新婚旅行☆パリ編☆
4時半に起床、山手線からスカイライナーに乗り継いで成田へ。（スカイライナーの中で昨晩作ったおにぎりをもぐもぐ）
10時半にエールフランスの飛行機（JALとのシェア便）に乗り込み、いざパリに出発！！！
今までに乗った飛行機ってせいぜい6時間くらいが最長で、12時間もの長旅は今回が初めて。かなりしんどかったっす…。席が残念にもジャンボの真ん中やったから、外の景色は全く見えず･･･。それでずっと本を読んだり備え付けの前のミニ画面で映画見たりしててんけど（この設備はすてきでした。ゲームもできたし、いろんな映画も見放題）、そのせいか酔ってしまって…。ふらつきながらトイレに通って吐いてしまって…一時は散々でした…。
現地時間の16時過ぎにパリに到着！！入国審査もスムーズにパス！！
でも、空港へのお迎えがなかなか来なくて、少し焦りました。
新婚旅行のくせに航空券とホテルだけのセットで7日間一人17万という格安旅行やってんけど、一応空港からホテルまでの送迎は含まれていたので、待ってたんやけど…。
一時間くらいしてやっとお迎えが来てくれました。
ワゴン車に乗って、ホテルへ。ホテルは外観はなかなか良かったけれど、中身はやはり17万のパック…というようなみすぼらしい部屋でした（－－；）へへへ･･･。
本では読んでたのであらかじめ用意はしていってたけど、ヨーロッパのホテルにアメニティグッズがついていないっていのはやっぱり本当だったのね…。スリッパさえついてませんでした…。
ホテルで少し休んでから、メトロ（地下鉄）の乗り場にてカルチ（回数券）を購入。パリのメトロは定額制で、どんな短い距離でも長い距離でも、１回乗ったら1・3ユーロと決まってるんやけど、カルチを買えば10回分で10ユーロでお得やねん。
ホテルの最寄、ブロシャン駅からメトロに乗ってローズベルト駅で降りてシャンゼリゼ通りへ。
パリのメトロは薄暗くて汚くてなんだか怖かったです。驚いたのはドアが手動式だったこと！日本でも田舎に行くと手動式の電車とかあるけど、パリという都会でしかもメトロで手動式だよ…。電車が止まりきらないうちにドアが開いたりして怖かった（；；）だんなはドアを開けるのをわくわく楽しんでたようやったけど…。
降りてからは約2ｋｍの、凱旋門へのシャンゼリゼ通りを散策。ひたすら歩く。写真撮りつつ。ヴィトンのでっかいオブジェの前とかとにかく嬉しがってめっちゃ写真撮ってしまった…。
緯度が違うから考えてみれば当たり前のことなんだけど、パリは20時くらいになってもまだ昼間みたいな明るさ。10時近くになってやっと日が暮れる…というかんじで、なんか不思議でした。
少し日が暮れる頃に凱旋門に登りました。ろうそくが灯っていてきれいでした。細い螺旋階段には目が回ってしまったけど…。
日が暮れきってないのが残念だったけど、少し灯りがともり始めたパリの街並みが一望できて感動でした。エッフェル塔も近くに見れたし。
凱旋門の後はまたシャンゼリゼ通りに戻ってビストロに入ってお食事しました。
メニューみてもようわからん…くて、適当に注文。おいしかったけど、量が多かった（＞へ＜）なんかようわからんけど、パスタを食べました。シャンゼ通りがよく見える窓際の席で、雰囲気はなかなかよかった（＞▽＜）
シャンゼリゼ通りの服屋さんとか見てから、またメトロに乗って今度はブランシュへ。ブランシュはとにかくエロイ街でしたよ…。
降りた途端に怪しいネオン。セックスショーの呼び込みにかなり声かけられ、かなりびびりながら、来るとこ間違ったかも…と思いながら「エロチックミュージアム」へ…。なぜエロチックかというと、フランスがエロチズムの最先端にあるらしい…との情報があったので（アメリを見てもわかるように）、とりあえず見に行くか…という軽い気持ちと…あと、普通の観光地は早い時間に大抵閉まってしまうので、夜からというとこういうとこしかなかったから…。
