過ごした日々～５

【２００４．８．３０　満月の元で】－１日目

ご主人様のうちの玄関に着いた私はドキドキ鍵を開けてもらうのを待っていました
鍵が開き　ドアが少し開いた時　その奥にご主人様を見ました

玄関でしっかりと抱きしめあって私は「ただいま」を言いました
すぐにご奉仕をさせていただきシャワーに入りました
一緒に入るのに　ご主人様は待っていてくれました

アンクレットを見て　好きだと言ってもらえました　ゆゆ作
ちゃんと送ったチタンのブレスレットもしていてくれました　”とても嬉しい”

私が服を脱ぐところを見ているご主人様。。

「どうしたの」

「可愛いの見ているんだ　お前はほんとに可愛いのを見つけてくるな」

ランジェリーを褒めていただけました
そしてイヤリングも可愛いと言っていただけて　さらにマニキュアも。。
ご主人様は　思いついたことはその場で言ってくれます

その後　ご主人様の希望で　
ブレンドして持って行ったアロマオイルでマッサージをさせていただきました

「お前が調合したんだろ」

「うん　魔法の調合」

と言うとご主人様は　それをぴったりと当てました
催淫効果のあるブレンドだったのです

たっぷりとご奉仕させていただき　たっぷりとご褒美をもらいました
何度も分からないくらい登り詰め　私の身体はご主人様をすぐに思い出しました

「世界で一番淫乱な女になれ」

「タクサン・・チョウキョウシテクダサイ・・」

たくさんお尻を叩かれて　たくさんの愛を感じました
それでなおさらに。。

「お前は　お尻を叩かれただけで・・・普通は　お尻を叩いてお仕置きするのにな」

「じゃあ　お仕置きは　何にしますか」

「考えないとだめだな」

それから食事をしに　自転車で出かけました
ある居酒屋の個室に通され　そこは完全な個室でした
ゆったり　ふたりでくつろげました
写真も撮ってもらい　私もカメラマンになりました

帰りに公園を巡ってサイクリング。。
ご主人様が空を見上げ

「満月だ」

空には眩しくまん丸のお月様が浮かんでいました

”お月様。。見守っていてくれてありがとうございます”

私は　お月様に感謝しました

おうちへ戻りゆっくりして　ご主人様が私のお手入れの遣り残しをしてくれました
首輪をしていただき　ご奉仕させていただきました

「もっと上手にならないとな」

シャワーを浴びて　ご主人様は疲れの限界が来て寝ることに。。
私の手は自然とご主人様のところにいってしまい　手で感じていると
ご主人様は　私を貫きました　激しく確かめ合いながら。。
私はお口でご主人様を受け止めました

とても幸せ　こんなにもご主人様を感じることが出来るなんて。。
逢えずにいた期間が長かったと　私の心も身体も全力で感じていました

ご主人様の胸の中で　深い深い眠りに就くことが出来ました

【２００４．８．３１　お料理】－２日目

ぐっすり眠ってしまった私。。
こんなに眠ったのは　何年ぶりだろう。。信じられなかったです

ご主人様は　一度起きられたようだけれど
私が眠っているので　また眠りに入ったそうです

物凄い風が吹き荒れていました
ベッドでぼーっと１つのアイスを食べ分けました
そして　私が持って来たチーズケーキを食べてポテトチップスと止まりませんでした
どこか行きたいところあるかと聞かれ　水族館へ行きたいと言いました

ご主人様と水族館に行くのが夢でした

「明日行こう　今日はゆっくりする」

それから洗濯をして　疲れているご主人様はちょっとだけ眠りに。。
寝ている間に洗濯物を干していると　とても幸せを感じました

「今日は　私なんか作る　何がいい？」

とちょっとドキドキしながら聞いてみました
揚げ物が良いと前からいっていたので　コロッケ　から揚げ　と提案し
鶏のから揚げになりました

夕方買い物に出かけ　スーパーでお買い物。。とても幸せを感じました
帰りにジャンクフードを食べることになりお隣によりました
ふたりとも凄く久しぶりのジャンクフードでした

帰ってきて　鶏肉をたれに漬け込むのに下準備をしていました
片栗粉がないことに気がつき　すぐに再び買い物へ　買いたかったものを
全て買って帰ってきました

ゆっくりのんびりしながら　夕飯の仕度をしました
私のお気に入りのレタスの食べ方をご主人様も食べてみたいと
レタスも買ってきていました

レタスの千切り。。
ある日なんとなく千切りにしてみたところしゃきしゃきして美味しかったのです
ちぎるより　千切りが私のお勧めです

ちょっとから揚げの味の染みこみが足りなかったけれど
ご主人様は美味しいと言って下さいました　
そして半信半疑だったレタスの千切りも　美味しいと言って下さいました
とても嬉しい。。

夜になり外に涼みに自転車で公園に出てみました
もわっとしていて　空気が重かったけれど　涼みに来ている人は結構いました

家に帰り　今日もまたお手入れの続きをご主人様がしてくれました

「嬉しい。。」

口をついて出て行った言葉　感じていることをすぐに言う私。。
とても丁寧にしてくださっている。。

買ってきた焼き鳥をちょっと食べて
シャワーに入り寝る準備をして　私は持っている全てのイヤリングを広げ
ご主人様のお気に入りを選んでもらいました
流れ星を指しこれも可愛いね　とこれならこっちかなと

「何にしていくかで違うだろ」

とそこまで考えて選ぼうとしてくれる。。
自分の中で　明日の服装が決まっていきました

ベッドに行き　じゃれあい舐めっこ　そして私の中で大きくしたいからと
ご主人様が入ってきました　あぁ・・・
私が上になったり　後ろ向きになったり　
立っていたり　この時は首輪を引かれ軽く締め付けられていた首。。
全てが最高で　最後は抱き合うようにして　お口に果てられました

そしてお話をたくさんしました
身体のこと　健康のことで　運動のお話へ。。
私がいい体重計を持っていると話すと　ご主人様も買う気満々のよう
もう少し筋肉をつけたいと言うことで　筋肉率が分かる私が持っている体重計で
お話が盛り上がりあっという間に夜が更けてしまいました

明日水族館に行った帰り　ＰＣのＡＣアダプターの注文のついでに
見てこようと言うことになりました

運動の約束を契る指切りをしました

私の眠り薬が効いてきて眠りに急激に落ちていきました

【２００４．９．１　癒したい】－３日目

朝　早めに起きた私は　ブラウン系のマニキュアをしました
それから髪のカールをする道具を持っていきていたので　カールに挑戦です
それとグレープフルーツの皮むきです

「何時に起きた　なにしてた」

と聞かれ　仕度をしていただけなことを伝えました
朝ごはん　昨日の鶏のから揚げと焼き鳥の残りなど。。

お昼から　水族館へ向かいました
ところが着いてみると閉館日。。お休みでいっきに力が抜けてしまいました

公園もあったのでちょっと探索してみました
鳥類のウォッチングの建物の２階に上ると風が吹きぬけとても気持ちがいい
そこにあるベンチで一休みしました
ご主人様に膝枕をして風を浴びていると　眠りに落ちたご主人様。。

”よっぽど疲れているんだ・・・”

暫くして目を覚ましたご主人様　あまりの風で寒かったようです

道をくねくね間違えて遠回りして出口に向かう途中

「ご主人様　だぁい好き！」

とまた感じたことを口にしたい私は手を繋ぎながら　そう言いました

「よし　良いことだ」

「良いことって　お互いに？」

「そうだ」

「うれしい。。」

帰りに駅でラーメンを食べることにしました
結構美味しい漬け麺にあたり　私はとても満足しました
ご主人様はまあまあだと言っていたけれど。。

そして電気屋さんにより　ＰＣのＡＣアダプターの取り寄せと
体脂肪計のチェックをしました

私の買った体重計のさらに進化していたものが出ていました
身体の部位で体脂肪が計れるようになっていたのです

おうちに向かう途中でスーパーに寄りました
冷しゃぶと頭に中にあったのに　食材を見ているうちに生の秋刀魚を見つけて
塩焼きにしようとなり決定しました

秋刀魚の綿をとってしまう私。。
ご主人様に聞いたらご主人様も取って食べると言っていました
秋刀魚好きのツウに言わせると邪道だと言われそう。。
それと　わかめとたまねぎの味噌汁　てんこ盛りのきゃべつ

