強をするようになりました。机の上に突っ伏して明らかにもうやりたくないモードです。「うーん、疲れた」「もうやだぁ~」「わかんないから聞いてんじゃん!」イライラと甘えが出て癇癪もおこしています。しかし、お母さんは勉強を教えることをやめず、「じゃあもう一回やってごらん」と勉強を止めさせません。ずーっと、図形問題を教えています。男の子もすでにイヤイヤ説明を聞いていますが、心ここにあらずで早く帰りたい、遊びたいという様子。途中で私は店を出ましたが、2時間以上、母と勉強していたのではないでしょうか。。。 ■大人の感覚と子どもの感覚ついつい大人はまだできるだろう、まだもう少し問題が解けるだろうと自分の感覚で考えてしまいます。ここで頑張らせることで、ねばり強さや集中力も伸びていくと考えているのかもしれません。 しかし、親子勉強において長時間子どもの横について勉強を教えてもよいことはありません。やったことがあまり身につきませんし、子どもの集中力もそれで伸びることはありません。やはり、親子学習なら1時間を目安にすると良いです。それ以上は、あまりうまく行きません。子どもが問題に取り組むことは、私たちが考えるよりもずっとずっとパワーがいることなのです。親子勉強においては特に、長時間の勉強は難しいことを覚えておいてください。 ■勉強を教えることはよいことなのか?━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ では、そもそも親子学習、家庭学習において、・親が子に勉強を教えることはよいことなのか?について考えてみましょう。わたしは、その弊害さえ頭に入れておけば、親が教えることは悪いことではないと考えています。 「教え方」が問題なのです。 ○親子学習のメリット親子学習は親子のコミュニケーションとしても役立ちます。ここで笑い声が出るような楽しい親子学習であれば、勉強に対しての印象も前向きになっていきます。○親子学習の弊害しかし、先ほどのカフェのお母さんのように、まじめに教えすぎると、楽しくありません。時間が長くなると、学習効率も下がります。さらに、こうしたつまらない親子勉強の時間が続けば続くほど、親への依存体質が強まっていきます。これが親子学習の弊害です。 これではいつまでたっても自分で学習できるようにはなりません。では、まずどうすれば良いのでしょうか? 親子勉強のときに意識して欲しいことは2つ。 1.親はできるだけ教えない、教わる2.冗談を言うなど笑いのある楽しい場をつくる まずはこの2つだけ意識してください。 たとえば問題を解いていて、わからない問題があるとき。ー いつもならすぐに教えるタイミングで、 グッと我慢して、もう1分待ってみる。ー さらに、それでもえんぴつが動かないようなら、 ヒントを段階的に与えてみる。ー それでもわからないなら答えと解説を読ませるー それでもわからないときに、少なめに教える (説明時間はできるだけ短く。質問をしながら引き出す)- できるだけマルがもらえるよう問題を選ぶ- 本人が理解できたら、今度は逆に先生役をして、 親が生徒役として説明をしてもらう(ユダヤ式学習法)こうした流れで、できるだけ教えないで親子勉強を進めていくのがポイントです。冗談を言うのは、少なめに教えるときや問題の合間などがよいと思います。できない問題が続かないように問題も選びながら進めていくのも重要です。お子さんとの親子学習にぜひお役立てください。家庭学習コンサルタント坂本 七郎 追伸:中学受験が終わり、サクラサクユーザーから今年も多くの合格報告のメールをいただきました。この場を借りてお礼を申し上げます。とても嬉しいです^^入試が終わった人は、すぐに英数の予習をはじめてくださいね。中学1年で学ぶ数英の内容を半年分 先取りしてしまいましょう。高校に進学する場合も、英数の先取りをできるだけ進めてください。新・中学生向けの数英の予習の進め方、勉強方法は、「サクラサク高校受験」本編の中の、基礎力アップ勉強法のコーナーを参考にしてください。( https://www.koukoujuken60.com/ )スタートでつまずかないことが大事ですから今から準備を進めていきましょう! 追伸2:わたしが主宰している「まなぶてらす」でも私立難関校などの合格実績も続々出ているようです。まなぶてらすでは、中学受験組からは合格後、英語の授業で使う検定外教科書(プログレス21やニュートレジャー対策)を進めたいという問い合わせが増えています。 ・ニュートレジャー対策のポイントこれら検定外教科書のレッスンができる先生もここのところ増えています。ぜひまなぶてらすもうまく利用してみてください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発 行 ドリームエデュケーション 坂本七郎 ■オンライン家庭教師「まなぶてらす」 中学受験などの受験対策、テスト対策から将棋、そろばん、 プログラミングまで。無料体験レッスン受付中!━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2019/02/27
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こんにちは、坂本です。今日は、私が「どうしてサクラサク勉強法シリーズを販売しているか」について、すこし話してみようと思います。・サクラサク中学受験Jr.(小3くらいまで) ・サクラサク中学受験 勉強法(小4~小6向け) ・サクラサク高校受験 勉強法(中1~中3向け)■サクラサク誕生ストーリー━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━私がサクラサクを世に出したのは、約10年ほど前になります。当時から子どもたちを悩ます問題が1つありました。それは、わからないところを教えてくれる塾はあるけど、勉強のやり方、方法を教えてくれる先生はほぼいない、というものです。確かに勉強自体は教えてくれますが、家での勉強方法までは教えてもらえませんでした。学校の先生いわく、「教科書を何度も読んで頭に入れて、 ワークを解いていけばいいんだよ」「テスト前は必ず学習計画を立ててから 勉強をすること」・・・。これでは全然わかりませんよね。私も子ども時代、どうしたらいいかわかりませんでした。教科書を読んでも、わかったようなわからないような。学校のワークを解いても、正答すればいいけど、問題につまずくとどうすればいいかわかりません。(学校のワークは解説がほぼないので、 家庭学習向きとは言えないのです。。。)また、計画を立てろと言われても面倒だったり、立て方がわからなかったり、これ意味があるのか?と思ってみたり。。。そうした現状は今でもあると思います。学校の先生たちは日々の業務に忙しく、勉強のやり方までていねいに教える時間はありません。かといって、親が教えるとしても限界があります。ある程度、親が教えられるとしても、子どもが素直に言うことを聞かなかったり、これでいいのかと迷いがあったりします。それに、最新の問題集事情や、解説がくわしい、使いやすい問題集も知りません。だから私は、そうした日々の勉強の進め方がわからない子どもたち。成績が伸び悩む子、受験勉強の方法がわからない子たちを何とかサポートできないかと考えていたのです。そうして、この学習面での問題を解決するべくつくったのがサクラサクでした。■サクラサクを制作するときに心がけたこと━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━私がサクラサクをつくるときに心がけたことは次のことです。・子どもたちが、直接読んでわかる。・いきなり良質な問題集がわかる。・何を使って、どの順に勉強すればいいかもわかる。・計画の立て方もていねいに解説されている。・保護者の役に立つ情報も提供していく。つまり、サクラサクが家庭に1つあれば、家庭学習の疑問や悩みすべてがわかる。そんな教材にしたかったのです。発売後、サクラサクは多くの保護者や子どもたちに支持され、ロングセラー教材となりました。これまで10年間、多くの方に愛用されてきました。そして、問題集や参考書が新しくなっていくように、サクラサクも日々、改善に改善を重ねてきました。(現在発売中のサクラサクは今年3月に改訂された ばかりのものになります)ときどき、以前のサクラサクユーザーからメールをいただくこともあります。「サクラサクでがんばっていた息子も、大学生になりました」「10年前、サクラサクを使って勉強をしていた娘も 今年就職をしました」そうした節目にいただくメールが本当に嬉しく、サクラサクをつくって本当に良かったなぁと思うのです。■サクラサクが目指しているものとは?━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━私はサクラサク勉強法シリーズを通して、子どもたちに身につけて欲しい力があります。それは「自学自習力」です。サクラサクを通して、勉強のやり方を学び、計画の立て方を学び、良い問題集とは何かを学ぶ。成果が出る方法と出ない方法の両方がわかる。このように知識を入ってくると、だんだんと自分はどう行動していけばいいかが見えてくるようになります。何も考えずに、手が勝手に動くようになるのです。自分でどう動いたらいいか迷わなくなるので、自分で計画し、行動していく力が身についていきます。それはすなわち、自ら学べる力、「自学自習力」です。私は、サクラサクを通して、この自学自習力を子どもたちに身につけたいと考えています。・まだ自分から勉強が始められない・何をしたらいいか自分で決められない・テスト前の勉強の取りかかりが遅い・苦手科目をどう復習すればいいかわからない・受験勉強はどうすればいいか定まらないそんな方にこそ、サクラサク勉強法シリーズを使ってほしいなと考えています。あなたのお子さんが自分の力でどんどん学び、成長していけるようになったらいかがでしょうか?私も子を育てるひとりの親として、心からこうした力を身につけて欲しいなと思います。この夏、サクラサクで学び、いっしょにお子さんの自学自習力を伸ばし、そして成長をサポートしていきましょう!応援させていただきます。坂本 七郎<サクラサク勉強法シリーズ>・サクラサク中学受験Jr.(小3くらいまで) ・サクラサク中学受験 勉強法(小4~小6向け) ・サクラサク高校受験 勉強法(中1~中3向け)
