愚者の日々…想うこと

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まんまんでー

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＜公園で出会ったお爺さん＞

駅、バスの停留所、スーパーや、公園・・・

色々な場所で、多種多様な人達と出会います

車移動では出来ない体験や、

余り聞けない世間話・・・等々

公園を散歩しながら

いつものようにデジカメのシャッターを

押している私に背後から、

声を掛けてくるお爺さんが

オバサマに手を引かれて、傍に来ました

お爺さんの手を引いていたオバサマは

どうやらお爺さんの娘さん？

息子の嫁さん？らしかった。

ここからはお爺さんの言葉が方言になります。

＜出歯亀・・・？＞

爺「何を写しとるんだね？」　

私「公園の風景です」

爺「ふ～ん、物好きなんじゃね」

私「そうですかぁ～楽しいですよ」

爺「アンタ、写真屋か？」

私「ぶっ！違いますよ・・・」

爺「その手にもっとるやつで、写すのかね？」

私「はい、そうですよ。デジカメです」

爺「出歯亀？・・・フォ、フォ、フォ・・・」

嫁「お爺さん、違いますよデジカメですって！」

私　内心・・・でばかめ・・・って、覗きの・・・

爺「フォ、フォ・・・アンタ出歯亀だったのかい？」

嫁「お爺さん！カメラですよ・・・カ・メ・ラ・・・

ごめんなさいね。耳が少し遠いものだから。スミマセン」

私「いえ・・・お気になさらないで下さい」

爺「カメラ？・・・あぁ、写真機のことか？」

私「そうですよ。写真機ですよ～（汗）」

爺「どんな風になっとるんだか、チョット見させてくれんかいの？」

嫁「お爺ちゃん！もう行くわよ・・・スミマセン」

爺「チョット興味がある・・・いかんかね？（駄目かね）」

私「いいですよ～。ホラお爺ちゃんコレがこうなっててさぁ・・・」

爺「ほ～、ほ～、ほえ～、そいでアンタはこれを覗いてたんか？」

私「そうですよ～（ニッコリ）でね。ここを押すんですよ～」

爺「やっぱり、アンタ出歯亀だったじゃないか。フォ、フォ、・・・・」

私「・・・汗・・・」

嫁「・・・汗・・・」

爺「フォ、フォ、フォ・・・出歯亀か・・・フォ、フォ・・・」

お爺さんの嫁さんらしき人は

大慌てで私に何度でも頭を下げる・・・

気の毒・・・というよりも可笑しくなってしまって

「ははは・・・・」私は不覚にも、

馬鹿笑いしてしまった・・・

私「あ～可笑しい・・・ところで、お爺ちゃんは

お幾つになられるんですか？」と話を逸らす。

嫁「来年９０歳になるんですよ・・・」

私「お元気で何よりですね、またお会いしましょう。では」

嫁「お爺さんが失礼なこと言ってスミマセンでしたねェ」

私「いいえ、楽しかったですよ・・・父親を思い出しました」

嫁「また、お爺ちゃんに会ったら声掛けて下さい。喜びますので」

私「お爺ちゃん、またね。」

「フォ、フォ・・・フォ」と笑いながら

手を振ってたお爺さんの手・・・

とても印象的でした。

素敵な出会いがありました。

まだ他にありましたけど今回は、

この爺ちゃんの聞き間違いの話で・・・

また次回の更新にて続きを書きたいと

思っています。

今日はお天気が良いのでお散歩に行ってきます。

えっ？その公園に・・・と誰か聞きました？

勿論、その公園にです。

お爺ちゃん・・・来てるかなぁ・・・

では、行ってきまーす。