税込みで1000円未満の雑誌だし、発売元は中学生~高校生の時に読んでいたロック系雑誌「ニューミュージックマガジン」の流れを引き継いだ会社だし、買ってもいいかなぁと思ったんですが、結局買わず(苦笑 Blue Noteのレコードについては20~30歳代に買ったジャズ批評の別冊誌を持ってるんで、ほとんど名前知らない評論家氏の文章を読む必要性も興味もあんまないし、っていうことで。
で、「レコード・コレクターズ」のBlue Note Best 100のBest1はEric Dorphyの"Out To Lunch"、Best2はJohn Coltraneの"Blue Trane”、Best3はOrnette Colemanの"At the Golden Circle Vol.1”だったと思います。Best1と2は間違いないですが、3はひょっとすると記憶違いかも。まぁ少なくともBest5以内に当該レコードがあることは間違いないっす(笑 これらの3種のレコードは全て所有しております。全てオリジナル盤ではなくUSの再発盤です。Ornette Colemanのこのレコードについては過去に記事にしておりますよ↓。
Sam Riversはそれほど著名な人ではありませんが、帝王Miles Davisのライブアルバム"Live in TOKYO”に参加している人です。前任のGeorge Colemanとも後任のWayne Shorterともタイプが違うTenor Sax吹きです。私は割と好きな奏者ですが、ジジイになった今聴くとやや疲れる音楽であることも事実です😅😓 当時、隆盛を誇った新主流派のモード奏法の演奏です。Sam Rivers以外のメンバーは皆超一流。まぁ、PianoのJaki Byardは癖強い人なのでちょっとアレではあります。私が久しぶりに聴いた印象としてはDrumsのAnthony Williamsのドラミングの素晴らしさ、清新さ、繊細さなどが一番印象に残りますな。天才というしか言葉がないっす。
あ~~~、このアルバムに対する私の評価は★★★★☆です。
Discogs記載の情報を適宜編集したものを以下に貼っておきます。
"Sam Rivers - Fuchsia Swing Song"
Label: Blue Note - BST-84184, Blue Note - BLP-4184 Format: Vinyl, LP, Album, Reissue, Stereo Country: US Released: 1972年
Tracklist A1 Fuchsia Swing Song A2 Downstairs Blues Upstairs
B1 Luminous Monolith B2 Beatrice B3 Ellipsis
Companies,etc. Record Company - United Artists Records, Inc. Recorded At - Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, New Jersey
Credis Bass - Ron Carter Design [Cover], Photography By [Cover Photo] - Reid Miles Drums - Anthony Williams Liner Notes - Nat Hentoff Piano - Jaki Byard Producer - Alfred Lion Recorded By - Rudy Van Gelder Tenor Saxophone, Written-By - Sam Rivers
Notes 1972-1975 reissue on blue/white label with "A DIVISION OF UNITED ARTISTS RECORDS, INC." on the label.