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2005年02月25日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
さて今日は、「間違いだらけの留学案内」第5回。

5回目まで快調に(?)きましたね~♪
それでは、今日はこのテーマでいってみましょう!

「学部留学の落とし穴:留学くずれの罠」。

またまた微妙なテーマでございます。(笑)
どうぞ皆様お手柔らかに1つよろしくお願いしたいと。

この「間違いだらけの留学案内」。
基本的に修士課程以上の大学院留学を念頭に

意外にも学部留学の方からの
お便りが多かったりする。

それもそうなのかな、と思う。

学部留学のほうが大変だと思うからだ。
なかなか正確な情報を得られないことは、
学部留学も大学院留学も同じだけれども、
情報がないことの悪影響は
学部留学のほうがはるかに大きい。

なぜなら、大学院留学する歳なら、
留学してみた学校がとんでもないところだったとしても、
まあなんとかかんとかやりくりしていく力もあるだろう。


思うように対処できないこともあるだろう。
まあこれは保護者である両親などがサポートすべきところだが、
日本の大学に進学するならともかく、
外国の大学のことなど両親には
子供以上になんのことやらさっぱりわからないので、


その上、学部入学準備コース
(アンダーグラデュエート・ファンデーション=以下ファンデ)は、
どうも私が考える以上にピンからキリまでいろいろあるようである。

今日はこのファンデについて
書こうと思っているのだが、
実際に私はこのコースにいたことがないし、
私が聞いたいくつかの話や、
このHP・メルマガにいただいた
いくつかのお便りを基にして書くしかない。

だから、MBAについて書いたときなんかも言われたけど、

「偏見に満ちた書き方」

とか、また言われるかもしれないね。
だけど、私はあえて今日書きたいのだ。
なぜなら、本当に多いからだ。

「留学は最悪でした。。。

エージェントは本当にいいことしか言わないし、
いい大学に行こうとしたら、無理の一点張り。」

こういうお便りが私のところに来ること、
本当に多いのだ。しかも、
最悪だったけどがんばりました、
というお便りではなく、

「結局、挫折して帰りました。」

というものばかりなのである。そして、

「たいていの人は、
エージェントや日本語ホームページから
情報を得るしかありません。

でも、それでは実際の雰囲気まで知ることはできません。
HPなどに書いてあるのは、たいてい

『。。。。の大学で一番』

というキャッチフレーズだけです。」

と訴えるように書いてある。

これはちょっと、
「留学情報」を謳い文句にした
HP・メルマガをやっている
私としては捨て置けない。

ファンデの詳しい内情はわからないまでも、
学校選びにはほんとに気をつけろという
問題提起くらいはここでやるべきじゃないかと思う。

最初にこの話をしたい。
聞いた話である。

わが芸術会館大学にいなくて、
他の大学にいる日本人学生とは
どんな種類の学生であろうか。

実は、この種類の学生がいないことが、
うちの学校の日本人会の運営を
難しくしているという側面もあるのだが。。。

それは、

「20代後半の学部生」

なのである。

うちの学校の構成は
約10人のJYA(日本の大学からの1年間の交換留学プログラム=20-21歳くらい)
約10人の学部生(20-22歳)
約40人の修士の学生(25-30歳くらいがメイン)
約10人のPhDなど。(30代が多いかな=苦笑)
となっている。

話を聞くと、
他の大学にはこれに加えて、
「20代後半の学部生」が
結構いるということなのだ。

なんでうちの学校には
こういう人たちがいないかというと、
それは端的に言えば、
学校のレベルが高いから
ということになる。

うちの学校に学部入学するには、
うちの学校のファンデに
まず入る必要がある。

1年間のコースで
英国の高校卒業に相当する
学力を身につけないといけないわけだが、
うちの学校のファンデの場合、
うちの学校に合格するのは
100人中わずか5人。
5%だけという厳しさなのである。

合格しなかった子は、
仕方なく他の大学に出願することになる。

他の大学のファンデから
うちの学校に合格するケースもあるが、
ファンデ時代に相当に優秀な成績を収める
必要がある。

ところが、
こういう内部昇格が極めて難しいファンデを持つのは、
大体総合ランクでベスト10くらいの大学だけである。

こういう学校のファンデには、
日本のエージェントとかも関与してない。
というか、願書を出すことを勧めない。
(上記のお便りのような話になる。)

