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NHKが強制執行初予告=受信料払わない8人に2010年05月14日21時56分 / 提供:時事通信社 NHKは14日、受信契約を結びながら受信料を支払わない8人に、同日付で強制執行を予告する通知を初めて出したことを明らかにした。強制執行が実施されれば初のケースになる。 通知されたのは東京都、大阪府、千葉、兵庫、愛知、岡山、福島、高知各県の計8人。54~26カ月にわたり受信料を滞納し、請求額の合計は約70万円。支払期限は21日で、支払いがなければ、24日以降に債権を差し押さえる強制執行手続きを各地裁に申し立てる。 ***違和感を感じるのが、『受信契約を結びながら受信料を支払わない8人』という記述。 契約不履行ということで、最終手段として強制執行があるのは知っています。 しかし、NHKさまとの受信契約に、通常の契約にある対等性があるのかというところが疑問です。 NHKのサービスに不満だから解約を申し出ると、「TVを廃棄した証明を提出せよ」と言われました。 いくらNHKに不満を申し出ても、一向に改善されない場合は、NHKの側に問題と関係のないTVの廃棄証明が必要なのでしょうか? NHK側の誠実な回答がされるまでは、受信料の支払いを停止しするという手段でなければ、NHKは真面目に視聴者の話を聴かないと考えます。サービス業ではなく、お役所的ですからね。 受益者負担という考えもあるでしょうが、見ていない深夜の放送や、見たくもない韓流とやらの番組、見ると嫌悪感が湧き出す、全共闘世代の亡霊がつくる番組に、言われるままに支払うというのは、ボッタクリそのものです。 放送協会が設立された初期なら、TV購入という意図に放送インフラ整備協力という側面もあったのでしょう。しかし衛星放送が確立された現在は、誰もが望めば受信できる環境が整備されて、見る見ないの選択は視聴者にあります。すなわち最初の目的は達成されたわけです。 しかしNHKからの広報の話を読んでも、組織維持が主目的だと想えてしまいます。それが透けて見えているのに、契約の拡大運用をするのは、公共放送を自負している組織としては公共性に欠けるものではないでしょうか。 せっかく地上デジタル化になるのですから、見たい番組を有料で見てもらう方式に簡単にできますし、もともと契約すらしていない者との不公平感がなくなります。 そろそろ、戦後に存在した『米穀帳』制度のようになったNHKの受信契約制度を根本的に見直し、より公平性のある公共サービスにすべき時代です。いやなら、真面目に税金として徴収制度を公に提示して論じるべきです。「契約したから払え」とスゴムのは、公共的組織のやることでしょうかね?
2010.05.14
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本日の昼過ぎに、NHK集金スタッフが久しぶりにやってきました。 「NHKの職員の人に来てくださいとお願いしていますので、お話はNHK職員の方と話します」とインターホン越しに、家内に言って貰いましたが、今回の人は真面目な性格なようで引き下がりません。 らちが明かないので、玄関に招き入れて話をすることにしました。 集金スタッフの人にこちら側の意見を言うたために、わざわざ受信料の支払いを一時的に止めているのではありません。 私の立場は、決して支払いを拒絶しているのではありません。納得できたら支払いを再開するつもり・・・の予定です。 わざわざ、引き落とし指定の口座からNHK以外のものを別口座に移しました。 支払いの一時停止しか、視聴者側の明確な意思表示がないですからね。 一種のストライキみたいなものです。 放送法で規定されているから、受信料の支払い義務があるといいます。 義務があるなら、権利はどうなっているのでしょう。いや、NHK側の視聴者に対する義務はどうなっているのですか? NHKのありように ? が付いたから、わざわざサイレントピープルだった私が行動を起こしたんです。 結論は 私が納得するかしないか ということで、理屈ではないので 何を言っても胡散臭いですが・・・・ 「払うのがイヤなんでしょ。。。。」 そうです、納得いかないから払いたくないのです! どうしても集金したければ、税金として集めればいいのです。 「税金で運営すると、NHKの独自性がなくなるからそれはムリ」 国営放送でなくて公共放送という立場ですね。 まるで日本カモシカが、本当はウシの仲間というのを知られていないのをいいことにして、カモシカ牧場にいるような・・・ちょっと極端な例えですが。。。 視聴者のご理解と支持によって運営されるのが日本放送協会なんですよね。 私のあくまでも主観ですが、今回来た人はこちら側の話している内容を理解できないタイプだったようです。集金業務が仕事だから、こちらの言い分なんてどうでもいいのでしょうがね。 ただその人の言葉で特徴的だったのは、 「NHKが決めたことではないので・・・」 というフレーズです。 おっしゃるとおりです。 でも、それって社会保険庁と同じですよ。 それは、日本放送協会の設立時の目的と使命は終わりかけているということでよ。 日本国有鉄道や電電公社、そして郵便局と同じように、NHKも時代の流れと共に、当初の目的の意味がなくなったということです。 NHKの民営化では、放送の公共性が失われると言いますが、情報ツールが多様化した現代から将来に対して、今のままのNHKのシステムの公共放送でいいのでしょうか。 日本放送協会は、放送技術の開発も行っていますが、BSで日本全国受信が可能になった今では、新技術の開発は放送事業の認可された事業体が出資して行えばいいです。 全く視聴率が望めない選挙の時の政見放送や災害時の安否情報やローカル特有のものなどは、現在政府がNHKに付けている予算でまかなえばいいことです。 NHKが得意としている、海外ドラマの買い付けやNHK的バライティはデジタル化することですからペーパービューにすればいいです。 基本的に情報は新聞同様に買う物です。時代の常識的な最低レベルの情報枠は、税金で賄えばいいのです。 NHKの文化事業であるコンサートも、実質上受益者負担です。 デジタル化も、NHKが決めたことではないのでしょうが、将来の多様化にあわせて今までのアナログ放送が受信できなくなるのも、見たくなければ見なくてよいという選択の自由が活きている証拠です。 民放放送も公共性を追及しています。 もう一度いいますが、NHKも公共放送のあり方を考えるべき時代にきました。
2007.11.23
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NHK 7%以上の受信料値下げは困難橋本会長が会見 9月29日9時54分配信 毎日新聞 NHKの橋本元一会長は28日会見し、08~12年度経営計画の焦点となっている受信料値下げ幅について、「背伸びして、NHKの役割が果たせなくなってはいけない」と語った。 執行部が経営委員会(委員長=古森重隆・富士フイルムホールディングス社長)に示した案(月額最大約7%引き)を上回る値下げは困難との認識を示したもので、「2けた(10%以上)」の値下げを求める経営委に反論したかたち。 計画案が経営委に「不十分」と指摘されたことに対しても、「項目によっては、経営委の議論で(不十分だという指摘が)出ていないものもあり、(経営委に)意見を聞きたい」と不満を述べた。 さらに、経営委が提案した計画練り直しのための「経営改革ステアリングチーム(仮称)」について、「即受け入れるということではない」と、設置についてまだ議論の余地があるとの考えを示した。 【丸山進】 ********* 受信料に対する疑問をこのブログで過去に書きましたが、今回は毎日新聞の報道を読んだ感想です。 NHKのスポンサーは受信料を払っている視聴者と国になると考えます。 スポンサーサイドから、スポンサー料の値下げが要求されています。 それに対して、公共性を掲げるNHKサイドは、「ムリ!・無理!ムリ!」の連呼状態です。 公共性を言う前に、放送に関する企業体ですから、提供している商品の価値に対して受信料が高いという声だというのを忘れているのではないのでしょうか。 と言っても、理解していても、どうしようにもないのが今のNHKの実情だと想像します。 もちろん番組の制作をNHK自身がやっていた時期もあったでしょうが、今のNHKはどちらかといえば、企画・管理会社で、NHKという看板だけで商売をしている組織体でしょう。 各企業が、時代のニーズにあわせて企業努力をしています。 色々な理由を挙げて、10%程度の受信料の値下げができないと言われても、単に値下げをする気がないだけのことです。 10%の値下げを目標にして組織の見直しをすれば、無理な数字ではありません。NHKのファミリー企業全体で考えれば、視聴者の受信料で蓄えた財産がありますから、30%程度の値下げも可能なはずです。 すべては、やる気があるかどうかという精神態度の問題なのです。 もともとのNHKという組織の存在理由は、全国どこでも確実に受信できるシステムの構築のはずです。そのためハード面は放送技術の研究、ソフト面は番組制作のあらゆるノウハウの研究があります。 衛星放送が確立した今は、全国どこでも受け手が相応の準備をすれば放送を受信することができます。送り手側のNHKとしての目的は達成されました。 ハイビジョン放送や双方向性テレビなど新しい技術も実用化されつつありますが、これらはNHKの存在目的からすれば、あくまでも付加価値でありオマケです。 放送システムが完成した結果、近年は放送ソフトの内容に注目が移りました。 これはどうなんでしょう。 評価の厳しいところです。 NHKの独自性は、教育テレビで放送されているものに見出せそうですが、総合テレビについては、民放と大きく代わり映えしないですね。『のど自慢』ぐらいですか? はたして、NHKの経営陣には、20年後のNHKの存在イメージがあるのでしょうか? 成果の出る企業努力が今できなければ、次代のNHKの存在は危ういはずです。 「20年後なんてどうなっているかワカラン!」と、その発想を肯定すれば、根本的に経営者の資質が問題ということになります。 また、NHKが言うところの存在意義に「公共性」があります。 NHKが提示する公共性に疑問符がついてきたのも、NHKに対して注文が多くなった理由の一つです。 多様な価値を認める今の時代に、NHKの提示する公共性は、あくまでもNHKの存在を弁護するものであって、時代のコンセンサスとのズレがあるのではないでしょうか。 今の時代にわざわざ公共放送というなら、国の予算(すなわち税金)だけで運営したほうがスッキリします。それに受信機がなければNHKともアクセスできないのですから、販売時に徴収する方法でもいいです。いずれにしても税金でもない受信料を、あのレベルの放送レベルで強制徴収しようとするのには、ものすごく無理があります。 今回の記事を読んで、NHKのトップが堂々と「ムリ!」と言っている様子では、NHKという組織は、自らが組織改革、それも組織の意識改革ができない組織だということが再確認できました。 爺様とは、先の時代に対して結構無責任な存在です。 改革というエネルギーを必要とするものに対して、あんがい意欲が薄いのかもしれません。NHKの経営陣の平均年齢が40代になれば、違ったモノになるような気がします。
