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富山近代史研究会40周年記念シンポジウム主催 富山近代史研究会共催 北日本新聞社日時 平成28年8月27日(土)午後2時~会場 富山県民会館304号室(富山市新総曲輪4番18号)参加無料(記念講演)本県のふるさと教育 荒井克博(富山県教育・スポーツ政策監)(パネルディスカッション)伝えよう若い世代へ(II)―富山の近現代史―歴史資料の効果的活用―海内家文書を事例として― 栄夏代教育現場からの実践と課題―森丘正唯の事績をとおして― 森山義和郷土史教育と地方紙―こども紙面の編集現場から― 木村聡(コーディネーター 山下隆司)100
2016年08月15日
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富山近代史研究会2016.3女性参加の土木事業 貴堂巌広徳館版「論語集注」の特長について 中村哲夫旧高木火葬場(富山市高木東)に見る火葬施設の近代化~副燃炉付火葬炉~ 布村徹廃仏毀釈と明如人富山巡教の足跡 宮村光治佐佐木雪子さんのこと 大村歌子戦後富山県政のあゆみ(追補) 温井喜彦舟橋村役場文書中の「兵事書類」の整理(その一) 須山盛彰99
2016年08月15日
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富山近代史研究会2015.3高岡工芸学校創設者納富介次郎の前半生 久保尚文広徳館の名称の由来 中村哲夫富山県の学童疎開―受入れ県の実態―(その5)受入れ寺院等 須山盛彰文化財と近代化遺産について考える 貴堂巌江戸時代の十村からその末裔に引き継がれた役割について(武藤五郎右衛門家を例として) 宮村光治射水郡横田村住民の職業―明治後期― 東秀幸佐々木平兵衛を知っていますか(1866~1931)東水橋町長、県議会議長、伏木町長をした人 大村歌子戦後富山県政のあゆみ 温井喜彦98
2016年08月15日
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越中史壇会2016.7(論文)越中富山における宗達派絵画の存在状況をめぐって―「俵屋」「伊年」作品に関する文献上の所見を手がかりに― 杉崎貴英不受不施僧日経の来越をめぐる諸問題 久保尚文(史料紹介)視覚化された信仰の系譜―専念寺の和朝先徳連坐像 松山充宏越中を舞台とした謡曲と狂言 胡桃正則ある「喧嘩」についての浦田村の七右衛門等からの注進書 浦田正吉97
2016年07月30日
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越中史壇会2016.3(論文)石田信由の測量図と地域社会・加賀藩 野積正吉文覚の若狭西津荘関与と越中諸荘園米運送―比企氏の乱との関係の視点より― 久保尚文富山の「竹久夢二画会」―新たな文化システムの創造 九里文子(研究ノート)加賀藩の銀座と町人の関与―初期の今石動銀座を考えるに当たって― 桜井泉(史料紹介)常西合口用水下流の大庄村に発電所新設の噂あるにつき舟橋村より意見上申 浦田正吉(文化財レポート)臼谷碧跡の発見とその意義 高岡徹(歴史随想)立山における(うば)尊信仰と帝釈天 山元正気(平成27年度特別講演会要旨)柴田勝家と本能寺の変―北国における織田体制― 藤田達生96
2016年07月30日
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越中史壇会2015.12(論文)前田利長隠居政治の構造と展開 萩原大輔(研究ノート)明智武将津田重久と本能寺の変・山崎合戦―富山藩士津田家史料を読む― 高岡徹井波・浄蓮寺の阿弥陀如来坐像について 杉崎貴英明治・大正期の米騒動―魚津町の貧民救助規定等について― 中田尚(史料紹介)高岡実科高等女学校の校友会活動―校友会雑誌『関野の花』の紹介― 東秀幸(平成二十七年度研究発表大会発表要旨)立山における阿弥陀信仰―新出の鉄造阿弥陀如来坐像をめぐって― 加藤基樹飛騨戦国武将の経済的基盤―越中との関わりを中心に― 福井重治富山藩江戸後期の殖産興業―富山土人形と越中丸山焼 鹿島昌也近世地域社会と政治情報―越中国を事例として― 堀井美里95
2016年07月30日
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高岡市立博物館の特別展「高岡の工芸資料 たかおか物産案内」(~10/14)を見てきました。高岡には、高岡銅器、高岡漆器などがあります。また、高岡工芸高校、富山大学芸術文化学部、高岡市デザイン工芸センター等があり、高岡と工芸には深い関係があります。この特別展では、近現代を中心に高岡の工芸についての作品、写真、文献等が紹介されています。1 たかおか物産案内 ~高岡物産陳列所の創設から高岡市商工奨励館~2 たかおかの陶芸3 たかおかの漆芸4 たかおかの金工5 富山県工芸学校 ~たかおかで「ものづくり」を教える・学ぶ~特別展示 文献にみる工芸資料94
2012年10月08日
