おしゃべりしようよ

嫌いな言葉



「供養」という言葉が嫌い。
「故人」という言葉も嫌い。
なぜだろう。


旦那ちゃんの「命」は確かに終わってしまったかもしれない。



でも、旦那ちゃんのDNAはRottyに確かに受け継がれ、
私の生き方・考え方・性格は多大な影響を受けた。
旦那ちゃんがいなかったら、
今の私も在り得ない。



「旦那ちゃんは、Rottyと私の中に生きている。」


・・・だからだろうか・・・



旦那ちゃんが天国に行ってしまったこと、
それはもう、間違いのない事実。

「ひょっこり帰ってきそうな気がする」
そんな思いは・・・もうない。
冷たいかな・・・?
旦那ちゃんは「見守ってくれている」だろうとは思う。




私はもう十分に悲しみ、辛い思いをした。
これからも、悲しみ、辛い気持ちになることはあるだろう。




旦那ちゃんは、悲しんでる私よりも
「がんばってる私・元気にやっている私」を望んでいる気がする。




切り裂くような苦しい気持ちは、
徐々に
本当に少しずつ
鋭さを欠いてきた。


振り返って初めて気がつく。

「あの頃よりは辛くはない・・・」と。




言葉に
「悲しい思い、辛い気持ちを思い出せ!」
そう言われている気がするのかもしれない。




2004.4.2


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: