地を這う虫

2023/01/20
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カテゴリ: TV
池波正太郎先生は「映画や演劇の出来は脚本でほぼ決まってしまう」てな主旨の事をエッセイで書かれていたと記憶します。池波先生のエッセイはたくさん読んだが、今手元にあるのは最近古本の文庫本で書い直した「銀座日記」のみで、未だ再読していません(オイオイ
だから、上記の「映画や演劇の出来は・・・」の出典を調べることはできないし、ネットでちょっと検索しても池波先生の文章が正確にはどうだったかを見つけられません。確実に言えることは、池波先生は自身が新国劇の座付き作者だったこともあるので、脚本を読む目は厳しい。

そんな池波先生がNHK朝ドラ「舞いあがれ!」の桑原亮子さんの脚本をどう評価するか、天国の先生に尋ねてみたい気がする今日この頃です。

先日(23/01/17)書いた以下の記事

久しぶりに朝ドラ「舞いあがれ!」ネタ、今日は第16週(第73回)の放送

で取り上げた放浪フリーター歌人の梅津貴志(主人公・岩倉舞の幼なじみ)の短歌についてのネット記事を読んでると桑原亮子さんの短歌についてのキャリア・実力が書かれていました。私は桑原さんの経歴は知らないし、ネット検索もしておりませんでした。

で、、、

最初にビックリしたのは、まだ42~43歳なんだ!!。なんとなくですが50~60歳くらいなのか、と思っておりました。んで、更にビックリしたのは

>2008年に「塔」短歌会に入会し短歌も本格的に始めて、2010年には初挑戦で翌2011年1月の「歌会始の儀」の入選者10人に選出されている。
引用元:wikipedia




今日の朝ドラは第16週(第76回)。1月4日以降、暗い、キツい、深刻な、重い展開が続いていたので、この展開を続けるのはそろそろ限界。3週間以上は引っ張れないでしょ、普通。

ということで、株式会社IWAKURAは絶体絶命のピンチを切り抜けて明るい展開に転じました。先日の記事で

>ただ、螺子(らし→ネジ)業界のド素人の岩倉舞がいくら営業周りしても、なかなか新規顧客や新規受注を獲得するのは無理ゲーな気はしますな。まぁ、それではドラマが成立しないので「あっと驚くような展開」があるのかもしれませんね。

と書きました。岩倉舞ちゃんの新規受注営業で「あっと驚くような展開」はなかったし、リアルの営業現場ではなかなかない話だろうけど、そんなこといったらドラマは暗くなるばかりで先に進めません(苦笑)。桑原さんの脚本と演出と俳優陣の演技の良さで「そんなに物事うまくはいかんよ、営業や製造業をなめたらあかんで!」という印象・反感をほとんど与えない。ここが素晴らしい。まぁ、あくまで私の個人的感想ですけどね(笑

デラシネの店主・八木のおっちゃんの登場場面も良かった。朝に2回録画を観て、さっき3回目観たけど、おっちゃんの登場場面も計算され尽くした演出がなされてましたね。ぼ~~と一回観ただけでは判らんがな。

ということで、来週以降も朝ドラが楽しめます。慶賀です。前作では文句言うためだけに苦痛を感じながら観ていた朝ドラなのに・・・。桑原亮子さんに感謝です。。。

ツイッターの興味あるものを以下にいくつか貼っておきます。ドラマのストーリー順になってませんけど。


























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Last updated  2023/01/21 12:00:29 AM
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