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六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催(~9/17)の古代エジプト展に行ってきました。内容は『死者の書』の紹介を中心に、棺やミイラ、護符が展示されています。ちなみに、『死者の書』とは「様々な試練が待つ旅路で死者に守護の力を与える呪文集、未来への旅のガイドブック」だそうです。これまで、古代エジプトといえば、ミイラマスクやピラミッド、墓の埋葬品といった物(個体)への関心が主でした。今回は『死者の書』の内容から当時の思想を読み解く展示で、とてもおもしろいものでした。私は「NHKスペシャル「知られざる大英博物館」」という番組がきっかけでこの展示を知りました。それが本になっています。93
2012年09月15日
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富山市郷土博物館の企画展「江戸時代の産業都市「とやま」 薬都富山のモノづくり」(~9/9)へ行ってきました。薬の生産過程や売薬さんのシステムの紹介、薬箱、薬袋の展示がありました。薬袋にもいろいろな種類、薬の中味がわかるようにデザインが工夫されたものがあり驚きました。また、市内には、富山市売薬資料館という施設もあります。92
2012年09月08日
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京都国立博物館の特別展「大出雲展」(~9/9)を見てきました。出雲、『古事記』をテーマに、古文書、仏像、埴輪、青銅器などありとあらゆるものが展示してありました。学生時代に日本史特殊講義という授業で「記紀神話」の解説がひたすらつづくという授業があったのですが、今回それを思い出しました。当時は講義内容がよくわかりませんでしたが、実際に展示物を見ると「ああ、あのことか」とイメージできました。国立博へ行くといつも出品数の多さと明治期の重厚な建物に圧倒されます。また、国宝、重文もさりげなく展示していて、ワクワクします。91
2012年09月02日
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高岡市万葉歴史館の夏の特別展示「造られた正倉院宝物 奈良女子大学所蔵正倉院模造宝物の世界」(~8/27)に行ってきました。模造宝物とはいえ正倉院の宝物はなかなか見られないので、どのようなものがあるのか興味があります。奈良女のほかに歴史館所蔵のものも展示してありました。模造品の横には、宝物の写真が置いてあり、本当に同じようなものということがわかります。また、宝物がつくられた当時はこの模造宝物のような色合いだったのかなと想像してしまします。展示品は、1か所に集中しているのではなく、ロビー、回廊、企画展示室等に点在しているので、もともとの展示品といっしょに観覧できて飽きることなく楽しめました。90
2012年08月26日
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お盆が過ぎいろいろなおみやげ、特産品を目にしましたが、ここで富山らしい一品をご紹介します。「白えび入黒とろろこんぶ」です。白えびは、「富山県のさかな」に選ばれています。全国的には、「白エビかき揚げ丼」が有名でしょうか。昆布は、富山県が消費量、消費金額、ともに全国一位だそうです。富山では、おにぎりに昆布をまぶしたりします。ちなみに、「富山県のさかな」は3種類選定されています。ブリ、ホタルイカ、シロエビです。それぞれ、「富山湾の王者(ブリ)」「富山湾の神秘(ホタルイカ)」「富山湾の宝石(シロエビ)」と呼ばれています。89
2012年08月24日
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7月22日(日)まで、高岡市美術館で企画展「水野美術館所蔵 華ひらく近代日本画‐大観・春草から現代まで‐」が開催されています。企画展示室3部屋全室を使い、約60点の作品を展示しています。個人的に印象に残ったのは、横山大観「無我」横山大観「不二霊峰」横山操「赤富士」平山郁夫「静夜鹿苑寺金閣」などです。また、6日(金)から高岡生まれの作家を取り上げた常設展「彼谷芳水‐創造のあゆみ」が開催中です。企画展はたくさんの人がいましたが、こちらは観覧者が少なくゆっくりと見ることができます。88
2012年07月08日
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コンビニで『ロカルちゃ!富山』(vol.5、アニメ・まんが編)という雑誌(パンフレット)を見つけました。「富山のまんがキャラ情報」や「富山アニメ観光MAP」などおもしろい視点から富山を紹介しています。富山県観光公式サイトでもPDFで公開されていますので、ぜひ見てみてください。vol.5までのサブタイトルは、次のとおりです。vol.1 駅・鉄道編 其の1vol.2 パワースポット編 其の1vol.3 産業・ものづくり編 其の1vol.4 冬の女子旅編vol.5 アニメ・まんが編87
2012年04月15日
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高岡市立博物館では、新資料展(~5/6)が開催されています。下記の5つのテーマにわけて展示されています。この時期にはいろいろな博物館で新資料展が開かれていますが、テーマごとに資料をまとめて展示されていると見やすいです。1 年貢を納める 年貢の記録(荻布村領内)2 明治の通信簿 向野学校、佐野尋常小学校など3 音の出る道具 蓄音機、ラジオ、テープレコーダーなど4 モダン北陸 地図、絵葉書、名所案内など5 九〇年前の大震災 絵葉書、義捐金名簿個人的には「モダン北陸」が興味深く、絵葉書は今の風景と、名所案内は今の観光地と比べることができておもしろいです。86
2012年03月25日
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高岡市美術館では、3月25日(日)まで企画展「GEIBUN3~富山大学芸術文化学部第3回卒業制作展~」が開催されています。芸術文化学部の造形芸術、デザイン工芸、デザイン情報、造形建築科学、文化マネジメントの各コース、大学院教育学研究科の美術教育専修のみなさんの作品や研究が展示、紹介されています。展示室には、絵画や彫刻、工芸、家具、デザイン(視覚・インテリア・建築etc.)などさまざまな分野の作品が並んでいます。また、受付や室内には学生さんが多くいて、会場はさわやかな雰囲気に包まれています。普段知ることのできない大学の活動が見られたようでいい機会になりました。85
2012年03月17日
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高岡市美術館では、3月4日まで「松原秀典原画展」が開催されています。松原さんがかかわった作品「サクラ大戦」「ああっ女神さまっ」「巌窟王」「いばらの王」「エヴァンゲリヲン新劇場版」「とある飛空士への追憶」の原画やイラスト、ポスターが展示されています。また、高岡の観光大使「あみたん娘」の原画・イラストもあります。松原さんは美術館に隣接する高岡工芸高校出身で、そのご縁で高岡市のキャラクターデザインの依頼を受けたそうです。まず、受付で「クリアファイル付観覧券」(600円※普通の観覧券は500円)を買い、2階の常設展「絵画の場所~絵はどこにある?~」を見ました。その後、1階の企画展の展示室に入りました。私が知っているのは「エヴァンゲリヲン」だけでしたが、とてもおもしろい展示でした。普段は完成したポスターやアニメしか見る機会はありませんが、其の前段階のおおまかな白黒のイラストや、そこにキャラクターの性格を書きこんであるものなど、アニメの制作過程の一端を見られたような気がしてよかったです。また、画を額に入れて見ることもないので、新鮮な感じがしました。もうすぐ、今年度も終わりますが、24年度はどんな特別展・企画展があるのか楽しみです。↑チラシ↑市広報(あみたん娘)84
2012年02月27日
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金沢の尾山神社へ行ってきました。金沢では一番有名な?神社だと思います。重要文化財の神門は、神社の門とは思えない斬新なデザインです。この尾山神社のルーツをたどるとその一つに物部八幡宮という宮にたどりつきます。物部八幡宮は、二上山の麓(高岡の東海老坂地域)にあったもので、前田利長が守山城(現在の二上山の城山公園辺り)にいたころ守護神としてまつられていたのだそうです。尾山神社と高岡には、あまり知られていませんが、このようなつながりがあるのです。さて、近代の神社の社格制度では、尾山神社は前田利家をまつるために創建されたということもあり、別格官幣社に位置づけられていました。別格官幣社は、国に功績のあったとされる人をまつる神社のため、ほかには東照宮(日光・久能山)や豊国神社、靖国神社などがあります。神社の石柱には、戦前のものが多いので昔の社格がそのまま残っているところがたくさんあります。ちなみに、高岡の大きな神社である射水神社は国幣中社でした。83
2012年02月26日
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先日は横田村の娯楽について書いたが、それを楽しむための休日はどのくらいあったのだろうか。前と同じ調査記録の「経済」の章のなかに「休業日数」について下記のとおり書かれている(一部意訳あり)。現在の一般的な休日と比べてとても少ないことがわかる。年間合計:52日1月(9日と半日)1日:四方拝、2日:正月休、3日:元始祭、7日:正月休、15日:祀祝、16日・17日:薮入、21日:鎮火祭、25日:天神祭、30日:孝明天皇祭(半日)2月(3日)1日:二十日正月、11日:紀元節、15日:涅槃3月(2日と半日)3日:節句、22日:春季皇霊祭、最終日曜日(半日)4月(5日)毎週日曜日(4日)、3日:神武天皇祭※高岡射水神社祭礼には毎週日曜半日を繰り替え休む5月(2日)1日:関野神社祭礼、5日:節句(半日)、14日:氏神祭礼(半日)6月(4日)1日:煎菓子祭、14日・15日:田祭、日曜半日ずつ2回7月(5日)7日:七夕祭、15日~17日:盆、日曜半日ずつ2回8月(4日)1日:八朔、15日:盆、日曜半日ずつ4回9月(6日)二百十日(1日ごろ?)、9日:節句、氏神祭礼(2日)、15日:射水神社秋季祭、24日:秋季皇霊祭10月(2日)刈上休、倉入11月(7日?)3日:天長節、報恩講(2日?)、寺院報恩講(2日?)、軍人歓迎送半日ずつ2回、23日:新嘗祭12月(2日)8日:針祭、25日:天神迎え【参考】『富山県射水郡横田村村是調査書』(富山県農会刊、1911年)82
2012年02月11日
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富山県高岡市と射水市には、両市をつなぐ万葉線という路面電車があります。2月1日から3月4日まで、アニメキャラクターのラッピング電車が走るそうです。万葉線のHP(1/28現在)にはイメージ画像が掲載されています。そこには「新世紀エヴァンゲリオン」の綾波レイとアスカ、「サクラ大戦」の真宮寺さくらなどが描かれているようです。ただし「現物とは若干異なる場合があります」と注意書きがあるので、実際運行されるまではわからないということでしょうか。この運行は「松原秀典原画展」(2/24~3/4:高岡市美術館)の連動企画で、松原さんは高岡工芸高校出身だそうです。松原さんは、「新世紀エヴァンゲリオン」など多くのアニメ作品に参加し、その原画展が高岡で開催されることになりました。私が中学の頃、エヴァンゲリオンが爆発的に流行ったのを思い出します。この原画展にはぜひ行きたいと思っています。また、松原さんがデザインした高岡市の観光大使となる「あみたん娘」という新キャラクターもお披露目されるそうです。そうなると、高岡市は「家持くん」「利長くん」「あみたん娘」という3キャラ体制となるのでしょうか。81
2012年01月27日
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横田村(現在の高岡市横田地域)は、1889年(明治22)年、市制・町村制による射水郡横田村となり、1928年(昭和3)に高岡市へ編入された。高岡市は89年の市制施行と同時に誕生し、横田村は当時から高岡市(現在の中心市街地辺り)に隣接していた。さて、村では明治40年代に富山県農会による村の現況調査が行われている。その記録のなかに「娯楽」の章があったので紹介してみたいと思う。本村住民の娯楽としては別に之れなしと雖も老若男女共に休日を利用して高岡市内寺院に詣で信仰的慰安を得るなり、(中略)只年一回氏神祭礼を施行するに依り、獅子舞をなし又当時は番持、村踊、角力等盛んなりしも今は殆んど絶えて形跡だに之れなし、故に青年男女の如きは高岡市に出て所謂都市の娯楽を得終日の労苦を忘るるなり、尚ほ大字村毎に地鎮祭を行い、夜に人り田舎踊を催ぼし、村民は勿論他町村人も集まり来り盛大を極むこれを見ると、村内での日常的な娯楽は特にないとされ、祭りなどの年中行事は行われていた。休日の娯楽は、高岡市に出で、寺院参詣や町での遊びを通して気分転換をしていたようである。当時の村から市中心部まで徒歩で数十分くらいだろうか。今でいうと、高岡から金沢、富山へ行く感覚に近いのかもしれない。【参考】『富山県射水郡横田村村是調査書』(富山県農会刊、1911年)80
2012年01月14日
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ご当地キティは、たくさん発売されていますが、おもしろい組み合わせがあったので、ご紹介します。高岡のおとなりにある氷見のご当地キティです。キティちゃんと氷見ぶりの組み合わせは、子ねことおさかなだからなのか、とてもよいです。ちなみに、今シーズンは気がつく限りまだ氷見ぶりは食べていません。鹿児島産や福井産など県外のものを食べています。いつのまにか氷見ぶりが高根の花になってしまったようです。↑ぬいぐるみ↑ストラップ↑デコシール79
2012年01月07日
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あけましておめでとうございますネット通販で商品を探していたら、高岡関野神社でおはらいをしたという「キティちゃんお守り」を見つけたので、ご紹介します。これもご当地キティというのでしょうか。↑キティちゃんお守り(裏面に「高岡関野神社」とある)78
2012年01月01日
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利長十番勝負というもなかを紹介します。2009年(平成21)の高岡開町400年に合わせて開発されたお菓子だそうです。もなかにクルミやアーモンドをキャラメル?でまぜたもの(フロランタン?)が入っていて、甘く歯ごたえもありとてもおいしいお菓子です。味は洋菓子ですが、もなかに入っているので和風な感じもします。77
2011年12月30日
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『富山県の基本図書 ふるさと調べの道しるべ』(桂書房刊、2011年7月、税込1,890円)【送料無料】富山県の基本図書桂書房より刊行されました。これは、富山県教育会の機関誌『富山教育』に連載された郷土資料の紹介のうち120回分をまとめたものです。歴史や民俗、自然などさまざまな分野の図書について解説されています。地域史の先行研究・調査を探す際は、手がかりが少なく不安に思ったり苦労したりします。本書で基本図書を探し、調査を進めるきっかけがつかめるのではないかと思います。76
2011年12月17日