「エロチックミュージアム」は、とにかく、ようこれだけ集めたなぁ…と感心するほどくどくエロっ！！世界中のエロチック作品を集結させてるんやけど、それだけで６階分しっかり埋め尽くしてるんやもん…正直、半分くらいでかなり飽きてしまったよ…。
フェラチオ、さまざまな挿入体位のオブジェや絵画が延々と続き…。たまにレズあり…。時差ボケも相成って眠くて、眠くて…。
ふらふらしながらとりあえず全部を制覇…。
見終わってからはすぐメトロに乗ってホテルに帰りました。そして疲れて眠くてどうにもなくて、お風呂にも入らずに寝てしまいました。
新婚旅行なのに…（；▽；）
＜二日目（４月１９日）☆パリ☆モンマルトル・オペラガルニエ・エッフェル塔・セーヌ川ディナークルージング＞
朝起きてシャワー浴びて朝食。ホテルの朝食は朝から濃くてキツかった…。
８時過ぎにはホテルを出発してメトロでアメリの地、「モンマルトル」へ。
坂のある美しい町…っていうのが行く前のイメージであってんけど、なんかだいぶイメージとは違った…かも…。一応坂はあったけど、しょぼいし、ケーブルカーもちゃっちいし…。
「サクレクーレ」まで歩いて登ってんけど、途中可愛らしいメリーゴーランドがありました。あと土産やさんが結構あったけど、ヨーロッパ＝おしゃれというイメージを覆すようなダサイものばかりが売っててかなりがっかりでした。
…日本の温泉街とか京都とかで売ってそうな代物…。例えるなら「侍魂」って書いたＴシャツみたいなもん…がいっぱい並んでた。。。
「サクレクーレ」の入り口では怪しい黒人に絡まれて少しやばかった…。身体掴まれてどうしよかいな～ってかなり焦ったけど、無理やり逃げ切りました！！
「サクレクーレ」にも登って、パリを一望。眺めよしっ！
モンマルトルの次は「オペラガルニエ」へ…。
「オペラガルニエ」は素晴らしく立派な建物でした。オペラ自体はみれなかったけど（今は復元オペラのみたまに公演されてるらしい）、客席にも入れたし、満足！！
オペラガルニエ通り前のオペラ大通りは俗名日本通りと言われているとおり、結構日本人向けの店とかが軒を連ねてました。ちょっと疲れてたので、お昼は日本語ＯＫのレストランへ…。
美味しかったけどやっぱりボリュームがすごくて、きつかったっす！！だんなに無理やり食べてもらいました（＞０＜）
おなかも膨らんだところで近くにおもちゃ屋さんがあったので、未来の子どものおもちゃを買いました。ベビーカーにつける、カラフルなおもちゃ。
その後メトロで次は「エッフェル塔」に行きました。「エッフェル塔」までの道に日本紹介館みたいなのがあって、なんとなく入ってみました。
エッフェル塔はかなりの混みようでした。ついでに通り雨もあって、最悪でした。通天閣みたい…と思いましたが、通天閣って凱旋門をまねてつくったというから、まぁ似てて当たり前やよね…。
エッフェル塔にはでっかい電光掲示板があってんけど、そこに日本語で「ようこそエッフェル塔へ」と表示されてました。やや萎え…。
エッフェル塔はもちろんトップフロアまで登りました。滑車式のレトロなエレベーターの乗って上がりました。
眺めは最高！！でも高すぎて足がすくんで少し怖かった。降りるのは階段で降りたんだけど、こわかったよ。。。
その後はセーヌ川沿いにひたすら二時間くらい歩きました。歩いて歩いて歩いてひたすら歩いて、コンコルド広場とか通ってみやげ物を見つつ、この旅行の最大の贅沢！「セーヌ川ディナークルーズツアー」の集合場所に向かいました。
ツアーの集合場所からは２０人くらいの日本人の団体と日本人ガイドさんと一緒に観光バスで行動。まずはバスでシャンゼリゼ通りからパリを一周して街並みをガイドしてくれました。