2018/07/14
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坂本です。今日はちょっとした昔話をしたいと思います。■10年前の中学受験の実態─────────────────────────私はこれまで約10年「塾をできるだけ使わないで中学受験に合格する方法」を考え、指導してきました。10年前は、塾なしで中学受験なんてアホの極み。そんなの無理に決まっとる~お話にならん! という時代。(今でもその傾向は根強いですが・・・)つまり、中学受験に合格するためには、「進学塾に通うしか」なかったのです。なぜか?理由は中学受験がまったくの別世界だからです。学校では習わない高度な内容をたくさん勉強して遊ぶことをあきらめ、習いごとをあきらめ、塾と自宅、学校の往復。塾の宿題を大量にこなして、組み分けテストを受けて一喜一憂をして、成績順に席が決まる。そうした厳しい世界を生き抜いて、振り落とされずについてきたものだけが難関校に合格できる世界、それが中学受験なのです。数学者ピーター・フランクルさんも世界のどこを探しても、これほど高度な内容を勉強している小学生はいないと断言しています。そんな世界だから、学校の勉強だけではだめ。自宅だけでは無理。通塾しか道がないという状態だったのです。これが10年前の状況。■中学受験でつぶれていく子どもたち───────────────────────────私はその頃から小中学生の学習サポートをしていましたが、ときどき、中学受験を目指し、通塾する保護者からメールをもらうことがありました。それがとても深い悩みだったのです。「毎日塾の宿題に追われ睡眠時間は5,6時間。 朝起きられなくなってしまい、ついには 学校に行けなくなってしまいました」「成績順に席が決まる塾の世界でストレスが溜まり、 息子にチックがでてきてしまいました」「成績も上がらず、進学塾を辞めたいのだけれど、 自宅では中学受験ができないので、塾を辞められないのです」親としても他に選択肢がない。子供も逃げ場がない。そんな八方ふさがりの状態からからだを壊し、自信を失っていく子どもたちの姿がそこにはあったのです。こうした声を聞くなかで、保護者からサクラサクの中学受験バージョンをつくってほしいという声を少しずついただくようになりました。そこで、私も何とかしてあげたいという気持ちから、一から中学受験について勉強をし、入試問題を研究し、自宅学習を軸に中学入試に合格できるカリキュラムをつくったのです。そうしてできたのが、このサクラサク中学受験でした。http://www.jukenbible.com/サクラサク中学受験を通して私が目指したことがあります。それは、・睡眠時間をしっかり確保して・習いごとを続けながらでも・小5、小6からのスタートでも・通塾なし、あるいは最小限の通塾でも(最小限の費用で)中学受験ができる道をつくりたい──というものでした。■さっぱり信用されない日々──────────────────────────しかし、うまい話は信用されません。サクラサク中学受験を発売した当初は、私を知らない一般の方からは、まったく信用されませんでした。本人も塾をやめたいので、興味はある。けれど、本当にこれで合格ができるのか?信用できるのか?怪しいなぁ云々。。。ただ当時は、通塾以外には中学受験をする道がなかったので「通塾は事情によりできないが、中学受験はしたい」という方から申し込みが一定数ありました。発売を開始すると「学習習慣が身についた」「勉強が楽しいと言うようになった」という嬉しい声をたくさんいただきました。そして、1年が経つと、合格報告もいただくようになりました。ただ、合格報告はもらうものの、「一切塾を使わずに合格した」という声はなかなか届きませんでした。しかし、2年目くらいから、徐々に「塾なしで合格した!」という声が届くようになり、当初の念願だった「通塾以外の中学受験の合格ルートをつくる」という目標を(ほんの少しですが・・・)、達成できたのではないかと思っています。そして今年、もう1つ、なかなか実現できなかったルートが見えてきました。それは、最小限の通塾で、最難関中学に合格する方法です──。■最難関中学に合格する方法──────────────────────────「サクラサク中学受験勉強法」は、小学校レベルの内容から徐々に学力を高めていく方法が書かれている、いわば学習マニュアルです。2つのステージがあり、・第一ステージ(本編):小学校レベル・第二ステージ:中学受験の標準レベルの学習を順におこなっていきます。ですので、最難関中学に合格するためには、第二ステージを終えた後に、その学校の傾向にあわせた応用的な対策を独自に進めていく必要があります。そのため、私はここでようやく塾を使う意義が出てくると考えています。実際、今年、開成と灘にダブル合格した子がいるのですが、そのご家庭は、1.小4の冬休みからサクラサクをスタートして、 1年間で、第一ステージ(本編)と第二ステージを終了。 (この時点で中学受験の模試にて偏差値60を超える)2.6年生から、はじめて塾に通い始め、 週に1、2回ほどの通塾をする。 (志望校別講座を受ける、夏期講習も参加)これで、開成と灘、両方に合格しています。つまり、サクラサクで基礎~標準的な中学受験の学力を身につけ、塾の志望校別講座により、応用力を身につけていくというパターンです。この方法だと、お財布にもやさしく、1はサクラサクと問題集代も含めて5万かかりません。2は40万円くらい。1と2あわせても50万かかりません。通常、中学受験は、塾に通うと3年間で300~400万かかると言われていますからだいぶ費用が削減できることになります。このご家庭は、最後まで習いごとを辞めることもなく、夜は早くに寝て睡眠時間もたっぷり確保するという健康的な小学生らしい受験勉強を実現していました。「最難関校を狙いたい!」と思っている方は、これをひとつのルートとして参考にしてみてはいかがでしょうか。それでは、また次回。坂本 七郎追伸:最難関校に合格する子の特長としては、何か突出したものをもっているケースもあります。(全員が、という意味ではありません)たとえば、読書量がものすごくある。そろばんで段を取っている。科学や宇宙、歴史などに関して造詣が深い。パズルを解く力がずば抜けている。将棋がめっぽう強い、メカに詳しいなどなど。小学校低学年のお子さんがいる方は、何か1つ自信の支えになる強い分野を1つつくってあげると高学年からの伸びが違ってきます。クラス内でも少し浮いてしまうくらいの存在になる、それくらいを目指しても大丈夫です。サクラサクの低学年版もありますので、一応、リンクを載せておきます。http://www.dreameducation.co.jp/jr/4年生くらいまでの土台づくりの参考になると思います。追伸2:先日、芦田愛菜ちゃんが偏差値70を越える都内の最難関中学に合格した、というニュースがありました。http://news.yahoo.co.jp/pickup/6229793小6の夏から、半年の受験勉強で合格したとのことです。ただ、彼女の場合は、5歳くらいのとき、すでに月60冊という読書をこなしていて、「本は命!」と言うくらい大切なものだったようです。台本を覚えるのが早いと業界内では有名で、大量の読書による基礎学力と知識、そして豊富な経験があったからこそ、半年間という最短での志望校合格が叶ったのだと思います。(これは完全にレアケースです。ただ、ここに受験勉強以前に できることのヒントがあります)一方、現在ドラマで放送されている実話をベースにした「下克上受験」。これは先ほどのニュースとは非常に対照的。勉強以外を断ち切って、1年半どっぷり親子で勉強をしても最難関中学にはもう一歩届かなかったのです。二者を比較するとよくわかるのですが、芦田愛菜ちゃんと下克上受験を分けているのは、受験勉強以前に何をしてきたか。ここで、受験勉強をはじめてからの理解の早さ、伸びのスピードが変わってきます。つまり、幼稚園から4年生までの期間が本当に大事。でもこれはあとからでも時間をかければ挽回可能な部分でもあることは下克上受験のケースが示してくれています。大事なのは今からでも動き始めること。量でカバーすれば何とかなるのです。ただし、受験は入試日が決まっているので、行動の素早さが、とても大事になるのです。一緒にがんばっていきましょう!━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発 行 ドリームエデュケーション 坂本七郎 ホームページ http://www.dreameducation.co.jp ■オンライン家庭教師「まなぶてらす」https://www.manatera.com 受験対策から理科実験・プログラミングまで。体験レッスン受付中!━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2017/02/14
