愚者の日々…想うこと

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まんまんでー

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と、いつもの場所よりも少し離れた海辺に行った。

我が地元は何処に行っても中途半端な田舎町・・・

夕暮れをまちながら、あっちでパチリ、こちらでパチリ

少し場所を移動していよいよ陽も沈みかけ

絶好のシャッターチャンス！

パチリ、パチリ、パチリ・・・？？？

ワン、ワン・・・「こらァ～ボス（犬の名前）吠えるな！」

素知らぬ顔をして、パチリ、（ん～もうちょい、こっちかな？）

デジカメから目を離して辺りを見回したら

いるわ、いるわ・・・犬を連れた人達が・・・

連れている犬の種類も色々だ。

「ジョン君（犬の名前らしい）のお母様、こんにちわ、
その後、お腹の具合はどうですか？」

「ええ、お陰様で、パパがお菓子なんて食べさせたものだから」

「でも、たいしたことなくって良かったですわねェ～
困ったパパさんでちゅね～ジョン君」

「ホント、何考えてんのか。うちのパパは、よりによって
ガムなんてジョンにあげたりして・・・」

私・・・・・・・・・・・

キタ～～～・・・やっぱり来たよ～～～

さっきからこの人（ボスのママ）

私のことをジロジロ見てたんだよなぁ～

返事しないわけにもいかないでしょ、ここは！・・・

私）夕焼けです！今日はとってもお天気が良いものですから

私）　そうですけど？？？

ボスママ）　やっぱりィ～～～きゃあ・・・懐かしぃ～～私解る？

知らん、知らん、私なんて奴は・・・

知らん？？？って？

ちょっと・・・まったああああ～～～。

え～っと？誰だっけ？

ボスママ）私よ、ホラよく遊んであげたでしょ・・・しかし、

　　○○ちゃんは変わらないね・・・昔のままじゃん・・・

私の脳裏に幼い頃の自分がの姿が浮かんでくる・・・が

が、・・・・

が、・・・・ボスママの名前が・・・

思い出せな～い

・・・仕方ない何とか話を合わせよう・・・

私）そう、そう、もうひとりいなかったっけ？

　　よく遊んでくれた人・・・え～っと？

　　名前・・・なんだったかしら？

ボスママ）あ～～あ、いるよ。そこに・・・

　　　ジョン君のママだよ。ほら、△ちゃん！

私）　△さん？・・・そうそう、確かそんな名前だったね。

ボスママ）大きな声で、△ちゃ～～ん！ちょっと来てみてェ～～

私）　いいよ、いいよ～呼ばなくっても、

　　　まだ夕飯の支度しなけりゃいけないでしょうから。

ワン、ワン。　　ワン、ワン、ワン。

△さんがやってきた・・・私の顔を見るなり、

ボスママと同じ言葉とリアクション・・・

ジョンママ）　□さんよく解ったわね、○○ちゃんだってことが。

ボスママ）　だってこの子、昔と全然変わってないじゃないホラ！

　　スタイルとか、一風変わり者みたく夕日の写真なんて撮ってるし

　　まあ・・・顔は若干？シワが増えてるかも・・・

ジョンママ）　ホントだ・・・○○ちゃんだ・・・変わってないねェ

　　　　いつこっちに戻ってきたの？

あ・・・だから地元の田舎って、嫌なのよ～～～

直ぐにこれだもの・・・

わん、わん、　　ワン、ワンワワワン、わん。

ワン、ワワワン、ワンワン、わん、わわん～ぅ！

丁度良い具合にボスとジョンが吠え始めた

お腹が空いたのか、それとも？

私の胸の内を察してか？・・・

賢いワンちゃん達だァ・・・

ボスママ）じゃまたね・・・いつもここにきて

　　　　この時間にボスのお散歩してるから～

ジョンママ）もう少し話したいけど、私もジョンの

　　　　お散歩に来てるから、いつでもここにいらっしてね～

　　　　また、色々お話したいし・・・

あ～～せっかく良い場所を見つけたなァ・・・と

思ったのも束の間・・・世間はそんなに甘くはない

公共の場所とはその様な場所なんだから・・・

しかし・・・

ボスママとジョンママの幼馴染みに出合うとは、

想像すらしてなかった・・・

あの二人・・・わたしのオモチャを取り上げては

あそんでたよなァ・・・おやつだって、

いつも、もっておいで～とか言われて・・・

もってこなけりゃ、遊んであげな～いなんて・・・

確か、言われてたような気がする・・・

しかし・・・

二人ともいいおばさんになってたよなァ・・・

それは、お互い様でしょ！

年齢は私の方がうんと若いんだからと

張り合ったところで、

大して変わるわけでもなし。

と、いった偶然の出来事があったというだけで

たいした日記ではありません。

１０月１９日