なぜなら、
大学への進学も保障されないようなファンデを勧めて
後からトラブルになったら
エージェントとしてはたまらんからだ。だから、

「いい大学に行こうとしたら、無理の一点張り」

なのである。

しかし、逆にそれ以外の大学だと、
内部からほぼ100%大学に進学できる。
これが、

「20代後半の学部生が
他の学校にはいて、うちの学校にいない」

理由である。

はっきり言わせてもらえば、
20代後半の学部生というのは、

「留学くずれ」

である。例えば

アメリカで失敗し、カナダで失敗し、
オーストラリアで失敗し。。。

と留学する先々で失敗を繰り返し、
それでも親の財力に物を言わせてか、
英国に流れ着いてきた、
という留学生のことだ。

この人たちがファンデに入ってくると
まず日本人同士で固まる。
(英語、できないからねえ=苦笑)

次に、女性陣は白人男性を捕まえる情熱をむき出しにする。
そのくせ、他の女性が白人男性を話していると、

「なに、あの子。。。」

と白い目で見る。(苦笑)
(まあしかし、うちの学校ではかつて「修士の女性陣」が
こんな感じだったのはすでに「留学回想録」に書いている通り。。。=苦笑)

男性陣は白人女性を口説く度胸などないから、
JYAの日本人女性を狙う。
以後、男性陣とJYAの女の子たちは
引っついたり離れたり、
「あいのり」状態を続ける。。。(苦笑)

学部への入学が保障されているから、
勉強なんかしやしない。

でも、そのまま1年後には
学部入学を果たすことになる。

学部入学後も勉強はそこそこに、
日本人で固まって日本人会の活動にいそしむことになる。
修士の学生は同じくらいの歳だけれども、
1年で帰国するからお客さんだ。

歳食ってることに物を言わせて、
20歳そこそこの学部生の子をこき使う。

たぶんそれを許さないような、
私のようなうるさ型の博士候補生も
普通はいないだろうし。。。(苦笑)

まあ、さっきうちの学校に
この「留学くずれ」がいないことが、
日本人会の運営を難しくしていると書いたが、
はっきり言ってこういう歳食った学部生とかいて、
若い子を仕切ってくれれば会長としては
楽なことは楽なのだ。

まあ、それ以外の悪影響が多すぎるけどね。

ちょっと言いすぎと思われる方もいるだろうが、
今日書いていることははっきり言って事実なのだ。

高校を卒業したばかりで、
外国の大学で勉強しようという
高い志を持った若者が、
外国に来てみたら
20代後半の留学くずれがたくさんいて、
彼らに逆らうこともできずに
悪い方向に染まっていくとしたら、
かわいそうなことではないか。

だから、こういうこともあるよと
気をつけなさいと
はっきり言ってあげているのだ。

じゃあ、どうしたら勉強に集中できる
いい学校に入れるのか。

それはよくわからない。
学校選びに関しては
できる限りいろんな情報を集めてください
としか言いようがない。

ただ、昨年日本帰国時に
うちの学校の同窓会の幹部とこんな話をした。

同窓会では今、
うちの学校のファンデへの入学を中心とした
留学のエージェント業務をやっていこうという
アイディアがあるそうだ。

「留学エージェントの手数料が高すぎるでしょ。
我々は会社じゃなくて同窓会ですから、
安い手数料で留学の橋渡しをして、
業界の価格破壊を起こしたいですよね。」

幹部はこう言っていた。
わたしはその時、こう言った。

「しかし、うちの学校は
ファンデから大学への入学を保障できませんよね。
ファンデへの入学の斡旋は
同窓会としてやるのは
難しいんじゃないでしょうか。」

しかし、今考えてみると
うちの同窓会が留学エージェントをやるのは
いいことじゃないかと思い直している。

うちの学校に入れるのが
たった5%でもいいじゃないかと。
留学の最初に、留学くずれのいない
落ち着いた環境を提供することは意味がある。

うちのファンデで勉強に集中して、
学問的な基礎や外国で生活していくための基礎を
しっかり身に着けることができれば、
その後たとえ他大学に入学することになっても、
きっとそこで充実した留学生活を送れるに違いない。

悪質エージェントに引っかからず、
留学くずれに引きずられることなく、
充実した留学生活を送る人を一人でも増やしてあげたい。

そのためのサポート活動ってのは、
我々が、後に続く人のために、
やってあげなきゃならんことだろうなと思う。





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最終更新日  2005年02月26日 07時17分46秒


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