ゆっくりのんびりいきましょう♪

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はじめに



4歳の幸生は、自閉傾向のある男の子です。
2004年1月にドクター診断を受けました。
その段階では、「障害」とは言い切れないという判断でしたが、会話の不自然な発達、コミュニケーションの発達の遅れなど自閉的な要素を持ち合わせているため、要観察状態。
2歳を過ぎた頃から、幸生の成長の仕方にどまどいを感じ、
育てにくさもあったことから、「何故?何故?」と翻弄する毎日を
送っていました。

怒っても笑い続けるコウ・・・
返事をしてくれないコウ・・・
お友達と関われないコウ・・・
気がつけば目線を合わせることを避けるようになっていたコウ・・・
興味のあること以外は、全く聞こえないようなそぶりをするコウ・・・
キャッチボールができないコウ・・・
追いかけっこができないコウ・・・

どんどん成長をしていく周りのお友達から、取り残されてしまったコウを抱え、集団に入れば何かが変わるかもしれないと挑んだ幼稚園面接で、「専門的な機関に見ていただかなければ、集団生活はできませんよ」というまわりくどい指摘を受けることになりました。
そして3歳児検診で、内科の先生から「自閉症です」という、言葉が・・・
紹介された療育センターでは、駄目押しのように、「自閉的傾向があるのは間違いありません」と断言されました。
その告知を打ち消したいと思うばかりに、狂ったようにネットでの検索をはじめ、専門的な知識を得ようすればするほど、絶望の文字が頭に焼きつきました。
「ちゃんと生んであげられなくてごめんね」とコウを抱いて何度泣いたことか・・・
コウの将来を考えば考えるほど、落ちていく私を救ってくれたのが、同じような境遇を抱えていらっしゃる親御さんが運営しているサイトでした。
諦めないで、可能性を信じれば、きっとコウは成長してくれる!
そう思えたことで、どれだけ心が軽くなったことか・・・
それからというもの、「なんでわからないの?」が「わからないなら教えてあげるよ」と
いう気持ちに変わり、言葉がけを変え、遊び方を変え、私なりの関わり方を見つけ、悪戦苦闘の日々を送っております。
たぶん、コウが普通の子であれば、きっと見逃してしまっていた小さな成長・・・
コウは日々の生活の中でたくさんの幸せを私に与えてくれます。
そんな成長記録を残したくて始めた成長日記、お見苦しい点が多々あるとは思いますが、同じような境遇の親御さんたち、また、お子さんの成長をご不安に思っている方たち、そして、自閉症を知りたいと思っている方たちとの交流の場になれば、幸いです。
このHPはあくまで、私の私見であり、専門用語の使い方が間違っていたり、解釈が間違っていたりすることもあるかと思います。
また、自閉症は十人十色と言われているだけに、コウにとって合っているやり方が、他のお子さんに合うとも限りません。
その点はどうかご了承ください。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。


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