あまりお腹がすいていないので　シャワーを浴びることにしました
来てからずっとご主人様の背中と脚を洗わせてもらっている。。
触れられることの幸せをかみ締めながら・・・

お腹は急にすくもので食べてみると　全部綺麗にたいらげてしまいました

ペディキュアもオレンジと水色どっちがいいか聞いてみると　水色と答えてくれました
明日それにしよう。。

シックスセンスの映画が始まって見ていたんだけれど　
急に襲ってきた感情を抑えきれず顔を伏せました

「どうした　だいじょうぶか」

「これからずっとどうすればいいの」

「どうすればいいのか　今は落ち着いているぞ　癒されている」

「ほんと？どうすれば　癒すことが出来るの」

「今のままでいい」

私はまた　ご主人様の前で涙でぐちゃぐちゃになってしまいました

映画が終わり　お手入れの遣り残しをまたしてもらいました
毎日してもらっています　眉も整えてもらいました　とても気に入っています

お話を聞かせてもらい　眠り薬を飲んで穏やかに眠りに就くことが出来ました

【２００４．９．２　長かった】－４日目

朝起きて空模様が怪しく　雲ってどんよりした空でした
昨日　言ってもらった色　水色にぺディキュアを塗りました
お空もこんな風に晴れるはず　そう勝手に思い込んでいました

たまねぎと卵のお味噌汁を作りました
ご飯も炊きました　朝ごはんです

「味噌汁美味しい」

そう言ってもらえました　ドキドキするほど嬉しかったです

再チャレンジの水族館　昨日は歩き疲れたので水族館だけ見て帰ってこよう。。
水色にあわせて水色のブラウスに白いスカートになりました
水族館　今日は開いていました　天気も物凄く良くなって眩しいくらいでした

マグロやかつおが凄い勢いで泳ぎ回っていました
ご主人様と暫く見入ってしまいました

そして大きなえびを見たご主人様は　興奮気味。。この前の出張で食べたえびだったのです
とても美味しかったらしく　食べさせてあげたいって言っていました
食べたい。。食べたいよう　どんななんだろう
初めてもらった写メールの絵がそれだったのです　

ペンギンのところには　泳いでいる姿がガラス張りで見えました
まるで飛んでいるかのよう。。あんなふうに泳げたらいいのに・・・
仕切った隣にはペンギンの赤ちゃん。。まだまだ浮いているだけの状態で
とても可愛かったです

いろいろと見て回ってお魚のことお話してとても楽しい時が過ごせました
帰りにちょっとお腹がすいたので　回転寿司に入りました『生さんま』に惹かれて。。
でもいまいち　ちょっと残念でした　期待が大きかったのかな

途中で下車してケーキを３つ買って帰りました
随分前に　そこのクレームブリュレが美味しいと　ご主人様が言っていたので
食べてみたくてしょうがありませんでした

家に着いて　すぐにケーキを食べました　美味しい。。高いけど美味しいものは美味しい。。
夕飯はどうしようかと　少々食べすぎな私たち
ご主人様が美味しい焼肉やさんがあると言うのでぜひ食べたいと電話をしてみると予約でいっぱい

イタリアンにしました　釜焼きピザのマルゲリータ　ポルチーニのリゾット美味しかったです
行く途中　緑内障の疑いがあることをご主人様にちゃんと話しました　
それと細かいものが見えないと。。

帰ってきて　シャワーに入って　
テーブルの上に置きっぱなしになっていたご主人様のチタンのブレスレットの
マジックテープのところが剥がれてきてしまっているので　
私は　糸と針を出してちくちく縫い始めました

