2006.02.17
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仏教では、人の世の法則を 善因善果・悪因悪果
と明快に説きます。
それは 原因あっての結果、動機にみあった結末 であるということです。
因果の循環を「因・縁・果・報」と分けて、
《 因 》とは原因の因で、出発になった事象です。
《 縁 》とは影響がある外的な作用といっていいでしょう。
果 》とは結果です。
《 報 》というのは、結果がもたらす報いであり、この報いが次の因になり循環していきます。
2600年前に釈尊が説かれた仏教とは、なんと理性的・理知的なものなのでしょう。
2600年前なんて、学校で習う歴史では縄文時代ですよ。
早い話・・・・仏教を学ぶということは、人間の思考や行動パターンなんて、縄文時代からたいして進歩していないことを知ることかもしれないですね。
「仏教より進んだ認識を持つ量子力学の世界では、すでに因果律は崩れ普遍的な法則・・・ウダウダ・・・」なんてネ。。。
こういう小賢しいことを言う人がいるかもしれません。
しかし私たちの日常では、オカルト的な量子力学や空間が伸び縮みする相対性理論より、リンゴが素直に落ちるニュートン力学の方が有効なんです。
もっといえば、私たちの生活では、ニュートン先生の知恵より伊藤家の知恵の方が役に立つものです。
大原則として因果律があるから、この法則を外れた現象を「奇跡だ！！」と大騒ぎするのでしょ。ですから、センスの悪い人の言うことは、聞き流すのが一番いいのです。（ｷｯﾊﾟﾘ）
私は株をやっていませんし、ライブドア株で皮算用をしていた訳でもないので、今回のホリエモン騒動を傍観者としてみることができました。
さて、 ホリエモンは本格的な詐欺師だったのでしょうか？ このことに興味があります。
一連のライブドア騒動における顛末から考えると、結果的に最後の逃げ道が用意できませんでしたから、彼は 詐欺師としては二流 だったと私は思うのですがいかがでしょうか。
「パイオニアというのは、裁判で争うことも当然でしょ。ボクにとっては想定内です。何か問題でも？」
一流と二流の一番の違いは、引き際の見極めや撤収の技にでるものです。
いくら本人が想定していると言ってたところで、センスが悪ければ、捕まるまで止めることはできないものです。
ホリエモンは攻撃に強くても防御は穴だらけです。バランスがよくないようです。
黒幕と呼ばれるような大物は、他人に自分の存在を察知されないように細心の注意をするものですが、ホリエモンはあまりにも目立ちすぎました。それは 彼の特徴的な性格に、トリッキーなことを好む傾向が 影響していると思います。
トリックを楽しむということは、いたずら好きという面があります。
どこかのブログに、ホリエモンのことをイノシシに例えていましたが、村上ファンドの村上氏に比べると確かにイノシシ的です。でも最後に見事にオチを付けるところなんて、昔話に出てくる憎めない仙人さんや天狗さんを連想させてくれます。
今回のホリエモン騒動のその動機（ 因 ）が 、「いたずらが過ぎた」「遊びが過ぎた」「欲が過ぎた 」程度のことであるなら、まだ救いがありますし期待も持てます。
彼に悪意がなく、 運がいいことに 詐欺師としての才能がペケであるなら、まだまだ時間のあるホリエモンは今回のことを教訓にしてやり直しができる可能性があるはずです。
しかし、ライブドアというのを詐欺の道具として創り、たまたま彼の詐欺師としての才覚の分を超えてしまったのが今回の結果だったなら、残念ながら彼は「王道」を歩むことはできないでしょう。
断言しますが、詐欺師的な発想ができたうえに実行に移せる者なんて、まず「王道」を歩むことができません。
善意や良心の価値が、自分の中で低い魂の人種がいるのです。
よく注意をしなくてはダメなのです。そういう連中は他人の善意の解釈を上手く利用します。善意の解釈が持っているイメージを最大限利用します 。
それを利用したのが、 オウムのアサハラです。詐欺師が宗教を利用したのであって、決して宗教家が転落したわけではないのです。
過去に胡散臭い宗教をでっち上げた者の経歴を知れば、多くの者が宗教詐欺以前に他の詐欺で検挙されています。アサハラにもニセ薬を販売して検挙された過去があります。
こっそりと詐欺をすると簡単に捕まるが、堂々と詐欺をすると捕まらないと考えたのでしょう。善人の宗教に対する無関心と、信教の自由というイメージを詐欺の道具に利用しただけなのです。
将来の社会のために、ホリエモンの才能には愛すべきものがあると思います。
夢の種を探している若い世代に、良い活力を与えて欲しいと願います。