2007.10.05
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受信料の支払い義務化といえばもちろんNHKのことですね。 現在の放送法に支払いの義務が規定されているのに、今回わざわざ義務化と言うのかといえば、支払いの義務はあっても、違反罰則規定がないということで、違反罰則規定を国会で審議させようとNHKがロビー活動をしたからですね。 昔と違い、NHKの威光も薄れた昨今です。受信料支払いの義務化強化のために、受信料の2割カットという宿題が出されましたが、NHKもこの宿題には弱腰です。 組織改革の有効な手がないという証拠でしょうね。ないやら末期の国鉄とよく似ています。 はっきり言えば、NHKという組織の存在意義が薄れた今となっては、NTTや郵政公社のような変革は難しいですからね。組織防衛のために仕事をつくってきたNHKです。多くのファミリー企業を維持するには、放送法に頼るしかないでしょう。 では、NHKのホームページからの抜粋です NHKは、みなさまの受信料で運営されています。 日本には、受信料を財源とする公共放送であるNHKと、コマーシャルなどを財源とする民間放送があります。 なぜ、NHKは受信料を財源としているのでしょうか。公平・公正な立場で放送の自主性を保ちながら、テレビやラジオの放送を通じて国民の生命・財産を守り、公共の福祉、文化の向上に貢献することが、NHKの基本的使命です。NHKがその使命を果たすためには、政府や企業などの特定のスポンサーに頼ることのない「財政の自立」が必要です。 このため放送法では、NHKがコマーシャルを行うことを禁止し、受信料で運営することを決め、第32条第1項で「NHKの放送を受信できる受信設備を設置した者は、NHKと受信契約をしなければならない」と定めています。したがって、テレビをお備えであればNHKを見る見ないにかかわらず、受信料をお支払いいただくことになります。テレビをお持ちのすべての方に公平に負担していただく受信料によって、財政での自立が保障され、放送の自主性を保ちながら基本的使命を果たすことが可能になります。 この受信料制度があるからこそ、NHKは視聴率や特定の勢力の影響にとらわれることなく、視聴者の要望にこたえることを唯一の指針とした番組作りができるのです。 例えば、次代を担うこどもたちの教育のための学校放送、人々の心や暮らしを豊かにする質の高い番組、障害のある方や高齢者の方に向けたきめ細かな放送サービスなど、視聴率や採算に縛られない放送を実施しています。また、大規模地震や台風など緊急時をはじめとした信頼性の高いニュースや、海外にいるときも24時間情報を確保できる「NHKワールド」など、みなさまの生活を支える放送を日夜出しつづけています。全国どこでも"きれいな映り"を実現するため、送信所の建設や維持管理など、良好な受信環境の維持にも努めています。 受信料は、NHKが事業を行っていくため、テレビをお持ちの皆さまに公平にご負担いただく、公的負担金なのです。 NHKがですか・・・・NHKの事業という方が、公共性を持つようなイメージを受けますが、放送法を盾にするしかない今のNHKは、日本国民のためというより、NHKのために動いていますナ。 まあツッコミどころが漫才・・いや満載のアピールです。 公平という言葉も大好きなようですが、公平の基本は受益者負担が原則です。 公平を言うなら、放送技術の進歩でデジタル化が進んでいるのですから、緊急放送以外はペイパービューにできるでしょう。今のままでは、つまらない番組をセット販売していることになりますよ。 そもそも私の理解するNHKの存在意義は、日本国内どこにいても情報にコンタクトできるようにするということが第一にあると考えます。 ならば、衛星放送の時代になり受信側にその意志があれば、情報の受信は確保されるようになりました。災害地に向けて情報を流す場合も、衛星から放送すれば、災害地の放送施設が破壊されていてもOKです。 衛星放送実用化によって、誰でもどこでも情報を得ることが可能になりました。 「NHKを見る見ないにかかわらず、受信料をお支払いいただくことになります。」 受信契約と言っている割には、すごい言い方ですナ。 この受信契約というのも、実態を隠蔽するために、食管法が生きていた時代に「闇米」を「自主流通米」と言い換えをしていたのと同じみたいな感覚を受けます。 新聞社が、購読料値上するときに、「新聞の宅配制度の維持と、より質の高い紙面つくり・・・」と言います。しかし、いくらアピールしても、購読者が気に入らなければ契約は継続されません。本来、契約は公平で納得いくものであるはずです。 NHKは受信契約という言葉を使います。 契約であるなら、義務が云々というようなことがあるのでしょうか?? 契約していないのに支払い義務があるなら、税金というかたちで徴収するべきでしょう。 税金ならいくら理不尽であっても誤魔化せますし、公平徴収ということに一応なります。 税金になると、「 公平・公正な立場で放送の自主性を保ちながら、テレビやラジオの放送を通じて国民の生命・財産を守り、公共の福祉、文化の向上に貢献することができない」と言われそうです。 でも、NHKが不都合があると繰り出す「編集権」は、本当に公平・公正な立場を保障しているのでしょか。それにNHKが国民の生命・財産を守り、公共の福祉、文化の向上にどれだけ貢献しているのでしょうか? 今の民報局は、NHKよりも国民の生命・財産を守り、公共の福祉、文化の向上にどれだけ貢献していないのでしょう??? 程度の問題ですが、時代の要求にどれだけNHKは応えているのか素朴な疑問があります。
2007.03.21
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マスコミの論調で、「拉致問題にこだわると六カ国協議で日本が孤立する」というのがあります。 聴いていて何か釈然としない感覚があります。 まず孤立化という言葉です。 孤立化した場合の具体的なイメージが湧いてきません。 日本が孤立化した場合、どんな危機的な状況が予想されるのでしょうか。 北朝鮮からの核攻撃ですか? 私の認識では、北朝鮮が宣戦布告して核攻撃をした場合、それは即北朝鮮という国が消滅すると思っています。 もし、核兵器を使った戦争に他国が制裁を加えられない状況なら、そもそも現在考えられている戦略・戦術は成り立ちません。 核使用に対しては、割りの合わないぐらいの大きな制裁があることが前提にあります。これは信仰の世界の話みたいですが、近代の交際協調の基本的な考え方だと思っています。 そもそも六カ国協議は国家間の外交交渉です。その交渉が成り立つのも、核の使用は、核使用国に大きな代償が払わされるという共通の認識があるからです。 では、宣戦布告がなく北朝鮮が認めない北朝鮮の核兵器の使用は・・・ これはテロ行為ですね。 テロに対してはテロに対する対応をすることになります。 大きな核爆弾しかなくても、船で日本に持ち込むことはできます。なんたって、通関の甘い港はいくらでも存在しますからね。陸揚げされれば、トレーラーでどこでも運ぶことは可能です。ましてや本気で自爆テロをするなら、目的達成の確立は十分に高くなります。 「ダメじゃん! 」 と言われそうですが、大掛かりなテロは簡単にできるものではありません。それは、大掛かりになればなるほど、多くの人がタッチすることが原因です。 テロは人間が考えて行うことです。普段から注意をして、よく聞こえる耳とよく感じる感性があれば、大規模なテロであればあるほど、見えないものが見えて、危険予測できるものです。 北朝鮮の核攻撃のターゲットの一番が日本だという意見もあります。 気分としてはそうですが、北朝鮮が日本を核攻撃する可能性はどれほどあるのでしょうか。 核兵器はを使いたくても、その代償を考えると使えない兵器です。 たとえばテロ組織を使って、北朝鮮が日本を攻撃すると仮定しても、そもそも北朝鮮がテロ組織を使うということは、北朝鮮は知らないという建前があります。 テロ組織を使うと北朝鮮の脅威を誇示できません。すなわち威嚇ですね。 日本に対して脅威を与えないミッションに、どんな意味があるのでしょうか。 一番考えられる想定は、北朝鮮がヤケクソになって核を使う場合ですね。 しかし、今の北朝鮮に、日本を敵に回して戦える継戦能力がどれだけあるでしょうか。 日本の防衛網を突破して、日本海を渡りまとまった軍隊を送り込む能力はありません。せいぜい特殊部隊による原子力発電所を含めた電力施設の攻撃です。 それでは日本を屈服させるだけのダメージを与えることは不可能です。 いくらヤケクソであっても、効果のない戦争を国家として行えません。 独裁国家であっても人間がつくる組織ですから、多くの人の賛同がなければ戦争の継続は不可能ですし、一部の指導者だけの暴走であれば利害関係でクーデターが起こります。 もし、北朝鮮が戦争で効果を求めるなら、ターゲットにされるのは韓国です。 韓国と北朝鮮との国境には、軍事停戦ラインが設けられています。あまり知られていませんが、韓国と北朝鮮との戦争は終結していないから停戦なのです。 北朝鮮は、戦争の大義名分として、「祖国統一」ということを掲げられます。 ヤケクソで行われる戦争なら、宣戦布告のない電撃攻撃になるでしょう。 北朝鮮の国境付近に配置された長距離砲がソウルを砲撃します。しかし現代では、早い段階で大規模な軍事行動は察知されていますので、反撃は即座に行われ、国土も狭いことですから北朝鮮の主力部隊は、予想より早く殲滅されるでしょう。 最初の一撃だけは効果がありますが、いずれにしても、北朝鮮の指導者が想定するだけの戦争の効果は望めないと予想します。ただ韓国に最初の一週間持ちこたえるだけの強固な意志があるかどうかですね。それは未知数です。 こう考えると、北朝鮮の核の現実的な脅威とは、テロ組織に核兵器が流出することぐらいです。でもこの脅威は、北朝鮮以外に核保有国に共通する危険性です。 では、そういう脅威の枠組みで、北朝鮮に対して日本は、拉致問題を棚上げにする価値があることでしょうか。 拉致は、人が生きる(生存)するために生じた行為ではありません。人が考え、計画して実行された行為で、拉致問題の根本にはそういう明確な悪意があったのです。それも国家の組織が行った行為です。 他の国家が日本国民に対して行った行為に対して、日本という国はどういう態度で対応するのかが問われています。拉致問題に対する取り組み方は、これからの「日本という国の根本姿勢」を内外に示す大切な課題です。 拉致問題をそういうふうに捉える私にとって、マスコミで流れる「日本の孤立化」の論調が、その時の気分で話される無責任なものに聴こえてしまいます。
2007.03.10
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殺人容疑で国際手配されている前駐日コロンビア大使の長男の弟を大麻所持で逮捕東京の代々木公園でアメリカ人男性を殺害したとして、前駐日コロンビア大使の長男が国際手配された事件で、警視庁は、この男の弟を大麻所持の現行犯で逮捕した。現行犯逮捕されたのは、前駐日コロンビア大使の二男、グティエレス・ロマノ・ファン・エステバン容疑者(26)。ファン・エステバン容疑者は、代々木公園でアメリカ人男性が殺害された事件で、指名手配されたリカルド・アンドレス容疑者(31)の弟で、警視庁が関係先として自宅を捜索したところ、大麻およそ38グラムを発見した。警視庁は、入手ルートなどを調べている。 FNN 21時24分配信 「前駐日コロンビア大使の長男の弟」・・・・誰のこと? インターネットで配信されていたニュース記事の内容を読んでみたら、前駐日コロンビア大使にはボンクラ息子がいて、長男は国際的なお尋ね者で、その長男ではない他のドラ息子が大麻を持っていて「御用!」になったという話でした。 なるほど・・・・私みたいな物好きに、記事を読ますテクニックなのかもしれません。ウマイ! このごろの「飲酒運転で検挙!」の報道なんて、まじめに取締りをしていなかったという話なんだと、素直に想う私にゴミ記事を読ますには、これぐらいのキャッチが必要なのでしょう。 そういえば、シートベルト着装が義務化され話題になっていたとき、交通事故のニュースの最後に「なお、運転者はシートベルトを着装していませんでした」 というコメントがありました。 でしたら、運転者がシートベルトを着装して事故を起こしても、「なお、運転者はシートベルト着装していました」 とわざわざ言うのかと、私はTVに向かってツッコミを入れていました。わざとらしいんです。 先の「大麻所持で検挙」の報道も、大麻所持だけでは報道されされなかったでしょう。マージャンで言えば1000点 5,3(ゴミ)の上がり手です。誰も話題にしないし記憶にも残りません。 しかし、「前駐日コロンビア大使」という役が付き、「兄が殺人容疑者のお尋ね者」という裏ドラが乗り、そのドラがたまたま「国際手配」という場の風の役だったので、1000点のゴミの手が役満になり、見事インターネット・デビューをしました。 ***報道に関していえば、私は個人的に体験をしたことがあります*** だいぶ前の話ですが、私が実情をよく知ることが3回にわたり、写真週刊誌にキャンペーン報道とし掲載されたことがありました。 そのとき記事を読んで思ったことなんですが、記事全単に 「3つの事実」 (内輪ではよく知られていたことです) 「5つの憶測」 (ほとんど興味本位で、ウラを採っていない) 「2つの思惑」 (これが目的です。ですから悪意があるほど力が入ります) が配分されているとすると、 読んだときの印象が 「3つの事実」の影響で「5つの憶測」 が精度の高い憶測になってしまうんですね。 あくまでも想像や伝聞レベルなんですが、「事実」を見せているから、 「憶測」までも事実に想えてしまうんです。 ビックリです。 読み手がそういう印象を持つと、記事の書き手の思惑である 「2つの思惑」 が日常の常識で十分にありうる話に想えます。読者にイメージの刷り込みができるのです。 それは私みたいに読み手の性格が良いほど、簡単に書き手の思惑に嵌められてしまいます。 だって、○○大学教授がコメントを出して記事の内容を補強していれば、その教授の肩書きにみあった意見だと無前提に想います。 教授なんていう職業は、そもそもその道のプロだとか、権威だというイメージで商売するものです。ですから、そのイメージを悪くするバカはいないと考えますよね。 しかし、たまたま私が記事の背景を知っていましたから、○○大学教授がよく調べもせずに感想程度のお粗末な内容を言っているのが分かりました。(まぁ聴いたこともないような大学の教授でしたけ。。。。) もしかしたら、取材した記者が肩書きを利用しただけかもしれませんが、善良な人を信じさせるには教授=権威が言っているということで、内容なんて関係ないですからね。(そういえば、事件・事故が起きると、ワイドショーなんかで不思議な肩書きを持った人がコメントをしていますが、あれはナンですかね? ) 報道も商売だという現実からすれば、それも常識的にアリなんでしょうが、個人がどの情報を信じるかと真剣に考え出すと、ちょっと怖いですね。これもマスコミの大好きな「自己責任」ということなんですか。
2006.09.28
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TVマスコミにとって、待ちに待ったホリエモンの裁判が始まりました。 ホリエモンの裁判なんて、商法の違反の有無を争うものでしょ。 欲ボケの経営者が、ズルをした程度のよくある話なんです。 今回は、どんな風にホリエモンを使い回しするのでしょうか。 下げるだけ下げたらもう一度上げて、勢いよく落として遊ぶのでしょうか。 まるでオモチャですね。 私が勘繰り過ぎなのかもしれませんが、「このごろ、この国がおかしくなっった。金を儲けた者が勝ちという風潮はいかがなものか」というコメントなんかも、ホリエモン・ネタに味付けをして旨みを出そうとしているのかと想ってしまいます。 マスコミの言う「おかしくなった」という言葉の本音には、マスコミの悪魔的神通力が効かなくなってきたという意味があるのかもしれません。 そんなマスコミなんですが、私はマスコミ人が持つ特有の嗅覚に、大いに期待しているんです。 ホリエモンをネタにするなら、ライブドアーを通過した多額の資金が「どこから来て、どこに集まったのか」を暴き、白日の下にさらけ出して欲しいのですよ。 薄暗い世界や深い闇を通過するお金を追うには、嗅覚がものをいいます。それができるのはマスコミ人しかいないと思いますよ。 裏社会もグローバルになり、日本の裏社会で捻出された資金は、中華系黒社会の世界中にあるネットワークで効果的に運用して、裏社会の資金力は想像以上のものになっています。 すでにビッグマネーを動かせる力を裏社会がもっているから、ライブドアーや村上ファンドの資金の流れに、裏社会が深く関係しているとも噂されています。 田舎のヤ○ザが、「しのぎ」にアワビやイセエビなんかを密猟しているようなレベルではないんですよ。 犯罪国家と呼ばれている北朝鮮だって、偽札・偽タバコ・麻薬・コピー武器などなどを効率よくさばくのに、中華系黒社会のネットワークと結びついています。 そして今や、国連加盟国として国際社会に一応認められた北朝鮮が、中華系黒社会の闇物資の生産拠点となることで、何とか国家の命運を保つ状況となっています。 それほど裏社会の資金力は強大です。 いよいよ、資金力を持った裏社会の悪意が、善意を基本とする表社会のルールに攻撃を始める準備ができつつある時代が来ました。 その攻撃を弱めるには、闇に流れる資金を絶つことが大変有効な手段です。 性格のいい人は、鬼や蛇の住む闇や裏世界のことには非力なものです。 ここはひとつ、マスコミ人のヘビのような眼が、公益のためにその能力を最大限発揮して欲しいものです。複雑奇怪な闇を流れる複雑奇怪なお金を探知するには、マスコミ人の嗅覚が間違いなく役に立つでしょう。 ガンバレ! マスコミ人。
2006.09.07
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靖国神社には、昨日も今日も明日も鎮魂を祈念した神域はあります。 マスコミが靖国神社を話題にすると、靖国神社の存在感が増します。 こういう機会にさかんに靖国神社の成り立ちが考察されますが、やまと心が大切にしてきた精神面も、再考してみるのも良いかと思います。 昔々こんなことがありました。熱おば・・・熱血おばさん私・・・はい、私ですときは・・昭和の天皇陛下が初めて沖縄訪問されると話題になっていたころ。会社帰りの地下鉄通路の出口で、ビラを配っていたおばさんに署名を頼まれました。(たぶん30代半ばぐらいの女性でしたから、おばさんと言うのは不適切かもしれませんが、しかし私は20代半ばでしたから、やっぱりおばさんです。どうでも良いことですね)熱おば 「天皇が沖縄に行こうとしていますゥー。 私たちわァー 天皇沖縄訪問阻止のためにィー こうして賛同者の署名を集めていますゥー」 署名をしないやつは、悪人だと言わんばかりのオーラーを出しています。 きっと真面目な人なんでしょうね。ちょっと思い込みが激しそうなタイプです。 日教組活動が盛んだった私の小中学校には、似たタイプの女性教師がおりました。私 「なんでわざわざ阻止するの?」 ビラを手にした熱おばはビックリしています。 まるで夜道でUFOと出会って、中からグレイが出てきたような表情です。熱おば 「そうなれば日本が再び軍国主義になるんです!」私 「なんで?」 『こいつはアホだ』と、熱おばはと思ったみたいです。熱おば 「天皇が沖縄に行くようになれば、徴兵制が復活してあなたも戦争に行くんですよ。そんなの嫌でしょ?」 感情を押さえ気味に、ゆっくりアホを諭すように話します。私 「だから、なんで・・天皇陛下が沖縄に行くことが、軍国主義化して徴兵制ということになるん?」 熱おば 「・・・戦争に行くのは嫌でしょ!!」 どこかの宗教団体同様に、想定問答で教えてもらっていなかったみたいです。 普通なら自分の頭と自分の言葉で考えるんでしょうが、理念、それも借り物の理念を大切にしている人たちは、どういう訳かこういうな場面ではすぐにイライラしますな。 「も~ バカなんだから・・・」と眉間が語っていましたから、間違いないでしょう。私 「徴兵制ということはサ、自分だけが戦争に行くんじゃないんでしょ。そら、仕方ないナ・・・ ほんとうに嫌なら、どこかに亡命しないとアカンけどサ、でも、ほとんどの国には徴兵制があるし、王将の餃子もないやろし・・・」(そのころ、王将餃子がマイブームでした)熱おば 「・・・なんということを言うんです・・・」 私を哀れむように、私の顔をマジマジと見ています。私 「それって、亡命のこと? それとも王将餃子?」熱おば 「違う、戦争に行くことが仕方ないという考えが・・・」 あァ この場面は、宗教関係の人と話をしているときに、善意の固まりの良い子が、迷えるバカに慈愛の言葉を投げかけている自分に酔っているのに似ています。『どうしてこのバカは分からないの・・・』と思っているんでしょう。私 「でもさ、私一人が逃げ出すわけにイカンでしょガ。 私のオヤジも戦争に行って南方で捕虜になっているし、お爺さんも日露戦争に行っているからサ、私だけが逃げるのはマズイよな~ ますます死んだオヤジに、バカにされるわィ」熱おば 「あなたは良くても、私は嫌。私の子供が戦争に行くなんて、考えられない・・・」 なるほど・・・そういうロジックで刷り込まれたんですか。『そんなの嫌でしょ』攻撃です。 イエスと答える質問の連続で、質問者の意図する結論に誘導して、『それがあなたの偽りのない気持ちです』と刷り込むテクニックです。 常識という言葉が大好きな、社会適応性の高い真面目な人ほど簡単に刷り込まれるようです。 私ですか? もちろん簡単に刷り込まれますよ・・エへへ私 「でもサ~、沖縄の激戦の場所を、陛下のその目で見て欲しいと思っている沖縄の人もいるんじゃないの?」熱おば 「沖縄にそんなことを考える人は、誰一人いません!!」私 「さよケ・・・そら、えろースンマセンですナ」 『靖国神社の存在は、日本の軍国主義化の芽になる』という意見と、同じ根っこなんでしょうかね? そんな単純なものですかね。 日本国民というのは、そんなに愚かなんでしょうか? いろいろ意見があるでしょうが、戦後の国政の結果を評価する私は、日本国民のバランス感覚はよいと思いますし、信じています。 記憶が不確かなんですが、熱血おばさんとコンタクトする以前に、沖縄の小学校の卒業式で考えさせられる事件がありました。 式場内の国旗の掲揚に反対する一部の父兄が、式典の最中に壇上に乱入して、国旗を引き降ろしたんです。 事前に学校側に国旗の掲揚反対を申し入れたが、受け入れられなかったからやむなく実力行使をしたというように記憶しています。 やった本人には、気持ちがスッキリしたんでしょう。でも、主役の卒業生の気持ちはどうだったんでしょう。卒業式の最中に乱入ですから、プロレスのときのような盛り上がりはないはずです。 そういうことを考えた上での、止むに止まれぬ大和魂だったのでしょうかね? 気に入らなければ実力行使をするロジックは、無法地帯のロジックです。 「悲惨な経験をした沖縄の人は、誰一人、天皇の沖縄訪問を望む者などいない!」 な~んて、問答無用です。自由な話しあいの余地なんてないですね。 くだらないことには記憶力がいい私は、小中学校時代にセンセイが言っていたことをこの歳になって思い出し、「あ~ア、困ったもんだ・・・」と独り言を言っています。 意識のタイムスリップです。 それに、以前からテレビに出てくる60前のコメンテーターにも、「凄いもんだ、アンタはエライ」 と、画面に向かって独り言を言っていますよ。 人間は都合良く変わるもんですね。
2005.10.23
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会社帰りにNHKラジオのニュース解説を聴いていましたら、小泉首相の靖国参拝のことを話していました。 私は、個人の思想信条は尊重すべきだという大原則があります。 尊重はしますが、私自身が強制されることに対しては抵抗します。 ですから、私は寛容さのない宗教は大嫌いです。 エホバにしても統一教会にしても、今は知りませんが昔の創価学会なんかでは、自分の所から出版されている本しか読んではナラナイと言っていました。 なんで?・・真理を学んでいるんじゃないんですか? 私には理解できません。 八百万の神々を信仰しているとは言いませんが、現代に伝わる仏教であっても、始祖の思想は薄くなっているかもしれませんが、まだ本物が含まれるからこそ2600年学ばれていると思います。また、キリスト教の2000年の歴史には探究すべき何かがあると思います。本物でなければ、時代の洗礼に自滅していると考えるのは極端な考えでしょうか。 創価学会が日蓮宗の流れにあるとしても、組織の理論はともかく日蓮聖人の人物像には大きな魅力を感じています。たぶん日蓮聖人は、深く魅力的な眼差しをされていたことでしょう。 小泉首相が靖国神社を参拝され、相変わらず「公人なのか個人なのか」・・・アホみたいなことを問い掛けています。 小泉さんという個人が、志をもって政(まつりごと)に参画したんですよ。 あくまでも最初に小泉さん自身の思想信条があって、個人の資格で選挙に立候補して、選挙民に選ばれて立場に立ったのであって、個人を切り離すことは不可能なことです。 個人である小泉さんが、あくまでも公人として働きを期待されたのであり、その結果は次の選挙で厳しく評価されることになります。 日本国内の公職で、これほど厳しい評価の場に臨まなくてはいけない立場がほかにないと思います。 その個人である小泉さんが、政の長として「不戦の誓い、不戦の意志の確認」行為として参拝しているんだと言うんだから、じっくりと観てその後の活動を評価すればいれば良いことです。 日本は理想に近い形でデモクラシーが機能していると思うから、言えることなんですけどね。。。。 さて今回疑問に思ったのは、NHKのニュース解説で女性アナウンサーが、「違憲判決」が出た靖国参拝と枕詞のように連呼しているんです。ただ原稿を読んでいるだけかもしれませんが、その枕詞を受けて解説者が話を進めています。 私の理解では、「違憲判決」じゃなく「違憲判断」をしたんでしょ。たいした問題じゃないのかもしれませんが、私にとって耳障りです。 法律用語には疎いのですが、「判決」と「判断」ではずいぶん意味が違うはずです。 憲法判断、憲法解釈は判決が導き出されるまでのものであって、法治国家での「判決」は重要な意味があると思います。 今回の靖国違憲判断は、裁判官の意見や感想であって、判決には違憲判断は含まれていないようですね。 なんか柔道の掛け逃げのような雰囲気です。もっと堂々と違憲判決を下せば良いのに、イタチの最後ペッみたいに感じます。違憲判決を出せなかったのは、出せなかった理由があるんでしょう。 ニュース解説を聴いていると、なんかマインドコントロールをされているようで不愉快でした。原稿作成者は、どうも確信犯のような気がするんですよ・・・そうでなければ、解説者が訂正をしても良いはずなんですが。。。 いろいろな人がいて、いろいろな意見があり、そして案外自由に発言ができる環境です。そういう環境での公共放送の使命は、「(できるだけ)公正、中立に心掛ける」というのを、NHKの役員がいつもしゃべっている言葉ですよね。 今回訂正が入らないことが、危うい徴候じゃないですか? ちょっと気になりました。
2005.10.17
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インターネット ニュースから抜粋 NHK番組改変報道 朝日、取材不足認める 訂正・謝罪はせず 朝日新聞がNHKの番組が政治圧力で改変させられたと報じた問題で、同紙の秋山耿太郎社長は三十日、記者会見した。 取材の不十分さを指摘した有識者による調査委員会の見解を受けて秋山社長は、「(記事に)不確実な情報が含まれてしまったことを深く反省する」としたが、記事の妥当性は認められたとして、訂正も謝罪もしないと結論づけ、これを最終判断とする方針を示した。(産経新聞) - 10月1日2時34分更新記事から抜粋 ***** あれ?? どういうことなんでしょう? 不可実な情報が含まれた記事に、どれだけの妥当性があるのでしょうか??? 記事には、 とあります。 読めば読むほど、訳がわからなくなる識者の見解です。 特に、「(政治圧力が)真実と信じた相当の理由はあった。政治家の言動が番組内容に少なからず影響を与えたとする記事は、読者の理解を得られよう」とは、 記者が信じた・・・主観ですね 読者の理解を得られよう・・・期待ですね 取材においては例外的にありうる・・・誰の判断?だったら何で問題になったの? 問題になった記事は、感想文だったのですか? こんな判断で、記事の内容について妥当性を認めるとは、さすが朝日新聞御用有識者です。堂々とこんなことが言えるなんて、アンタらはエライぞ。 新聞社と言っても、商売ですから公正を求めても妄想かもしれません。しかしです、客観性を軽視しちゃうと報道の自殺行為になりませんか。今回これだけ気張って言われちゃうと、ちょっと心配してしまいますよ。 ちょっと時代からずれているようで・・・あの三菱自動車と同じ匂いがします。 ちょっと意外な記事がありました。【ロンドン30日共同】 交通事故を起こしたのに「ソーリー(すみません)」と謝らなかったために、被害者の怒りを買い、英国で少なくとも年間2800万ポンド(約56億円)もの保険金が過大請求されている-。 英大手保険会社ノリッジ・ユニオンがこんな試算をまとめた。 保険金交渉を優位に進めるため、欧米では交通事故で謝ってはいけないと言われるが、実態はまったく逆だった。 同社は「謝ろうキャンペーン」を開始、ドライバーに冷静な対応を呼び掛けている。 (共同通信) - 9月30日8時27分更新 どうですか、なかなか興味深いですね。 今回の朝日新聞の対応は、いったい何を守りたかったのでしょうか? 「公益性」をポイントにして争わなければ、朝日新聞の主張は胡散臭く聞こえます。お隅付きを与えたのも、朝日新聞社のカラーが強いと思われる人たちですからね。。。あんまり大柄な態度をしていると、購読者離れが加速しますよ。 でも、あれで・・・・良心がウリの朝日新聞にしては、謙虚なのかもしれません。 朝日新聞社社長は、「反省している」と言ったそうですが、やけに反省という言葉が軽く聞こえるけど、そう言えば、グレート・三菱自動車のときも軽かったですね。 やっぱり同じかもしれない。。。
2005.10.01
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ぼやき漫才の決め台詞ではありませんが、アスベスト問題が話題になったときはそんな台詞すら出ませんでした。。。 私が、アスベストの危険性を知ったのは、工業高専の無機化学の講義でした。 それは、昔昔の30年ほど前になります。 ずいぶん昔からアスベストの毒性は問題になっていました。 なのに今さら問題になるなんて、なんと行政の対応の悪いことやら。。。 アスベストに代わる機能素材がなかったのが、規制できなかった理由の一つだと聴けば、薬害エイズ事件のときと同じゃないですか。。。 お粗末過ぎてぼやく気も起きません。 もしかしたら、それが狙いの高等戦術だったりして。。。(70年代の話を職場でしていたら、若い同僚に「まだ生まれていない」なんて言われて、気持ちだけは若いオジサンは凹んでしまいました。) 話は変わりますが、私はNHKの受信料の支払いを保留しています。 保留をしているということは、今までは受信契約に基づき、受信料の支払いをしていました。 今回はNHKの組織や態度に疑問があり、契約者の意思表示としてわざわざ保留にしています。 わざわざというのは、受信料を保留にするのに、引き落とし口座の残金を0にする必要がありました。他の引き落としを違う口座に移すのは、結構面倒ですよ。 最初、受信料の引き落としができないということで、「NHK様じゃが、指定期日までに口座にお金を用意しておけ」という内容の郵便通知がきました。 引き落としができない事故は多々あることですから、まずはこういう対応になるでしょう。想定済みですよ。 相変わらず、NHK様の意向に逆らっていると、集金スタッフが我が家にやって来ました。 私が不在で家内が、「主人の意向でしばらく保留にしたいと言っていますから、主人に直接説明して欲しい」と言うと愛想良く返ったようです。慣れているようすです。 しばらくは、「引き落としができないゾ」という通知でしたが、ついに痺れを切らし、「直接受信料を徴収をすると、引き落としに比べて高くなるけどエエんか?」という内容の通知がきました。。 もちろん無視です。保留の目的は、視聴者の意思表示ですからね。 そして、ついにNHKの職員が話が家にやって来ました。 もの凄く腰の低い温厚な人でした。NHKに入局して20年ほどだと言っていましたので、年齢は私とそれほど離れていないのかもしれませんが、人間は彼の方ができてるような・・・ 私 「わざわざすみませんね。 本日のご用件は?」 NHK 「はぃ、お話をお伺いにお邪魔しました」 徴収に来たとほざいたら、塩を撒いてやろうと考えていましたので、ファーストコンタクトは成功です。さすがベテラン職員です。 私 「そうですか。私に意見なんて立派なものはないですが、こうしないと視聴者としての意志表示ができませんからね」 NHK 「そうですか。恐れ入ります。。。」 2時間ほどフランクに話をしてくれました。 彼の話と表情から伝わってくるのは、料金徴収の現場と製作側の意識の乖離があるようです。どこの組織も同じということですか。 前会長の引退後、新体制で顧問に就任すると聴いた時は、徴収現場のスタッフ一同がズッコケたようです。。。ほんとうに、ご苦労さまです。 料金徴収にしても、今後デジタル化が完了すればスクランブル放送が可能になります。 そうすれば、利用者がその料金を払うという、スッキリした契約ができそうです。今の受信契約なんて、ウナギ屋がウナギを焼く煙で近所にニオイ料金を徴収をしようとしているような雰囲気がありますからね。 視聴者側に選択権がないままに、受像機があるなら聴視料金が請求されるという制度はいかがなものなんでしょうか。 当然、新しい技術の恩恵を受けるためには、利用者は対価を払うのはルールです。そういう意味でも、今後のNHKの受信料徴収方法は変えていくべきだと考えます。 それにです、本来のNHKの設立目的は達成していると思うんです。 BS放送技術によって、全国放送網は確立しました。 後は、受けての意志の問題です。送り手に「編集権」があるように、情報の受け手にも「選択権」があります。 私個人の嗜好からいえば、同じ聴視料金を払うならば、今のNHKより選択肢の多い有料衛星放送やケーブルテレビの方を選択したいですね。 また、今後の放送技術開発にしても、今までの形態でNHKが進める必要があるんでしょうか? これほど民放局が発達した時代ですよ。フジテレビの会長が宣言していたように、民放であっても公共性があることを認識しているんですから、放送業界団体が出資して、新たに放送技術開発機関を設立してもいいでしょう。 今回予定されているデジタル放送化も、視聴者側に選択の余地がないのがもの凄く疑問であり、釈然としません。 モノクロTVからカラーTVの変革では、カラー放送はモノクロTVで視聴ができました。しかし完全デジタル化になれば、現行のアナログTVが使えません。 今の受像機を使うなら、別個にデジタルチューナを購入するか、アナログTVでも視聴できる有線放送を利用するしかないでしょう。いずれにしてもコストが掛かります。業界の陰謀のような気がしますよ。 民放放送見るために、新たに投資をしても、有料のNHKが引っ付いてきます。 昔の冷夏のときの、タイ米みたいな扱いです。 それにです、NHKが副業で販売しているビデオライブラリーなんていうのも、NHKの設立主旨からしてOKなのか疑問です。 もともとは受信料収入で製作や購入したソフトを、販売しているんですよ。 視聴者利益があるのでしょうか。 そろそろNHKは、その存在を明確化するためにも、娯楽番組の製作や放送から手を引いてみてはどうでしょう。 どうしても、災害放送と政見放送は民放では不安というニーズがあるなら、それぐらいは国の予算で面倒をみることも可能じゃないですか。 いずれにしても、一度NHKの設立趣旨にあった見直しが、必要な時期にあるでしょうね。
2005.09.26
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先日の日記の関連から、過去の日記に追記をします。 地震などの天災は、防ぐことより被害を最小限に抑えることがポイントになりますが、国際紛争などの人災などは知恵の力で防ぐことが可能ではないでしょうか。 戦争は愚かな行為だと言うことは簡単ですが、実際は問題の政治的解決手段としてある意味有効であるからこそ、有史以来なくなることはなかったのではないでしょうか。 すなわち、「戦争反対です」「戦争は嫌いです」「世界は平和でありますように」という思いは否定はしませんが、その思いが万能でないことは確かなことでしょう。 創作的発想で、一つのシュミレーションをしてみます。201x年 北朝鮮にて軍事クーデターが起こり、内乱状態になる。 直ちに難民の流入を避けるため、北朝鮮と接する国々は国境を封鎖して、強力な国境警備をする。 北朝鮮の混乱を避けるため、韓国から脱出民が発生。(第一次脱出) 在韓国連軍(米軍)臨戦体制になる。在日米軍基地が非常警戒態勢になる。 在日米軍基地が、敵対勢力のミサイル攻撃の警戒から、日本海で海上自衛隊が非常体制を取る。 在日米軍基地周辺住民が不安によるパニックが起こる。 それに呼応して、各種社会問題が起きる。(マスコミが騒ぐ。)201x年 北朝鮮の内乱は、中国派勢力とロシア側勢力に分かれ激化し長期化の恐れ。 北朝鮮国内からの難民の一部が、海上から日本上陸開始。 国内法の法整備の不備から、日本海沿岸の自治体が混乱する。 人道派団体が、海外向けに難民受け入れのアピールをする。 一部のマスコミが、人権派と呼応して騒ぐ。201x年 北朝鮮から、大量の武装難民が韓国に流入。 韓国から脱出民が発生。(第二次脱出) 周辺各国、陸上、海上封鎖強化。 人道派団体の、難民受け入れのアピールが強くなるが、日本海沿岸地域に難民が無秩序に上陸して来たため、地域住民の不安が高まる。(マスコミの報道傾向が変わる。) 日本は、秩序ある受け入れが行えるまで、完全封鎖を宣言。海上封鎖強化。201x年 朝鮮半島全域が混乱する。 韓国から人道的救援要請がある。自衛隊の派遣でもめる。 朝鮮半島からの武装難民が、日本沿岸に強行上陸を始める。 日本海沿岸が臨戦体制になり、日本海沿岸の原子力設備の警戒論が高まる。 対応の遅れた、対馬、隠岐などの離島が無政府状態なる。 マスコミや人道派団体からの、難民受け入れの声が消える。 ・・・強いリーダーシップのある、日本の指導者の登場を求める声が高まる。 これは、あくまでも創作です。 でも、一つのシナリオして可能性があると考えます。 戦争は悲惨です。国を失った国民、民族には悲惨な現実があります。 厳しいですが、いくら人権が大切だと国連でアピールされても、 加盟各国は自国民の保護を最大の目的にします。 すなわち人権が大切な権利であると理解していても、 その権利を守れる唯一の保証は、国というものに所属している 国民に限られてしまうのが現在の状況でしょう。 将来、国という枠組みがなくても、 最低限の人権が保障されるようになることを希望しますが、 現在は、国を失った者が救済されるにはそうとうの時間がかかります。 人災は、知恵により防ぐことはできると考えます。 人類には、歴史の教訓という素晴らしい財産があります。 そして、人には予知能力がなくても、予想する能力があります。 悲惨な状況を避ける知恵、最悪の状況を避けるための工夫と努力の可能性は、 いつも残っているでしょう。 北朝鮮が「核兵器」を持つとき、オウムが「サリン」を持ったときと同じように、 まさかと思うような愚かな行動をしないことを願っています。
