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作家の塩野七生さんが、新作のことについて、このようなコメントを言っていた。
「最初にルネサンスを書き、次に古代ローマを書き、その間にできた‘すきま'の
時代を埋めたかった。」
塩野さんは書く側だが、読む側の僕も‘すきま'を埋めようとしたことはある。
(一緒にするな?)
日本の歴史小説をよく読んでた頃、戦国、幕末から始まり、飛鳥奈良平安の
あたりも読んで、鎌倉や室町も少しだが読んだ。
日本の歴史、約2000年をぎっしりではないにしても、興味がありそうな
出来事や人物中心に読んでみたいと思ったのだ。
(ただし、明治維新以降は除く。)
どの時代もそれなりに、小説として描かれている作品はあるが、
南北朝時代は、極端に少なかったと思う。
いろいろ調べたりした。(まだ、インターネットは家に無かった。)
そんな時、北方謙三がその時代を書いてるのを知ってうれしく思ったのを
覚えている。
小説として書かれてない出来事や人物があったら、どなたか書いてほしいと
つねづね思っている。
それが、「竜馬がゆく」や「宮本武蔵」みたいに傑作だったら、最高にうれしいですね。
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