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こんにちは、坂本です。今日はちょっとしたお知らせを。先日、「サクラサク中学受験」をリニューアルいたしました。「サクラサク中学受験勉強法」何が変わったかというと、中身が変わりました。(詳細は、のちほど)ご存知でない方もいると思うので書きますと・・・サクラサク中学受験、サクラサク高校受験は、最新の入試傾向や市販問題集の調査により、日々進化を続けています。参加者の声をもとに、毎年改善を重ね、常に最新のノウハウ・優れた問題集群によりお子さんが楽しく、効率よく学習できるようにしているのです。サクラサクシリーズが長年参加者からの支持されている理由、結果を出しつづけている理由は、ここにあると私は考えています。実際、サクラサクの参加者から、「お友達の紹介で入会した」という話をよく耳にします。といっても友人紹介キャンペーンなどはしておりませんので、みなさん自主的に紹介してくれているのです。これは本当にありがたいことです。価格以上の価値を感じてくれている証拠だと私は考えています。紹介してくれる人たちのためにも、これからもサポートや改善、工夫を続けていきたいと思います。さて。話をもとにもどしましょう。今回の改訂でどこか変わったのか?小さな部分を挙げるとキリがありませんので、大きな部分だけ紹介したいと思います。■ポイント1:図形、語彙力を強化するカリキュラムへ─────────────────────────────────入試でも重要視されている図形、そして読解力のカギとなる語彙力。この2つをより楽しく、より強化できるカリキュラムに変更しました。■ポイント2:理科・社会のカリキュラムを全面リニューアル─────────────────────────────────最新の市販問題集調査により、より勉強しやすく、用語等を覚えやすいカリキュラムになりました。理科や社会は丸暗記ではだめで、しっかりと理解の土台をつくった上で、暗記し、定着させていく流れが必要不可欠です。お子さんが迷うことなくこの流れで学習できるようによりくわしく、よりていねいに勉強の進め方を解説しました。これにより1人でも勉強を進めていくことが可能です。■ポイント3:小4向けのカリキュラムを充実─────────────────────────────────小4から実践をスタートした親子のために、小4向けのおすすめ算数問題集を追加しました。この変更により小5からの算数の学習がラクになり、入試算数につながる、より盤石な基礎力を身につけることができます。■ポイント4:参加者の声を反映しています─────────────────────────────────サクラサクユーザーの声をもとに、2点改善しました。1つは、サクラサク名物「合格マップ」の改善。その日の学習量がより分かりやすくなりました。2つめは、実践時のつまずきポイントの紹介。これまで多くの保護者とのやり取りの中で子どもたちがつまずきやすいポイントを把握しています。それを、特典の保護者向けレポート「サクラサク中学受験120%活用法」のなかで紹介し、どうすればつまずきを回避できるか、その対策とともにていねいに紹介しています。■ポイント5:公立中高一貫校対策をよりくわしく、新しく。─────────────────────────────────2015年の適性検査問題、最新の問題集をもとにカリキュラムを改善。さらに、おすすめ模試情報をアップデート。難易度の高い、首都圏、仙台、京都、奈良、広島の適性検査対策としていつまでにどのような勉強をしておけばよいか。その他の都道府県の適性検査はどう対策をしていけばよいかを解説。さらに、小4から始めた場合、小5から始めた場合、そして小6から適性検査対策を始めた場合、いつまでに何を終わらせておきたいかという目安をくわしく書きました。これで迷うことなく、自信を持って受検対策をスタートできます。--------以上5点が、今回の主な改善ポイントとなります。今回は比較的大きな変更がありましたので、サクラサクをスタートするなら、今がおすすめです。・自宅で受験勉強を進めていきたい人・塾に通っているが成績が伸び悩んでいる人・高校受験のために小学生のうちから基礎力を伸ばしたい人・自学自習力、家庭学習の習慣を身につけたい人そんな方には得るものは多いと思います。毎年「もっと早く決断して参加すれば良かった」という声を聞きます。悩んでいる時間は決して返ってきません。まずは行動し、中身を見て、どこを実践するかを検討すればいいのです。サクラサク中学受験には、365日の返金保証もあります。リスクはありません。ゆっくり中身を見て検討することができます。まずは、サクラサクを読んで10日間だけでもお子さんといっしょに実践してみてください。ユーザーのお母さんたちが無償でサクラサクを紹介している理由が、きっと見つかるはずです。坂本 七郎■サクラサク中学受験 詳細はこちら http://www.jukenbible.com/■申し込みはこちらからどうぞ https://www.dreameducation.co.jp/chu/order_pay.html
2015/09/25
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坂本です。今日は中学受験を目指す親御さんにとってとても重要な話をします。読み飛ばしをせず最後までしっかり目を通してくださいね。■中学受験、合格する親の共通点。私は日々、親御さんから学習相談を受けています。年間1500件くらいの相談を受けていますが、メールのやり取りをしている中で気づいたことがあります。全員が全員というわけではありませんが、志望校に合格する親御さんには、ある共通した特徴があります。それは、これです。 ↓────────────────────────────────親御さん自身が、お子さんの学力や苦手箇所を「正確に」把握している。────────────────────────────────メールの内容を見ても、曖昧な点がほとんどありません。文章を読めば、お子さんとよくコミュニケーションをとっている足跡が見えます。勉強面でもどの部分が苦手で、どこでつまずいているかもはっきりしています。恐らく、お子さんの学習サポートを通して、お子さんのことを誰よりも正確に把握しているのでしょう。お子さんのことをよく分かっていれば、相談内容が具体的になります。相談内容が具体的だと、私のアドバイスもお子さんにフィットしたものになり、結果も改善されやすい。結果、学力が伸びて、合格に近づいていくというわけです。■では、どの程度お子さんの学力を把握しておけば良いのでしょうか?これは、カンタンです。親御さんは、お子さんの学力を「誰よりも」正確に把握するよう努めてください。勉強をする本人よりも。そして塾の先生よりもです。といっても、親御さんはお子さんの勉強がわからなくても大丈夫。問題が解けなくてもよいのです。解けなくてもいいので、お子さんがどこができて、どこでつまずくかを、できるだけ正確に把握していくのです。これはお子さんの勉強している姿や答案用紙をよく見ていれば自然にわかるようになります。・植木算ならだいたいできるけど、仕事算は基本問題がまだ苦手。・漢字は4年生までの部分はできるが、5年の漢字は半分もできていない。・計算は8の段の九九が入るときに間違えやすい。・説明文の読解問題はまあまあできるけど、物語の心理描写の問題で よく失点している。・歴史は、室町時代以降が苦手単純に成績が伸びない、算数が苦手というものではなく、できるだけ細かい部分までお子さんの学力を把握してください。普段から、お子さんのマル付けをしたり、テストの答案をよく見たりして、何ができるようになって、何がまだできないか、どこで失点しやすいかを把握するように努めて下さい。お子さんの勉強がなかなか進まない、よくふて腐れているようなら、問題が難しいのではないか、もう一歩難易度を下げた問題をさせてみようと考えられるようになります。お子さん自身も気づいていない苦手な計算が見つかったら、そこをつぶせるオリジナルプリントを自作し、与えることもできます。お子さんの勉強する姿を観察していくことで、だんだんと日々の家庭学習に無駄がなくなっていき、順調に、滞りなく学力が伸びていくようになるのです。■お子さんの学力を把握していないとどうなる?一方、お子さんの勉強に一切ノータッチ、塾などにお子さんの勉強を“丸投げ”するとどうでしょうか?──これはもう運でしかなくなります。お子さんの良い面・悪い面、得意な点、苦手な点をすべて正確に把握してくれ、個別に解決策を提示してくれる良い先生に運よく当たれば、順調に成績は伸びていくでしょう。しかし、現実として、集団指導の現場において、そこまでお子さんのスキルを把握できる塾講師はひとにぎり。講師全体の3%程度しかいないのではないでしょうか?そうした先生に当たれば、順調に学力が伸びる。当たらなければ、成績が伸び悩む。という「運レベル」の話になってしまいます。このように見ていきますと、お子さんの勉強を正確に把握することがいかに大事かがお分かりいただけると思います。お子さんの日々の学習効果を最大化するカギを握っているのは、あなた。