2005.05.12
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北朝鮮の「核実験の可能性あり!」の報道に触れ、いろいろ考えてみました。 ところで、韓国の国内雰囲気はどうなんでしょう? 朝鮮戦争は、油断を突いて共産勢力が韓国に進行したことから始まりましたが、それ以前に、日本を占領統治していたアメリカの戦略として、朝鮮半島を防共ラインの外に設定したことが、北朝鮮の軍事進行の直接原因だったと聞いたことがあります。 朝鮮戦争を経験して、国家の危機に直面した韓国の人は、好まなくてもアメリカの援助無くして「休戦ライン」を維持できないと考え、政治判断をして来たと考えます。 朝鮮戦争の休戦協定が成立したが、1953年7月です。 50年以上経って、世代交代してしまいましたが、未だに朝鮮半島は休戦状態であるのは変わっていません。 韓国国内は、平和のうちに南北統一することを望んでいると考えても、北朝鮮はどう考えているのでしょうか? 朝鮮戦争体験世代の政治判断は、アメリカはもちろんのこと、日本に対しても、少なくとも積極的な敵にしないことだったと思います。 門前の北朝鮮・中国。後門の日本となってしまったら、地勢的に国を守ることはできないでしょう。 休戦50年経って韓国政府は、日本との関係を捨て、アメリカとの関係を薄くしても、北朝鮮に譲歩しようと考えているのでしょうか? アメリカは国益に適うと考えると、韓国から国連軍のアメリカ軍を簡単に引き上げることは充分考えられます。 アメリカの、死守しなくてはいけない防共ラインは、中国の原潜がグアム・ハワイ基地に簡単に接近しないようにするために、台湾・日本の太平洋ラインになるでしょう。 そうなると、日本の国防の関係から、尖閣諸島と竹島は重要拠点になリます。 そして、日本がアメリカの死守ラインになるということは、日本の国土が戦場になる可能性があります。 話によると、アメリカは日本の地磁気の詳細情報を、すでに収集済みであるということです。これは、巡航ミサイルを確実に標的にヒットさせるには重要な情報であるのです。 余談ですが。。。アメリカは常に日本の地磁気の異常をモニターしているので、皆さんの知り合いのアメリカの軍関係者の家族が、急に帰国するような事態があれば、大きな地震の予兆をアメリカが掴んでいる可能性があると噂されています。 日本にとってもっとも望まないシナリオは、核武装をした、反日朝鮮半島の出現です。 朝鮮半島の統一目的の一つに、反日という旗印を掲げられると、日本は日露戦争のときと同じように、「国家存亡に対する備え」を必然的に考えなくてはならないでしょう。 残念ながら、未だに基本的人権を保障してくれるのは、自らが所属する国家が存在していなくては望めないのが現実です。 自らの生存権を含めて、あらゆる権利を守るために、その対策を考える必要があります。 北朝鮮の動向も注意が必要ですが、韓国国内の政治動向も注意が必要な時代に来ているのかもしれません。
2005.05.11
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郵政民営化で自民党が揉めているような・・・ 小泉さんの「自民党を壊す!」宣言が効いているから、適当なところで落ち着くと思います。 なにしろ解散権は、小泉さんが握っていますからね。 ただ傍観者として、真面目に郵政民営化の問題点を考えている議員が何人いるのか、はなはだ疑問です。 郵政民営化の反対勢力の勉強会といわれている、郵政事業懇話会の参加者が100名を超えていると報道されています。 そのうち、真剣に反対している自民党議員は、1割以下じゃないかと私は思います。 たぶん、郵政事業懇話会会長の綿貫民輔前衆院議長は、もともと反対派集会にするつもりではなかったと思います。 100人以上集まり、目立つ勉強会になり、迷惑をしているんじゃないでしょうか? どうして急に、郵政事業懇話会の出席者が増えたかというと、報道の露出を狙った議員が5~6割。 残りは、小泉カラーからこぼれた流れの議員だと思います。 小泉カラーからこぼれた議員は、このままでは大臣の道もないし、首相の座も狙うことさえできなくなると危機感を抱いているのでしょう。 さもなければ、小泉さんを担ぎ上げたときの、小泉さんの公約に対してこんなに失礼なことは言えないと思います。 有権者の信頼を無くすようなことをしている自覚はあるはずですから、よっぽど将来に危機感があると思いますよ。 今では、反小泉カラーとして頼りになった橋本派も、耐用年数がきたのか自滅状態になっています。 道路公団改革で、インパクトのある揺さぶりができなかった分、今回の郵政民営化でクサビを打ち込みたくて、品性の低いゴネ方をしているのでしょう。 郵政民営化より大きな問題があります。国の負債問題です。 国の借金700兆円問題に、過去の政治的しがらみの多い議員では、現実的に踏み込むのが難しいでしょう。 旧態の自民党のシステムから脱出できない自民党議員は、時代の要請から取り残されるはずです。 国の借金700兆円問題を小分けにするのに、公団の民営化がありました。 次は、既得権のからむ年金問題です。どれだけ国民の理解を得られるかが課題です。 NHKのあり方程度の問題を、粛々と解決できる政治家がでてこないと、国家存亡の危機が現実化するでしょうね。
2005.04.27
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昨日の日記に、オーム事件のことを書きましたが、それのつながりです。 誰が、オーム教団に対して、破防法を認定しなかったんだ!!! 旧社会党の消滅と共に、影が薄くなってしまったようですが、当時は、人権派と呼ばれている一群が、たしかにマスコミに出てきていました。 まだまだ色々問題はありますが、私は、主義主張が自由に言えるこの国が好きです。 ですから、人権派と言われる人たちが、自分の主義主張をお話されるのは拒絶しません。 言論の自由と言いますが、でも自由には責任を伴なうものです。 ですから、その主義主張をしたことの結果に対して、ほんの少しは、責任を考えてください。 ここからが本題です。 破防法の認定団体ではない、オーム関係者には基本的人権が保証されています。 当然ですよね。 その基本的人権で認められている、「転居の自由」を行使しようとすると、現実では、転入先で反対運動が起こっています。 これも、オームがしたことからすれば、住民感情としては正常な反応だと思います。 住民の最大利益を優先して、担当役場は転入拒否すると、これは重大な基本的人権の侵害になります。 結果として、法を守るべき地方自治体が、違法行為をしているのですよ。 どうして、人権派の人たちは転入先の住民の前で、この基本的人権の侵害を大声で訴えないのですか? これは、あなたたちにとって、絶対に許されない問題なんでしょ。 なぜ、あなたたちはマスコミで、その問題を訴えないのですか? 「これだから、日本は人権に対して後進国なんだ!!」と、今こそ言うべきでしょ。 破防法の認定をされていないから、役場の人たちは、苦渋の選択をしていますよ。 早く、あなたたちが行動をしなくていいのですか? あなたたちが、マスコミを利用して、破防法の認定反対運動をしたのでしょ。 オームの人達に対する、優しい心で破防法の認定反対運動をしたのでしょ。 人権は住民側にもありますから、人権派の皆さんは見捨てておけないですよね。 皆さんは、決して、人権屋と呼ばれる、ご都合主義の人たちじゃないですよね。 オームの人たちは、基本的に俗世を捨てた人たちなのでしょ。 出家信者は、自らの意志で俗世に見切りをつけて、自分たちにとって都合のいいユートピアを創ろうとした人たちじゃないですか。 それも、俗世を否定、あるいは憎んでいるわけですから、俗世と協調できるはずも無く、どうしても孤立化してしまいます。 孤立化が鮮明になれば、非常に攻撃性が強くなる傾向が出るのは当然です。 そんな集団から住民を守るのが、担当の役場なんですよ。 私も、そんな協調性の無い集団の近くに住むことに、強い恐怖があります。 もう一度言いますよ。 破防法の認定反対運動をした人たちは、正常な状態にするために、 早く責任を取ってください。
2005.03.19
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せいやんせいやんさん http://plaza.rakuten.co.jp/seiyan123/ の日記を拝見して、大阪寝屋川小学校乱入事件について、考えていたことを書きます。 (せいやんせいやんさんとは、無関係ですので誤解しないでください)〈事件概要〉 2月14日午後3時ごろ、大阪府寝屋川市の中央小学校に卒業生の少年(17)が侵入し、教職員3人に対して持っていた刃物で切りつけ、教員一人を殺傷、女性教諭ら2人は腹などを刺し重傷を負わせた。〈その後の報道から〉「事件当日に襲撃を決意」と供述。 少年は中学校のとき不登校になり、通信制高校に入学。 その後、大学入学資格検定に合格して、大学への進学準備のため、通信制高校をやめて進学塾に通っていたが、自分の学力では大学進学や社会進出を果たせないと思い詰めるよになる。 捜査本部は、その原因を小学校に求め、一方的に責任を転嫁しようとして母校を襲った可能性もあると考えている。 誰もが、動機が気になるものですから、事件捜査をしている人も動機を探ろうと少年に聴いていると思います。 でも、本人も動機が分からない。 なぜなら、少年は小学校に乱入して、元担任を襲撃する動機なんて、元々なかったと私は思うからです。 しかし、しつこく聴かれるから、その場逃れのストーリーを考えて、みんなが納得しそうな理由を話す。 5、6年の担任が、いじめられていた自分を助けてくれなかったので恨んでいたと・・・ どうなんでしょう・・・ 少年が、大検を受験していたということは、少なくとも、少年には合理的な発想ができる要素があったと考えます。 