病院待ち時間用に購入したけど。
この間は検診も歯医者も待ち時間ほぼナシ。

今日の検診前にちょっと読んどこうかなーと思って、
昨夜手を出したら止められなくなって一気読み。

意味ねーΣ(ﾟдﾟlll)

ま、さすが、やっぱり東野圭吾。って感じです。

登場人物のそれぞれの立場からの心理描写がスゴイ。

加害者と被害者。
加害者の家族。
被害者に同調する人。
警察。世間。

少年犯罪を考えさせられるﾊﾅｼです。
少年達には全く同情できないけど。
なんでこの少年達はこんな風な人間になったのか不思議でならない。
でも、現実、こういう事件は起きているし、
こういう少年が存在しているのも確かなんだろうな・・と思う。
ターゲットになりうる娘を授かった時、
親として何をしてあげられるんだろう。

もし、この話の被害者と同じようなことをされたら。
死に至らなかったとしても。
世の正義だとか、法律だとか、周りへの迷惑とか、自分のその後とか。
そういうのを考えた上でもなお。
単純に復讐したいと間違いなく考えるハズ。

同じようなﾊﾅｼのマンガを思い出した。



これも、読み進めるうちに気持ち悪くなるぐらい少年達が人を人と思っていない。

なんでこういう少年達がいるのが、
小説の中だけじゃない世の中になっちゃったんだろ・・・。