旅行記がぜんぜん、順を追ってかけません・・・。
思い出したことからボチボチと。
今回、NZで一番役立ったのが、やっぱり「車」です。
バスも結構通ってはいるのですが、学校へ通ったり、買い物したり、ちょっと冒険したり、旅行したりと、やはりなくてはならないものが車ですね。
学校へは昼間と、夜も行っていたので、バスだととても通えていなかったと思います。
最初、日本から、NZの情報HPを見て、あらかじめ、現地に住む日本の方と連絡をとって
車を見せてもらうことにしていたのですが
いざ、フラットへ行ってみると、そこのオーナーが車関係の仕事をしていて
その日のうちに、適当な車を見つけてきてくれました。
車種は、1994年、ホンダアコード、
走行距離、その時すでに「230000キロ」
この走行距離については後から知ったので、びっくりです。
最初に、車の写真を見せられて「これでいい?」と聞かれ
値段を聞いて、OKを出しました。
日本人には考えられないような走行距離ですが
NZではそんなに問題にはならないようです。
だから、自分の手元に来て、それを見た時
正直「どうしよう・・・・今更断れないし・・・この車本当に走るのかしら?」
と非常に不安になってしまいました。
けれど、オーナーは車の整備もきちんとしてくれて
旅行へ行く前にも点検をしてくれたり、日頃から車の調子を気にしていてくれたので
心配はなくなり、とてもいいコンディションの車で一安心。
旅行中も何のトラブルもなく無事帰ってきました。
そして、この車、どうやって処分して帰るか?という問題が。
オーナーーは、「どこかで保管しておく、それとも売るの?」と聞いてくれました。
今回のNZ行きを最後に、多分もう当分は行くことができないと思うので
「売ります」ということで
オーナーの進めのとおり
車の後ろに「For Sale」と書いた紙を貼り付けて
オークランドの町を走っていたのです。
最初は金額を書いていなかったので、反応はイマイチでしたが
もう帰国もせまってきて、焦った気持ちもあり
「1000ドル」の表示と「交渉可」と書き加えて走ることに。
ある日、娘とおいしいジュースのお店があるからそこへ行こうとモーターウェイを走っていました。
でも、モーターウェイが工事中で、下りるはずのインターチェンジが使用できなくて
次の出口からおりて
何回も、何回も道を間違えていた時
どうも、後ろから同じ車がずっとついてくるのです。
「抜かしてくれー」と思いながら
わき道に入ったら、その車も着いてくる
そしてUターンしようと思って、車を脇に止めたら、その車も止まった。
「ど、どうしよう・・・・何、あの車」
それを振り切ろうと、無理にUターンしようと思ったら
おもむろに声をかけられた
「な、何、私何かした?」とちょっとパニック
そしたら
「車、1000ドルでいいの?今日あとで車の調子を見に行きたいから住所と電話番号教えて」と、Kiwiのおにいちゃんでした。
モーターウェイで車を見つけて、ずっと着いて来たそうです。
こわかったけど、良かった。
その日の夕方に家まで見に来て、近所をぐるっと回って、
「OK,それでいくらにしてくれるの?」
交渉可と書いてありましたから
「800ドルでどう?」と言いと
即「OK」で、交渉成立。もちろん現金でもらうことにして
二日後に(日本に帰る前日)に取りに来てくれました。
名儀変更も、フォームに沿って名前を書いて、ポストインしてそれでOKです。
簡単。
それにしても、Kiwiさん、車の見た目、走行距離に関係なく
調子がよければ売れるんですね。彼もまた車関係の人で、問題ないと判断してくれました。
ちなみにこの車、買ったときは2000ドル、800ドルで売れれば上出来ですよね。
前のフラットオーナーは本当かどうかはわかりませんが「これは4000ドルの価値があるよ」と言っていました。
結局3ヶ月ちょっとで、8000キロあまり走り、渡した時は240000キロに迫っていました。
その前に、もし売れなかったら困ると思い、「Kaitori」という、日本の車屋さんに見積もってもらっていたのですが、全然価値がないから、「ゼロ円」という見積もり。
ひきとって廃車手続きはしてくれるということでしたので、
良かった。
日本では10万キロ越える車さえ、あまり見かけないですからね。仕方ないですけど。
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