愚者の日々…想うこと

PR

Calendar

Profile

まんまんでー

まんまんでー

Archives

2025.12
2025.11
2025.10
2025.09
2025.08

Favorite Blog

名古屋市 名古屋マ… New! トンカツ1188さん

殿上人日記 夢穂さん
いちご♪いちえ いちごけ~きさん
タッチャン2さん
心身爽快ヨガノート nobo∴さん

Comments

まんまんでー @ Re[1]:お向かいさんの家に‥(11/10) トンカツ1188さんへ こんばんは。 昨日…
トンカツ1188 @ Re:お向かいさんの家に‥(11/10) こんばんは 平野部でも 銀杏の木が 変…
まんまんでー @ Re[1]:空き地に咲いてた彼岸花(10/02) トンカツ1188さんへ こんにちは。 4か所…
トンカツ1188 @ Re:空き地に咲いてた彼岸花(10/02) こんばんは 糖度の高い 果物 食べられ…
まんまんでー @ Re[1]:空き地に咲いてた彼岸花(10/02) トンカツ1188さんへ ご無沙汰しておりま…

Keyword Search

▼キーワード検索

2009.11.29
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類




今はビル街になっている

交差点に立って、そこに昔、何があったか…

思い出そうとしても、何ひとつ思い出せない。

どんなお菓子屋や、どんな事務所や文房具店が

どんなに雑多な店舗が、そこにあったことか…

きっと毎日それを見て通ったに違いないのに、

さて今、

この巨大なビルのところに、

何があったろう…と思っても何一つ思い出せない。


見慣れていた町の一角が、

ある日から、少しずつ取り壊される

少しずつ、少しずつ…

ある朝、

それはすっかり空き地になる。

空き地を見るのを慣れているうち、

ある朝、

建築がはじまっているのに気がつく

少しずつ、少しずつ…建築がすすんでゆく

突然それは巨大なビルになってしまう

あるのは巨大なビル。


過去なんてものは、もはやどこにもない…

ひとりの通行人の心のなかにさえもはやない。

あるのはただ巨大なビル…ビル街。


詩…黒田三郎

久し振りに黒田三郎の詩を載せました。



私が生まれ故郷に戻って

三年の月日が流れました。

田舎なので町は驚くほど変わってはいないが、

この詩にあるように、

高校生の頃、毎日眺めていただろう場所に

今はマンションが建っています。

かつて此処に何があったのか…と

思い出していました。

でもその場所に何があったのかは、

ハッキリと思い出せません。この誌と同じです。

私にも

記憶に残って忘れられない風景と

毎日見ていたはずなのに

記憶に残っていない風景がある…







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.11.30 14:06:14
コメント(8) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: