海産物問屋「きママ」の細腕繁盛記

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2005.11.07
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カテゴリ: 子供を大きくする
昭和33年、東京タワー完成する頃の話しです。
私たちの生活は、高度成長期に向かって走りだしました。
この頃の三種の神器は、テレビ・冷蔵庫・洗濯機。
こんな、昭和30年初期にタイムスッリプです。

物語は、
学校から帰ってきた一平が「お母さん、テレビきた?」と駆け込んで来たシーンからです。
ハハは薬師丸ひろ子。
自動修理工場、鈴木オートの夫に振り回されながらも、このハハなくしてはこの家は成り立たないという当時を象徴しているようなハハです。
そこには当時、金のたまごと云われた集団就職で青森から来た六子が住み込みで働きにきます。


東大卒の作家の落ちこぼれが、三流の少年誌に小説を書いて生計をたてているのが、吉岡秀隆。
毛玉のついたセーターにぼさぼさ頭、牛乳瓶の底のような目がねを掛け、腰には日本手ぬぐい、下駄履きというコスチュームが時代の東大卒落ちこぼれ作家を演出しています。
この駄菓子屋のアイテムも、「あった、あった・・」と懐かしむものが盛りだくさん。
ことに、くじ引きは、水に浸けると当たりとスカの文字が浮いてくるもので、
ハズレではなく「スカ」がなんとも懐かしい。
そんな吉岡のところに、縁もゆかりもない少年淳之介の面倒を頼まれ、ふたりは暮らし始めます。
初めは、疎ましくしていた吉岡も、彼が吉岡の少年小説のファンであることを知り、距離が縮まっていきます。
少年は吉岡にあこがれ、自分も小説を書き始める。
ところがその小説を吉岡が盗作。
それが雑誌に掲載され、淳之介にばれ、あわてる吉岡に、彼は自分の小説が本になったことが嬉しいと涙。

ある日、淳之介に実の母親の居所がわかり、一平と往きの電車賃だけを持って会いにいくのですが、母親には会えず、帰りの電車賃もなく途方に暮れていましたが、

「お守りを入れといたから、困ったときに開けてごらん」と言ったのを思いだしました。
お金が入っていたのです。

当時は、衣服には質素倹約でした。
私も、セーターが小さくなるとハハが、解いて、よじれた毛糸をやかんの湯気で元に戻し、それをまた、セーターに編んで着ていました。

クリスマスです。

彼女は「六人兄弟の末っ子で口減らしで東京にきぃた。出てくるときも冷たがった。手紙を出しても返事もこねぇ。だ~れも私のことさ、まっちゃいねぇ~」(東北弁)と涙。
そこへ、薬師丸ハハが数通の手紙を差し出します。
それは、六子のハハが薬師丸ハハに宛てたもの。
青森を出ていくときは、離れがたくないように、冷たくした。
手紙が来ても返事を出さないのは、里心がつくといけないから・・と云う内容。
この時代のハハは、表立って心配しないで、ひっそりと心配したんですよね。今だと、平気で子どもの勤め先まで電話をかけかねない勢いですが・・

一方、吉岡は淳之介に、サンタからと云って万年筆をプレゼント。
それも、三浦友和医者にサンタになってもらうと言う演出で。
この万年筆も借金をして買ったものです。

そんなとこに、淳之介の実父が現れ彼を引き取りに来ます。
父は実業家のお金持ち。
迎えに来たタクシーで行ってしましいます。
机の上に万年筆で、
「サンタはおじさんだったね。ありがとう。ここでの暮らし、楽しかった・・」との内容に、
淳之介を下駄履きで追いかける・・
そこへ、淳之介が・・・・

今ほどの便利でもなく、快適さもなく、裕福でもなっかったけれど、
来るべき21世紀に夢を見て、人々が一生懸命だったのです。

当時子どもだった私は、懐かしんで、ほのぼのと暖かい気持ちになりました。
みなさんのお母さんに聞いてみてください。
当時の話しを「あの頃はね、バス代がいくらで・・」と話し始めるかも・・。