あなた自身なのです。どの教材を使うのか、どの先生に教えてもらうか、どの塾に入れるのかは大きな問題ではありません。疲れている、忙しい、時間がない。そんな中でも手間をかけて真剣にお子さんの勉強に向き合おうとするあなたの気持ち、そして行動がカギなのです。いかに手を抜くか、いかに手を離せるかを考えていくと、最終的には、運に頼るしかなくなってしまいます。もっとも学習効果の高いものとは、親御さん自身が誰よりもお子さんの勉強を把握することなのです。サクラサク中学受験は、自宅学習中心の学習プログラムです。親御さんたちに、お子さんの学力を正確に把握させるきっかけを与えるからこそ、他では真似のできない成果を出せるのです。今日の話を心にとめて、日々の実践を進めてもらえたらと思います。坂本 七郎追記:今日の話を読んだら、下記の合格体験記を読んでみてください。今年、娘さんを志望校に合格させた親御さんの声です。腑に落ちる部分があるかもしれません。-------娘がサクラサクで中学受験に無事合格致しました!!完全にサクラサクの自宅学習と、3度ほど受けた一般の模試だけです。娘がとても行きたいと口癖のようにつぶやいていた学校なので、合格は本人はもちろんですが、親も本当にうれしいです。ちなみに学校は兵庫県宝塚市の小林聖心女子学院です。娘は、2年生の時に九九でつまずくような、決して勉強のできる子ではありませんでした。しかし、これではまずいと思い、4年生の夏からつまづきの箇所まで遡って勉強を見ることにしました。そうして、夏休みも終わり、2学期、冬休みも同様にしていくと、不思議なことにだんだん成績が目に見えて上昇してきました。通っている小学校は中学受験をする友達が結構いるようで、友人たちはすでに4年生になったとたんに目標に向かって学習しています。その頃から受験の話がちらほら出だします。男子が少し苦手な娘に冗談で「女子校に行ったら男子のいない生活やぞ」と言ったところ、目が輝きます(笑)いろいろ調べて、自宅から近く英語に力を入れている小林聖心の学校見学に参加してみることにしました。そこからが大変です。娘本人よりも両親のほうが学校を気に入ってしまいます。(笑)学校のイベントはほぼすべてに参加し、行くたびに、なんていい学校や。。。が夫婦の口癖になりました。受験するにしても、本人の性格や金銭的にも塾はつらいだろうと考え、ネットで自宅学習でなんとか合格できる方法はないものかと調べたところ、「サクラサク中学受験」に出会ったワケです。サクラサクのスタートは5年生の2月です。このメールを書いて気がついたのですが、サクラサクに出会って1年足らずだったんですね。。。あらためて、娘の底力に感心しています。。購入後、娘と計画をたてました。「夏休みまでに第1ステージを終わらせるぞ」そこからが大変です。普段勉強しろと意識して言わないようにしていたのが、突然チェックが厳しくなる私。友達とも満足に遊べず、モチベーションも下がり、なかなか進みません。どうも本人は学校の勉強の延長で合格できると思っている様子。。学校の先生にも言われたこともあって、初めての模試を受ける事にしました。(芦検模試)少し難易度が高いそうなのですが、結果は散々でした。これでやっと本人もすごい事に挑戦しようとしている事が次第に理解できていったようです。学校のイベントに参加することでモチベーションの維持に努め、なんとか第1ステージを終えます。はじめは第1ステージだけを数回やるつもりだったのですが、第2ステージの問題集など先生の解説など読んでいるうちに、これは第2ステージもやらないとマズイぞきっとと言う事になり、問題集をそろえてそのまま第2ステージに突入することになります。途中から合格マップのやりかたからはずれ、独自のスタイルで学習しだしましたが、過去問などの出来から判断して、学習する問題集の選定(サクラサクのものです)は助言しましたが基本的には本人の自主性に任せ、わからない部分は一緒に考え、また応用自在などに戻るというのを繰り返しました。直前でお尻に火がついたのか、特に最後の2週間はすさまじいまでの集中と気迫でした。初日の試験を終えて、問題と本人の解答を照らし合わせ、国語はまあまあ、算数はうーん難しい、理科はそこそこ、そして社会、歴史6割と地理4割だったのですが地理は散々で歴史はほぼパーフェクト!この瞬間、合格してるような気がしました。しかし本人は算数の出来が悪かったので、焦ります。試験から帰ってきて、翌日の予想と少しでも苦手を克服する復習を続け夜に娘がひとこと。「お父さん、明日4時半から勉強するから起きて!」ひぇ~~!そして本番が終了しました。妻から合格の知らせを聞いた瞬間、思わずガッツポーズで「やったー!!」と叫んでしまいました。(笑)その後、この1年の苦労を思い出し、ホロリと来ました。大変だったのですが、なかなか見る事のできない娘の底力を見れて本当によかったです。また、これがきっかけで家族が団結できたのもよかったと思います。坂本先生には大変感謝しております。たいへん長々と失礼しましたが、ご報告とさせていただきます。最後になりましたが、どうぞお体ご自愛され、悩める家庭のために、ますますのご活躍を願っております。ありがとうございました。兵庫県在住 山守隆行さん(小6女子の父)--------■ひとりひとりの志望校合格を応援する 中学受験の家庭学習プログラム『サクラサク中学受験勉強法』 http://www.jukenbible.com/
2015/04/10
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こんにちは、坂本です。久しぶりの配信となりましたが、お変わりありませんか?私はというと、もっぱら、小学1~3年生向けの教材の執筆をコツコツ進めています(半分ほど進みました)。時期的には、そろそろ夏休みの予定を埋め始めたり、夏期講習のお知らせが届く時期かと思います。夏休みの計画を立てる際は、「集中力が持続するには?」という観点から1日のスケジュールを考えていくといいですよ。それでは!今日のメルマガはこんなテーマでお送りします。───────────────────────■親子の対話が、子どもを成長させる。───────────────────────さて、きょうはある保護者のご相談をもとに、親子の対話について考えていきたいと思います。先日、中学受験をめざすお母さんから、こんなご相談をいただきました。---(質問ここから)--------実は現在困っていることがありまして、子供が学校の勉強がつまらないというのです。4年生で割り算をやっているのですが、あまりにもまどろっこしくて(またそれが繰り返し宿題に出されるので)辟易してしまっているのです。算数は少人数制で2つのグループに分かれるのですが、理解度の高い方のグループに入っていても、そんな調子です。先生それぞれのやり方もあるでしょうが、ここでやる気をなくさせて欲しくないと言うのが親としての本音です。できることなら色々な応用問題にもチャレンジさせて欲しいくらいですが、学校にそのような相談をしてもいいのでしょうか?また子供にはどのように伝えるのがいいのでしょうか?---ここまで---学校で、もっと難しい内容も教えてほしいが、それを学校に伝えて良いかどうか、子どもにはどう伝えるかというご相談ですね。もちろん学校側に、1つの意見として伝えるのは悪いことではありません。そこで先生方も教え方について、考えるきっかけになるからです。ただ、学校はあくまで集団授業ですから、あるレベルの生徒を基準に、授業を展開していきます。そうした、先生側の気持ちも考えた上で伝えるとよいですね。そして、もう1つ。子どもにどう伝えるかについて。これは、短期的な視点ではなく、長期的な視点で、伝えたいところです。ここは大事な部分なので、いっしょに考えてみましょう。シンキングタイムです!<質問>もし仮に、あなたのお子さんが「勉強が先に進んでいる子」だとします。お子さんがある日、学校の授業がつまらないと言ってきたとき、あなたなら、お子さんにどう言って聞かせますか?「○○だから、××すべき」というように理由も含めて、考えてみてください。 ・・・ ・・・ ・・・あなたなりの意見と理由を考えたら、この先を読み進めてみてくださいね。私なら、たとえ授業がつまらないと感じたとしても、授業は、別の切り口やいろんな角度から見ると、ちがった面白さを発見できるという話をします。授業はしっかり聞かせるし、宿題も期限どおりに提出させることは変わりありません。これは「皆で学ぶ場」である学校の社会的ルールだからです。「郷に入っては郷に従う」と言いますが、その学校に入学してまわりの友達と勉強しているのですから、みなの勉強を邪魔したり、先生の授業を妨害するような態度や発言は好ましくありません。じぶんはすでに知っている内容だからといって、変な自信をもって、こんなの楽勝だといった態度もよくありません。そうした制約のもとで、ルールを守りながら、どれだけのことを学び、吸収できるか。ここがキモであると私は子供に伝えます。■別の視点で、先生の授業を受けてみる勉強とは、その授業で教えてもらう内容だけではありません。わり算のやり方、筆算の仕方、公式の使い方を学ぶことが全てではありません。先生の教え方1つを取り出してみても、学べることはたくさんあります。「先生はこう説明したけど、こういう計算方法もあるよな」(別の解き方を考えてみる)「先生が説明する順番を、図にまとめてみよう」(『ユダヤ式学習法』で紹介している図式化法のように)「先生はこんな意見を言ったけど、私は違うと思うな、私ならこう言うね」これはほんの一例ですが、このような考えを頭の中で巡らしながら授業を受けることだってできるのです。