うっちのひとり言

うっちのひとり言

演劇

【劇部】

「激しい部」では無く、「演劇部」のことですね。

高校の時に唯一入った部活です。
きっかけは友達が入っていて「面白いからおいでよ」と言われたから。
あっと言う間にどっぷり演劇の世界にはまりました。

当時うちの部の先輩達は「第三舞台」という劇団の大ファンで、影響を受けて私もファンでした。
真夜中に「IQエンジン」と言う、伝説のクイズ番組ありその中に「第三舞台」の役者さんが出ていた為、その番組も大好きでした。
だから高校の時に使った台本も「第三舞台」の物が多く、私の初舞台は
「モダンホラー」という作品の「ババアンリー」とい言う「ビビアンリー」が歳をくって婆になってしまったという役でした。

今でも「第三舞台」出身の役者さんは大好きで、
大高洋夫さん、小須田康人さん、長野里美さん、筧利夫さん、勝村政信さん、筒井真理子さん、京晋介さん、山下裕子さん
が出ている番組や舞台を見ると嬉しくなってしまいます。

部活時代はコンクールで「努力賞?」みたいなものも頂きましたが、後から考えるとたいした賞では無かったなぁと。。。

実は部活は引退公演の前に辞めてしまいました。
理由は内部の人間関係がめんどくさくなったから。。。

でも途中で辞めてしまったことは今でも後悔してます。




【劇団】

看学を卒業して総合病院に就職しました。
そこは4年弱勤めたのですが、時々演劇を見に行ってました。

ある時偶然見に行った「キャラメルボックス」(以下キャラメル)という劇団の舞台で、また演劇熱が再燃しました。
その時見たのは「不思議なクリスマスの作り方」という舞台で、スヌーピーを演じた西川浩幸さんの可愛らしさは最高でしたね。

そしてその演劇熱は徐々に燃え上がり、ついには「役者になりたい」という所までいき、仕事を辞めました。

仕事を辞める前の年、月平均4~5本の舞台を見に行ってました。
舞台を見に行くと決まって織り込みチラシが入っていて、その中にキャラメルの役者さんのワークショップ募集がありました。

ワークショップって何?と聞かれると説明に困るのですが第三舞台の鴻上尚史さんいわく
・「こえ」や「からだ」を自覚し、解放し、遊ぶこと
・「こえ」や「からだ」を使って、より楽しく、より深く、より多様に表現できる方法を学ぶこと
・演劇的手法を使って、表現力豊かな人間になること
・遊びながらコミュニケイションのスキルを磨くこと
となるようです。

でもって私はキャラメルの近江谷太郎さんのワークショップに参加しました。
このワークショップ現在も続いているのかは?ですが、一応私達は第一期生でした。

最初はものすごく辛かったです。
毎回緊張して、厳しさに泣いたこともあったし。
泣きながら台詞を叫び、叫んでいるのに「聞こえねぇ~よ!」と言われたり。。。

後で聞いたところによると、最初はわざと厳しくしていたそうです。
「この世界はそんない甘くない。役者になりたいなんて諦めたほうがいい。」という気持ちだったらしいです。
でも途中から「せっかくお金を払って習いに来てくれてるんだから、楽しくしよう」と方針が少し変わったみたいです。

だから途中からはとても充実したっていうか、段々と楽しくなっていきました。

そのワークショップ後に、何故か「TEAM・発砲・B・ZIN(チームハッポウビジン)」という劇団のオーディションを受けました。
発砲のオーディションは一時(書類)審査を通って、二次(実技)審査を受けましたが見事に落ちました(;^_^A

その後本当はキャラメルのオーディションを受けるつもりが、これまた何故か?
「TOKYO PABLIC THEATER」 という所が企画した劇団のオーディションを受け受かりました。
というか、受けた人全員合格だったんだけど。。。

この劇団、企画ものだったんだけどすごかったのが、座長はM.O.P.の三上市朗さんと、遊気舎の久保田浩さんと超豪華!
「二人座長劇団」としてスタートしました。
後に二人の名前から名づけた「アトブキマキーム・イショリホリーチ」という長ったらしい名前の劇団名になりました。

アトブキは2000年7月に下北沢にある本多劇場で、最初で最後のやり逃げ公演をして解散になるのですが、
私はこれも途中で退団してしまいました。

理由はいろいろあったけれど、多分
「自分には役者は向かない」ってことと「演劇の裏を見たら満足してしまった」ということ。
裏って言っても実際はワークショップに参加するとこまでしか経験できなかったんだけど、それでも十分満足しちゃったのね。

実はこの劇団に在籍中に、「TOKYO PABLIC THEATER」から声がかかりイベントに参加しました。
そのイベント(決して舞台とは呼べない)で本多劇場に立ち、ピエロの格好でパントマイムをやりました。
パントマイムは小学校の時から鏡を見て、壁の練習してたら出きるようになりました(*^^*)

余談ですが、このイベントは「お笑いと演劇とダンスの融合」とかデカイこと言ってまして、まだ人気が出る前の「はなわ」も参加してました。
しかも「佐賀県」を熱唱してました。(あの曲演歌並に歌い続けてヒットしたんだね)



【好きな劇団】

もちろん一番は今でも「第三舞台」です。

あとは「キャラメルボックス」も好きですが、それ以上に好きなのが「M・O・P」と「遊気舎」ですね。
自分がアトブキに入ってたこともあるけど、一度見て頂ければこの二つの劇団の良さは分かっていただけると思います。
他にも「大人計画」「ナイロン100℃」「ショーマ」「涙目銀座」「TEAM・発砲・B・ZIN」。。。etc。

今でも観劇は大好きです(やっぱり小劇場系が好き)。


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