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富山市郷土博物館では、12年1月29日まで企画展「前田利長生誕450年『富山様』利長」が開催されています。会期は、前期(~12/27)・後期(1/5~1/29)にわかれていて、まず前期に行ってきました。前期の展示構成は次のとおりです。I 前田利長生誕450年II 利長の「まちづくりとやま」III 『富山様』利長の時代IV 『富山様』から『高岡様』へ前田利長は、加賀藩第2代の藩主で、高岡にとって忘れられない人物です。高岡の町をつくったのが利長だからです。また、市内には、前田利長墓所(加賀藩主前田家墓所として国史跡)や菩提寺である瑞龍寺(国宝)があります。さらに、高岡市のマスコットキャラクターに「利長くん」がいます。利長は前田家歴代のなかでは印象の薄い藩主かもしれませんが、高岡では利家に並んで、あるいはそれ以上になじみのある名前です。さて、今回の展示では富山にいた頃の利長が特集されています。高岡にいると、利長は高岡で何をして何を残したかということしか考えませんが、今回の展示では、高岡開町の祖利長ではなく、加賀藩主としての利長を意識できるような展示になっていると思います。頭のリフレッシュになる企画展でした。※また、特別展示「北前船長者丸遭難一件関連 『春の曙 徒然はなし』」も同時開催されています。75
2011年12月04日
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近代の高岡を代表する人物の一人に藤井能三(1846-1913)という人がいる。富山の偉人といってもいいだろう。回船問屋の家に生まれ、伏木港の近代化を目指した。県内初の公立小・伏木小学校の開校(1873・明治6)や日本海側初の西洋式灯台の設置(1877)、伏木測候所の建設(1883)に尽力し、多くの私費を投入した。そして、鉄道敷設や築港の実現にも積極的に活動し、現在のJR氷見線や伏木富山港として現在に受け継がれている。※高岡市立伏木図書館の前には、「藤井能三邸址」の解説板があり、「藤井能三先生顕彰碑」が建てられています。顕彰碑「藤井能三邸址」解説板(右)74
2011年11月27日
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ローソンで「3015抹茶お山ブレッド」(140円)というパンを見つけました。富山県とローソンの連携協定の一環で高岡商業高校の生徒の人たちが商品開発に参加し、県産食材が使われています。地元の食材を知って地域活性化を目指す活動ということで、今回買ってみました。このお山ブレッドは県産の牛乳が使われ、3015mの立山をモチーフにしたそうです。このほか「たっぷりストチョコチーズクリーム」(135円:県産牛乳使用)も発売中です。さらに、29日(火)には「スイートミルクチーズ」(135円:県産牛乳使用)、「さくふわっリンゴデニッシュ」(135円:県産りんごと牛乳)が発売される予定だそうです。73
2011年11月19日
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「まち楽」(楽天市場発ニッポンを元気にしよう!プロジェクト)のサイト内に「たかおか未来web商店街」というものができるそうです。期間は2011年11月4日(金)~12月5日(月)で、市内40の店舗が出店するということです。見ていただくのがいちばん早いのですが、おおまかには、ポイント山分けキャンペーン高岡市の名産品&ショップSALE品どんなところ!?地図で知る高岡市【観光ガイド】400年の歴史が息づくまち高岡などと商品のほか観光情報も載っています。高岡を知らない方々にぜひ一度立ちよっていただきたいサイトです。また、知っている方々にも新しい発見があるかもしれません。72
2011年11月03日
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増山城跡は富山県砺波市にあります。この城跡は越中を代表するもので、増山城跡、守山城跡(高岡)・松倉城跡(魚津)が越中三大山城と呼ばれています。富山県最大級の面積(約59ha)の山城だそうで、2009年に国史跡の指定を受けました。城跡の国指定のものについて、県内にはこのほか安田城跡(富山)があります。入口(和田川ダム側)二の丸石垣【参考】『増山城跡総合調査報告書』(砺波市教育委員会刊、2008年)71
2011年10月23日
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高良とみ(こうらとみ:1896~1993)は、研究者や政治家として活躍した女性である。高岡市生まれだったが、親の仕事の関係などで、新潟や神戸、いくつかの地域で過ごし、神戸第一高等女学校を経て、日本女子大学に進んだ。その後、アメリカ留学し、帰国してからは日本女子大の教授を務め、戦時中は、大政翼賛会の中央協力会議の委員となった。終戦後は、呉市助役や参議院議員、日本婦人団体連合会の副会長などさまざまな役職についた。このように、彼女は当時の女性としてはたぐいまれな人生を歩んでいる。自伝を読むと、戦前は主に研究者・学者として、戦後は政治家・運動家として活動してきたという印象を受ける。このほか著作集、写真集も刊行されている。【参考】『非戦を生きる 高良とみ自伝』(増補改訂、ドメス出版刊、1999年)70
2011年10月10日
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10月16日まで、高岡市立博物館で特別展「セピア色の高岡‐目でみる街の記憶‐」が開催されています。約200点の写真や絵はがき、地図や名所案内などが展示されています。おおまかな展示構成は次のとおりです。あたらしい高岡~商工業の近代化~ 公共施設、企業・銀行、学校、近代化する街などなつかしい高岡~移りゆく街の風景~ 高岡古城公園、昭和30年代の商店街と高岡駅前、名所案内などにぎわう高岡~多彩なイベント~ イベント、お祭りと娯楽また、10月1日には「商工都市高岡のあゆみ」と題する講演会が予定されています。私の記憶は過去30年くらいしかないので、街の風景はあまり変わっていないように思っていました。この特別展をみると、昭和30年代、40年代に風景が急激に変化していると感じます。69