分かりきっていること、易しいこと、つまらないこと。そうしたなかなか意味を見いだしにくい所に~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~楽しさ、興味、おもしろさを見いだせるかどうか。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~こうした発想を転換する力が、お子さんの将来を形づくる、もっと言えば、社会に出て、認められるかどうかを決めていきます。■コピーの取り方1つで、その人が見えてくる。たとえば、コピーをとるといった雑用を思い浮かべてみてください。こうした仕事は、コピー機の操作方法さえ知っていればすぐにできるようになります。カンタンで、単純な作業なので、15分もコピーを取りつづければ、すぐに飽きてきます。こうした単純労働ばかり続けていると、ほとんどの人は、仕事に、会社に疑問を持ち始めます。じぶんがしたかったのはこんな仕事じゃないと腐り始めます。ですが、ここで見方を変えることができれば、コピー取り1つでも、面白さを見いだすことだってできるのです。たとえばですが、・どれだけ無駄な動作を減らしてコピーが取れるかを考える・いかにキレイにコピーができるか工夫する・どの順序でコピーをすると、あとでまとめるときにラクかそんな自分なりのこだわりを持てれば、単純なコピー取りという雑用も、ぐんと楽しくなりますよね。■親子の対話に「成長のタネ」があるよく、小さな仕事をおろそかにする人間に大きな仕事は任せられないと言います。小さな仕事だと馬鹿にするのではなく、~~~~~~~~~~~~~~~~~~たとえつまらない仕事であってもそこにおもしろさを見いだせる人。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~そんな人間に育ってほしいと私は考えています。算数の授業が、たとえ分かりきった内容であっても、そこにどれだけのものを含ませ、おもしろさを見いだすことができるのか。発想を切り替え、さまざまな視点から授業を見つめ、どれだけのことを吸収することができるか。ここに、子どもを成長させる1つのカギがあるように思います。いつも何気なく交わしている親子の会話。じつは、日々の雑談の中にも、お子さんを成長させる“タネ”がころころ転がっているのかも知れません。「成長のタネ」をどれだけ私たちが見つけて、拾い上げられるかどうか。そこに、親としての、存在意義があるのかも知れません。家庭学習コンサルタント坂本 七郎
2014/05/20
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こんにちは。家庭学習コンサルタント、坂本七郎です。さて、今日は中学受験(小学生)のための「模試の活用法」についてのお話しです。毎日の勉強を円滑に進め、お子さんのやる気を伸ばす“仕組み”の話になりますのでとても重要です。具体的な模試名も挙げて解説していますので、ぜひプリントアウトをして保管しておくことをおすすめします。それでは早速、結論からお伝えしましょう。■小4~小5:3ヶ月に1度でよいので、模試あるいは検定試験を受けて 自宅学習のペースメーカーとする■小6受験生:夏休み明けまでは全国規模の模試を2ヶ月に1度のペースで受け、 秋以降は、志望校・学力に合わせて模試を選択する今まで私の本やメルマガをていねいに読んできた方は、これを見ただけでも「あーなるほど」と腑に落ちたかも知れません。では、説明していきますね。■小4~小5のための模試(+検定試験)活用法小4、小5生の場合、普段は、サクラサク中学受験を毎日コツコツと進めていくこと。これが自学自習力+受験基礎力アップの基本となります。しかし、実践スタートから数ヶ月経ちますと、毎日おなじことのくり返しになるため、だんだんとモチベーションが下がっていきます。そのとき、ぜひ取り入れて欲しいイベント。それが、模試や検定試験の受験です。模試での成績アップ、あるいは検定試験合格をめざして勉強をすることで、マンネリ化を防ぐことができます。3ヶ月に1度程度のペースで、こうした模試や検定試験を受ける予定を入れていきます。模試ならば、1.四谷大塚の全国統一小学生テスト2.栄光ゼミナールの公立中高一貫オープン3.日能研 全国公開模試(あるいは首都圏模試)から選べば良いでしょう。選択の基準としてはサクラサクのステージ1を実践中の方や一般の小学生は、1を。公立中高一貫校をめざす小4、小5生は2を。サクラサクのステージ2に入った人で私立志望の方は、3を選択します。3以外は無料の模試なので、説明会と称して危機感をあおられ入塾を誘われると思いますが、塾での勉強が合う子・合わない子がありますので、冷静に話を聞くことをおすすめします。また、模試だけでなく検定試験も入れて変化をつけていきましょう。おすすめの検定試験としては、・漢字検定・英語検定・数学検定・算数オリンピック(ハイレベルのお子さん向け)があります。(気になるものがあれば、検索してみましょう)これらの模試や検定試験を組み合わせるなどして、年間のテストスケジュールを決めてみて下さい。お子さんのやる気はこうした親御さんのひと手間で大きく変わってくるものなのです。■小6受験生のための模試活用法次に、受験生のための模試活用法について説明します。受験生の場合は、模試の選択に注意が必要です。それは、夏休み明けを境に、模試の受け方が変わってくるからです。<私立・国立志望の人>夏休み明けまでは、・日能研 全国公開模試(自宅受験も可能)・首都圏模試(日能研よりも問題がやさしい。中堅校を目指す人向け)を受験します。そして秋以降は、模試の結果は「あまり気にしないこと」が重要です。自分の弱点分野を見つけるためと割り切り、参考程度にします。なぜか?その理由は、こうです。お子さんが受ける受験校の問題(傾向や難易度)と、その模試の問題とが違うから。秋以降は、過去問をベースとした学習に切り替えていく必要があります。過去の入試問題に対して、お子さんの学力がどれだけ合格点に近づいたか。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~そこを何よりも重視してサポートしてあげてください。だから、模試の結果はあまり関係がないのです。会場受験の雰囲気になれる、という意味では価値があります。ですが、志望校の合格判定はまったく役に立ちませんので注意が必要なのです。<公立中高一貫校を志望する人>公立中高一貫校を志望している受験生も、私立と同様の考え方で模試を受験していきます。夏休み明けまでは、・栄光ゼミナールの公立中高一貫オープン・公立中高一貫校対策センターの全国一貫模試(小5・小6対象、自宅受験が可能)・全国中学入試センターの全国公立中高一貫校対策テスト(小6のみ、自宅受験が可能)などを利用して、適性検査の全体の傾向に合わせた学力を伸ばしていくようにします。そして、秋以降になったら、志望校別の対策に切り替え、お子さんが受検をする学校の過去問に沿った学習を進めていくのです。ですので、私立のところでもお話ししたように、秋以降、模試の合格判定は一切気にする必要はありません。■しかし、1つだけ。。。ただし、秋以降でも意味のある模試が1つだけあります。それは、志望校別の模試です。上位校や人気校に関しては、学校別に、その学校の傾向と難易度に合わせた模試がおこなわれています。一度、「○○中 模試」というようにお子さんの志望校別の模試がないかを検索してみてください。志望校別の模試に関しては、そこを志望している多くの受験生も受けるため、合格判定の精度がかなり高まります。もしお子さんの志望する中学の模試があれば、必ず受けるようにしてください。以上、学年別・志望校別に模試あるいは検定試験をどう活用していけばよいか、どんなところに注意して受けていけば良いのかについてまとめてみました。あなたのお役に立てたでしょうか?今日、ぜひ覚えておいて欲しいのは、秋以降は、勉強のやり方、模試の受け方などすべてが、変わるということです。このことをしっかりと理解しておきましょうね。それでは、また次回まで。坂本 七郎追伸:たとえば、塾との関わり方についても秋以降は変わってきます。特に集団授業を受けているお子さんは注意が必要です。秋以降、集団授業は学校別ではなく、そのクラスに在籍している子どもたちが受験しそうな学校の過去問演習+解説がおこなわれます。この場合、塾に行く意味がほとんどないのではと感じるお子さんも増えていきます。塾の通常授業があまり意味がないなと感じるようなら、思い切って通常授業を辞め、自宅でお子さんの志望校の傾向・難易度に合わせた学習を進めていくのが賢明です。模試の考え方同様、志望校別の対策講座があるのであれば、(他塾も含めて検討)そこだけに参加するのが賢い塾の活用法です。ぜひ、参考にしてくださいね。■発行:株式会社ドリームエデュケーション
2013/11/05