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Last updated  2005.11.07 20:22:35
コメント(17) | コメントを書く
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懐かしいですね  
ヒロ伊藤  さん
ほんとに懐かしいですね。私も見に行きます。
昭和30年生まれで東京で育った私には、まさに当たっているかもですね。確かに今から見ればみんな貧しかったけれど、ノンビリしていて、隣近所とのお付き合いも含めて、人と人との関係があたたかくて、いい時代だったと思います。いい時代をひどくした張本人の世代でもありますが。。。 (2005.11.07 19:54:15)

今日母に電話したところです。。  
今週末にでも顔を出す予定なので。。。
このお話してみようかなぁ~~(v^-^v)♪
映画館に二人で行こうって誘ってみようかなぁ~~(v^-^v)♪
そんな気分になりました♪
きママさん、素敵なお話ありがとうございます。 (2005.11.07 21:48:34)

Re:映画「ALWAYS 三丁目の夕日」に、昭和の母を観る(11/07)  
SmamaSmama  さん
昭和33年ですか・・・ちょうど私が生まれる10年前です。(年ばらしちゃいました・・・)

私の母は11歳です。どんな思い出があるのかしら・・・今度お茶を飲みながら、ゆっくり話してみますね。 (2005.11.07 22:44:19)

Re:懐かしいですね(11/07)  
きママ  さん
ヒロ伊藤さん
>ほんとに懐かしいですね。私も見に行きます。
>昭和30年生まれで東京で育った私には、まさに当たっているかもですね。確かに今から見ればみんな貧しかったけれど、ノンビリしていて、隣近所とのお付き合いも含めて、人と人との関係があたたかくて、いい時代だったと思います。いい時代をひどくした張本人の世代でもありますが。。。
-----
東京が舞台なので余計にリアルだとおもいますよ。
フラフープ・ミゼット・湯たんぽ・キンチョウの看板・力道山・・全てに、ああ~そうだったがありますよ。「北の国から」や「遙かなる山の呼び声」で子役として活躍していた、あの、純がおじさん役になってしまう。そのことが時の流れも感じます。
淳之介をあの時の純=吉岡君が演じたらもっとイイ作品になるのにと思いました。
豊かになりすぎて、自分が何をしたいかがわからないでいる若者が増えたように思います。
ハングリーは進歩を産みますね。
ちょっとハングリーのあの時代を懐かしんできてください。また、感想を聞かせてくださいね。 (2005.11.07 22:49:55)

Re:今日母に電話したところです。。(11/07)  
きママ  さん
ぶきっちょ♪ぷりんさん
>今週末にでも顔を出す予定なので。。。
>このお話してみようかなぁ~~(v^-^v)♪
>映画館に二人で行こうって誘ってみようかなぁ~~(v^-^v)♪
>そんな気分になりました♪
>きママさん、素敵なお話ありがとうございます。
-----
是非、お二人で観てください。
そう言ってもらうことが、監督の意図でもあるようですよ。
今は豊かになりすぎて、・・いろんなものに支障が出てきているように思います。
また、感想をきかせてくださいね。 (2005.11.07 22:54:10)

Re[1]:映画「ALWAYS 三丁目の夕日」に、昭和の母を観る(11/07)  
きママ  さん
SmamaSmamaさん
>昭和33年ですか・・・ちょうど私が生まれる10年前です。(年ばらしちゃいました・・・)

>私の母は11歳です。どんな思い出があるのかしら・・・今度お茶を飲みながら、ゆっくり話してみますね。
-----
そうですか・・
このふたりの少年は小4の設定です。
だから、お母さんとリアルタイムです。
私は、3歳ですから、もの心付いたときはすでに、冷蔵庫もテレビも洗濯機もありました。
お母さんと一緒に映画を観に行ってください。
きっと懐かしがり、お母さんをほっとな気持ちにしてさしあげられますよ。