是非ともIT業界の未来に対する方向で種を蒔く人になってもらいたいですね。
それは 原因あっての結果、動機にみあった結末 であるということです。
因果の循環を「因・縁・果・報」と分けて、
《 因 》とは原因の因で、出発になった事象です。
《 縁 》とは影響がある外的な作用といっていいでしょう。
果 》とは結果です。
《 報 》というのは、結果がもたらす報いであり、この報いが次の因になり循環していきます。
2600年前に釈尊が説かれた仏教とは、なんと理性的・理知的なものなのでしょう。
2600年前なんて、学校で習う歴史では縄文時代ですよ。
早い話・・・・仏教を学ぶということは、人間の思考や行動パターンなんて、縄文時代からたいして進歩していないことを知ることかもしれないですね。
「仏教より進んだ認識を持つ量子力学の世界では、すでに因果律は崩れ普遍的な法則・・・ウダウダ・・・」なんてネ。。。
こういう小賢しいことを言う人がいるかもしれません。
しかし私たちの日常では、オカルト的な量子力学や空間が伸び縮みする相対性理論より、リンゴが素直に落ちるニュートン力学の方が有効なんです。
もっといえば、私たちの生活では、ニュートン先生の知恵より伊藤家の知恵の方が役に立つものです。
大原則として因果律があるから、この法則を外れた現象を「奇跡だ！！」と大騒ぎするのでしょ。ですから、センスの悪い人の言うことは、聞き流すのが一番いいのです。（ｷｯﾊﾟﾘ）
私は株をやっていませんし、ライブドア株で皮算用をしていた訳でもないので、今回のホリエモン騒動を傍観者としてみることができました。
さて、 ホリエモンは本格的な詐欺師だったのでしょうか？ このことに興味があります。
一連のライブドア騒動における顛末から考えると、結果的に最後の逃げ道が用意できませんでしたから、彼は 詐欺師としては二流 だったと私は思うのですがいかがでしょうか。
「パイオニアというのは、裁判で争うことも当然でしょ。ボクにとっては想定内です。何か問題でも？」
一流と二流の一番の違いは、引き際の見極めや撤収の技にでるものです。
いくら本人が想定していると言ってたところで、センスが悪ければ、捕まるまで止めることはできないものです。
ホリエモンは攻撃に強くても防御は穴だらけです。バランスがよくないようです。
黒幕と呼ばれるような大物は、他人に自分の存在を察知されないように細心の注意をするものですが、ホリエモンはあまりにも目立ちすぎました。それは 彼の特徴的な性格に、トリッキーなことを好む傾向が 影響していると思います。
トリックを楽しむということは、いたずら好きという面があります。
どこかのブログに、ホリエモンのことをイノシシに例えていましたが、村上ファンドの村上氏に比べると確かにイノシシ的です。でも最後に見事にオチを付けるところなんて、昔話に出てくる憎めない仙人さんや天狗さんを連想させてくれます。
今回のホリエモン騒動のその動機（ 因 ）が 、「いたずらが過ぎた」「遊びが過ぎた」「欲が過ぎた 」程度のことであるなら、まだ救いがありますし期待も持てます。
彼に悪意がなく、 運がいいことに 詐欺師としての才能がペケであるなら、まだまだ時間のあるホリエモンは今回のことを教訓にしてやり直しができる可能性があるはずです。
しかし、ライブドアというのを詐欺の道具として創り、たまたま彼の詐欺師としての才覚の分を超えてしまったのが今回の結果だったなら、残念ながら彼は「王道」を歩むことはできないでしょう。
断言しますが、詐欺師的な発想ができたうえに実行に移せる者なんて、まず「王道」を歩むことができません。
善意や良心の価値が、自分の中で低い魂の人種がいるのです。
よく注意をしなくてはダメなのです。そういう連中は他人の善意の解釈を上手く利用します。善意の解釈が持っているイメージを最大限利用します 。
それを利用したのが、 オウムのアサハラです。詐欺師が宗教を利用したのであって、決して宗教家が転落したわけではないのです。
過去に胡散臭い宗教をでっち上げた者の経歴を知れば、多くの者が宗教詐欺以前に他の詐欺で検挙されています。アサハラにもニセ薬を販売して検挙された過去があります。
こっそりと詐欺をすると簡単に捕まるが、堂々と詐欺をすると捕まらないと考えたのでしょう。善人の宗教に対する無関心と、信教の自由というイメージを詐欺の道具に利用しただけなのです。
将来の社会のために、ホリエモンの才能には愛すべきものがあると思います。
夢の種を探している若い世代に、良い活力を与えて欲しいと願います。
是非ともIT業界の未来に対する方向で種を蒔く人になってもらいたいですね。
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