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こんにちは、坂本です。日々、花粉症に苦しんでいます。。。(どなたか良い治療法や予防法、ご存知の方いませんか?)さて、今日はですね、今年の合格報告といいますか、「サクラサク中学受験」を使って、志望校に合格した親子の声をいくつか紹介したいと思います。特に、【小学生のお子さんがいる場合】は、貴重な意見が見られますので、しっかり目を通してくださいね。 ↓■サクラサク中学受験 2013年 合格者の声 http://www.jukenbible.com/koe2013.htmlここで紹介している合格者の声は、「中学受験の常識」とは距離を置いた内容となっています。中学受験の常識とは、「塾に行かずに中学受験はできない」「中学受験は、小3の2月から通塾するもの」「小5小6からの勉強では間に合わない」「朝から晩まで勉強漬けでようやく合格できるもの」「習い事も、おけいこも辞めて受験(塾)に集中しなければ間に合わない」というもの。この合格者たちの声にいちばん驚くのは、きっと、中学受験に関わってきた親御さん、そして学校の先生や塾の先生たちではないでしょうか。それくらい、これらの成果はあまり例がないことなのです。では、どうしてこのような成果を出せるのか?もちろん、合格者本人の努力がいちばん大きな要因ですが、もう1つ、カギとなる重要な要素があるのです。■なぜ、塾なしでも高い学力が育つのか?では、ここで、【サクラサク中学受験の、成果の秘訣】をあなたにお教えしましょう。塾に行かなくても、高いレベルの学力が身につく秘訣。それはとてもシンプルです。私が意識しているのは、子どもたちの「自学自習力」を育てること。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~これです。子どもは「自分で伸びていく力」をすでに持っています。親や教師はその力を引き出すために、その土台である「自学自習力」を育てていけばよいのです。ここを軸としながら、「学ぶ楽しさに気づかせるきっかけ」「勉強のやり方」などを少しずつ教えていけば、子どもは親の手を離れ、自分でぐんぐん伸びていきます。サクラサク中学受験で学んだ子どもたちによくある特徴として、「入試は終わったのに、勉強をずっと続けている」というものがあります。勉強のクセがつくと、親が何も言わずとも、自分で計画を立てて、自分から机に向かうようになるのです。こうなると親は、勉強しなさい!ではなく「勉強はもういいんじゃない、ちょっと休んだら?」「こっちにきて一緒にビデオでも見ようよ」と言うようになります。塾で3年間バリバリ勉強を続けてきた子が、入試後「もうしばらく問題集も見たくない」と思うのとは対照的です。俗に言う「燃え尽き症候群」ですが、サクラサクユーザーはこうしたものとは無縁のようです。最近では、難関校の先生たちは、「塾に通わずに受験をしてきた子」を欲しがっているという話も耳にするようになりました。その理由は、塾で受け身型の勉強ばかりしてきた子は入学後に伸び悩むケースが多いから。だから、できるだけ塾に行かずに勉強をしてきた子を入学させたいという気持ちを持っているのです。●自学自習力のある子●宿題や指示がないと勉強できない子この2者のうち、将来有望なのは、どちらでしょうか?お子さんをどちらに向かわせるかは、親であるあなたのちょっとした意識から変わります。中学受験をする・しないは、関係ありません。確かな学力の土台を、いま築いてあげてください。坂本 七郎追伸:自学自習力は、小学生のうち、特に小3~小5あたりで身につけるのが理想的です。この時期のお子さんなら、身につけるのはカンタンです。もし、該当するお子さんがいたら、いますぐ「自分で計画を立てて学ぶ力」を育ててあげてください。追伸2:中学生のお子さんをお持ちの親御さん、「もはや手遅れ?遅かった~」と思いましたか?あきらめるのはまだ早いです。定期テストや高校受験を機に、この力を身につける子もいます。たとえ反抗期であっても、時間はかかりますが、自学自習力を育てることは可能です。まずはできることから取り組んでいきましょう。追伸3:こんなニュースを見つけました。-----------ベネッセ教育研究開発センターが行った調査で、首都圏の公立小学校で中学受験を予定する子どもを持つ親の4割が受験をやめさせようと思ったことがあると回答した。調査は3~6年生の親5256人を対象に2012年9月に実施。「中学受験をする」とした親(17.5%)に受験をやめさせようと思ったことがあるか尋ねたところ、「何度も思った」が10.1%、「時々思った」が 29.1%だった。複数回答で挙がった理由は「受験勉強が大変」が38.5%で最多。「子どもがストレスを感じる」(32.7%)、「お金がかかる」(21.6%)「親子関係が悪化する」(20.5%)など、親子とも受験勉強の負担に悩んでいる様子がうかがえる。-----------うーん、中学受験って楽しいものなんだけどなぁ。。。子どものストレスとは無縁ですし(先ほどの合格者の通り)、お金もほとんどかからない(3年間で5万円くらい?)、親子関係もとても良好だと、よくメールをもらいます。私たちは、楽しく充実した受験を目指していきましょう。それは、手を伸ばせばすぐ届くところにあるのですから。■発行:株式会社ドリームエデュケーション
2013/03/13
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こんにちは、坂本です。いつもありがとうございます。今日は、中学受験を目指して日々がんばっている親子に向けて、私の気づきをシェアしたいと思います。非常に大切なポイントが書かれていますので、ぜひ熟読下さい。■見えてきた、中学受験「合格者の共通点」とは?今年もありがたいことに、たくさんの合格報告をいただいています。お母さん、お父さんからのメールを読んでいますと、ある共通点があることに気づきました。ここで紹介するのは、『サクラサク中学受験』を活用し、週1程度の通塾、あるいは通塾なしで志望校に合格した子どもたちの事例です。彼、彼女らが最低限の通塾で、志望校に合格できた理由。そこには、5つの重要なポイントがありました。それが以下の「5つの意識」です。1.家庭学習の補佐として塾を使いこなす 軸足はあくまでも家庭学習。 家庭学習で分からなかった問題や家ではフォローできない 苦手分野などを、ピンポイントで塾にサポートしてもらう。 つまり、塾をうまく使いこなせるかがポイントになります。2.いま必要な勉強は何かを考えながら実行すること 1番とも関連していますが、塾のペースに飲まれてしまい、 いまやるべきことが見えなくなっている子どもたちが多くいます。 今、お子さんにとっていちばん必要な勉強は何なのか? そうした自問自答を親子でしていくことが、確実な学力の 成長につながるのです。3.時間の使い方を工夫して遊びと勉強のメリハリを付けること 時間の使い方がうまくなれば、必ず成績は伸びます。 「計画を立てて勉強をおこなう」という習慣を身につけることが その第一歩となります。 やはり、自学自習力を身につけた人が合格しています。 サクラサクでも計画の立て方は紹介していますが、できればより くわしい解説のある拙著『小学生の学力は計画力で決まる!』 を読んで、計画の立て方と、親のフォローの仕方を学んで下さい。4.基礎力が身についたら、志望校の入試問題で合格点が 取れればよいという潔さ(模試の成績は関係がない) 志望校合格者の小6時点での模試の成績を見ていくと、 決して順風満帆な成績ではないことに気づきます。 「模試の評価=合否の可能性」とは限らないのです。 大切なのは、志望校の入試問題を親子で研究し、 その傾向に合わせた学習をしていくこと。 志望校の「入試問題で」合格点を取ることなのです。5.基礎からの積み上げを意識していること。 基礎の積み上げなしに、合格はあり得ません。 「塾のペースについていくのがやっと」これでは成績は伸びません。 子どもひとりひとりに合った、学習のペースというものがあります。 そのペースを親が把握してあげ、子どものペースで学習を 進めていくこと、自信を積み上げていくことが大切なのです。 基礎がしっかり身につけば、後半一気に伸びていきます。いかがでしたでしょうか。以上5つの意識が、最重要ポイントだとお考え下さい。現在塾に通い、成績が伸び悩んでいる人も、いまならまだ間に合います。勉強のやり方・進め方を変え、お子さんに合った、勉強法を見つけていきましょう。応援しています。坂本 七郎より追伸:今日書いた「5つの意識」は非常に重要です。プリントアウトをして、壁に貼っておいて欲しいくらいです。ではまた何かシェアしたい話があったときは、書きたいと思います。 発行:ドリームエデュケーションhttp://www.dreameducation.co.jp
2013/02/28
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公開Q&A 〜中学受験 ある小4お母さんの悩み〜こんにちは、坂本です。今日は、恐らく多くのお母さんが悩んでいるテーマだと思います。お子さんとの受験勉強にお役立てください。<質問>どうしても親が主導して<勉強をやらせる>感じになり、娘は、やってもやってもまた<やらされる>様な感じがあり、私も娘も言い合いになる事があります。娘は、<やればいいんでしょ?>的な、なげやりな言葉があったり、やる気がまったく出なくなったりする時もあります。こんな時には、この子には、中学受験が向いてないのかな?かわいそうなことを親が強いてしまっているのかな、と考えてしまいます。きっとどこまでやらせたらいいのか、どこでOKを出してあげたらいいのか、親自身がよく分かってないんだと思います。親自身が、自信がないし、不安なのです。だから、とにかく子供に問題をやらせて、安心したいのかもしれません。理想は、親がガミガミお尻をたたいて勉強させなくても、自分から必要性を感じて、取り組み始め、勉強をこなし、勉強が分かって、楽しい!!と思ってくれることですが、なかなかそんな世界には、たどり着けそうにありません。こんな私たち母娘に一言でもアドバイスをいただけたら、幸いです。よろしくお願い致します。<坂本の回答>じつは、「学ぶ楽しさ」に気づける世界は、そう遠くにあるわけではありません。娘さんを見つめる視点の置き所をちょこっと変えるだけで、子どもは簡単に変わるものです。“きっとどこまでやらせたらいいのか、どこでOKを出してあげたらいいのか、親自身がよく分かってないんだと思います。”と書いていますが、この部分の考え方を、「どこまでやらせればいいのか(量)」、ではなくて、「今日はこの問題ができた、これが分かるようになったね」と<成長を見てあげる視点>に変えてみてください。つまり、お母さんの評価ポイントを「量」から「成長」に変えていくと言うことです。勉強をやった結果、できる問題がこれだけ増えた、という成長ポイントを評価していくことで、子どもは勉強内容をしっかり理解しよう、できるようにしようという気持ちになるものです。それからもう1つ。いまのスパイラルから脱するためには、お母さん自身が、不安から自由になることも大切です。いまは「中学受験に間に合うのかしら」「何としても塾についていかせなきゃ」といった不安、焦りの思いが大半を占めていると思います。この思考がある限り、お子さんの尻を叩いて勉強をやらせるというサイクルから脱することはできません。ではどうすればよいか?ここでも視点を変えることです。「受験に間に合うのかしら」という視点ではなく、「合否よりも大切な“何か”」にフォーカスするのです。その“何か”とは、娘さんの心の成長であり、学ぶことを楽しいと思えることであり、興味関心をどんどん広げていくことであり、自分で計画を立て、机に向かうことであり、自分の夢を見つけて行動することだと思います。受験の合否よりも、こうした“何か”に気づけることの方が娘さんにとってよっぽど大きな財産になります。量よりも「成長」にフォーカスすること。そして、合否よりも大切な“何か”を得てもらうための受験勉強であることに気づくこと。この考え方さえあれば、娘さんは喜んで自分から勉強をするようになり、学ぶ楽しさにも気づいてくれることでしょう。お子さんを変えるそのきっかけを作れるのは、お母さんだけなのかも知れません。応援しています。坂本 七郎━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発 行 ドリームエデュケーション 坂本七郎 ホームページ http://dreameducation.co.jp ツイッター https://twitter.com/shichiro7 フェイスブック http://www.facebook.com/shichiro.sakamoto━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2012/10/09
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どうも、坂本七郎です。最近、中学受験の入試問題を多く分析する機会があったので備忘録的に特に目立った出題分野を書きとめておきます。<算数 よく出る出題分野>・分数を使った問題(計算の工夫など)・整数の問題・割合の問題(損益算、濃度算)・比との融合問題(仕事算、面積比など)・速さの問題(旅人算、グラフを使った問題)・数列・規則性・平面図形(面積、相似、面積比、円、図形の移動)・立体図形(体積、断面図、立方体の積み重ね)これらよく出る分野を抽象化して考えていくと、算数入試で求められる学力というのが見えてきます。■ 中学受験 算数に求められる7つの力。1.計算力 多くの入試問題は問題数に比して時間が短い。 そのため、一定以上の計算スピードと正確性、 計算の工夫の仕方を身につけておくことは必須。2.くらべる力 「割合と比」に代表される算数の考え方。 単なる量や長さを、百分率(%)や比(:)を使って 考える力が求められる。(損益算、濃度算、仕事算、相似など) 一般に、10歳くらいからこうした思考ができるようになる(個人差あり)。3.わける力 特に文章題などに求められる力ですが、重層的で複雑な問題文を、 要素ごとにわかりやすく分解する力。 要は、贅肉をそぎ落として骨組みだけにする力。4.図で考える力 わかりやすく分解した要素を、図に直して考える図式化力。 線分図や面積図を使った文章題を解くときなどに必要。5.論理的思考力 さまざまな可能性を、樹形図のように場合分けして、 ひとつずつ検討していく思考方法。 要は、考える力、思考力があるかどうかということ。 算数のみならず、すべての教科で求められる力。6.図形感覚 特に立体図形の感覚。 アタマの中で図形を回転・移動させたり、 見えない部分を想像できる力。 図形パズルなどを使って小学校低学年から身につけられる。7.ねばり強さ ひとつの問題をねばりづよく最後まで考え抜く集中力。 または、たとえ模範的な式と解答ではなくても、答えに たどりつこうとする姿勢。 パズルなどを使って小学校低学年から身につけられる1,6,7は小学校低学年から身につけていくことができ、2~5は、個人差がありますが4年生くらいから育てていくことができます。高い進学実績を残している個人塾などは、こうした部分を意識的に、こどもたちに学ばせているケースが多いです。ぜひ、家庭学習の参考にしてください。家庭学習コンサルタント坂本 七郎<坂本作成の中学受験用教材>・サクラサク中学受験勉強法 http://www.jukenbible.com 中学受験に求められる学力を家庭で身につける自宅学習プログラム。 対象:小4~小5・弱点克服シリーズ第一弾「割合と比」DVD完全マスター版 http://www.wariai.com 中学受験に必須の「くらべる力」が7日間で身につくDVD。 対象:小4~中3■発行:株式会社ドリームエデュケーション
2010/12/09
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2月15日(日)こんにちは、坂本です。何だか最近は暖かいですね~。さて、今日は中学受験に関して思うところがあり、あなたにメールをしています。特にメールの後半には大切なメッセージを書いています。何度も繰り返し読み、あなたなりに咀嚼してみてください。今日のテーマは、中学受験業界でよく耳にする、「中学受験とは、親の受験である」という、何となく分かるよーな、 でも、よく分からないよーな常套句についての話です。この考え方は今や、どの雑誌や書籍を見てもまことしやかに語られているセリフとなりました。中学受験の持つ独特の性質や特徴を表す言葉として広く認知されていますよね。確かに中学受験は「親が受験に関わる部分が多い」という事実はあります。子どもの受験勉強をそばで見てあげたり、塾の品定めに時間をかけたり、塾弁を作ったり、精神的にさまざなまプレッシャーを受けたり・・・と、わが子の中学受験を成功させるためなら東奔西走も厭わない。そんな中学受験の特徴を外から見た時の表現として最適な言葉だったのかもしれません。しかし・・・。私はこの言葉に大きな“違和感”を感じるのですが、あなたはいかがでしょうか・・・?なぜなら、この「中学受験は親の受験」という考え方が広まれば広まるほど、子どもの意思や気持ちを置き去りにして、親のエゴや考えを子どもに押し付ける親が増えていくからです。子どもの気持ちを無視した受験は悲劇を生みます。子どもの気持ちを無視した受験は必ず失敗します。私のメールマガジンの読者のあなたには、あくまで“主役は子ども”と言うことを絶対に忘れないで欲しいのです。子どもの気持ちを無視して、塾を変え、教材を購入し、スケジュールを決め、志望校を決める・・・そんな状態では、いつまでたっても子供にやる気は出ませんし、向上心やがんばろうという気持ちは生まれません。「中学受験は親の受験」と 親がそう信じた瞬間から、 すべてがうまくいかなくなる。そう、心に留めておいてください。「中学受験は親の受験」もし今後、あなたがこの言葉を耳にしたら、あくまで“主役は子ども”なんだと、「コイツは分かっていない。」と考えましょう(笑)この言葉は、どうも進学塾や家庭教師など、いわゆる儲け主義の側に都合の良い言葉に思えてなりません。親の不安感を煽るためにしか使えない種類の言葉だと思うからです。(そんな匂いがプンプンします。)説明会などでこの言葉を使うような塾や講師は気を付けた方が良いかも知れません。知らず知らずのうちに、不安感を煽られ、子どもに不必要な講座を勧めてくるかも知れませんので。子どもの意思・気持ちを理解しながら、~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~「子どもの成長」にフォーカスをする。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~そうすれば、あなたの気持ちはブレなくなります。正しい軸を持ち、お子さんを正しい方向に導くことができるようになるでしょう。年間1200件以上、保護者から学習相談を受けていて気付いたことがあるのです。それは、 成績を追い求めれば追い求めるほど、 子どもの成績は上がらないという事実です。「子どもを応援する」「子どもの勉強をサポートする」その本当の意味を理解して下さい。坂本よりお知らせ:この度、私が作成した教材『ユダヤ学習法 ホームスタディ講座』が出版社の強い要望により書籍化されることになりました。そのため、メールサポート・特典の付いた『ユダヤ学習法』の販売は、2月末を持って販売終了することにしました。現在、ユダヤ学習法をすべてイチから書き直しています。購入を検討していた方は出版される春までお待ちください。また、発売時にはメールでもお知らせを流しますね。ちなみに、現在発売している・『サクラサク中学受験勉強法』・『サクラサク高校受験勉強法』は書籍化しません。出版社からオファーを頂いても断るつもです。追伸:3月20日(金・祝)に大阪(梅田)で3月22日(日)に東京(渋谷)でセミナーを行います。内容は「定期テスト対策セミナー」と、おもに中学生のお子さんがいる方向けの内容になりますが、一度、私を見てみたい(笑)、話をしてみたい(笑)という方がいれば参加してみてください。(今回も懇親会をします)募集は3月初旬にするつもりです。参加希望の方は、その時の私からのメールを楽しみに待っていてくださいね。▽このような記事をあなたのメールボックスに無料で配信します。 詳しくはこちらをご覧ください。→ メールマガジン登録■発行:株式会社ドリームエデュケーション
