株/投資/ヘッジファンド/きまぐれぽんた

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REIT に対する考え方


宅地の1平方メートル当たり路線価は11万2000円で、13年連続の下落と
なったのだが、前年比3.4%の下落率はバブル崩壊以降では最小の水準と
なっている。また、東京が13年ぶりに前年比0.4%の上昇に転じたほか、
最高路線価でみると、東京のほか名古屋、福岡、横浜、京都、大阪の計6市で
上昇したとのこと。春の公示地価でも、都市圏での3大都市圏で上昇局面入りが
鮮明化していたので、大きなサプライズはなさそうだが、地価下げ止まりの
鮮明化は、アナウンスメント効果を含めポジティブな材料といえそう。

都心の地価回復の一翼を担ったのは不動産投資信託(REIT)なのだが、ある
全国紙にて「都心路線価、ビル売買など新手の投資が引き上げ」などと紹介
されている。現在、REITは20本以上が上場。時価総額は約2.5兆円といわれ、
QUICK社が集計している「QUICK REIT INDEX」では、8月1日現在、実績配当
利回りが過去1年で4.45%、半年で1.87%となっている。また、配当込みの
実績リターンは1年で24.05%、半年で9.87%と、かなりのパフォーマンス。
大手証券会社のリサーチはこぞってこのREITをカバーしようとする。なんせ、
REITのお客さんは地銀さん、ここを攻めないと面白みがなく、いろいろな証券
会社のプロダクトを買ってくれるいいお客さんとしてないがしろにできないから。
従って大手証券は国内、外資証券共に、不動産ファンド系やら再生系企業の
カバーをしてはくれない。発行体に頼まれて、何度も機関投資家サイドからも
お願いしているんだけどねぇ。REITのメモやリサーチはもう要らないんだけどねぇ。
一部を除いて。


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