その後少年は、バイク事故を起こしてから様子が変わったという報道もありますが、それまでの少年の行動からは、「自爆的に」小学校に乱入するようなエネルギーを、少年の本質から私は感じられないのです。 私の想像するストーリーは、 事件を起こす直近の頃に、少年の心が安定する、ホッとするような出来事があった。 それにより、何となく懐かしさを感じた(思い出す)、卒業した小学校を訪ねてみようと思い立った。 もしかしたら、笑い声のあった小学校時代を、本人がもう一度確認したかったのかもしれません。 そこで、懐かしい小学校を気軽に訪ねたが、対人コミュニケーション能力が低かった少年は、訪問理由を上手く伝えることができなくて、門前払いをされてしまう。 自分は懐かしくて、母校に来ただけなのに、どうして、胡散臭いような対応をするんだ・・・と、怒りに似た感情が芽生えた。〈抗議してやる!訴えてやる!) 自分の主張を、どうしても聴いてもらいたい。〈執念になる) でも、対人コミュニケーション能力が低い彼には、今ひとつ自信がない。 そこで、自分の自信を補填するために、安易に武器を手にすることにした。 そのとき少年には、殺傷する意図はあくまでもなく、自分を元気つけるモノだったと思います。 〈凶器を以前から準備していたかどうか、不明です。) そして、自分が学校を訪ねた、ストレートな理由を納得してもらいたいという執念で、もう一度小学校を訪ねた。 今回は、門前払いをされないように、乱入して・・・そして、事件を起こした。 事件を起こしたときは、少年には殺意はあったでしょう。 乱入したときの少年には、自分の主張を聴いて欲しいという思いだけだと思いますが、自分の主張を聴いてもらえないと感じた瞬間、「天誅!」というような、怒りから発生した殺意が、明確にあったと考えます。 だから、こんな事件になったと考えます。 誤解をして欲しくはないのですが、この事件の責任と原因は、全て少年にあります。 これは譲れません。 これを認めた上でなけれ、なんの教訓も学ぶことはできません。 もし、少年と小学校のファーストコンタクトが、もっといい状態であれば、こんな不幸な結果を避けれたかもしれません。 でも、被害にあった人には、なんの落ち度はないです。 学校の側には、教育環境の安全を守る義務があります。そのことに対して、少年がどう感じて、どう思ったかは、あくまでも少年の責任です。
2005.03.09
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この頃TVの報道番組を見ていて、少し気になることがあります。 1 報道の仕方は、各局とも同じように繰り返されますが、事件・事故があると5W1Hが最初に知らされます。 2 次に事件・事故に関係する人にインタビューです。 3 そして専門家と言われている人たちのコメント。 4 最後に放送局が事件の流れを総括します。 5 ニュース報道でない場合は、その場にいる人たちの無責任な感想があって、最後に「困ります。心配です。どうなるんでしょう?」などの言葉で締めくくります。 私がこの頃疑問に思うのは、2の事件・事故に関係者に対するインタビューで、たびたび搬送を担当した救急隊員が、現場状況についてのコメントをしています。 これって、救急隊員に守秘義務はないのかな? 搬送された人のプライバシーは、充分に守られているんでしょうかね。 この頃、救急隊員がカメラの前に出てきて、インタビューに答えている場面が多くなっているように思うんですが・・・これって、OKなんですかね。
2005.02.15
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今朝放送された、「朝まで生テレビ こんな教育が日本を滅ぼす」を見ていました。 久し振りに内容のある番組だったと、私は思います。 私は義務教育を終えてずいぶん日が経つし、子供もいないから私の頃になかった「総合学習」という科目や、「観点別評価」なんていうのは知りませんでした。 「観点別評価」っていうのは、人間性を評価するとのこと。恐いですね。確かに「三つ子の魂百までも」なんていいますが、学校で人間性の評価ができるのでしょうかね。中学生ぐらいの段階で、職業的適性を見るのも難しいんじゃないですか。 今から考えてみると、私なんか女の先生には扱いにくい生徒でしたから、「観点別評価」なんてされたら、大変だっただろうと思います。 今の認識力で、当時女の先生がいろいろ言っていたことを思い出しても、?が付くことが多いです。きっと、素直なボクは納得できなかったのでしょう。 私の中学時代の同級生で、5人先生になっていますが、そのうち4人の「観点評価」すれば・・・ちょっとXXです。 もし自分に子供がいて、あの人たちが担任になるとするなら、私は親の責任として間違いなく転校させると思いますよ。 先生になって社会訓練を受けたんだと思うけど、私に聴こえてくる噂では、私同様にあんまり変わちゃーいないナーと思います。 やっぱり、先生の観点評価を公表する必要があるんじゃないでしょうかね。 教育改革の度胸が先生サイドにあるなら、インターネットで口コミ評価をしてみれば、生徒や父兄にどういう風に見られているか分かるでしょうね。 極端な評価は、多くのサンプルを取ればおのずと分離できますから、教育委員会なんかが主催でやってみればどうでしょう。 でも、口コミ評価が出ても、それを誰がどう使うかが問題になりますね。 教育の基本は、学ぶ者のモチベーションだというのが、この番組に出ていたコメンテーターに共通していた考え方だったと思います。 なぜ、モチベーションが低いのか? それは「夢」がないからダ。ということも話されていました。 確かに、「わかりやすい夢」「簡単にイメージできる夢」は、夢として先が見えるものが多くて、夢の膨らみに期待できないのかもしれません。 では、この夢というのを自己実現のことを指すのであれば、今の時代は、自分から情報発信をできる時代になったんだから、発信したい夢(自己実現)があるなら、充分可能性はあるんじゃないでしょうか。 熱く語れる夢なんて、与えられるものじゃなくて、探し出すものだから熱くなれると思います。 これなんかも、今の時代では理想なのかな? 誰か教えてください! 学校群制度が廃止されたようですが、あの学校群制度という実験の結果は、どういう結論になったんでしょうか? どんな教訓を残したのか知りたいので、関係者の方ご存知でしたら教えてください。 私の中学の恩師に尋ねましたら、「知らん!」と言われちゃいました。
2005.01.29
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先日の写真週刊誌で話題になったことが、ワイドショーで取り上げられました。(ご興味があれば、21日の日記を見てください。) その番組を見ていて、目からウロコが落ちるようなことがありました。 よく話題に関連する分野の専門家が、解説や意見を話していますよネ。 私が注目していたその話題にも、地方の私立大学で専門に研究をしているという大学の先生と、マスコミで活躍しているジャーナリストがコメントしていました。後はご存知のように、以前にそこそこ知名度のあった芸能関係者で、今は本業がパットしない人達が、その場の気分でいつものように「感想」を言っています。 私のスタンスとしては、「感想」と「意見」は区別して聴くようにしています。それから、自分にとって「好き、嫌い」と「良い、悪い」も別けて考えるようにしています。 オトナゲないと言われても、好き嫌いはどうしてもありませんか?・・・私はあります。ですから、「好き、嫌い」という感情と社会人としてのオトナ?の感覚として「良い、悪い」の判断を混同しないようにできればと願っています。 それはさておき、大学で専門の研究をされてるエライ先生の、解説している話題のポイントが、ズレているではないですか・・・・ なんで? その気になれば、簡単に入手できる事実確認の資料を見ていないようです。はっきり言えば、写真週刊誌に書かれていた以上の情報を持っていなかったですね。 その大学のエライ先生も、写真週刊誌の情報を元に憶測をたて、自分の意見みたいなことを話していましたので、このセンセイは大丈夫なのかと、本気で心配しました。 まさか、大学の専門のセンセイに、テレビ局が感想を求めたていたわけではないと思いますが・・・それに、そのときの言動が残ちゃいますヨ。 それまで私は、専門の研究をしている者のプライドとして、また、人に教える立場の人が、こんなにもオソマツなコメントをするものとは考えてもいなかったので、ビックリしました。 世間で言われているように、肩書きや容貌に迷わせられたはダメ・ダメということを、実感しました。 でも、自分の興味のないことの情報を、どんな風に判断すればいいのでしょうね。 やっぱり、性善説を信仰するのが、ストレスがなくていいのでしょうかね。 目からウロコが落ちたときは、少しだけこんなことを考えましたが、今はすっかり忘れています。・・・ヘンだなと感じたときだけ、調べるようになったのは多少の進歩かな。 ジャーナリストのコメントは、私の考えとは反対のものでしたが、マスコミで活躍しているだけあって、調べた資料を自分の中で消化したコメントでした。 同じ事柄でも、見る人の個性や価値観の違いから、いろいろ違うように映るみたいで、これはこれで参考になりました。 今話題になっている、報道の独自性といっても、あくまでも製作の意図があります。ですから、報道がすべて真実ではないと考えます。 ちょっと硬い話になりましたが、報道関係者が言っているほど、報道関係者自身が、報道の独自性が守られる環境でないと思っているんでしょうね。 そのストレスから、違う報道組織で、内容の変更があると聞くと、今回みたいに敏感に反応するんじゃないでしょうか。 新聞社も雑誌社もテレビ局もスポンサーが大切です。その辺りの事情で、報道現場の人に、理想と現実のギャップでストレスがあるのかもしれません。蛇足ながら・・・ 私が聞いた話では(伝聞です)、「毎日新聞社が聖教新聞の印刷を請け負っている」というのは本当の話ですか? ご存知の方があれば、教えてください。 ビジネスから考えれば、毎日新聞社の印刷工場の稼働率をUPさせるには、当然あることだと思います。印刷後の流通も考えれば、いい考えだと思います。 しかし、そのため毎日新聞の論調が、公明党に対してパンチが弱くなるなら、報道現場の人は凄いストレスでしょうね。 それから、今話題の朝日新聞社は、皇室関連の論調にはパンチを効かせていて、タブーに挑戦するということで、朝日新聞の人気と信用があるのかもしれませんが・・・女性向の皇室記事を扱って発行部数が一番多いのも、同じ朝日新聞系列の雑誌であるとも聴きましたが、これも本当なんでしょうか?? ご存知の方があれば、教えてください。
