こにまり夫妻の子育て日記

出産退職後の社会保障


最後の勤務先は派遣会社の派遣社員。
35ヵ月間働き、妊娠33週6日で退職しました。
退職=収入ゼロ、と思い込んでいた私は、すぐに夫の扶養家族に入るつもりでした。

・・・が、
出産にあたって、加入していた保険組合から、出産一時金と、出産前後に就業できない間の保障としての「出産手当金※」がもらえるのです。
そして、産後8週を過ぎれば、失業保険ももらえます。

※産前6週+産後8週の仕事に就かなかった期間に支給されるお金。
 金額は、1日につき標準報酬日額の6割。

このような保障があるため、私の夫の保険組合には「扶養家族」として認められませんでした。
・・・となると、保険はもちろん、年金も3号にはなれません。
自分で直接国民年金に加入しなければなりません!わぁお!

この事実を知ったのが退職3日前。
偶然にも夫の会社の先輩に、同じタイミングで同じ理由で奥様が退職なさる方がいたため、
親切にいろいろと教えてもらえたのでした。あぶないあぶない。

当初「扶養に入れない」と聞いたとき、現在の健康保険を任意継続するしかないと思っていました。高い保険料を払わなくてはなりません。

しかし、次の日にその先輩から改めて話を聞くと、奥様は「国民保険」に加入することにしたそうです。
月々の保険料はずっと安いとのこと。
そして日払い計算をしてくれるので、脱退するときも損がないことを教えてくれました。
それなら私も、国民保険決定です。年金と一緒に区役所で手続きをすればよいとのことです。

退職した次の日、会社に終了手続きに行きました。
保険証を返却し、年金手帳を戻してもらいました。
離職票※も一緒にもらえると聞いていたのに、、、
「最終月の給料が確定していないので、確定し次第、速達で送ります」とのこと。

※離職票は、失業状態であることの証明なので、
 失業保険をもらうのにも、国民保険に加入するのにも必要。

えーーー、それじゃ国民保険にすぐに入れないじゃないかー!!
えーーー妊婦なのに・・・。年金も大丈夫だろうか??
最近TVでも年金の話はよく見かけます。
私のように、結婚したり、退職したりする人は、手続きが煩雑になりますが、
年金を納付するのに1日も「ブランク」があってはいけないと聞いたことがあります。

そんなこんなで、離職票が届くまでの「ブランク」が不安だった私は、
早速次の日に区役所(主張所)へ行きました。
「出産のため一昨日退職したのですが、離職票は後日郵送と言われました。
 でも出産間近で保険がないのが不安なのですが、どうすればよいでしょうか?」
と窓口で聞きました。

答えは簡単。
「それでしたら、こちらでお勤めになっていた会社へ電話しまして、退職日の確認をさせていただきます。
 確認ができたらすぐに手続きいたします。」
オー!!来て良かった!!

さっそく会社に電話してもらい、無事年金も保険も即日手続きできたのでした!
やっぱり直接聞いてみるもんだ。

【まとめ ~東京都某区の場合~】
-私のケース
・35ヵ月派遣企業で勤務
・妊娠33週で退職
・保険組合からは、出産一時金+出産手当金(産前6週+産後8週分)が支給される
・産後8週以降、失業保険の給付を受ける予定

・上記の収入状態から、夫の保険組合には扶養家族として認められない
・最終月の給料が確定していないため、離職票は後日郵送

-対処
・退職2日後、すぐに区役所へ行く。
 離職票がないが、「国民年金&国民保険のブランクが不安」と告げる
 ↓
 役所の担当者が会社に電話し、退職を確認してくれた
・国民年金、国民保険加入手続きは即日完了。保険証も即日発行。
・年金と保険は振込用紙が後日郵送で来て、自分で振込むのが基本。
 銀行の窓口で申し込めば、自動引落しも可能。
 しかし、年金は6ヵ月や1年分一括で支払うと割引されるので、私は一括振込みにすることにしました


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