でも、そんな場合じゃないですね。

ほんとうにお若い貴女が訪問してくださっているのですね。なんともありがたい。
若さを吸収しますわ。 (2005.11.07 23:01:34)

見たい!  
kassychika  さん
私もコレみたいと思っていたんです。
派手さはないけど、しみじみと沁みてくるような昭和のひとこま。
私が知っている昭和はざっと分ければ後半になるのでしょうが、よく知りもしないくせになんだか懐かしいような切ないような気になります。
ああ、向田邦子さんのエッセイや小説で身近に感じられるのかもしれません・・・。 (2005.11.07 23:33:36)

Re:映画「ALWAYS 三丁目の夕日」に、昭和の母を観る(11/07)  
どゆき※  さん
観たい映画です。残念ながら、映画館に行くのは無理そうですが。
DVD出るまで待ちます。(映画業界の敵?)

昭和33年にはまだ生まれていなかったけれど、昭和の日常を描いた物語って好きです。
思わず微笑んでしまうような、優しい気持ちになれるから。 (2005.11.07 23:38:55)

Re:見たい!(11/07)  
きママ  さん
kassychikaさん
>私もコレみたいと思っていたんです。
>派手さはないけど、しみじみと沁みてくるような昭和のひとこま。
>私が知っている昭和はざっと分ければ後半になるのでしょうが、よく知りもしないくせになんだか懐かしいような切ないような気になります。
>ああ、向田邦子さんのエッセイや小説で身近に感じられるのかもしれません・・・。
-----
是非ご覧になってください。
小道具・美術・・とセットが昭和30年初期です。
「北の国」の純役の吉岡君に淳之介を演じてもらいたかった。泣きのシーンがたびたびあるのですが、
吉岡君だったら・・こう泣くだろうとか、ためがないとか思ってしまうのです。
観たら、感想を聞かせてくださいね。 (2005.11.08 00:00:03)

Re[1]:映画「ALWAYS 三丁目の夕日」に、昭和の母を観る(11/07)  
きママ  さん
どゆき※さん
>観たい映画です。残念ながら、映画館に行くのは無理そうですが。
>DVD出るまで待ちます。(映画業界の敵?)

映画業界の敵ですか?・・・

>昭和33年にはまだ生まれていなかったけれど、昭和の日常を描いた物語って好きです。
>思わず微笑んでしまうような、優しい気持ちになれるから。

そうですね。
パソコンも携帯もない時代です。
些細なことでも楽しかった。アナログの世界です。
是非、ご覧くださいね。
また、感想を聞かせてください。
-----
(2005.11.08 00:03:34)

Re:映画「ALWAYS 三丁目の夕日」に、昭和の母を観る(11/07)  
タカチビ  さん
きママさんのところは本当に楽しくて暖かい情というものが沢山ありますね♪
子供のごろ、母は毎日寝る前は色んな物語りを語ってくれました。
今日はこれでおやすみなさい~♪ (2005.11.08 00:05:26)

Re[1]:映画「ALWAYS 三丁目の夕日」に、昭和の母を観る(11/07)  
きママ  さん
タカチビさん
>きママさんのところは本当に楽しくて暖かい情というものが沢山ありますね♪
>子供のごろ、母は毎日寝る前は色んな物語りを語ってくれました。
>今日はこれでおやすみなさい~♪

深夜の訪問ありがとうございます。
「母は毎日寝る前は色んな物語りを語ってくれました。」
ママのハハも貴女を大事にお育てになったのが読みとれます。
大事に育てられた子は、我が子にも愛情を注ぐことができるのでしょうね。
親子の色んな事件を聞きますと、この親はどうよ?と思ってしまいます。
(2005.11.08 08:30:54)

