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2006年06月16日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
さて、今日は「英国留学回想録」です。


「芸術会館の王様誕生」。

前々回、前回に書いた通り、
もがき苦しむとは言いながらも、
少しずつ光明が差してきていた。

自分の今のポジションはどのへんにあるのか。
自分と周りの学生の長所短所の把握。
自分の何を伸ばせばいいのかの把握。


もがき苦しみながらも、
このへんが少しずつ見えてくるようになっていた。

そうすると何をどうがんばればいいのかということもわかってくる。
やることがわかれば、あとはやるだけということになる。

そこで今日の話になるのだが、
やることがわかったら、
次の話は、自分が気持ちよく、
集中して勉強できる環境を確保するということになる。

そこで、今日は

「芸術会館のカフェ」

という、私にとっては

試行錯誤を書いてみたいと思う。
最初に、自分自身の性質について書いてみたいのだが、
こういう方、結構いらっしゃると思うのだけど、
私は「自分の部屋で勉強ができない」タイプである。

これは、まあ自分の精神的弱さでしかないのだけれど、


思わずインターネットに没頭してしまったり、
正直な話なのだが、独身の男やもめであるので、
あらぬ煩悩に迷ってしまったりする。(苦笑)

ということで、部屋で全く勉強できない私なのだが、
逆に得意なものもあって、
私はどんな雑音があっても全く気にならない。
むしろ雑音がないと勉強できない。
だから、私はもし家で勉強する時には、
松山千春の曲を大音響でかけて、

「自分のうでで、つかあむう~、よ~おおおおおおおお♪」

みたいなのを聴きながら、
同時にBBCのTV番組を大音響で観ながら勉強する。

私が単なる変態だということを
暴露しているだけというような気がするが、(苦笑)
要するに、こんな自分にバッチリ合う勉強環境を
確保しようと、学校内をさまよったのである。

最初は図書館に行ってみた。
学校の外で、あらぬ誘惑に襲われるという
危険を回避するという意味では、図書館は悪くなかった。

しかし、ここでは問題が2つあった。

1つは館内禁煙であること。
今、私はタバコを吸ってないのであるが、
当時は勉強のストレスもあって、
結構吸っていた。

しかし、図書館は館内禁煙であるので、
定期的に、図書館の外にいってタバコを吸わないといけない。

それで1時間に1回くらい図書館の外に行って吸っていたのだが、
1回図書館の外に出ると、なんとなく20分くらい休憩してしまう。

1日にすると、これはものすごい時間のロスだと思った。

そして、図書館で勉強するには、もう1つ問題があった。
それは、本来図書館のセールスポイントであるはずなのだが、
周りの人たちがまじめにやっていて、静か過ぎて、
息苦しいということだった。(苦笑)

なにを不真面目なことを言っとるんだと
お叱りを受けそうだが、
私はそう思うんだから仕方がない。

。。。ということで、
タバコが吸えないということと、
静かで真面目な雰囲気が耐えられないという、
今思うと非常になさけない理由であるのだが、
図書館を勉強場所とするのは却下となった。

次に行ったのは、
STUDENT UNIONのパブだった。
ここは音楽ガンガンで、
私にとって、最高の環境と思われた。(笑)

しかし、ここも問題があった。
サッカー中継をやっているのである。
いくら私が騒がしい環境のほうが集中できると言っても、
サッカーをやってちゃ、
勉強以前に

ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ
どりゃああああああああああああああああああああっ

おう俺や、かみぽこや。
文句あった?

我が大英帝国様様は無敵じゃ!

になってしまって、(苦笑)
全く勉強にならない。
ということで、ここも却下。

そして、あと2-3箇所渡り歩いた末、
たどりついたのが芸術会館のカフェだった。

ここは最高だった。

まずオープンカフェであること。
人の往来がある。適度に騒がしい。
私にとっては程よく集中できる環境だった。

その上、このカフェは大学の教室と寮の中間点に芸術会館があり、
みんな寮に帰るときはここを通らないといけない。

つまり、このカフェに座っているだけで、
いろんな人に会えるのだ。
これは寂しがり屋である(苦笑)
私にとっては孤独感を癒せて、
勉強の邪魔になるストレスをなくせる、
絶妙の環境だった。

そしてもう1つ、
ここを勉強場所に選んだのには、
私なりのちょっとした遊び心があった。

これだけ人の往来がある場所に、
毎日同じ時間にいること。

これは相当なインパクトがあると思った。
学校のいろんな人が、
私の名前は知らなくても、
私の存在を知ってくれるのではないかと思った。

私はこの学校に来てから、
常々思っていたのだけれど、
日本人、特に日本人男性は、
うちの学校の世界中から集まってきた学生の中では
なんとなくキャラが薄い。

それをおもしろくないと思っていた。

まあ、こんなことは勉強とは何も関係ないんだけど、
ちょっとした遊び心として、
日本人でも強烈なキャラが立つ奴がいてもいいんじゃないかと。

それで、学校で一番人の往来がある場所に、
毎日いてやろうかと思った。

効果はてきめんだった。

例えば、私も週末とかには、
寮のいろんなところで行われるパーティとか行ったのだけど、
そこであった人たちに、こう言われるようになった。

「貴方に会ったには初めてだけど、
貴方のことは知ってるわ。
どうして毎日芸術会館のカフェにいるの?」

名前はしられてなくても、
顔を知られていることにかけては、
学校有数になったのだ。(苦笑)

私は日本人会会長をやっている以上に、
うちの学校で日本人と言えば

「かみぽこ」

という存在であるとは自負している。
まあ、こんなんが日本人のイメージであるのは、
いいのか悪いのかわからないが。(苦笑)

私の学校での親友の一人に、私が

「アズーリじいさん」

と呼んでいるイタリア人のじいさんがいる。
彼は、芸術会館のカフェで働いているのだが、
なんでアズーリじいさんかというと、
芸術会館のカフェのウェイターのユニフォームが
サッカー・イタリア代表のユニフォームと同じ色なので、
イタリア代表のニックネーム「アズーリ」と呼ばせてもらっている。

まあ、彼については、またゆっくり書きたいと思うのだが、
彼は私のことをこう言う。

「ヘイ! 芸術会館の王様」

くだらない話で申し訳なかったです。(苦笑)
今日言いたいことは、
勉強をしっかりやるには、
自分が長時間、ストレスを感じないで集中できる
環境を見つけることが大事だということです。

それでは、また。





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最終更新日  2006年07月24日 07時15分29秒


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