途中目が凄く疲れてしまい　メガネをかけることに。。
ご主人様に言われてしまいました

「お前は　可愛いな　おばちゃんみたいだぞ」

確かにそうです。。出来上がり

そして角質を取るクリームやってみるかと言われ洗面台でふたり並んで顔を擦っていました
驚くほどつるつるになり大満足でした　何度も自分の頬をすりすりしていました

そして服の上から縛ってもらいました上半身だけ　後ろ手に。。
ものさしでお尻を叩かれ　跪きご奉仕をさせていただきました

縄が解かれ　今度は両手を前で縛り脚を折って開いた状態で縛られ　
恥ずかしい姿になってしまいました

「お前は　これだけで・・・」

そしてたっぷり犯されました
自分からでたものがご主人様にたくさん纏わり着いていました　
丁寧に綺麗にしました

寝る時　ご主人様が眠りにつこうとしているときに　また感情が爆発してしまい
涙が出てきました

「どうした」

「前に５月に逢ってから長かったの」

「前は５月か」

「長いと思わなかった？」

「そりゃ長いよ　でもアメリカよりましだぞ」

私は淋しかったのと今こうしていられるのが嬉しいので　感情がぶつかり合って
わけの分からない涙を流してしまいました

「抱きしめて」

凄く安心できるご主人様の胸の中　泣かないようにしていたつもりだったのに。。

【２００４．９．３　おねだり】－５日目

朝起きてマニキュアを塗りなおし　ペディキュアの色もオレンジに変えました
ご主人様を　おしゃぶりして起こしました

「寝せてくれないんだもん」

昨日寝入りの時に私がわけの分からない涙を流してしまったので・・・

「ごめんなさい。。」

また味噌汁を作ったけれど　杏仁豆腐とプリンを食べ　ご主人様の用で出かけました

「スカートはピンクにしなさい」

ご主人様に買っていただいたスカートでした
私もご主人様もとても気に入っています

自転車に乗りながら

「してもらいこと　いっぱいあるの　綺麗な写真撮ってもらいたい。。
蝋燭もして欲しいしお尻にもしてもらいたい。。まだあるの　マッサージさせて欲しいの」

「じゃあがんばるか」

まずは腹ごしらえで　何が食べたいか聞かれたので「お蕎麦」と言ったけれど
見当たらない。。結局中華にしました

そこでも食べ過ぎてしまい　ちょっとお腹の調子が悪くなったご主人様に
私の常備薬　正露丸をだして渡しました

コンタクトを作り　銀行に行きました
用は済んだので　ぶらぶらしようかとも言ったけれど　疲れたし　帰ろうと言うことになりました

今日こそ焼肉と決め電話をしてみるとまた予約でいっぱい。。
もうひとつの焼肉やさんも美味しいから　そっちにしようと言うことに決まりました

まだゆっくりする時間があるのでくつろいでいました
写真も少し撮ってもらいました

そろそろいい時間になったので　焼肉です
そこも外にまで待っている人がいて並ぶしかありませんでした
ちょうどバス停の前だったので　ベンチに座り待つことが出来ました

順番が回ってきて　入ると　すぐに売切れてしまうタンを頼みました
はらみがなかったことが残念でした
ご主人様も私もはらみ好きだと言うことも分かりました

じゃんけんをして遊んでいると出すものが５回ほど連続あいこになりました
凄い確立。。なにかを感じました
お肉の焼き方も　同じような感じ・・・すること似ていることを確信しました

とても美味しかった　満足　ご馳走様でした

帰り道　公園に寄りました　ご主人様が

「お月様が欠けている」

満月の日に逢ったのにもうこんなに欠けちゃうとは。。

”まだ欠けないで”

おうちに帰りシャワーに入り　その時出血が・・・女の子の日はまだまだなのにどうしてぇ～
ご主人様が確認してくれました　やっぱり出てる

「しかたないね」

ご主人様はそう言うけれど　凄くショック。。

残っていたケーキを食べ　ゆっくりくつろぎました

「蝋燭。。」

ご主人様におねだりしてしまいました
前回もしてもらえなかったので　今回は。。

何処にしまったか探し始め「ない」と言う言葉を聞くたび　悲しくなってしまって。。

「どうしてそんな顔する」

受け答えも元気がなくなった声しか出ませんでした

やっと見つかって　おまけに布まで見つかりました
写真撮影用の大きな布を求めて買ったものでした　でも使われていません

「元気がないのと甘えてるとは違うからな　
何処にしまったかわからなくなる俺は確かに悪い　でもそういう返事をされても困るんだよ」

ご主人様に叱られました

「ごめんなさい。。」

全裸になった私にご主人様が

「仰向けになりなさい」

首輪だけの姿になって　ご主人様の愛が熱い雫となって落ちてくるのを受け止めます

”全部を受け止めたい”

