日常・・・

日常・・・

エピローグ/あとがき


ガンシップは帰還すると、乗っていた人たちそれぞれの対応がとられた。


まずは生き残っていた人たちのインタビューがあった。・・・特殊部隊は無かったけど。

ウィルはすぐさま研究にかけられ、ジョンとエレナは自ら申し出た。
どうやらLウイルスが体に入り込んでいて、完全にウイルスと一体になっているらしい。
いまやEウイルスという抗ウイルス剤があるので、治療の話も出たらしいのだが、
本人達が完全に拒否したらしい・・・ウィルなんかどうするんだろう。

ジェームスはなんと特殊部隊に入隊。
というか、もともと特殊部隊員の少佐だったらしい。

ルーシーは完全に戦闘とは縁を切ってハワイのマンションに住んでるらしい。

ハンドレックスは驚くことに結婚するらしい。
曰くかえってすぐに出会った娘と交際を始めて、あっさりゴールイン。
長続きはしなさそうだけど、結婚式には呼ばれてる・・・行かなくちゃ。

ちなみにダニーとカメラマンのジャックは今もTVで活躍している。
言うと「モーニングinアメリカ」を見ながらのコーヒーは格別に美味い。

デモ隊リーダーだったデールはショッピングモールでアルバイト中らしい。
もうデモは起こさないでくれよ・・・

作詞家のゴーレムは新作「生きる道」を発表して、人気ユニットが歌っている。
俺もCDを買ったが、詞に味が出ていてやっぱりプロのなせる技だと思う。

さて特殊部隊だが・・・
パイロットのアンソニーは最高司令官から直々に表彰された。
そしてトミーの方は、同じく最高司令官からしっかりと認証してもらい「飛行部隊指揮官」となった。
しかし、コンビは不滅らしいし、まだまだ現役として頑張ってくれるらしい。

そういえば最高司令官にホーキンスが任命された。
焼けたドラックストアから承認状が出てきたのだ。
断熱板に書かれていたキャメロン前最高司令官からの直々の字・・・
これにより、しっかりと認証された。

ソニーは返ってから一級指揮官に任命された。
本人は喜んでその位を受けた。
喜ぶソニーの顔など、滅多に見られるもんじゃなかった。

ロスソンはそれなりに代償は払ったが、もちろんこのまま現役を続けるつもりらしい。
グリー達を捜索にヘリを出したが、2人は結局見つからなかった。
ロスソンは責任に追われ生きていくんじゃ無いだろうか・・・

そして俺、オーウェンは特に何も昇格とかはなし。
ただ最高司令官から表彰されただけ、生き残りを救ったって理由で。
結局抹殺部隊で無事任務を達成できたチームは2つだけだった。
ロスソンのチームも、帰ってはこれたものの失敗は失敗である。
ホーキンスは来週、救出部隊を送るらしい。
そしてこっちから手を打つのはハワイなど、避難地域に危害が及んだ時のみとなった。

そういえば黒幕であったデレック・アローンは重症で病院に運ばれたらしい。
そして部下のジョーンズに全てを話され、こうなった経緯も全て知られてしまった。
ジョーンズら研究メンバーは懲役何年かで済んだらしいが、デレックは未定だ。
今裁判にかけられている。

こんな世の中にした張本人だ、俺は死んで償って欲しい。



あとがき



メチャクチャ長くなってしまいましたね・・・
そしてメチャクチャブランクがありました。
本当に申し訳ありませんでした。
話もまとまりが無くなっていると思います。
ご了承ください。

そしてこの「2060シリーズ」も完結でございます。
リッカーのシリーズというより、今回は「Lウイルス」を重点的に描いた感じになりました。
そして今作は、後味の悪い終わり方をしましたね。
こういう終わり方もありということで・・・


次回作は何にしようか検討中です。
候補は3つ。
また色々と質問していきたいと思います!

では、長い作品を最後まで愛読いただいてありがとうございました。
次回作も期待して(?)待っててくださいね。


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