2011年09月10日
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石川県立歴史博物館では、8月28日まで特別展「宮廷の雅展 有栖川宮家から高松宮家へ」が開催されています。有栖川宮家といえば熾仁親王、威仁親王などから軍人のイメージが強かったのですが、和歌と書道を家学として、宮廷文化を伝える役割をされたそうです。両家に伝わった美術品や書、熾仁親王所用の「錦の御旗」、高松宮宣仁親王、喜久子妃の衣服や調度品などが展示されています。また、高松宮家が有栖川宮家の祭祀を継承されたことは初めて知りました。良い刺激を受けた特別展でした。なお、これは巡回展らしく9月は徳川美術館(名古屋市)で開催されるそうです。68
2011年08月27日
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9月3日、川崎市に「川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム」がオープンします。川崎市と藤子プロが協力して整備しているそうです。チケットは全国のローソンで買えますが、入館日時指定の予約販売です。JR川崎駅の改札前には、ミュージアムオープンのポスターがたくさんつり下げられていました。さて、藤子・F・不二雄は、高岡の生まれで川崎市で長く過ごしました。高岡市内にも「ドラえもんの散歩道」(ドラえもんのモニュメント像など高岡駅前に移設)などゆかりのものがあります。67
2011年08月25日
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横浜に行ってきました。立ち寄った横浜開港資料館では、企画展「広瀬始親写真展 横浜ノスタルジア 特別篇 昭和30年代の街角」(~10/23)が開かれていました。写真には今は失われた昭和30年代の横浜の風景や人々の生活の様子が写されています。しかし、失われたものがある一方で変わらないものもあります。高層ビルが立ち並ぶ前の写真を見てから改めて現在の景色を眺めるとこの半世紀の間の歴史に興味がわいてきます。また、1963年(昭和38)の横浜が舞台の映画「コクリコ坂から」の背景画と当時の写真を展示した「「コクリコ坂から」背景画展」も開催中でした。画と写真を見比べるとおもしろいです。66
2011年08月25日
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東京に行ってきました。特別展「孫文と梅屋庄吉 100年前の中国と日本」(~9/4)を見るため東京国立博物館へいってきました。2011年は、辛亥革命から100年の節目の年です。孫文とその支援者梅屋庄吉との関係に焦点をあて、梅屋の写真アルバムや関連の品々が紹介されています。100年前の上海や北京、長崎や横浜の風景のほか孫文と梅屋庄吉と交流のあった人々の写真が展示されています。当時を生きた人たちの姿から、熱意のようなものが伝わってくる気がして、教科書や授業ではなかなか知ることができない一面を学ぶことができました。また、展示内容は東博ホームページの「展示会のみどころ」がわかりやすいです。65
2011年08月25日
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高岡市のキャラクターは利長くんと家持くんですが、家持くん(左)・利長くん(右)最近新しいキャラクターを見かけたのでご紹介します。瑞龍寺(国宝)前にあるお店が考案したそうで、名前は永姫ちゃんといいます。永姫ちゃん永姫は、織田信長の娘でのちに加賀藩2代藩主前田利長の正室となりました。利長の隠居後も共に高岡で過ごしたそうです。64
2011年08月14日
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富山県氷見市にあるニューちどりという和洋菓子屋さんがあります。7月放送の秘密のケンミンSHOWでそこの赤飯パンなるものが紹介されてました。氷見周辺の局地的ブームだそうで、私もブームに乗っかり買ってみました。パンと金時豆赤飯と栗があわさりボリュームがあります。赤飯とパンがそれぞれおいしく、1個でも満腹になりそうです。通販(冷凍)もやっているようです。63
2011年08月06日
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富山近代史研究会の公開シンポジウム「歴史と観光II‐地域の輝き‐」に行ってきました。昨年の「歴史と観光‐遊覧から観光へ‐」につづいての開催です。日時:平成23年7月24日(日)午後2時~4時会場:富山県民会館701号室プログラムI部:個別発表地域開発と観光事業‐五箇山観光の発展と課題‐・近代以降の電源開発や道路整備による人口流出と合掌造りの減少・高度成長期以降の国史跡指定、世界文化遺産登録をきっかけとした観光地化・過疎化と高齢化の問題(屋根のふきかえ、地域文化の担い手不足) など博覧会と観光案内・共進会・博覧会の開催にあわせて発行された観光案内等を紹介・観光案内から読み取れる観光意識の変遷 など秉燭(へいしょく)の人々‐井上江花を例に‐・『高岡新報』等の地方紙で活躍した井上江花の生涯と著作を紹介・彼の郷土史研究(中越史談会の結成、『越中史料』編纂協力等)・郷土論(『海より見たる越中』『山より見たる越中』『川より見たる越中』) など富岩運河と観光ストーリー・近年注目されている観光のストーリー性、テーマ性について、富岩運河を事例に紹介・建設の歴史と役割(近代富山の工業化に果たした役割)・再生物語(埋め立ての危機から保存整備へ) などII部:パネルディスカッション※発表内容はあくまでも個人的なとらえ方で書いています。62
