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2006.06.08
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カテゴリ: 映画
あははっ、Blog始めたばかりだというのに、昨日は早速サボっちゃった・・。いかんいかん!こんなことでは存在が忘れられてしまうっ!

子どもの話なんかして取り乱しちゃって、なぜかブルーな気持ちを引きずっていたので、気分を変えて(?)昨日は若い男の子とデートしちゃったのよっ。24歳の結構イケメンなんだけど、可愛そうにホモなのよねっ。世の中の女の子がどれだけ泣いてるかっでも、あたし好みなのよね。ただ、あたしなんかもうオバサン、いえっ、オジサンですから若い人には、もっとふさわしい人とお付き合いしたほうがいいよっ、て言ってます。もちろん、いろいろ関係ができちゃってるけど、若い子はもっと遊びたいだろうし、こっちも深みにはまって棄てられちゃったら寂しいじゃないっだから、人生の先輩づらして、「もっと若い子と付き合いなよっ」って言っちゃう。すると彼「僕のこと嫌い?」って、うるうるするのよっ!もう可愛くって抱きしめてあげたくなっちゃうのよねぇ~っ!!えっ!?オカマのオノロケ話なんて聞きたくないっごめんなさぁぁぁいっ

「いやだっ」 って言ってやった。「何で嫌だ?」「もうみたっ」「んじゃぁもう一回見よっ!おごるからさっ」「絶対嫌ぢゃっ!」「そんなこと言わないでさぁ 」「ネタばらすぞっ!」 、その一言でやっとあきらめてくれた彼。(よくこんなあたしに付き合ってるよっ・・。)「じゃぁ何が見たい?」って聞いてきたから、すかさず「これっ」とポスターを指差した。その映画の名は『THE OMEN』。「ほっ、ホラーじゃんっ」逞しい体格の割りに小心者の彼・・。そこがまた可愛いんだけどねっ、で、嫌がる彼を無理やり映画館に連れ込んで鑑賞っと相成りましたっ

オーメンは1976年に公開された、『エクソシスト』と並ぶオカルト映画の金字塔的な作品。実はあたしイチオシの映画のひとつなのよね。これのリメイクだっていうんで、期待半分、不安半分で見たわ。

それにしても、最近の映画界って、ネタ切れなのかしらねっ!やたらとリメイクはやってない?『キングコング』といい、『ポセイドン』といい・・。『ポセイドン』は未見だけど、『キングコング』とか、オリジナルを見たときの感動や衝撃といったものを踏みにじってくれる作品が多いだけにリメイクってのはどうも好きになれないのよね・・。でも、ついつい見てしまうのが悲しいトコ・・。

さて、『オーメン』よっ。先に全体の感想を言っちゃうならば、「良くできてるけど 地味 。」もともとストーリーは面白いので、見れちゃうんだけど、オリジナルを見て感動した者の視点でみちゃうと、どうにもテンポがゆるく感じちゃう。もちろんオリジナルも76年だから残酷描写は控えめなんだけど、このCGのド派手映像全盛の時代だというのに、このリメイク版もとっても控えめ。ただ、ストーリーは、ゾッとさせられる怖さでないけれど、悪魔の子の出生の秘密を探ろうとする展開が面白いので、オリジナルを見ていない人がこの作品を見てどう感じたか、感想を聞いてみたいわっ・・。

「ダ・ヴィンチ~」の時にも書いたけど、原作があると原作と、オリジナルがあるとオリジナルと比較してみられてしまうのが映画の厳しいところ。あたしもそういう先入観で見ないように気をつけようと思うんだけど、この映画のオリジナルが大好きだったからついつい比較しちゃった・・。

アメリカのローマ大使館員ロバート・ソーン(後にイギリス大使)の子は出生後まもなく死亡。ソーンは病院の神父の勧めのまま、出生後母親が亡くなった子どもを妻にも内緒で自分の子として育てる。この子はダミアンと名づけられるが、5歳になったときから、ダミアンの周りで次々と異変が起こる。彼の出生の秘密を握る神父やら、カメラマンやらが次々と変死。妻までもが亡くなり、ダミアンが悪魔の証拠である666のアザを頭に発見したソーンは聖なる短剣でダミアンを刺し殺そうとする・・。

