マダム桔梗のお気楽Cafe

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あせるべからず



  体をこわし 自律神経はこわし 頭の中に白いもやがかかり

  人と話していても 10秒と集中力が続かなく

  受け応えはとんちんかん…

  当時 自宅は最悪の雰囲気で 帰っても休まらず

  仕事にいたっては 不安をかかえ

  昼も夜もやすめる場がなかった

  そんな状態で 昔からの夢に一年という期限があることを告げられ

  あきらめたくなく 必死 

  じたばた したけど

  体も心も半分こわれかけていては からまわり ばかり

  そんなだから 当時まわりの人に迷惑かけた

  説明しようにも相談しようにも「ことば」を失っていた

  当時の私はたった二行のメールすら五時間かけても打てない状態だった

  頭の中でずっと「助けて!」と悲鳴をあげていた

  できることといえばただつくり笑いをすることだけだった

  でも結局まわりに心配かけた 傷つけた 

  そして去っていった人もいた

  結局期限はきてしまった

  いろいろなものを失った

  でも取り戻せたものもあった

  白いもやはだんだんと薄らぎ やがて消えた

  一年半胃液の逆流に苦しんできたけど治った

  夜の突然の過呼吸に苦しむこともなくなった

  自分の考えをそのまま口にすることができるようになった

  思っていることの逆のことばかり言ってしまう日々に苦しむこともなくなった

  不安しかなかった頭の中に意思と言葉があふれてきた 

  わくわくしてきた 自然に笑えるようになった

  HPをつくってみた 

  文章をかくことが楽しくてしかたなかった

  ありのままの自分 受け入れるようになった

  少し強くなれたような気がした

  思うことを言葉にして伝えられる強さ

  あのころ いっぱいいっぱいだったころ 

  迷惑をかけてしまった まわりの人に ごめんねと伝えたい

  今また 「期限」のある事態がやってきた

  あのころのように 体をこわしては こころもこわれてしまう

  だから ムリせず でも後悔することなく 進みたい

  体に気をつけながら 今やれることをしていこう

  できるだけ笑顔で過ごしたい

  ムリはしない あせらない 

  あせって得たものなど何もないのだから

  未来なぞ なんとでもなるさ なんとかなるさ

  自分さえ失わなければ





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