感謝と思い出と、そしてイライラ

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2011/04/03

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沢山の方々より
お見舞いのメッセージを頂戴しました。

こんな関東の片隅に
細々と生きるおばさんにまで。。。
本当に感謝の念でいっぱいでございます。

ありがとうございます。

私は八戸市の出身ですので、
岩手三陸には若い時分の思い出が
語り尽くせない程沢山あり、
この惨事にはやりきれない思いでいっぱいです。

当時高価だったため
カメラひとつ持てなかった貧乏カップル。

紺碧に輝く海と空。
この景色を一生忘れまいと
眼の奥にしっかりしっかり焼き付けたちぇる夫婦でした。

その甲斐あって、
今も私の中には美しく穏やかに
あの海は広がっています。

しかし、
被災地の方々の悲しみや
不安な思いを理解しながらも、
いつも通りにやってくる日常の生活。

未だ続く余震にドキドキし、
計画停電の過ごし方もうまくなり、
たまに大笑いしては
後ろめたさを感じてハッとしてみたり。。。

それでも少しずつ
世間は明るくなって来ているようで、
苦しいとさえ感じたＡＣのＣＭが新バージョンになりましたね。

けど…だけどだけど、
おばさんは、
そのＣＭの一つになんとなくイライラ。

励ましているのか
説教コイテいるのか。。。

いっそ普通に音楽だけとか、
映像のみにしてほしいと思うのは
このオバサンだけなんでしょうね？
きっと。

ここ数年
「節約疲れ」という言葉さえ生まれるほど、
日本は不況と言われていたはず。
日本経済への危機感は
ほとんどの国民が感じていたはず。

確かにそれでも今思えば、
断然恵まれた生活であったと
改めて気づいてはいるのですが。。。

不景気の下積みのお陰で、
今国がこんな事態でも
他国が驚くほどの冷静さがあると思うのですが。。。

日ごろから
頑張っているんですと言いたい。

しか～し！
何不自由なく育ったような、
生活苦とは全く無縁の女優さんのその手には、

「必要がないのに買うのはやめよう。」

なんてカード。

おまけに「それ本当に必要ですか？」と語りかけられると
無性に腹の立つおばさんがここにひとり。

ハイ、わかっております。
むやみに買占めする輩への警告だという事ですよね？

でもね、
いくらノーギャラ（安ギャラ？）とはいえ、
というかそれでも困らない方なのでしょうが、
他に人材はいなかったのか？？？

そして
頑張れ日本！頑張れ東北！
と言うより、

しっかりせい、政治家達！

と言いたいおばさんでした。

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