2011年07月24日
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7月24日(日)開催のイベントのご案内です。富山近代史研究会公開シンポジウム歴史と観光II‐地域の輝き‐日時:平成23年7月24日(日)午後2時~4時会場:富山県民会館701号室参加無料プログラムI部:個別発表地域開発と観光事業‐五箇山観光の発展と課題‐博覧会と観光案内秉燭(へいしょく)の人々‐井上江花を例に‐富岩運河と観光ストーリーII部:パネルディスカッション61
2011年07月17日
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浅見光彦シリーズのなかに「鐘」という作品がある。その舞台の一つが高岡である。浅見家の菩提寺の鐘が絡む事件が起こり、そこから光彦が事件を調べ始める。鐘を納めたのが高岡の製作所で、光彦は高岡へやってきた。作品のなかでは、高岡古城公園や鋳物工場の様子など高岡のまちを描写している。 60
2011年07月03日
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高岡市北部にある二上山には、万葉ラインという約8kmのドライブコースがある。通行無料だが、冬の季節は積雪のため閉鎖される。いたるところから高岡や射水地域が一望でき、天気が良い日には立山連峰もみえる。城山園地から昭和30年代中頃から工事が始まり、1966年(昭和41)年に完成した。道沿いには、仏舎利塔、平和の鐘、万葉植物園、城山園地などの施設があり、これらも1960年代に建設、整備された。また麓では、二上青少年の家(現在の二上まなび交流館)の開設や住宅団地の造成が行われた。70年代には、城光寺野球場・陸上競技場がつくられた。このように、昭和30年代以降急速に開発された二上山であるが、その象徴といえるものが二上山万葉ラインではないかと思う。59
2011年06月18日
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イオンモール高岡で開催中の「近江彩発見 大河ドラマ 江 姫たちの衣装展」に行ってきました。衣装はケースに入っているわけではないので、近づいて見ることができます。また、「姫たち」が生きた時代の年表やドラマの台本、ダイジェスト版のパネルなど、ドラマを見ていなくてもおもしろい内容だと思います。滋賀の名所旧跡・博物館を紹介したパネルや今回の大震災への応援メッセージ等いろいろと展示してありました。衣装とドラマのストーリー、滋賀の観光案内が一緒に紹介されているような会場です。お近くの方はご覧になってみてはいかがでしょうか。「近江彩発見 大河ドラマ 江 姫たちの衣装展」日時:6/10(金)~6/15(水)10:00~22:00(最終日17:00)会場:イオンホール(イオンモール2F)58
2011年06月11日
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高岡市が国土交通省などに申請していた歴史的風致維持向上計画が6月8日に認定されました。これは歴史まちづくり法(通称)にもとづいて行われたもので、今回は高岡のほかに、小田原市、松本市、川越市の計画が認められました。富山の近隣県ではすでに金沢市と高山市が認定されています。計画のなかに示された維持、向上すべき歴史的風致は、勝興寺と寺内町北の玄関口伏木・吉久と祭礼行事(伏木けんか山や吉久の町家など)商人のまちと祭礼行事(御車山祭や土蔵づくりの町並み)鋳物のまち金屋利長・利常への報恩感謝と前田家の遺産(瑞龍寺や前田利長墓所など)旧北陸道と菅笠づくり(福岡地域)で、市内の国宝、重文、伝建などが網羅されている感じがします。そして、示された主な事業は、高岡御車山会館建設事業金屋町キュポラ工場跡地整備事業瑞龍寺参道整備事業伏木気象資料館復原修理事業 などです。この計画の認定は富山県内では初ということで、どのようにまちづくりが進んでいくのか楽しみです。ただ「歴史的風致」という言葉になじんでいないため、ご紹介しておきながら、まだ頭のなかが漠然としています。57
2011年06月09日
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国泰寺は、臨済宗国泰寺派本山の寺院です。約700年の歴史を持ち、現在は二上山のふもとの太田地域にあります。高岡唯一の本山で、6月の開山忌と11月の法灯忌には虚無僧が尺八を吹きながら歩く行事があります。拝観料は無料です。また、寺の前の西田地区周辺には竹林が茂り、たけのこ料理のお店が並んでいます。春には多くの人が訪れるそうです。【参考】『二上山の自然と文化』(二上山総合調査研究会刊、2011年)56
2011年06月05日
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高岡市内の文化財を活かしたまちづくりを進めるため、高岡市歴史文化基本構想(2011年3月)が策定されました。市教委文化財課のホームページで読むことができます。内容は、「高岡市の文化財」と「保存・活用」の2部構成です。網羅的に文化財の紹介が行われていて、巻末資料として市内文化財リストがあります。このリストには、文化財指定外のものも掲載されています。普通の文化財リストといえば、国や都道府県、市区町村が指定・登録したものが載ります。そのため、それ以外のものは文化財としての価値がないと思われがちです。実際はそのようなことはなく、指定文化財と指定外のものも含めて考えてみると、新しい価値を見出すことができるかもしれません。構想そのものの内容にはふれませんでしたが、行政の考え方や各文化財の関連性や価値、位置づけなどを知ることができます。読んで楽しいというものではありませんが、これから文化財についてあれこれ考えるときの基礎資料としてはよいものだと思います。55
2011年05月14日
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次に、美都家の反魂旦というお菓子です。富山の薬に反魂丹という小玉の胃腸薬があります。これにちなんだお菓子が反魂旦です。見た目は和菓子ですが、食べてみると、チョコレート(ココア?)の味がして洋菓子のような感じもします。濃茶の皮に白いあんが包まれていて、あっさりしています。54
2011年05月08日
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高岡には多くの和菓子屋がありますが、個人的に記憶に残ったものを紹介します。まず、尾山梅花堂のどら焼きです。お店は、1875年(明治8)創業で中心市街地の通町(とおりまち)というところにあります。どら焼きは、よくある2枚重ねの形ではなく、1枚のものに小豆を包むような形をしています。そして、梅鉢紋の焼印がついていて、これは加賀藩前田家の家紋だそうです。大きさは小ぶりで品のよいお菓子です。包まれているのは、小豆だけではなくいろいろとありますが、チーズが一番驚きました。チーズ味はあまり強くなく、カスタードクリームのチーズ風味といった感じでした。53
2011年05月05日
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高岡には多くの和菓子屋があります。近世以降、高岡は、銅器や漆器など商工業のまちとして経済的に豊かで、それが和菓子普及の一因といえると思います。また、「高岡市観光情報サイト」(高岡市商業観光課観光戦略室)には、次のように記されています。(明治以降)この頃になると商人達の間で来客の際にお茶に和菓子を添えてもてなす事が一般的となり、この風習が今も高岡市には強く根付いています。急な来客に備えて何かしらの茶菓子を準備している家庭が多くあるのも高岡の"和菓子文化"の特徴の一つです。 高岡商人文化のもとに開花した和菓子は今も伝統を受け継いで、日常生活はもとより、冠婚葬祭や祝い事・手土産など、多くの場面で欠かせない存在となっています。残念ながら、我が家にはこの「和菓子文化」が根付いておらず、あまり身近なものではありません。せいぜい冠婚葬祭くらいです。しかし、就職後いろいろなところで、お菓子を目にするようになりました。とある事務所や訪問先のご家庭に突然お伺いしても、なぜか和菓子があり、それを出してくださる所が多くありました。「和菓子文化」を実感し、どのようなお菓子があるのか気になってきたので、ここでいくつか紹介できればと思っています。52
2011年05月03日
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ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2011(~5/4)が始まりました。今年で4回目になるそうで、2011年のテーマは「ウィーンのシューベルト」です。金沢のほか北陸各地でも公演が行われ、高岡でも開かれました。記憶が曖昧なのですが、高岡では開町400年記念の2009年につづいて2回目なのではないでしょうか(違っているかもしれません)。2009年のテーマは「モーツァルトと仲間たち」でした。プレイベントやモーツァルト・ファンファーレ、ランチタイムコンサート(池辺晋一郎と仲間たち)、青島広志のモーツァルト物語、街なかコンサートが開催されました。この時は、ファンファーレとランチタイム、街なかのコンサートを見に行きました。今年の高岡公演のプログラムは以下のとおりです。オープニングファンファーレ(4/29)ウィーンの調べ(4/30)歌曲の夕べ(4/30)今回、足を運んだ公演は「歌曲の夕べ」です。出演は、青島広志さん(ピアノとお話)、木村綾子さん(ソプラノ)、安藤常光さん(バリトン)でした。前回見逃した青島さんの公演をようやく見ることができました。ラ・フォル・ジュルネ金沢の歴史はまだ浅いですが、ぜひ継続開催して「in○○」の地域が増え、北陸に新たな文化が定着することを期待しています(今回は歴史をふりかえるというより将来への希望です)。51
2011年04月30日
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