こういうお話なのですね  
雑誌だったかな、何かの広告で見て、
見てみたいなぁと思っていたのです。
きママさんのあらすじを読んだだけで、じぃ~んと来ちゃいました。
私の母も好きだろうなぁ。

「あの頃はね、バス代がいくらで・・」とか言う話、よく聞かされました。
お金が無くて苦労した話などなど・・・。
でもそんな話をする母はなんだか輝いているんですよね。
いっぱい苦労したけど、楽しい思い出もたくさんあって、
今は便利になったといいながらも、昔を懐かしみ、あの頃はよかったと心のどこかで思ってるんだろうなぁ。

映画館が苦手な母なので、DVDが出たら見せてあげようと思います。 (2005.11.08 11:42:34)

Re:こういうお話なのですね(11/07)  
きママ  さん
もこもこもぐらさん
>雑誌だったかな、何かの広告で見て、
>見てみたいなぁと思っていたのです。
>きママさんのあらすじを読んだだけで、じぃ~んと来ちゃいました。

つたない文でアバウトなストーリーがわかりましたでしょうか?
そうです。じ~んと来ました。

>私の母も好きだろうなぁ。

おハハ様は何年生まれでしょう?
団塊の世代の方は、「あった、あった」
「やった、やった」が盛りだくさんです。

>「あの頃はね、バス代がいくらで・・」とか言う話、よく聞かされました。
>お金が無くて苦労した話などなど・・・。
>でもそんな話をする母はなんだか輝いているんですよね。

パソコンも携帯もない、アナログの世界。
なんだか、みんな夢だけはあったのでしょうね。
子供だったから・・・

>いっぱい苦労したけど、楽しい思い出もたくさんあって、
>今は便利になったといいながらも、昔を懐かしみ、あの頃はよかったと心のどこかで思ってるんだろうなぁ。

世の中便利過ぎて、不自由を感じないだけに、
こんなことがしたい、こんなものを作りたいが見いだせない若者が、働かなくなりました。

>映画館が苦手な母なので、DVDが出たら見せてあげようと思います。

是非どうぞ。
見たら感想を聞かせてくださいね。
(2005.11.08 18:15:08)

Re:映画「ALWAYS 三丁目の夕日」に、昭和の母を観る(11/07)  
西岸良平の世界は、まさに我々(私だけ?)の小学生時代のほのぼのとした生活環境を思い出させてくれます。昔は、家族全員で夕食を取って、色んな事を両親から聞かされました。家族は何時も一緒だったんですよね。
立教大の長嶋茂雄が巨人に入団。正田美智子さんの結婚。TVでは少年ジェット。
今日はアメリカングラフィティのDVDを観たい気分です。 (2005.11.08 20:52:11)

Re[1]:映画「ALWAYS 三丁目の夕日」に、昭和の母を観る(11/07)  
きママ  さん
きんちゃん1690さん
>西岸良平の世界は、まさに我々(私だけ?)の小学生時代のほのぼのとした生活環境を思い出させてくれます。昔は、家族全員で夕食を取って、色んな事を両親から聞かされました。家族は何時も一緒だったんですよね。
>立教大の長嶋茂雄が巨人に入団。正田美智子さんの結婚。TVでは少年ジェット。
>今日はアメリカングラフィティのDVDを観たい気分です。
-----
コメントありがとうございます。
徳島も変わりましたね。
レトロが流行っている中、南末広に、ウレシ ナツカイシ「母屋」(おもやと読みます)というお店があるのですが、ご存知ですか?
昭和の雰囲気が味わえますよ。 (2005.11.08 22:26:00)

Re:映画「ALWAYS 三丁目の夕日」に、昭和の母を観る(11/07)  
leo38  さん
この映画感動もんでしたね。北島にはいかず、わざわざ、ダイエーの上までいって家族でみました。商店街活性化!!  (2006.11.09 19:03:06)

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