パリにいるのにパリに行く気がしない…。日本人に囲まれて日本語でガイド聞いてたらね…。やっぱり自分達で行動して生の文化に触れて旅はナンボやで…ってことでフリープランにしてたんやけど、今日は中休み。たくさんの日本人の中で、かなりほっと落ち着きました。
一週間の新婚旅行で、唯一の贅沢。他は貧乏旅行みたいなもん…やから、今日はめっちゃ気合入れておしゃれして行きました。
船全体がレストランになった船に乗り込み、蝋燭のロマンチックな灯りと街並みからの灯りに灯されて、バックにはシャンソンの生演奏を聴きながら、フランス料理のフルコースを生まれて初めて食べました。
雰囲気がいいからか、だんながものすごい輝いて輝いて見えて、結婚したことが幸せで幸せでたまらない気分になった。
…でも、その幸せな気持ちは長くは続かず…。酒に弱いくせにワインを飲んだものだから、ものすごい吐き気に襲われて、トイレに通って吐いてもーた（＋＋；）
フォアグラ…初めて食べたのに…多分全部出たかも…。もったいにゃい…。
だんなもかなり酔って、おかしなふたり。らりらり～。
途中にエッフェル塔が線香花火みたいにちかちか点火して、かなりきれいでロマンチックでした。
船着場に戻ってからはふらふらしたまま送迎バスに乗り込み、ホテルへ。
今日も風呂にも入らずバタンキューだよ…。新婚旅行なのに…。いいの？だんな！
＜三日目（４月２０日）☆パリ☆ノートルダム大聖堂・サントシャペル・高島屋パリ・ルーブル美術館＞
朝起きて、やはり濃いアメリカンブレックファーストを食し、胃もたれを感じつつ、この日も朝っぱらから冒険出発♪♪
ちょっと時間が早かったので、ホテルの近くを散策。イスラム系の料理屋とか中華料理屋、スーパーとか見つけたけど、どこも早すぎて閉まってて、結局はすぐにメトロに乗り込む結果に…。
本当は「モンパルナスタワー展望台」（パリで一番高いビルらしい）に行く予定やってんけど、凱旋門にモンマルトルと前日までに結構展望スポットはまわっていたので、いいかげんもういいやろう…ということでこれはやめて、時間を他にまわすことにしました。
まずは最寄駅ブロシャンからメトロに乗り込んで、シテ駅へ。そこから歩いて「ノートルダム大聖堂」に向かってんけど…ここでこの旅で初めて、迷いました。
方位磁石と地図を見ながら歩いてたのに、途中で方向感覚がわからんようになって、しゃあないから遠足かと思われる小学生の集団について行ったら、全く目的地とは反対の方向に出てしまって…。シテは小さな島なんやけど、ほんまややこしかった…。
「ノートルダム大聖堂」はなかなか見つけられず、でも「サントシャペル」は意外とすぐに見つかったので、先にそこからまわることにしました。
「サントシャペル」はステンドグラスが壁一面に張り巡らされた教会やねんけど、ほんま、めっちゃ綺麗でロマンティックでした（＞▽＜）ｑあまりにきれいやったから写真撮ろうとしたら警備員におこられた…。
入場料いるはずやのに、何故か無料で入れました…。今日の美術館めぐりのためにあらかじめ「カルト・ミュゼ・エ・モニュマン」というものを初日につたない英語（フランス語ではない）で頑張って購入していたのに、なんか損した気持ちになってしまいました…。
その後裁判所かなんかみたいなとことかに寄った後、時間をかけてやっと念願の「ノートルダム大聖堂」に辿り着きました。
…そんなに、何がなんやというわけでもなく…感動は、薄かった…。
上まで登ってんけど、ここもまたお約束の狭くて急ならせん階段…。めっちゃ疲れました。でも景色はよかったから、まあいいか…。二度とでけへんやろう経験やし…。
その後なぜか、メトロでアーブル・コーマルサン駅まで向かい、「高島屋パリ」に行ってきました…。