2009/02/15
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■こんな中学受験、あなたはどう思いますか・・・?こんにちは。家庭学習コンサルタントの坂本七郎です。今日から「中学受験を目指す小学校4・5年生向け」の新しい教材の販売をスタートしました。 → サクラサク中学受験勉強法(小4・小5向け)塾に行かなくても中学受験で成功できる。家庭学習を軸に親子の思い出をいっぱい作りながら小学生らしい受験をさせたい。これは、そんな想いを叶えてくれるプログラムです。 → 詳細を確認するただ、 ・勉強漬けの日々は覚悟の上。 何が何でも最難関校(トップ校)を目指したい ・現在、塾に楽しく通っていて順調に成績が伸びているこのような場合は、参加する必要はまったくありません。このページに書かれていることに共感できる人だけ私たち、サクラサク中学受験メンバーに加わることができます。 → 『サクラサク中学受験勉強法』
2008/12/17
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こんばんは、坂本です。今日は、お金をできるだけかけずに中学受験に成功する方法をお伝えします。その方法とはずばり、進学塾に行かずに中学受験をする方法です。これまで進学塾なしの中学受験は不可能と考えられてきました。しかし、それが可能となる方法があるのです。詳しくは前回の私の記事をご覧ください。 → 前回の記事に進む追記: ・子どもがやる気がない。 ・ハードな進学塾の勉強についていけない。 ・進学塾特有の超詰め込み教育に疑問がある。これは、そんな方にこそ考えてもらいたい問題なのです。 → お金をかけずに中学受験をする方法
2008/12/06
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12月4日(木)こんにちは、坂本です。今日は特別なお知らせがあります。今日のメールは特に ・現在小4~小5のお子さんがいる ・しかも中学受験をするかもしれない、またはする予定という場合は、万難を排してこのメールをご覧ください。すでに、高校受験対策用教材として、『サクラサク高校受験勉強法』という教材があることはご存じだと思います。この教材の「中学受験」バージョンを作成し、ちょうど先日、教材が完成したところです。(『サクラサク中学受験勉強法』)この教材は有料で販売するのですが、教材の特徴を箇条書きで挙げると、・小6夏休み前までに難関校受験のための基礎力を「家庭学習で」 身に付けることができる。(この教材での学習が終われば、 その後スムーズに志望校別の対策に移っていくことができます)・私が厳選した各問題集ごとに勉強のやり方を解説しているので 正しい勉強のやり方、そして計画の立て方が小学生のうちに身につく・お金をほとんどかけずに中学受験ができる (この教材を使えば、通塾は小6からでオーケー 年間70万円はする毎年の通塾代が節約できます。)このような特徴があります。■ではなぜ私が、この教材を世に出すことにしたのか?それには大きな理由があります。現在の中学受験には、非常に危うい部分があると感じているからです。特に、中学受験を目指す小学生が進学塾に通うようになってから、 ・授業や山のような宿題についていけず、勉強に対する自信を すっかり失ってしまった。中学受験をあきらめかけている。 ・親子ともストレスが絶えず、口げんかの毎日、情緒不安定な 毎日を過ごしている。 ・子供がストレスから偏頭痛や朝起きられない、吐き気や動悸 などうつ症状がみられるようになった。全員とは言いませんが、進学塾特有のやり方が原因でこのような子供たちが増えている現状があります。その背景には、中学受験専門の進学塾でないと ・中学受験特有の入試問題に対応する教育が受けられない ・受験情報が得られなくなる ・個人では対策を立てようにもどうしたらいいのかわからないこのような不安感から、やむなく通塾を続けていたり、子供に合う塾を見つけるために塾を転々としている親子が見受けられます。進学塾のシステムにうまく乗ることができた子供であればまだいいのですが、うまく馴染めない、ついていけない子どもたちにとって、このシステムは有害でしかありません。ある大手進学塾では「学年プラス1時間」は勉強しろと指導しているようです。つまり、 小4なら平日5時間。 小5なら平日6時間。 小6なら平日7時間勉強しろと。。。中学生の学年プラス1時間という話ならまだわかりますが、ちょっと危ういものを感じるのは私だけではないはずです。健全でないモノは、必ずゆがみを伴います。しかし、そのシステムの中に入っている人には「おかしいなぁ」と心のどこかで感じていたとしても周りを見てそれが当たり前のことだと錯覚してしまうのです。お風呂に体を沈める時、 はじめは熱い、あったかーいという気持ちになります。しかし、1分も浸かっていると、その温度になれそれがさも当然のようになってしまいます。中学受験という世界に入っていると、異常なモノゴトが異常であることに気付きにくくなってしまうのです。世の中を見渡してみてもこれと同じような現象があることに気付きます。 ・サブプライムローン問題 ・日本のバブル期 ・年金問題の社会保険事務所の体質気づくのが遅ければ遅いほど、払う代償も大きなものになってしまうのです。中にいる人たちは、自分たちの特異さに何となく気づいているのだけれどもいつしかそれが当たり前であると錯覚してしまう。大手進学塾が形成してきたこの奇異な体質を 子供たちにとって、 親子関係にとって もとのあるべき方向に引き戻すそのために私はこの教材を作りました。 ・年間70万円以上を払わなくても中学受験はできる。 ・クラス替えや席順、日々のテストに一喜一憂しなくても、 楽しく知的好奇心を育てながら中学受験はできる。 ・親子関係を良好にし、子供の自信を育てながら 健全な中学受験を目指したい。そして、何より「学ぶ楽しさ」を知ってほしい。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~そんな正しい目、冷静な目を持つあなたに、手に取ってもらいたい教材なんです。もちろん、共感者がゼロかもしれません。それでも私は自分の信念を押し通すだけです。子供たちの未来のために、そして今しかないかけがえのない親子の時間にとって、何が本当に正しいことなのか。そんな部分から私なりに中学受験を見つめなおした教材です。この教材を通して、そして中学受験を通して幸せな親子がどんどん増えていくことを願っています。多くの中学入試問題を研究する必要があったため、教材作成までに膨大な時間がかかってしまいましたが、私が現在作ることのできる最高の教材ができたと自負しています。この教材には日本中の最高レベルの教育の叡智がぎっしり詰まっています。今では、日本国内で最高の教育を受けられるのは、実は「自宅学習」なんじゃないかと言う気さえしています。例えば、スポーツで言うならば、 野球を、イチロー選手に 水泳を、北島康介選手に レスリングを、吉田沙保里選手に教えてもらう。そんな夢のようなことが自宅学習では可能になるのです。中身を読んでもらえれば、その意味がわかります。しかも【楽しんで勉強できる】のですから最高です。子どもたちの笑顔が目に浮かびます^^現在、できるだけ早くあなたの手に渡るように準備を進めていきますので、もうしばらくお待ちください。誰よりも早く、この「サクラサク中学受験勉強法」の販売に関する情報が欲しいという場合は、以下のページに移動してメールアドレスを登録しておいてください。https://ss1.coressl.jp/chujuken.com/vip-form.htmここから登録してくれた人だけに、~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~先行販売に関するお知らせメールをお送りします。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~気になる人は、必ず登録をしておいてください。あとで後悔しても知りませんよー(^^)それでは、今日はここで。ありがとうございました。坂本より
2008/12/03
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