☆☆ えいごとインテリアの国 ☆☆

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突然、オーストラリアシリーズ開始！
（だんだんフランスの話に飽きてきたので…^^;。そのうちまた復活するかも）

初オーストラリアは、シドニー。

ここでの思い出は、まずロブスター！（また食べ物から…^^;）

実をいうと、ロブスターと伊勢えびの違いが、私にはよくわからない…。

ロブスターはざりがにの仲間だとも聞くが、シドニーのは海で獲れて、大きさも伊勢えびくらいだと思う。
ハサミの形状が違っているのだったかな…。

←伊勢えび

大きなロブスターの殻に納められた、半透明の美しい身を、わさび醤油でいただく。

うぅ～～～～んん♪　とろける～～♪♪

私は海が近くにある街で生まれ育ったので、小さい頃から海の幸が食卓に上ることは多かったが、これほど夢のようなお刺身に出会ったのは初めてだった。

もう…思い出すだけで、うっとり～。

突然、容器と化したロブスターの長いヒゲが「びく～ん！」と動いたりして、恐怖におののきもしたが^^,、私はロブスターのお刺身の虜になってしまった！

そこはお座敷もあるような日本食のお店で、隣のテーブルにも日本人の一行がいた。

７～８人だったか、大部分は男性だったが、その中に若い女の子が。

すると、私たちのテーブルにいた一人がひそひそ声で、「あの子、この前新人賞をとった子じゃない？」

あ～、そういえば、見たことある…。何ていう名前だったかな…。

それは、今ではトレンディードラマなどで一世を風靡する(…した、かな)、女優のＮ．Ｍさんだった。

「え？ポルノ女優？」などと、聞こえそうな声をあげる失礼な先輩もいたが(違うよ！)、彼女はおとなしそうな感じで、ずっとうつむき加減にしていた。
目がぱっちりしていて、なぜか『セーラー服と機関銃』のＹ．Ｈさんに面影が似ている気がした。

* * *

日本への帰り、偶然にも彼女は同じ飛行機に乗っていた。

トイレが混んでいたので、その前で恥ずかしそうに下を向いて立っていたのを思い出す。

ブラウン管に映る彼女を見るたび(最近あまり見ないが…)、うつむきがちの彼女の姿と、とろけるようなロブスターの味が甦ってくる♪

…書き忘れたが、「びく～ん！」としていたロブスターの殻は、下げられたあと、味噌汁の具になって、再び登場する。
殻に少し身も残っているのだが、ものすごく美味しいダシになってくれて、これまた最高！

心からロブスターに「ありがとう」を言いたくなるのであった。

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