きんぎょ警報！～金魚飼育日記～

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2025.11.25

金魚水槽の置き場所NG & OKまとめ

テーマ：金魚(1751)

カテゴリ：金魚・メダカ初心者の方へ

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金魚水槽の置き場所は、
金魚の健康に直結する大切なポイントです。

特に「水温の安定」と「安全性」は最優先すべき要素。
置き場所を間違えると水温変化や事故のリスクが高まり、
金魚が体調を崩す原因にもなります。

そこで今回は、初心者でも理解しやすいように
「NGな場所」「OKな場所」「正しい配置条件」に分けて
整理しました。

水槽の置き場所に悩んでいる方や
何気なく空いている場所に水槽を置いてしまっている方は
是非チェックしてみてください。

■ NGな置き場所（避けるべき環境）

● 直射日光が当たる窓辺

・水温が短時間で急上昇しやすい
・夏場は数度単位で水温が上がり、金魚に大きなストレス
・コケが爆発的に増え、水槽管理が困難に
・温度変化が激しい＝病気のリスク増

● エアコンの風が直接当たる位置

・冷房の冷風や暖房の熱風で水温が急変
・金魚は急な温度変化に非常に弱い
・白点病などの発症リスクが上がる
・（直接風が当たらなければ同じ部屋でも問題ない）

● ぐらつく棚・細い台の上

・水槽は満水で10kg以上（30cm水槽でも約10kg前後）
・振動や地震で転倒する危険
・常に揺れる環境は金魚に強いストレス
・家具の耐荷重が不十分だと壊れることも

■ OKな置き場所（安定＆安全に飼育できる環境）

● 直射日光が当たらない壁際・部屋の中央寄り

・水温が安定しやすい
・外の気温変化の影響を受けにくい
・コケが出にくく長期管理が楽になる

● エアコンの風が直接当たらない位置

・同じ部屋でも“風の通り道を避ける”だけで水温が安定
・夏冬の温度変化もゆっくりになる

● 丈夫で水平な水槽台や安定した棚の上

・専用の水槽台なら耐荷重・耐水性も◎
・家具に傷みが出にくい
・揺れに強く、水槽事故を防げる

● メンテナンスしやすい場所

・バケツやホースを持ち運びしやすい
・コンセントが近い位置（ただし水滴がかからない距離）
・掃除や水換えが楽＝飼育が長続きする

● 生活動線を妨げない場所

・扉の近く・通路は避ける
・ぶつかって揺れる、水換え中にホースに足を引っかける事故を防ぐ
・静かな場所ほど金魚も落ち着く

■ 正しい配置条件（“水温が安定＆安全に保てること”が最重要）

水槽を置く場所として必ず満たしたい条件は
次の4点です。

● 水温がゆっくり変化する環境であること

・直射日光・エアコンの風はNG
・室内でも気温が安定している場所を選ぶ
・日中と夜間の温度差が激しい場所は避ける

● 丈夫で水平な台の上に置くこと

・耐荷重が十分であること
・揺れにくい設置面であること
・床が弱い棚や華奢なラックは不可

● 安全な電源環境

・ヒーター・ろ過機・エアポンプの電源が確保できる
・延長コードの水濡れリスクを避ける
・配線が整理しやすい位置に置く

● メンテナンスがしやすいこと

・水換えや掃除時に動かさなくてよい
・近くにバケツを置けるスペースがある
・掃除をサボりにくく、結果的に金魚が健康に育つ

■ まとめ

金魚水槽の置き場所選びは、

「水温の安定」と「安全性」という
2大ポイントを満たすかどうかが鍵です。

NG
・直射日光
・エアコンの風
・不安定な棚の上

OK
・日光が当たらず風の影響が少ない場所
・丈夫な水槽台
・メンテナンスしやすく、通路を塞がない位置

水槽の置き場所ひとつで、
金魚の寿命や健康状態は大きく変わります。
最適な配置を整え、金魚がストレスなく過ごせる
環境づくりをしていきましょう。