写真も撮ってくださいとお願いしました　自分では見えないのです
それと残しておきたかったから。。

お風呂場の鏡に映った私の全身は　肌が弱いせいか真っ赤になりました
とても嬉しい。。
それから　食卓で色んなお話をしました
昔の話　学生時代の話。。

随分と話し込み　ベッドへ行ってご奉仕をしました

「お前　うまくなったよ　ちゃんとしてる」

と言葉をもらいました

「好き」

「俺もだ」

抱きしめてもらい　お休みなさいをしました

【２００４．９．４　スタート地点】－６日目

朝目覚めると　気持ちが昨日までとは違っていました
いやいやながら　荷物をまとめて身なりをきちんとして
掃除と洗濯をしました　雨が降りそうなので　家の中に干しました

なにか食べようとなって　うどんを食べることに。。
うどんを煮ながら　ここに来たときと同じ格好にしていました
ペディキュアをショッキングピンクにラメ入りにして　
スカートはご主人様に買っていただいたピンクをいつでも履けるように出しておいて。。

うどん暑くて扇風機をまわした中で食べました

昨日から出していたリードせんを繋いでいないのが淋しくなり
ご主人様のところへ持っていって　繋いでもらいました

繋いでもらいながら　ご奉仕をさせてもらいました
ご主人様が出社の準備をしている間　淋しくてご主人様の後をついていっていました
ベッドに腰掛けた時　リード線を引っ張り　キスをしてくれました

”この感触を忘れない”

家を出てタクシーで駅まで向かう道中
私が贈った財布を出したので　思わず馴染んでいるか触ってみたくなりました
しっかり馴染んでる。。

「いいでしょう　これ　このメーカー知ってる？馬の鞍とか鞭を作っているんだよ」

とご主人様が嬉しそうに言っていました
私は嬉しさいっぱいで言葉がなかなか出ませんでした
私の財布と同じメーカーのものにしたのです
キスをもらいました

タクシーを降り電車に乗り込みました
私が贈ったチタンのブレスレットをしてくれていました
一昨日マジックテープのところを縫い付けて直したものでした

凄く嬉しい。。

「縫い目気にならない？」

心をこめたつもりだったけれど縫い方があまり綺麗にできなくて気になっていました

「大丈夫　気にならないよ」

その言葉を聞いてほっとしました

何度もキスをして感謝の気持ちを言いました

「ありがとう　休みいっぱい取ってくれて」

「きてくれてありがとう　落ち着けたか」

「うんうん　すごく。。　落ち着けた？」

「おう　かなりのんびりしたからな」

下を向いた私に

「どうした」

「淋しいなって。。ばいばいしなくちゃならないから。。　またねかな。。」

ご主人様が降りる駅が近づいてきて　ご主人様からキスをしてくれました
何度もして　ご主人様が席を立ちました
わたしもドアまでいって窓に張り付いて見えなくなるまでご主人様に手を振っていました

夕方まで時間をつぶした中でメールしました
「・・・駄々こねたみたいになってしまってごめんなさい・・・叱ってくれてありがとう・・・
今度逢うまでのスタート地点だね・・・」

発つときに電話をしました

「雷と雨ひどいけど　大丈夫か」

私はぜんぜん気づいていませんでした

「大丈夫だと思う　ありがとう　お仕事がんばってね」

電話を切り次のスタート地点にたちました

自分の駅に降り立った時　肌寒さのなかにぽっかり　半月よりぷくっとしたお月様が
見守っていてくれました

着いたのでご主人様に電話をしました

「・・・また行くから」

「当然」

嬉しい言葉が返ってきました

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