こんな内容。まず、物語の主人公でもあるダミアン。子どもがいたいけなだけに、その子が実は悪魔の子で、恐るべき力を秘めているというのがゾッとさせられるわけだけど、今回のダミアン役の子はちょっと怖い。顔が怖い。というか冷たい。いたいけさがあたしには感じられなかった。はじめから悪意が感じられてゾッとこないんだなぁ。オリジナルのダミアンは、すごく可愛い。いたいけ。だから、映画のラストで“ニコッ”と微笑む、印象的なシーンがすごく生きてくる。今回のダミアンもラストで微笑むけど“ニヤッ”なんだな・・。もう悪魔の子なんだな。それぢゃぁ怖くないのよ。逆に・・。ロバートがダミアンを刺し殺そうとする場面だって、オリジナルでは“だめぇっ!かわいそうでしょっ!あんたが育てた息子よっ!」って悪魔の子に同情してしまう自分に気づき、ハッとしてしまうのに、今回は「早くトドメをさせぇっ!」て思わせてしまう・・。反比例の生む恐怖ってものを生かして欲しかったわ。

登場人物はオリジナルは最高だったけど、今回も演技の上手い役者がそろっていたのは満足。ロバート・ソーンはリーヴ・シュレイバー。『スクリーム』のどこか変態めいた役で印象が強い彼だったけど、今回はまた違うキャラを上手く出してました。ただ、彼の代表作となるかというと微妙。オリジナルは名優グレゴリー・ペックだったわ。ペックは『ローマの休日』のヘップバーンの恋人の記者役の彼だから、『オーメン』の時には60歳だったのね。でもすごく気品に溢れているし、慈父のようでもあったわけ。だからダミアンや妻に与える愛情も暖かいものが感じられるのよ。そういった感じはシュレイバーにはまだまだ出せてないわね。ちなみにペックは『オーメン』にめぐり合うまで役者稼業は下火だったけど、『オーメン』で見事復活を果たし、彼の代表作となったわけ。ダミアンの乳母、実はダミアンの取り巻きに、名女優ミア・ファーロゥ。彼女もオカルト映画の代名詞『ローズマリーの赤ちゃん』のとってもかわいそうで華奢なヒロインだったけど、年が経ち、老婆になると、凄みがあったわ・・。女ってこうも変わるものかって・・。女が変わるのか、女優だからなのかはわからないけど、髪の毛振り乱して襲い掛かってくる姿は尋常じゃないわ。
)彼が神父を演じるってのは、最初笑っちゃったけど、結構上手いのね。いつも銃ぶっ放してるようなのが、ビクビクおびえる神父を見事に演じてた。彼は避雷針に串刺しで死ぬんだけど、この映画一番のショックシーンかな。そのほか、ダンブルドア先生(『ハリー・ポッター』)やってたマイケル・ガンボンやらアズガバンの囚人で狼男みたいのやってたディヴィッド・シューリスがロバートと秘密を探るカメラマンで好演。きっとキャスティングスタッフはホラーとハリーポッターが大好きだったんだろう・・・。

映像は極めて綺麗です。イタリアの寒村、ロンドンの寒さげな公園などなど。冷たさを感じるような映像に仕上げてたのかな。ソーンの妻の幻想(ダミアンに襲われる夢)も、色合いなんかが綺麗。ただやっぱり全体的に冷た~い映像。シャープな映像といった方がいいかな。

オリジナルと違うのは音楽の力・・。オリジナルの音楽はとにかくコワイのよ。悪魔をたたえるコーラスがワーワーッ!って。この音楽があるとないとでは印象がかなり違う。今回のはやっぱり最近の映画と同じくゴーっ!と大音量で音楽、というか音がなってるだけ。印象にちっとも残らない。そうそう、とにかく今回の映画は大音量でビックラかしていた感じを受けました。だから一瞬ショックを受けるけどすぐ冷める、みたいな。オリジナルは悪魔達がおりゃぁおりゃぁおりゃぁ~っと後押しされているような嫌な恐怖感を抱かせるんだよね。ちなみにこの音楽は巨匠、故ジェリー・ゴールドスミス。巨匠の数々の名曲の中で唯一アカデミー作曲賞を受賞させた作品でありました。エンドタイトルで、その巨匠がオリジナル時代に作曲した楽曲が聴けるよっ!映画は終わるまで席立たないでね

そんなわけで、見終わった後の彼の弁 「なぁんだぁ、ぜんぜん怖くないじゃん」 とのこと。



多分あんまりヒットしないだろうなぁ

満足度:





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Last updated  2006.06.08 20:21:27
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