2005.01.22
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昨日、マスコミのことに少し触れましたので、今日も報道のことについての雑感を書いてみます。 報道と言っても、写真週刊誌ですが・・・なんだ~、との声がPCのモニターの裏辺りから聞こえてきそうですが、私にとってはちょっとした発見でしたので。 私が10年ほど興味を持って、自分としては真面目に勉強していたことが、写真週刊誌で取り上げられました。 何しろ、私は、その取り上げられた話題については、「一言あるオトコ」になるぐらい、入れ込んでいましたから、ドレドレと写真週刊誌を読んでみると・・・上手く記事が創られている・・・ 記事の構成要素が、10ほどあるとします。1 普通にあるような『事実』が、2~3個入っています。これは、普通に理解できる事実ですから、とうぜん疑問もなく納得します。私も納得しました。でも、「それがど~したの?」と思う程度のものですが。2 次に、1の事実に関連する『憶測』を、読み手がイメージし易いように4~5個配置されていました。ココが記事を書く者の、腕の見せ所、センスの出し所なんでしょう。 最初に疑いのない『事実』がありますから、書き手の計算された『憶測』は、「なるほど、そんなことがあるのか」と、詳しい事情や知識を知らなければ、普通は疑問も抱くことなく同調してしまいます。 はっきり言って、自分に直接関係のないことなら、普通の人であれば普通の反応でしょうネ。 でも、これは事実でなく憶測です。3 「ナルホド」と、読み手の気分を誘導したところに、さらりと『捏造』入れています。このさらりと入れるのが、ウマイです。 普通なら「マサカ~」という捏造も、読み手はこれまでの誘導で、「アリかもしれない」と思ってしまいます。 この段階で、『捏造』は『憶測』にさらりと格上げされたことになります。 これが、書き手の意図です。目的は読み手に『印象』を植え付けることです。 読者に印象を植え付けることが成功できれば、書き手が誘導したい方向で、読者自身が勝手に「憶測」をたててくれますから、話題が独り歩きを始めます。4 そして最後にオチを入れています。 写真週刊誌の場合は、書き手の「感想」だと匂わせます。はっきり言って、ずるいですがウマイ逃げ方です。 記事になった話題に対して、私は少しの情報を持っていましたから、『事実』『憶測』『捏造』『意図』を、記事の中から区分けすることができました。しかし、あまり関心のないことには、こういうわけにはいかないと思います。 読んで、自分で判断もしないまま、自分でも知らない間に『印象』を植え付けられていることが多いんでしょうね。 後日談として・・・ 私が、記事になっていたことに興味を持っていることを知っていた叔母が心配して、電話をしてきました。「大丈夫なの?」「何か、書き手に意図があって、どうでもいいようなことを『ウソ』まで書いて騒いでいるだけだよ」「なんで、ワザワザ嘘をつく必要があるの?」「さあ~、ボクは育ちが良いから、ワカンナイ!」 そうなんです、マスコミを利用して、ワザワザ嘘をつく必要がある人が居るのですね。 報道における真実というのは、どういうものなんでしょうね。
2005.01.21
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いま話題になっている、NHK番組改変問題を取り上げた、日曜朝の報道番組を見ていました。(田原さんは、NHKが嫌いそうでしたが・・・) 4年前に放送された番組が、今ごろ「何で??」という疑問があります。 報道の主旨は、番組の内容に政治権力が干渉して、不当な変更を強いられた・・・報道に関係する者として、こんなことが許されるとは思えません。 皆さんの知る権利が、権力に侵されているんですよ!! と、言いたかったのかな? 報道から分かったことは、4年前に作成された問題提起作品が、創り手の意志を無視されて、手直しをすることがあった。 (事実でしょう) その際、有力な衆院議員の二人から、NHK上層部に対して番組の内容についてコメントがあって、それに従った番組内容の悪意の変更指示がされたと思っている。 (憶測ですね) 内容変更の理由を責任ある立場の者に確認したら、NHK上層部の者が国会議員から言われたから・・・と。 (憶測の元ですが、伝聞であり未確認みたいですね) では、内部告発した人が、今回問題提起したかったことは何処にあったのでしょうか。「報道の独立性が守れなければ、報道機関の存在が危ういものになる。報道の公正性は大切なことを、もう一度皆さんに確認して欲しい。こんなNHKでいいんでしょうか?」と、言うものでしょうか。 どうして4年も経って、今ごろなんで?・・・NHK内部の改革の、いいタイミングだから? じゃ、いいタイミングでなければ、NHK内部から声を出さなかったのかな? この辺りに、ちょっとスッキリしないモノを感じます。「報道の公正性は大切なこと」、その通りです。報道関係者には、その崇高な理念を可能な限り実践できるように、日々頑張って欲しいです。 私も応援していますよ。 残念なのは、本当に公の利益のために、今回問題提起をするなら、あまりにも事実関係の確認が不十分なまま、公の会見してしまったところです。 本来の目的を達成するには、あまりにもスキだらけだったと思います。 願わくば、個人的なNHK内部での不満を晴らすために、「報道の公正性」という概念を利用したのではないと、私は思いたいですネ。「知る権利」「報道の自由性」これらは、民主主義の大切な要点ですが、報道関係者が自分たちの立場が有利になるように、これを拡大解釈をすると、民主主義の自殺行為になりますよ。 大丈夫ですか?信用第一です。「知る権利」「報道の自由性」はあくまでも、公権力に対抗する民衆側の力であって、公の利益に有効だから許されているから、民衆の支持があるのでしょう。 公に利益・・・今回の報道問題はどうなんでしょう。 今回の報道を聴いて、ついこんな風に思ってしまいました。 蛇足ながら・・・新聞社の休刊日というのは、どうして各社横並びに行われるのでしょうか? 不思議です。 新聞社の独立性は?どうなるんでしょう。 これって、業界談合じゃないのかな? 本当に不思議です。
2005.01.20
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昨晩、「救命病棟24時」を見ていました。 震災後の状況で、私のイメージと少々違うと思われるシーンがあるものの、ドラマですので仕方ないかもしれません。 地震などの天災は、防ぐことより被害を最小限に抑えることがポイントになりますが、国際紛争などの人災などは知恵の力で防ぐことが可能ではないでしょうか。 戦争は愚かな行為だと言うことは簡単ですが、実際は問題の解決手段としてある意味有効であるからこそ、有史以来なくなることはなかったのではないでしょうか。 すなわち、「戦争反対です」「戦争は嫌いです」「世界は平和でありますように」という思いは否定はしませんが、万能でないことは確かなことでしょう。 創作的発想で、一つのシュミレーションをしてみます。201x年 北朝鮮にて軍事クーデターが起こり、内乱状態になる。直ちに、難民の流入を避けるため、北朝鮮と接する国々は国境を封鎖して、強力な国境警備をする。北朝鮮の混乱を避けるため、韓国から脱出民が発生。(第一次脱出)在韓国連軍(米軍)臨戦体制になる。それに対応して、在日米軍基地が非常警戒態勢になる。在日米軍基地が、敵対勢力のミサイル攻撃のターゲットにされる恐れから、海上自衛隊が日本海で非常体制を取る。在日米軍基地周辺住民の不安により、各種社会問題が起きる。(マスコミが騒ぐ。)201x年 北朝鮮の内乱は、中国派勢力とロシア側勢力に分かれ激化し長期化する恐れがでる。201x年 北朝鮮国内からの難民の一部が、海上から日本上陸開始。法整備のふびから、日本海沿岸の自治体が混乱する。 人道派団体が、難民受け入れのアピールをする。(人道発想を利用して、一部のマスコミが無責任に騒ぐ。)201x年 北朝鮮から、大量の武装難民が韓国に流入。韓国から脱出民が発生。(第二次脱出) 周辺各国、海上封鎖強化。人道派団体の、難民受け入れのアピールが強くなるが、日本海沿岸地域に難民が無秩序に上陸して、住民の不安が高まる。(マスコミの報道傾向が変わる。) 日本は秩序ある受け入れが行えるまで、完全封鎖を宣言。海上封鎖強化。朝鮮半島全域が混乱する。朝鮮半島からの武装難民が、日本沿岸に強行上陸を始める。日本海沿岸が臨戦体制になる。対応の遅れた、対馬、隠岐などの離島が無政府状態なり、マスコミや人道派団体の、難民受け入れの声が消える。 ・・・強いリーダーシップのある、指導者の登場を求める声が高まる。 これは、あくまでも創作です。 でも、一つのシナリオして可能性があると考えます。 戦争は悲惨です。国を失った国民、民族には悲惨な現実があります。 厳しいですが、いくら人権が大切だと国連でアピールされても、加盟各国は自国民の保護を最大の目的にします。すなわち人権が大切な権利であると理解していても、その権利を守れる唯一の保証は、国というものに所属している国民に限られてしまうのが現在の状況でしょう。 将来、国という枠組みがなくても、最低限の人権が保障されるようになることを希望しますが、現在は、国を失ったものが救済されるにはそうとうの時間がかかります。 人災は、知恵により防ぐことはできると考えます。 人類には、歴史の教訓という素晴らしい財産があります。 そして、人には予知能力がなくても、予想する能力があります。悲惨な状況を避ける知恵、最悪の状況を避けるための工夫と努力の可能性は、いつも残っているでしょう。 「救命病棟24時」を見て考えました。
2005.01.19
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