なぜにフランスまで来て日本の百貨店なん？？？と思ったけど、夫がぜひとも行ってみたいと言うもので…。
メインは「プランタン」という百貨店で、「高島屋パリ」はその一角にあっただけやねんけど。まぁ、プランタンではいい買い物ができました♪♪
おしゃれな食器とかアルバムとかスタンプとか。あと、服も何着か買いました☆☆
プランタンの横にあるスーパーマーケットにも寄って、お土産さがし。外国に行ったらやっぱりスーパーマーケットに行かなね。ほんま、おもしろいもん。土産屋より格段安いし、やっぱり庶民の生活を知るならスーパーマーケットでしょう♪♪
かなり買い込んで夫の機嫌は最悪やったけど…。
荷物が多くなったので一度ホテルに戻って身軽になってから、本日のメイン「ルーブル美術館」へ。（ほんまはルーブルの前に「オルセー美術館」にも行く予定やったけど、疲れたからやめまして。。）メトロに乗って、ルーブルリヴォリ駅で降りました。
駅降りてすぐに持ち物検査がありました。駅から美術館までは近代的な建物で、おしゃれな土産店がたくさん並んでたので、ちょこちょこ入って楽しみました♪♪
ルーブル美術館の真ん中にあるダイアモンド型のインフォメーションですでに迷い…。短気な夫はイライラ…。
ルーブル美術館は裏口から入るとすいててイイとの情報があったので裏口から入ってんけど、なんか…何を間違ったのか正規の入り口とは違うところから入ったようで、またタダで入ってしまいました。（…というか、せっかく買ったカルトミュゼの登場場面がなかったということ。。）
ルーブル美術館は日本では考えられないくらい寛大で、触るのよし！写真撮るのよし！！だったので、なんとなくめっちゃ写真とって、めっちゃ触りまくりました。
「モナリザ」はさすがに混んでたけど、他は比較的空いてて、だいたい全部回れました。
「モナリザ」は思っていたより小さい絵で、これだけ何重にもガラスでカバーされていて近づいては見れないように制限しておりますた。
まわっている途中で、館内のレストランでお昼ご飯を食べました。サンドイッチのセット。なかなか美味しかったけど、ポテトチップスが多くて重かったですわ…。
一度、「メソポタミア文明」の展示コーナーでまるで樹海にも入ったかのうように迷ってしまって、同じところをぐるぐる回ってもしや遭難したのでは？？と思い恐ろしくなりました。
1時間以上はさまよってたと思うねんけど、結局らちがあかへんので、近くに出口もあったから、一度退場してから再び入場することにしました。
絵画やら彫刻やら何やらと展示物は実に盛りだくさんで、最初のうちはひとつひとつ感動しながらゆっくり見てたけど、だんだん感動も薄れてきて、最後には横目で見て通り過ぎるくらいになってしまいました…。
「ルーブル美術館」を堪能した頃にはもうかなり疲労していて、夜ご飯の時間やったけど一刻も早くホテルに帰りたかったので、直でメトロに乗って帰りました。
ホテルに帰って少し休んでから、ホテル内にあるパスタのレストランに入りました。
英語のメニューやってんけどあんまりわからんかったのと、疲れていたのとでメニュー選びが面倒になり、「本日のセット」みたいなやつを手っ取り早く頼みました。
そして来たのはラザニア。結構美味しかったです☆☆一緒についてきた棒状のカリカリしたパンも美味しかったし、ワインの量り売りっていうのも珍しかったし…。何よりウェイターの兄ちゃんがいろいろ喋りかけてくれて面白かった。…ほとんど何言ってるんか意味はわからんかったけど…。
そしてお部屋に帰って、床に着きました。この日もぐっすり眠れました。
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