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2009.04.10

企業業績悪化時の株高－作為的か？

テーマ：株式投資日記(22869)

カテゴリ： Stock

自動車、電機等の基幹産業が一向に業績悪化が止まらない状況ですのに、株価がじりじりと上げて来ました。
NYダウが8000ドル台を上回ったことが波及し、100円/ドルと円安に振れたこともあり、日経ダウも9000円台に乗せていますが、米自動車大手ゼネラル・モーターズ（GM）の破綻が70％確率と予想される中では、作為的なものを感じざるを得ません。

9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前日比246ドル強上昇し、8000ドル台を回復した。銀行大手ウェルズ・ファーゴが好業績予想を発表し、金融不安が薄らいだ。

アメリカ貿易統計でも消費落ち込みは顕著、失業保険の受給者数は過去最高を更新中とされる状況下、僅かな好材料をカンフル剤としたのではと思われてなりません。
資金投入しているウェルズ・ファーゴ銀行に業績発表を強要し、米財務長官ガイトナー氏が仕掛けた可能性が大きいのですが、プラス材料を出して株価を上げて置きGM・クライスラー破綻のショック吸収を目論んでいるとすれば、市場を管理することになり許せない所業にも見えます。

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