多分高校一年かニ年のときに買ったレコードです。Don Cherryはフリージャズ系のTrumpet、Cornet奏者です。Cornetっていう楽器は見かけはTumpetとほぼ同じでサイズがやや小さく、音色がやや柔らかめの楽器です。Don CherryのBlue Noteでの3枚のアルバムの内の最後発の盤です。ジャズ喫茶で聴いて気に入って買ったのか、ジャズ雑誌「スイングジャーナル」の評価が高かったから未聴で買ったのかは覚えていません。Piano LessのQuartetでDrumsは名手Edward Blackwellです。名盤と言われるEric Dolphyの"at the Five Spot"シリーズの三作のDrumsはEdward Blackwellです。この不滅の名盤・名演奏はEdward Blackwellの素晴らしいDrummingなしには決して成立しなかったと私は確信します。まさにone and onlyのDrummerです。
Don CherryのこのアルバムでもEdward Blackwellは素晴らしいです。Henry Grimesの重たいBassも好演だと思います。リーダーのDon Cherryの演奏もなかなか良いと思います。Free Jazz系の音楽ですが、極端に聴きづらい内容ではありません。作曲は全てDon Cherryで、曲のテーマは結構親しみやすいちょっとアフリカンチックなメロディーです。やや混沌としたFree Jazzのアドリブが続いた後、演奏の最終盤にこの親しみやすいテーマが戻ってくると、ちょっとホッとしますな😅😀